続続々マスコミ操作と介入


この番組は、NHK教養番組部がNHKエンタープライズ21(NEP21)を通じてドキュメンタリージャパン(DJ)に発注して制作された。NHKのみならず民間テレビ局の番組の大部分も下請会社が制作する構造になっている。 NHK番組のスタッフタイトルに統括というのがあるがこれがNHKの担当責任者で直接番組を制作するディレクターやプロデュサーが別にいるのである。この番組はエンタープライズを通すのだから俗に言う孫請けである。
当時、この番組の企画とディレクターを担当したしたDJの社員がすざましい番組介入の修羅場を生々しく語っている。(創02ー1月号)
当初、2回シリーズで企画されていたが、NHKの意向で4回シリーズに変更された。2000年の暮れがせまるころ「女性国際戦犯法廷」の取材を含め番組を編集するための素材がそろった段階で、どのように編集するか、構成案をもとにNHK,NEP21,DJの三者で協議がおこなわれ、基本的な編集方針が合意された。
またこの頃、この「戦犯法廷」がNHKニュースで報道されたことに右翼団体からの電話やファックスで激しい抗議が始まっていた。12月27日、それまでに出来上がっていたVTRをみながら高橋東大助教授と米山カリフォルニヤ大学準教授の対談が収録された。粗編集作業(素材テープを構成順につないだもの)がようやく終わり、年があけて1月13日と1月17日、局内試写が行われた。NHK教養部職員の自宅まで嫌がらせの電話が入るようになり、番組の放送中止を求める抗議集会のチラシがNHK周辺で配布された。
この頃、中川、安倍衆議院議員らが総合企画室の野島担当局長を呼び出し、番組の放送中止を強く求めた。1月19日、異例の教養部長試写が行われた。試写後、法廷の主催団体代表のインタビューと天皇有罪発表のシーンは番組制作局長と部長の通達で削除された。
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by daisukepro | 2005-01-17 08:35 | マスコミ


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