護憲派のための軍事講座(映画人九条の会主催)

護憲派のための軍事講座(映画人九条の会主催)
職場や地域で改憲派と白兵戦を展開している護憲派にとって軍事問題の知識は有力な武器となる。戦力にあたらない武器とは自衛上最小限度の武器のことであると内閣法制局が非論理的な解釈をしているお国柄、この軍事講座は戦力にあたる武器といえる。会場(水道橋、全水道会館)は超満員、講師の山田朗教授は白雲なびく駿河台の歴史学者で、なお立派な軍事オタク、主催者が用意した書籍は瞬く間に完売、講演後はサインを求める行列が出来た。『  護憲派のための軍事入門(花伝社)山田 朗(明治大学教授)本体価格1500 ISBN47634-0451-2 C0036 Y1500E 発行2005年10月20日  』 久しぶりに喉越しのいい酒を飲む。
官僚は法律が改正されない限り先輩のラインを忠実に守るが、日本の軍隊も同じである。会場からの質問に「海上自衛隊は海軍のしきたりに従って、大型戦艦には山の名前をつける。陸上自衛隊の戦車や武器の型は元号、皇紀、現在は西暦だが年号を付ける慣習になっている。航空はアメリカと同じ」と答えて笑いが広がる。新憲法で枝を刈り取ったが根を残したので、また軍事の芽が出てきたようなものだ。軍隊は敵国がなければ存在価値がなくなる。改憲派は近隣諸国の軍事的脅威をあおり立てるが、戦力なき軍拡を推進して1995年には日本の軍事力は世界第二位になった。(現在イラク戦争でイギリス、フランスに抜き返されて四位だがアジアではダントツ)。軍拡ドミノ倒しの最初の一押は日本だ。日本が軍拡をすると中国が、中国が軍事力を強化すると台湾とインドが、ついでパキスタンに波及する。これが軍隊の論理、そしてさらなる軍拡によって三菱重工のような軍需産業が儲かる仕組みになっている。これを改憲で追認しようとするのが政財界の改憲派のお望みとわかる。劇団三十まるの渡辺えりこさんも納得してお帰りになった様子でした。
ニーチェ曰く「「武装平和とは、自国と隣国を信頼せず、 半ば憎悪、半ば恐怖から武器を放棄しかねる意向上の平和である」
—「人間的な、あまりに人間的な」—(Friedrich Wilhelm Nietzsche フリードリヒ=ウィルヘルム—・ニーチェ)」

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by daisukepro | 2006-01-26 09:32 | 憲法


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