続「日銀総裁は即刻退任せよ」

続「日銀総裁は即刻退任せよ」 
福井総裁の後任人事

電車を待っているとき、ホームの売店の中刷り広告が目についた。日銀総裁の後任人事に塩川、竹中?と書いてある。事態はそう単純ではない。民間から選ぶとなると資産公開が原則となるから所有する株の内容まで精査しなければならない。そうなるとなり手がいない。竹中さんなどは日銀総裁にして資産を公開させたら良いと思うのだが、そうはいかない。彼は慶応閥だが、元は一橋だ。日銀総裁の後任は最終的には日銀総裁が指名する慣行になっている。だから、任期切れの時には後任が誰になるか、新聞記者が総裁の周囲をかぎ回る。「うるさくてしょうがない」とこぼす日銀総裁がいたとか、いないとか、うわさ話で聞いたことがある。東大の秀才は官僚としての進路を決める時、日銀に行くか財務省(大蔵省)に行くか悩むが、大抵は大蔵省を選ぶことになる。日銀が独立しているように見えるが、実は大蔵省が支配していることを学生時代から認識しているからである。福井総裁は日銀プロパ−の総裁候補として注目されていたが、「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」に連座して、民間企業に天下ったという経歴の持ち主だ。だから、復権は異例中の異例なことだ。何でもありのコイズミ内閣でなければできない人事だったのである。こうなると、日銀内部でも福井さんのご指名を喜ぶ官僚はあまりいない。難航するはずだ。
c0013092_0513292.jpghttp://business.nikkeibp.co.jp/article/reuters/20060629/105405/
兎にも角にも、マスコミは茶番の後任人事より、コイズミ構造改革の主犯、宮内義彦会長の正体をあぶり出すことが先だろうと思うのだがーーーー。
ロイター配信によるとオリックスの宮内会長は29日、村上ファンド問題に関し、「Mファンドの投資決定には関与しておらず、残念だが責任は感じない」と述べたそうだ。
宮内会長は医療保険制度改悪問題に関連して「(命が欲しければ)資産を売って、保険に入る人も出てくる」と本音を述べたことをお忘れではないですね。なにしろ、この7月からは保険適用のリハビリ期間を短縮されて生きながら命綱を断たれる人々が続出することになる。宮内さんあなたは、リハビリで生きようとする人々に「金がなければお前は死ね」と宣告したと同じですよ。そういえば、子分の村上ファンドが「僕が悪いのは儲けすぎたからでしょう。お金を儲けてどこが悪いのですか。ぼくには分からない」とほほを膨らませていたTV画面を思い出す。でも、宮内さん、あなたが村上ファンドを最初からバックアップしてきたことを忘れない。また、あなたが推進した構造改革によって、保険業で儲けるかもしれないが、これからおこる様々な事態に対して、「私は関与しておらず、残念ながら責任を感じません」とは言わせない。私たちは保険料を払うたびにあなたの言葉を忘れない。
▲「発見の同好会」は早朝6時からのTBS「時事放談」の録画試聴をお薦めします。
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by daisukepro | 2006-07-02 00:55 | マスコミ


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