コイズミ総統と帯状疱疹

月末の原稿締め切りの対応におわれて、帯状疱疹にかかった。正田美智子さん、現皇后も発病したことがある。
脇腹に小さな発疹ができ、かゆみがある。ノミの季節にはまだ早いと思いながら無意識に掻いていると、次第にぴりぴりした痛みが走るようになった。皮膚科の診療を受けた。
初診料2010円、血液検査料1000円で合計3010円、医療費は雪ダルマ式に高額になった。少年期に水疱瘡にかかったひとの体内で眠っていたウイルスが抵抗力の衰えた頃を見計らって再び活動を始めるらしい。神経を痛めるので、放置しておくと全身に痛みが走るようになる恐ろしい病気だそうだ。ゾビラックスという特効薬が開発されて、効き目の早いのはいいが、腎臓や肝臓に負担をかけ副作用もある。この薬は2万660円もする。保険の適用で患者負担は30%、6200円を徴収された。
3日の参院決算委員会で保険外診療と保険内診療を併用する「混合診療」についての質疑が行われていた。混合診療を熱心に推進しているのはオリックスの宮内会長だ。オリックスは傘下に保険会社を経営している。アメリカ系保険会社のアリコのTVCMがやたら眼につく。「官から民へ、民でできることは民で」
これがコイズミ総統のお題目、民の総大将宮内オリックス会長がこのお題目の中身を教えてくれる。「公は保険、民は自由診療、国民がさまざまな医療を受けたければ保険はここまで、後は自分ではらえ」「金持ち優遇と批判されるが、高度医療を受けたければ家を売って受ければいい」という。大きなお世話だが、
この人は保険会社の会長、「家を売りたくなければ民間保険に入ったら」と言外に利益誘導しているのだが、それを云っちゃおしまいよの世界になる。
コイズミ総統の「官から民」、「小さな政府」は庶民の命を「官から民」に売り渡すことであることを体内のウイルス、帯状疱疹が教えてくれた。これが本当の痛み、激痛にならないうちに治療が必要、コイズミも日本の体内にいたウイルスのようなもの、皆さん季節の変わり目にはウイルスにご用心。
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by daisukepro | 2006-03-04 10:11 | 政治


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