尼崎事故ーー「戦争は地獄」「職場は地獄」


ベトナム戦争の末期、アメリカ軍兵士はヘルメットに「戦争は地獄だ」(ロゴの写真)と記した。戦後4番目の大事故となった尼崎事故、その原因がメディアで取りざたされているが、c0013092_135216.jpgJR西日本の「職場は地獄だ」。強制懲罰による人間管理は自殺者を生むだけでなく、必ず周囲に人災と犠牲者をもたらす。「日の丸」「君が代」の強制、教員に対する懲罰は既に自殺者をだしている。国の将来を担う生徒に人災が及ぶことが予測される。極端な愛国主義、愛社主義は危険きわまりない。ひとたび組織的に走り出すと地獄を見るまで止まらない。JR西日本では「日勤教育」という人権侵害の懲罰が職場で行われてきた。この凄惨な事故をきっかけに内部告発により明らかになった。やはり、自殺者の遺族との間で裁判になっている。「日勤教育」の実態は国鉄時代のマルセイ運動がそのまま職場に根付いたものだ。当時、政府は国鉄の民営化を強行するために反対する国鉄労組に分裂攻撃をしかけた。国労のバッチを付けているだけで国労組合員を密室に監禁、職場から隔離した。そして、国労をつぶすために「日勤教育」とおなじやり方で、終日反省文を書かせるなど見せしめのための懲罰を科していた。屈服して組合を脱退するまでリンチ懲罰は続いた。仕業の醜悪さはアブグレーブ刑務所の米兵とどこが違うのか。JR西日本労組はぜひがんばってこの人権侵害の「日勤教育」を告発し、廃止するために闘って欲しい。職場に基本的人権がなく、懲罰管理とダイヤ優先主義がまかり通るならば事故は再発し、また乗客が犠牲者になる。事故は運転手の責任と言わんばかりの冷血な社長、この懲罰システムを指揮命令した悪魔の最高責任者(写真左垣内社長)
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そして直接犯行を実行した管理職たち、地獄の小悪魔たちを職場から追放して、仲間の職員を地獄から救出して欲しい。これが尼崎事故の教訓であり、106名の死者と多数の重傷者に対する償いだと思う。死者だけでなくその家族の悲しみ、経済的苦痛など二重三重の災害が襲いかかっているのだ。でないと黙認している労働組合も共犯者と言われますよ。
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by daisukepro | 2005-04-30 01:39 | マスコミ


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