「ラブミーテンダー、もうひとつの価値観」


「ラブミーテンダー、もうひとつの価値観」

日米が共有する普遍的な価値観は「自由と人権の尊重」、「民主主義」、「市場経済」.
だから「ラブミーテンダー」とささやいて結婚しては見たけれど、その優しいはずの夫が暴力を振るうだけの男と気づいた時には妻は「ノーウエイ」と離婚するだろう。
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共通する価値観があるとすれば、違う価値観とはなにか。自由がない、人権を蹂躙する、独裁主義、統制経済などの反義語で表現される価値観のことだろう。彼らが考える違う価値観を持つ人々とは、どうやら中国やインドや北朝鮮、中近東諸国、民主主義改革を目指す中南米やアフリカの諸国のことを念頭に置いているらしい。
私はアメリカを民主主義の国だとは思っていないが、たしかに彼ら指導者がいう「自由」「人権尊重」「民主主義」の理念は普遍的なものだろう。しかし、ここにもうひとつの価値観が隠されていることに気づかない訳にはいかない。ブッシュとコイズミは「自由」、「人間の尊重」、「民主主義」にプラスして「戦争」を加えて共通の価値観と云わなければならない。ブッシュは自認しているように戦時大統領なのだ。イラク戦争の仕掛人ウルフォウィッツを世界銀行総裁に任命したのもブッシュだ。ヘロデ王に幼稚園の鍵を渡したようなものだとひとは云う。「戦争」は勝つためには何でもやる。「自由」も、「人権」も、「民主主義」もそれまでお預けだ。「欲しがりません、勝つまでは」。戦争政策に反対する奴は抵抗勢力、敵である。「敵は殺してもいい」が「戦争」の論理だ。今のアメリカに自由はあるか、人権は尊重されているか、たったひとつの自由があるとすれば、それは資本家が望み通りに利潤を追求できる「自由」、それが「新自由主義経済」だ。紛争を解決する手段に武力を行使しないことを規定した憲法を有する国、戦争をしない国の価値観と戦争をする国アメリカの価値観とは180度違う。価値観を共有できる訳がない。その国の総理大臣が「ラブミーテンダー、アイラブユー」と持参金付きですり寄ってきたのだから、腹の中で「ジャップ」と蔑んでいても、そりゃブッシュは歓迎するだろう。たとえプレスリーが趣味でないとしてもーーー。
プレスリーならメンイフィスまでいかなくても、東京は原宿にいますね。コイズミさん。と思ったが、この原宿のエルビス像はあなたも寄贈人だったとか。知らなかったなあ!
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by daisukepro | 2006-07-01 11:32 | イラク戦争


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