再々NHK改革

雲ひとつない空、日は東、月は西、北風にパトカーのサイレン、寒さが首筋から入り込む。
アメリカ占領軍の指令でイラクでは戒厳令下の選挙が行われる。銃口にかこまれた民主主義、戒厳令下の投票、これで民意が反映するものかどうか。

さて、みなさん、NHKの釈明番組はご覧になりましたか。想像通りのできばえでしたね。笑いの取れない「エンタの神様」のコントのようでした。民間放送はやたらと海老沢会長をたたく特集をくみこんでいる。けれど、民放の報道もまた信用できない。
どの局もおなじネタ、横並び報道、特集は制作会社に発注、取材は他人にまかせ、リスクは制作会社に負わせる。
局プロ(業界用語でTV局の担当プロデューサーのこと)は昼からでてきて、5、6本担当しているため、会議やチェック試写で発注先にだめ出しをする。取り直せば番組会社の利益はけずられる。局が負担する場合もある。裁量で上手にさばけば双方一両得、私がすこしばかり得をしても文句はないはず。ーーーと考える。ストレスがたまって、よるは銀座や六本木のクラブに繰り出すーーー。請求書は下請け会社にまわされる。次第に手口はエスカレート、NHKの事件が起こる。時にはそうでない立派な人を見かける。それはまれである。NHKで制作費を詐取した紅白プロデューサーとどこが違うのか。

読売、巨人軍、NTVの支配者、ナベツネが自分の局の時間を使って、改憲派の中曽根を呼び、人気タレントのテリー伊藤を司会者に起用して抜け目なく憲法改正を語る。(「本音論」NTV1月29日13時30から1時間)
ナベツネはテリーの帽子をとり自分でもかぶって見せるようなサービスまでする。これと比べるとNHKの方が正直でいいのかもしれない。
あのNHK釈明番組は誰も見て欲しくないという作り方をしているのではないかと疑いたくなる。
さて、新会長は「視聴料収入が減ったので番組制作費を削減するが質は落としません」というーーーー
現在もNHKの番組制作構造は民放化してるというのに、どういう神経なのか、発注額の削減で苦労するのは制作会社だ。
NHK独裁者は報道番組支配介入の共犯者であった。最も肝心なことを追及する姿勢は次第に薄められて行く。
ナベツネは「海老沢君はやめる必要はないよ。何もわるいことはしていないんだから」と笑う。二人は親友なのだ。
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by daisukepro | 2005-01-29 16:04 | テレビ


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