毎日1分「日活闘争」 USENの犯罪(18)

毎日1分「日活闘争」 USENの犯罪(18)続「過去と現在」

USEN経営者は日活従業員が反対している買収を白紙撤回して、日活の将来は労使交渉の選択に委ねるべきではないか。これが同好会の率直な意見だ。日活社員の信頼がなくて日活再建ができると思うのか。傲慢で許せない。日活が経営に行き詰まり株を売りたいというからUSENが買うという商取引行為だけでは終わらないUSENの経営体質問題があるのだ。


自社を悪く言われて、そこの社員が愉快なわけはない。従業員の皆さん、勘違いしないで欲しい。批判しているのは経営姿勢と体質だ。自社の社会的犯罪、私的独禁法違反は立派な犯罪、反社会的行為なのだ。新入社員ならともかく、その事実を知っていて根拠のない噂として、無法行為を隠蔽しようとする。これは過去のUSEN体質が残っている証拠だ。反省なきところに企業の未来はない。まして、そのような経営者がマスメディアを支配したらどうなるか。2001年春までに、2000億円といわれている未払い電柱道路の使用料を払って正常化すると公約しながら、完納しないうちに、違法なダンピングをやる。その企業が金で買収を繰り返しているのだ。


公正取引委員会が排除勧告を出すまでの出来事を当時の読売新聞が次のように報道している。これがUSENの現在だ。

「現在」

有線放送、“切った張った”の拡大路線

「針刺し」で送信妨害 電柱に無断架線の過去

 飲食店やブティックなどに音楽を流す有線放送の最大手企業が、不当値引きなどの独占禁止法違反の疑いで公正取引委員会の立ち入り検査を受けた。提供される心地よい音楽とは裏腹に、業界では値引きにとどまらず、業績拡大を狙うなりふり構わぬ違法行為や営業妨害が繰り返されている。(堤辰佳、吉原淳)

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 香水やろうそくなどの輸入雑貨が所狭しと並ぶ東京・広尾の雑貨店。今年3月15日、常時店内で流れていたオルゴール音楽の有線放送が、突然途絶えた。

 経営者の女性(42)がチューナーをいくら操作しても、天井のスピーカーからは音が出てこない。

 「音楽がないと雰囲気が暗くなる」。女性から抗議を受けた有線契約元の「キャンシステム」(東京都渋谷区)は、慌てて工事担当者に調査させたが、復旧までに3時間以上かかった。

 この時、同社には同じような苦情が殺到していた。

 雑貨店の音楽が止まったのは、目黒区青葉台の電柱に取り付けられた放送ケーブルに、針が突き刺さっていたのが原因だった。何者かが、高さ約7メートルの設置場所まで登ったらしい。この影響で、同社の有線放送は、渋谷、大田、品川の3区内の約1万件で最長6時間、止まった。

 「針刺し」は、この3日前から相次ぎ、関東、関西の計9か所の電柱で見つかった。

 いずれも、複数の業者のケーブルが集まる中で、直径2センチほどの同社のケーブルだけに針が刺されていた。警視庁などは、有線電気通信法違反容疑などで捜査しているが、容疑者の特定には至っていない。

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 有線放送業界は約30年前から、電柱の無断使用を続けながら業績を伸ばしてきた。一夜にして数百メートルもの有線ケーブルを架けることもあったという。ここ10年ほどは、市場の8割を占める「有線ブロードネットワークス」(千代田区)と2割近い「キャン」の2社で寡占状態になっていた。

 その業界が、にわかに騒がしくなったのは、昨年7月、「キャン」の全社員の約3分の1にあたる550人が一斉に退社し、大半が「有線」の代理店に移籍したのがきっかけだった。

 「キャン」は、同業他社への転職、同種の営業を禁じる競業禁止の仮処分を東京地裁に申し立てたが、同地裁はこれを却下した。

 その後の11月、「キャン」の法人顧客約100社に、「社員」と称する人物から、同社を「業界最後で最大の違法業者」と決めつけるメールが送りつけられた。「有線」の代理店社員と名乗る人物らが、メールと同様の内容が書かれたチラシも配っていた。

 一方、「キャン」の元営業マンも、「自分も『ライバル社はつぶれますよ』と言いながら客を奪い、その客には不当な値下げをしていた」と打ち明ける。

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 公取委の検査を受けた「有線」本社は、首相官邸を見下ろす高級オフィスビルの13階にある。

 「業界のイメージを少しでも高めようと努力しているが、営業現場との間に意識の差がある。より透明な業界にするため検査には協力する」。同社社長室の鈴木丈一郎ゼネラルマネジャーは、みけんにしわを寄せながら話した。

 電柱の無断使用について「有線」は、過去の使用料を支払うなどとする確認書を、2001年春までに電力会社など全国の電柱管理者と交わしたが、完全に履行されてはいない。一方の「キャン」も同様の動きを進めているが、まだ確認書を交わしていない地域もあるという。

 「両社が完全に約束を守ってくれるかどうか。一連の騒動をみると業界の姿勢を疑いたくなる」。電力会社の担当者の不安は尽きない。

有線最大手の独占禁止法違反容疑事件 「有線ブロードネットワークス」と、同社の代理店の1社が、昨年7月以降、「キャンシステム」の顧客に絞り、「有線」への切り替えを条件に視聴料を一定期間無料にしていたなどとされる事件。公正取引委員会は5月20日、「有線」とこの代理店の本社や支店など計十数か所を立ち入り検査した。
(2004年6月 読売新聞)
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「過去」
読売新聞の報道は目黒区の針刺し行為を告発しているが、これと同じ行為が過去のUSENでも行われていた。
「ライバル会社のケーブルを切断して自社のケーブルに繋ぎ今度からウチに替わりましたと勝手に契約書を買えてしまった話やプレーヤーのアームを全部おられたしまった放送所の話、さらには硫酸をケーブルに注射する手口のあることも聞いた」と放送レポートの記者は語る。硫酸を注射するとケーブルの内部が腐食し送信不能になる。故障箇所の発見が困難なだけに、ケーブル切断よりも悪質な妨害行為と言えるだろう(放送レポート)

まるで、昔の西部劇を見ているようだ。過去と同質の行為が手を替えて現在も行われている。現在、USENは業界2位の大手企業と誇っているが、このような行為を積み重ねでライバル会社を潰して築いた会社なのである。これが正常化といえるだろうか。まして、日活の従業員がこのusenに将来を託せるだろうか。
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by daisukepro | 2005-06-22 11:23 | 日活闘争


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