アイフル業務停止とサラ金地獄の真犯人

月が東から上る頃、地震があった。耐震偽装事件で登場した顔が走馬灯のように浮かぶ。我が家は大丈夫だろうかーーーー。日常、何かいやな感じ、この不安はどこから来るのか。幻視の中で暮らしている気さえする。中小企業の経営者が従業員の賃金を払うため、銀行に駆け込んでも相手にされない。それどころか銀行は「そんなにお困りでしたらーー利息は高いが、担保はいりません」と高利貸しを紹介する。これをサラ金、消費者金融とはよくぞ言ったものだ。質屋を一六銀行と呼んでいた時代があったが、消費者金融は金利29、2%だ。肉切り骨しゃぶ銀行とでも呼びたくなる。一度苦境に立った者は金融システムのアリ地獄、多重債務の穴に落ち込み自力で抜け出すことは出来ない。駅前広場に立って周囲を見回すと良い、消費者金融の看板が取り囲んでいる。獲物を狙って貧しき者を見下ろしている。負債者が返済に行き詰まると高利貸しは「よろしい、問題を解決してくれる弁護士事務所を紹介しましょう。あなただけにーーー」と肩をたたく。負債者は藁をも掴むおもいで、事務所の扉をたたく。しかし、そこは看板だけ、実はサラ金、多重債務で一括解決をすすめられる。
参議院法務委員会で貸し付け金利の上限を引き下げる動きになった、それでも金利上限は20%だ。非銀行系のアイフルに営業停止命令が下ったが、銀行系列の高利貸しは今も営業を続けている。耐震偽装で木村建設やHUSER、姉歯は上げられても大手ゼネコン系列の偽装はコンクリート詰めのまま。この政治手法が続く限り、庶民の不快な気分は果てしなく続く。
すき焼きを最後に食したのはいつだったかな。忘れた。
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by daisukepro | 2006-04-21 09:43 | 政治


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