BLT問題続々「ライブドアー野口事件、奇々怪々予算委員会質疑」

偽メールの失態で民主党は野党としての政治的立場を失った。更に悪いことに自民党に頭を下げ謝罪する様子がTVで中継され、民主党は民衆の信頼も失った。これを回復するためには、野党の立場に徹して、さらに厳しく政権党を追及することしかないと思うが、民主党の態度は逆、四点セットの追及は破けた風船のように、すっかりしぼんでしまった。自民党に全面屈服する姿は逆ウナバウアーを見ているようだと云う人がいて、思わずふきだした。
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それにしても、偉大なるイエスマンが正義の味方アンパンマンのごとく振る舞うのを見せつけられると、怒りが込み上げる。

3月1日の衆議院予算委員会質疑(第一分科会)はまたまた奇々怪々だった。民主党の原口議員は「この野口さんの亡くなったカプセルホテルにあったとされるサッカーシャツが遺族に戻っておりません。私の聞き取りで、きのうからきょう、那覇署並びに皆さん、御遺族に確認をされたと思いますが、やはりこれは戻っていない。これは事実でしょうか」と切り出した。
縄田刑事局長「 お尋ねの件につきましては、本年一月十九日、沖縄県警察の捜査員が、貴重品及び御指摘のサッカーシャツを含めました衣類等を、御遺族に確認いただいた上で返還しているというふうに報告を受けているところであります。
今委員、御家族の方が受け取っていないというお話ございました。私どもといたしましては、話が食い違うところでありますし、御遺族の方から受け取っていないという旨の申し出がありましたら、沖縄県警察において、御遺族の方とも連絡をとった上で、所要の事実確認をしっかりするものだろうというふうに承知をいたしています」

つまりー沖縄県警からは遺族に返還したという報告を受けている。話が食違っているが遺族から沖縄県警に受け取っていないという申し出がないのでわからないーというのだ。
原口「御遺族が警察署にお尋ねになったとき、女の人がとりに来たでしょうと言われたそうです。現実に、御遺族は写真を見せられただけで現物もごらんになっていないし、ましてやそれが返ってきてはいません」

遺族は警察に受け取ってないと申し出ているのだ。しかも、「写真を見たので現物は見ていない」と原口議員に遺族は証言している。この食い違いは重大だ。警察が証拠隠滅した疑いがある。サッカーシャツを遺族に渡してないなら誰に渡したのか。受領書はあるのかなど追及しなければならない問題があるのだ。しかし、原口議員なぜか突っ込まないで行政解剖所見と東京の足取りについての質問に移る。
しかし、縄田参考人はすべて、死者の名誉と遺族のプライバシーを口実に答弁をかわす。さらに、那覇空港のビデオに野口さんの姿が映っていなかった問題、野口さんとS社のHさんの関係、16日暴力団員Aが撲殺された件、そしてHさんが広島の友人に「野口さんが殺された。自分も危ない」と18日の18時30分に電話していると云う話、暴力団関係者、あるいは組織的犯罪者の自殺幇助の疑いが拭えない点などについて見解を求めた。

縄田参考人は「ビデオの確認など、個々の警察活動の具体的内容につきましては答弁を差し控えさせていただきたい」「亡くなられた方の交友関係等につきましては、プライバシーにかかわることでありますので、答弁を差し控えさせていただきたいと思います」「傷害致死事件で沖縄K会の構成員が殺害された事件でございますけれども、現在、沖縄県警察におきまして被疑者一名を傷害致死で逮捕して、現在捜査中であります。したがいまして、この捜査の中身、情報等については答弁を差し控えさせていただきます」「ライブドアとかあるいは亡くなられた方と暴力団との関係につきましては、御指摘の事件等に関するものも含めまして、種々の情報がいろいろ取りざたされておることについては十分承知をいたしております」がこれにつきましては殊さらコメントすることは差し控えたいと存じます」とまあ、このような調子でまったく答弁拒否に等しい答弁を繰り返した。

そして、原口議員は暴力団対策に言及した後、「サッカーシャツはだれかの手に行っているじゃないですか。この委員会に提示をしていただきたいんですが、そういうところにあったものは必ず引き取りがあるはずですよね。どなたかが来られたらそのサインがあるはずであります。御遺族が自分の手に戻っていないということであれば、少なくともその証拠を、証拠というかしるしを本委員会に提示していただきたい。その方の引き取りのサインがあるはずでございます」と付け足して、あの国家公安委員長の決意を求めた。しかし、この大臣はあい変わらず何を言っているかさっぱり意味不明、「大臣、なるべく簡潔にお願いいたします」と主査から注意される始末、原口議員は最後に「野口さんが暴力団と関係しているなんてことは一切ないと思います」などと締めくくり、何のための質疑だったのかさっぱりわからず。しかし、警察や公安が何かを隠したがっていることはよくわかる。
サッカーシャツの行方、野口さんの闇の人脈、沖縄県警はなぜ遺族に野口さんが映っていない防犯ビデオを見せたかなど奇怪なことが多すぎると思いませんか。
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by daisukepro | 2006-03-22 20:24 | マスコミ


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