BLT問題続々「野口さんは他殺か、自殺か国会質疑の奇々怪々」

続々「ライブドアー関連 野口さんの死因についての国会質疑」

武部メール問題で永田議員は4時頃登場したが、何ら事態は進展せず。コイズミのガセネタ発言に振り回される。その後のマスコミも「重大疑惑か、ガセネタか」の文字が踊る。週刊誌、新聞、TVなどでは野口さの遺族が沖縄県警の説明を受け、自殺に納得したかのような報道が流される。ところが、県警から見せられた空港の防犯ビデオで、遺族は野口さんの姿すら確認できず、血染めのTシャツは紛失、警察に「あなたがお持ち帰りになったのでは....」などと云われる。立派な証拠隠滅と思うのだが。凶器となった包丁は空港を降りてから購入したものでなければならないが、野口さんが市内で購入したという確証はいまだないのだ。

さて、質疑の続きにもどろう。
細川「その行政的な目的はなんですか。はっきりそこを言ってください」

沓掛「はい。まーあのー、行政的というのはまー、一応、部屋の中で死体になっており、そしてブザーを押して、ま、犯人が届けていき、そして、その中には、本人ひとりであったわけですし、」

エッツ、ここだけ聞くと「殺害犯人がいて、犯人が殺害後、ブザーを押して、逃げた」と聞こえる。

大臣、何が云いたかったのか。大臣の立場を考えて、好意的に解釈すると、「もしこの事件が犯罪であったとすると、犯人がいることになり、犯人は殺害後、ブザーを押して届けてから、野口さんを残して逃げたことになる。殺人犯がそんなことをわざわざするだろうか」と大臣は事前に官僚のレクチャーを受けていたが、自分の頭で考えたことではないし、メモを見ながらであったため、支離滅裂になるのだ。自殺であることが前提なのだから犯人はいるはずがない、犯人などと云う言葉は禁句だ。
しかし、事実、犯人がいて、それを隠して、自殺に見せかけるために答弁を用意したとなると、このしどろもどろも急にリアリティを帯びてくる。もう一度、色眼鏡をかけて読み直してください。

沓掛「はい。まーあのー、行政的というのはまー、一応、部屋の中で死体になっており、そしてブザーを押して、ま、犯人が届けていき、そして、その中には、本人ひとりであったわけですし、
しかしいろいろなそのほかにも、いろいろなそういう犯罪によらないという、じつ、確認できるようなものもいろいろあるわけでございますが、そういうものもあるけれども、さらに行政上、もう一度ということで、したのだと、まーそれはあくまでも家族、遺族の了解を得てするものでございます。まー、いま先ほど申し上げましたように死体が発見された場合には、先ほど言ったように三つの分野に分類されるわけです。そしてまずこちらの方っていうのは立地的には非常に、先生もご承知のように少ない、いわゆる司法解剖をするっちゅうのは、一年間に千数百件でございますが、逆にいま全体としてすう…、亡くなるのはその十倍ほどの数でもあるわけでございまして、それを三つに、まー分類して、そして間違いのないような形で効果的にいろいろなことを実施していく、そういう体制の中で、やはりこの一つの行政解剖というものはあるというふうに理解しております」

しかし、この行政解剖の所見を見ると、死因は外傷によるものであり、自殺とも他殺とも認定していないのだ。
しかも、しどろもどろは大臣だけではなかった。

細川「それでは、家族の承諾を取って解剖をしたんでしょ。その解剖の結果はどうだったんですか」

縄田刑事局長「えー、私どももあのー、犯罪に起因しない方が亡くなられたということで、えー、どこまでご説明をするかといったところも、なかなか悩ましいところでございます。えー、そういう意味合いでは、あー、その解剖した事実につきましては、一応、私どもとしても、まー、あの、いろいろ関係署のご了解もいただきまして、いま申し上げたわけでございますけれども、細かくどういう形で亡くなられたかといいますか、あー、そういった細かい部分につきましては、まさにあのー、ご遺族の方、あるいは亡くなられた方、等々、名誉、プライバシーにもかかわりますし、詳細は申し上げかねるところでありますけれども、あのー、巷間いろいろおっしゃられておりますような形で、私どもも犯罪によって亡くなられたというふうには判断はしてないというふうに考えてございます」
細川「えー、死体を解剖した、あー、その担当医師、医師というか、担当者が死亡診断書、死体、これは死体検案書とも言うんですけども、死体検案書というものを提出をいたします。これは私が資料として出している3番です。この死体検案書の中で、死亡の種類というのがあります。死亡の種類には1から12まであって、1は病死および自然死、次に交通事故、転倒、転落、溺死、煙とかいろいろあって、窒息あり、いろいろ中毒その他ありますけれども、ここに自殺、他殺というのもありますが、これ、死体検案書というのが出てるはずですけれども、この死亡の種類の中でどういう結果が出てましたか。」

