「懲罰委員会」反訳、ああ無情!笑ってたまるか

2006年03月24日
懲罰委員会 の反訳です。解説無用。黙ってお読み下さい。何が失われつつあるかわかります。


岩國哲人委員長 「次に、綿貫民輔君」
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c0013092_235067.jpg綿貫氏 「国民新党の綿貫です。私は現在、懲罰委員会の一員でありますが、衆議院議長を経験したことも踏まえて、私の考えるところを申し述べた上で、永田君に質問致したいと思います。
 議員の懲罰権は明治憲法には規定がなく、議院法においてのみ定められていましたが、現在では憲法58条2項において規定されております。その理由の一つは、戦後新たに向上した議会の地位に鑑み、議院の自律権に基づき、議院自らその秩序や品位を守るべきだとの理念であります。つまり、天皇の評議機関としての議会ではなく、国権の最高機関として、より高い位置づけがなされたことに伴い、議会の権威、品格は、議会自らが責任をもって守るべきだとの考えであります。
 しかしながら、今回の偽メール問題の一連の流れは、様々な点から見て、こうした理念に反し、議会制民主主義への信頼を失う結果になってしまったことは誠に残念であります。
 まず、永田君の予算委員会での発言は、言論の府において言論を弄び、その結果、言論の府に対する信用を大きく失墜させたものであります。永田君は記者会見の席で、あるいは、本会議場で、また、新聞においても、自民党や武部幹事長らに謝罪を述べました。一昨日も、心情弁明の席で同様の謝罪の意を表しました。しかし、永田君は本来、誰に謝るべきなのか、より広い視野に立てば、最も責任を感ずるべきことは、議会の権威や品位を貶め、議会政治への信用を損ねたことであります。その意味で永田君がそもそも発言した場である予算委員会の委員長、そして、議院を代表する衆議院議長に対して、報告と謝罪をすべきでありました。
 前原代表も総理に何らかの謝罪をしたものをテレビで見ましたが、大きくその権威や品格を汚された議院に対しては正式に報告や謝罪をしたのでしょうか?わたくしは聞いておりません。物事の本質まで考えず、小手先の謝罪で糊塗しようとするのは議会人としての姿勢としては認めることは出来ません。懲罰委員会での結論が出てから、その結論だけを議長に伝えるだけでいいとは思いません。今回の事件の問題点をあらためて深く考えてもらいたいと思います。また、このメールが偽物であるとされ、懲罰委員会に永田君の動議が付託されてから、すでに22日間も過ぎております。六年前の水かけ事件の時には懲罰動議が委員会に付託されてから本会議に結果が報告されるまで八日間でありました。与党は真相解明のために証人喚問をしろと主張しているようですが、新聞報道等によれば、単に、懲罰の審査を引き延ばしているようにもみえます。他方で民主党内の調査も進んでおらず、民主党も懲罰の審査をはたして積極的にやろうとしているのだろうかと疑われても仕方がない状況であります。
 仮に党内の事情や与野党の駆け引きの中で懲罰の審査が進まないとしたら、懲罰の制度のあり方自体が議会の権威や品格を傷つけることになってしまいます。いずれにせよ、なぜかしら遅々として懲罰の審査が進展しない状況は、議会の権威や品格を守るべき懲罰委員会が、かえって議会を傷つけることになってしまうという皮肉な結果を招きつつあります。更には、小泉総理は今回の永田君の懲罰について除名は厳しすぎると発言しましたが、総理が議会における懲罰の内容について、これは駄目、これは、はい、良いと発言することは、立法府と行政府との垣根がわかっていないのではないかと思います。疑いたくなります。憲法で定められた議会の自律権に属する問題に行政府の長が容喙することは明らかに越権行為であります。他人の家に土足で踏み込むような発言であります。と同時にこうした発言を議会側が無批判に受け止め聞き流していることは議会の権威を大きく損なうものであります。
 今回の問題では永田君の委員会での発言があってから日々、新聞やテレビで繰り返し報道され国民の関心も非常に高いものがあります。今述べてきたように永田君一人のみならず、これに関係した人々の対応に疑問を感じるものであります。その中心にある永田君は懲罰委員会の決定を受け入れるとのことであります。世論調査では辞職せよという声も大きくなりつつあります。また、永田君は懲罰委員会の結論を待って自らの進退を決するとの報道もあります。信頼を失った野党が政府を追及し正すことは出来ず、野党が機能しない議会は存在意義を失います。永田君はこのように議会の権威、品格、信頼を著しく貶めた責任の重大さを真剣に受け止め、不思議なことに遅々として進まぬ懲罰の審査を待つことなく、これ以上生き恥を晒すこともなく、潔く直ちに自らの出処進退を決断すべきであります。それが議会を深く思うもののあるべき覚悟ではないかと信ずるのであります。そこで、永田君に伺いたいが、議会の権威や品格を貶めたことについては何で正式には謝罪しないのか?単に、武部幹事長やその子息に対する名誉を毀損したことだけに謝ればいいのか?問題の本旨本質はどこにあり真剣に謝罪すべき相手は誰だと考えるのかお答えください。」

岩國哲人委員長 「綿貫議員より、前衆議院議長としての大変重みのあるご意見を、懲罰委員会のあり方、また、制度についていただきました。真摯に受け止め、これから全員で参考にさせていただきたいと思います。」「永田君」

永田議員 「ぐにょぐにょぐにょぐにょ」

岩國哲人委員長「綿貫民輔君」

綿貫氏 「えー、永田議員は今回の問題はすべて責任は自分にあるとおっしゃっておりますが、自らの出処進退、その責任につきまして、ほかに下駄を預けてから・・というようなことでは却って国民の政治に対する信頼を失い、議会の名誉を汚すものではないかと思うのですが、これについてはいかがお答えでしょうか?

岩國哲人委員長 「永田君」

永田議員 「ぐにょぐにょぐにょぐにょ」

岩國哲人委員長 「綿貫君」

綿貫氏 「えー、永田さんは、ま、騙されたとか、或いは、悪意はなかったとか、先程のご発言を聞いておりますと、だから、ま、謝ればいいんだと、こういう内容な風に聴こえるんですが、幼稚園の生徒や小学校のこどもじゃないんですから、一人前の国会議員として自覚を持って、冷静に神の前で自らをもう一度取り直して行動していただくように心から強く期待して終わります。」

岩國哲人委員長 「どうもありがとうございました。以上をもって綿貫民輔君の質問を終わりました。これにて本日の永田君に対する質疑は終了いたしました。永田君はご退席願います。」

永田議員 「ぐにょ」

岩國哲人委員長 「〜本日はこれにて散会いたします。」

  by 永田寿康議員の懲罰委員会:平成18年3月24日
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by daisukepro | 2006-04-01 23:41 | 政治


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