新「日の丸」「君が代」の強制シリーズ

新「日の丸」「君が代」の強制シリーズ
 
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新聞報道によると、「都教育庁は26日都内の公立小・中・高等学校の卒業式、入学式での「日の丸・君が代」強制の「実施状況」を発表した。
今年の入学式、卒業式で「日の丸・君が代」強制に従わず、起立斉唱しなかったり、ピアノ伴奏を拒否した教員は卒業式で53人、入学式で10人にのぼった。入学式では不起立が9人、ピアノ伴奏拒否が1人。
教育委員会はすでに卒業式で不起立などの53人を減給、戒告などの不当処分している。入学式の10人についても処分するという。教育委員会は「引き続き学習指導要領に基づく卒業式、入学式を進めたい」とのべ、日の丸・君が代の強制を続ける考えを明らかにした」
日本の進路選択をめぐる教育現場の弾圧である。

9・11同時多発テロ以降、「靖国改憲派」は東京裁判や日本国憲法を強制されたものとして新憲法に対する憎悪をあらわにしている。国会で多数を占める改憲派は、国民投票に向け、組織的な活動を強化している。日本の侵略で辛酸をなめ、まだその傷が癒されていない近隣アジア諸国は一斉に不快感を表明した。
国内では憲法九条を守り、発展させようとする国民的運動が次第に裾野を広げ初めた。メージャーの新聞、放送はこの運動を報道しないことで黙殺し、あたかも改憲が国民世論の多数を占めているかのような報道をする。そして、北朝鮮の核武装の脅威を誇大に取り上げて繰り返し映像を流すなど、改憲に向けた世論誘導に必死になっている。しかし、国際世論は敏感な反応を示している。欧米諸国の報道機関は国連常任国入りと日本の進路をめぐる闘いに着目し始め、一連の政治的動向はアジアの新たなナショナリズムとファシズムの胎動という危険な兆候と感じている。
ここにきて、靖国改憲派の政治家たちは苛立ちとほころびをみせ、外の批判をかわすために「内政干渉である」、「60年間武力行使がなかったことを評価しろ」「改憲しても戦争はしない」など迷走した発言が目立ってきた。
日本の進路選択をめぐる白兵戦は各分野でエスカレートしている。イラク派兵、靖国参拝、歴史を創る会教科書問題、マスコミ操作介入、そして教育現場では処分をともなう野蛮な強権が教職員に発動された。内心の自由、基本的人権への侵害が公然と行われるようになった。
軽視できないことである。
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by daisukepro | 2005-05-27 18:22 | 憲法


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