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毎日1分「日活闘争」 USENの犯罪(14)

毎日1分「日活闘争」 USENの犯罪(14) カラオケ事業の顛末

正常化の現状について放送行政局長の答弁
「96年3月までの進捗状況、道路使用料は国道、都道府県道はほぼ完了、市町村道は県庁所在地、人口30万以上の都市を中心に正常化が進展している。電柱添架料はNTT155万本、電力は200万本中73万本について支払っていると把握している」
つまり、この時点では30万以下の都市と市町村の道路、130万本の電柱が未払いになっているということである。
「ゆうせん」がカラオケの営業を開始したのは94年7月、
その開始にあたって、自社のケーブルを使用するため郵政省にCATVの認可を申請した。しかし、さすがの郵政省もこれは認めなかった。放送行政局長は「違法状態が是正されていないような施設を利用して新たな事業を行うことは違法の拡大だ。今後とも違法状態の是正が第一。新たな事業拡大は認めない」と答弁した。
そのため、「ゆうせん」は自社回線の使用をあきらめて、NTT回線を使って通信カラオケ「ユーカラ」の営業を始めた。
当時、「ゆうせん」の宇野康彦取締役(宇野社長の長男、現社長は次男の宇野康英氏)は違法のインフラを「ゲリラ的な負の遺産」と呼んだ。マルチメディア事業に参入したくても、許可されない。過去の違法がたたって宝のもちぐされ。身動きできないはずだが、自社ケーブルは使えないまでも通信カラオケ事業を開始して、事業の拡大を始めた。(放送レポート)
この通信カラオケ事業は日活の買収とおおいに関係があるのだ。
あと数回で現代のUSENにたどり着きます。
      次回    無断再送信と違法無線
by daisukepro | 2005-06-05 17:20 | 日活闘争


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