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いま、自衛隊が駐留しているイラクで何が起こっているか

いま、自衛隊が駐留しているイラクで何が起こっているか

———————————同好会員からのメール

11月8日、イタリア国営テレビRAIがアメリカ軍の化学兵器使用を告発するテレビ番組「ファルージャ、隠された虐殺」を放映した。ぜひ見たい。NHK特集で取り上げたら政治介入があるか、それとも自粛か。番組制作現場の皆さん、がんばってください。

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1980年の国連条約で一般市民への使用禁止兵器に指定された「ナパーム弾」を改良した「Mark77」、軍事隠語「Willy Pet」が一般市民に対して使用されている決定的証拠が実証された。「ウイリーピート」は生きた人間の肉だけを溶かす、SF映画で宇宙人が使用するおぞましい兵器そっくり。
このような殺戮や残虐行為が止まり、イラク戦争は終わる。日本のマスメディアが国際報道に積極的に取り組もうとさえ思えば。アメリカの反戦運動に呼応してーーーーー。
自衛隊をサマワから直ちに撤退させることもできる。

それにしても、日本の反戦運動は燻っていますね。マスコミだけの責任ではない。サマワに自衛隊を派遣した日本人として何が出来るか考えよう。

以下ベリタ通信の記事を転載します。


米軍、ファルージャで化学兵器使用 伊国営テレビが放映

 イラク駐留米軍がファルージャなどで毒ガスを使用したとアラブ側自由メディアでしばしば報じられてきたが、イタリアの国営テレビはドキュメンタリー番組で、参加した兵士の証言や炭化した遺体写真入で放映した。英紙インディペンデントやアラビア語各紙が一斉に伝えた。(ベリタ通信=齊藤力二朗) 
 
  それらの内容は次の通り。 
 
 イタリアの国営テレビRAIが8日放映したドキュメンタリー番組は、ファルージャでの戦闘に参加した元米兵の次の証言を伝えた。「彼ら(米軍)はファルージャ攻撃に白リンを使うから注意するようにとの命令を聞いた。これは米軍用語でWilly Pete と呼ばれていた」 
 
 「リンは身体を延焼させるが、事実は人間の肉を骨の部分まで溶かすのだ。女性や子供の焼けただれた遺体を見た。リンは爆破して煙となり、爆心地から150メートル以内にいる人間は誰でも焼ける」 
 
 イラク人の医師は、町が米軍によって毒ガスを浴びたと証言した。「米軍は化学、神経ガスを抵抗戦士たちに浴びせおぞましい光景が展開された」 
 
 ファッルージャの人権研究センターからRAIテレビのサイト www.rainews24.it が入手した写真には、米兵の証言通りの写真がある。 
 
 ファルージャの生物学学者のムハンマド・ターリク氏はインタビューで、「さまざまな色の火炎の帯が町に降り注ぎ、被爆した人たちが燃え出した。不思議な傷の遺体を見た。肉は焼けてなくなっているのに、衣服はそのままなのだ」と語った。 
 
 「ファルージャ、隠された虐殺」と題したこのドキュメンタリー映像は、ナパーム弾の改良版である「Mark77」の名称で知られるこの焼夷弾がファルージャへの攻撃で使われたことを示す決定的な証拠だ。これは1980年に制定された国連条約への違反行為だ。 
 
 イスラム・メモは、ファルージャへの攻撃で一般市民に対して禁止兵器、化学兵器、ナパーム弾、が使われたことを当初から何度も報じてきた。米軍は「まん延している神話」としてこのような報道を一蹴してきた。 
 
by daisukepro | 2005-11-10 10:40 | イラク戦争


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