コイズミ自民党のお家騒動始末

処刑された9人の謀反人

自民党新人議員の洗脳教室が開かれている。コイズミは挨拶の中で次のように述べた。「政治家の資質はことの本質を見抜く力」と前置きして、「先の総選挙の本質は倒閣運動であった。それを見ぬけなかった政治家は資質に問題があった。今となっては後の祭り。残念です」
頭の中は政局だけが泳いでいるコイズミらしい台詞だ。しかし、問われなければならないのは権力者としてのコイズミの資質だろう。

庶民から見ると小泉家のお家騒動としか見えない。大方の逆賊は刺客を放って返り討ちにしたが、それでも生き残って這い上がってきた奴は除名処分で手打ちにして首をはねる。青表を投じたが、もう一度白票を投じ、踏み絵を踏み直し、命乞いをした奴は罪を減じて政治的生命を剥奪する。
これでコイズミ幕府、お家はご安泰となる。一世風靡した東映時代劇の筋書きそっくり。しかし、この三文オペラを提供したのは自民党に投票した人ばかりではない。解散という名の権力者による逆クーデターは、反対票を投じた人も、自民党に投票した人もともにおさめた税金によってまかなわれたものだ。
やろうと思えば何でも出来るのが権力者、法律だって意のままに変えることが出来る。だから憲法は権力者にルールを求めている。それが中世社会から近代社会への発展してきた人類の英知だ。現代の権力者はその力の行使は慎重にやらなければならない。太平洋戦争では210万の日本軍、聯合国軍、民間人が各地で戦死したのはつい昨日のことです。すべて、東条英機が自存自衛と称して権力を行使した結果です。
c0013092_16211015.jpg後楽園ドームのそばには太平洋戦争戦没者を弔う霊園がある。靖国神社から公用車で5分とはかからない。(写真のレリーフには太平洋戦争の戦没者数が各地ごとに刻まれている)
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by daisukepro | 2005-10-22 16:22 | 憲法


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