恐ろしい時代の足音が聞こえる

恐ろしい時代の足音が聞こえる

ある市民団体のホームページを立ち上げるためしばらくご無沙汰しました。レンタルサーバーにはアクセス分析サービスがあり、これを利用することにした。アクセス数だけではなくアクセス時間も記録されるため実際に読まれたかどうか判断する材料の一つになるからです。このシステムはCM効果を確認するため発達してきたが、運営にはいろいろ問題がある。このシステムを利用するに際して規約の承認を求められるが、システム側の規制は誰がやるのか。お互いの信頼関係でシステムは運営されるが、個人保護法の規定では警察権力が情報開示を求めた場合、サーバーやプロバイダー側はこれを拒否できるかどうか保証はない。権力を規制する法がなければ、権力が個人情報を自由に閲覧することに歯止めは利かないのではないかと思う。ITは放送法でなく通信法によって規定されているが、デジタル技術の発展によって放送と通信の融合が急速に進む中で、誰もが納得するルールが求められている。

テレビワイドショーなどでマンション、ホテルなどの建設販売の腐食構造が問題になっているが、雪印、三菱自動車、食肉業界、松下電気に至るまで人命を軽視した事例にことかかない。腐食は国家レベルで浸食していると言っていい。
建設業界が政権政党や暴力団と癒着してきたことは誰でもうすうす感じている。今回の総合経営研究所なるものの正体や構造にメスを入れようとすると、政権政党は必死にもみ消そうとする。真実の追究を犯人さがしと言い換えて、犯人探しより人命保護が優先されるという口実を持ち出す。これは物事を隠蔽しようとするための使い古された手法、規制する立場の国土庁長官がテレビにでまくって、これを口にする。「お前、何が隠したいんだ」と言いたくなる。お里が知れる。そう言えば、あのHUSER社長は参考人席から「国土庁なにやてんだ.いい加減にしろ」と叫んでましたね。
通信事業をやっているUSENという会社の先代社長は不正を追及されると、利用者の権利優先を盾に行政に抵抗した。警察や政治家や暴力団、そして広告代理店までが影で動いた。しかし、いまは法の眼をかすめて悪事千里を走っている。欠陥を承知でマンションを売りまくったHUSER社長は「経済設計のどこが悪い」と開き直る有様だ。小泉の出身派閥、森派はこれまでHUSERから受けた政治献金を慌てて返還してから証人喚問を認めた。
マスコミはライブドア、ソフトバンク、楽天、Mファンドなどの社長を新世代の経営者と持ち上げ、おまけにUSENのU社長まで並べるとなると
虚業守銭奴の行列ができる。最近の組織暴力団は株式会社という隠れ蓑で政治家と癒着しながら資金を集めている。上記のIT企業がこれらと癒着していることを考えると、通信事業の世界にモラルハザードがないとは言えない。隣の中国では国家権力がインターネットを制御している。
政界の警察を自称してはばからないアメリカは国防公聴会で世界中の個人情報を解読できるソフトの存在を認めた。思想信条の自由の中まで国家権力が忍び込む時代がそこまで来ていると言ったら言い過ぎだろうか。
マンションどころか人間が内部から破壊されることになる、恐ろしい時代の足音が軍靴とハモって聞こえてくる。
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by daisukepro | 2005-12-11 17:07 | マスコミ


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