縄田「えー、具体的には事案の、まさに死体検案書の中身についてお尋ねでございます。あの、検案書じしんは、ご案内のとおり、解剖した医師あるいは、死亡を確認した医師がかかわれるものでありまして、で、医師の判断によっていろいろな記載がございます。で、ご指摘の死因との関連で言いますと、私どもとしては、本件も、あの、刑事調査官、まさに検死の専門官が、私も行っておりますけれども、さまざまな捜査の結果と、それからこの検案書、医師の意見等も参考にして、最終的には犯罪死か、そうでないか、という判断をいたしておるところでございます」
細川「先ほどの説明では、客観的な状況から犯罪死ではないと、そういう結論に達したけれども、念のために行政解剖をやったと。その行政解剖の結果のこの死体検案書で死亡の種類というところで、それでは、自殺というところに丸がついておりましたか?」
縄田「えー、医師が作成いたしました検案書の中身について、私どものほうから申し上げかねない、あのー、かねるところであります。まして、あのー、本人のプライバシーにもかかわることでもございます。えー、ですが、先ほども申し上げましたように、えー、この最終的な、あのー、自殺であるか、ま、そのような犯罪死であるか、そうではないかというようなことにつきましては、私どもの捜査とそれから検案医等の意見等もふまえながら決断されるものであります。で、本件につきましては、本件につきましては、先ほども言いましたように、刑事調査官が臨場いたしまして、前後の状況、現場の状況、関係者の〓ギョウシツ?〓等から、犯罪死ではないということで、従って司法解剖もいたさないという判断をいたしたんでございますけれども、さらに念を押すということで、ご遺族の同意も得て解剖をしたということでございます」
細川「だから、念のために、念のためにやった解剖の結果、自殺のところに丸が入っていないではないですか。11番の「その他および不詳の外因」。これが死亡の種類になってるんではないですか。自殺じゃなくて、11。資料の11。9番が自殺、そして10が他殺。そして11、「その他および不詳の外因」と。これは私は奥さんに確認しましたけれども、自殺のところには丸は入ってなくて、そして「その他および不詳の外因」のところに丸が入っていて、そして奥様は、この解剖をされた先生ともいろいろとお話をされたと。そしてこの自殺のところには、丸をわざわざ入れなかったと、そういう説明をされたようですよ。それでも、あれですか? この解剖で疑問がわかなかったんですか?」

縄田「あのー、死亡検案書の、先ほどの、先生、委員がご指摘されておるような諸般の項目につきましては、これで、あのー、自殺か、そうであるかと判断されるものではありません。先ほども申し上げてますように、これは警察のほうで判断する話であります。で、あのー、医師の方もいろいろな判断がございまして、自分がそうだろうなと思われたら、自殺のところに、一般論といいますと、丸をされる方もおられますし、それから自殺ということになると、必ずしも自分が自信がないなあ、あるいは遺族との関係、いろんなあのー、賠償、いろんな関連もございますから、そういったことで気にされる先生はそういった項目をはずして、記述されると、いうこともございます。そういった状況も勘案の上、ご判断いただきたいと、こういうふうに思っております」
細川「私はあのー、いろんな疑問をこの場で提供いたしまして、いま国民のみなさんが、いったいなん、どうなのかと、自殺なのか、他殺なのかと、これ、はっきりさせてほしいと、いま思ってると思うんですよ。これはねー、もう一度、きちんと調査すべきじゃないですか。し直しをするべきじゃないですか」

さて、次の答弁で刑事局長は考えられないあっと驚く失言をするのだ。

縄田「えー、ま、繰り返しの答弁になりますけれども、あの、現場の状況、等々、見ますと、これを犯罪死とするには、なかなか難しいものがあると(笑)、いう判断でございます。何度も申し上げますけれども、これをもって令状を得て司法解剖を、といいますか、そういう形にもっていくといいますか、あー、犯罪死であると認定をして裁判所の令状を取ること自体がまず不可能なような事案で、私どもとしては明快に犯罪死であるというふうに考えております」

明快に犯罪死であると考える!!!!
他殺を自殺にしたいと思えば思うほどこういう云い間違えが起こるのだ。
刑事局長、さすがにすぐに気がついて発言を訂正したが、みなさんどう思います。刑事局長が述べたように、死体検案書は遺族の利益を考えて医師が作成するものだろうか。苦し紛れとは云え、いささか、フライング気味の答弁、遺族の人権に配慮がなさ過ぎる。証拠はないが、この質疑で益々、他殺と思えてくる。しかし、他殺、自殺を超えて野口さんの死の向こう側に何が隠されているか、それが問題なのだ、、、、、。
[PR]
by daisukepro | 2006-02-19 16:42 | マスコミ


<< コンゴ・カタンガ「忘れられたマ... BLT問題 続「ライブドア・野... >>