監視社会の足音が聞こえる

あなたは千の目に監視される
NHKのテレビ番組に介入して番組内容を改竄したアベシンゾーが総理大臣なった。最初の仕事が教育基本法の改悪だ。目的はハッキリしている。教育基本法は国家権力が教育への不当な支配介入を許さないことを条文にしているが、改悪はこの歯止めを取り除くことを目的としている。「教育は国民全体に対して直接責任を負って行うべきものである」とする条文を「他の法律の定めるところによって教育を行うべきである」と改竄して国家権力の介入に法的根拠を与えようとするものだ。官製の官許による教育を目途にしている。民主主義とは両立しない。
現行法があるにも関わらず、国旗掲揚、国歌斉唱の強制、教育委員会制度による教師の監視、懲罰人事など、権力は不当な介入を平然とやっている。この教育現場の実体が陰湿な教室を醸成していじめや自殺を増幅しているのではないかと私は思う。改悪法が通過すれば、状態はもっと悪くなるだろう。
さらに、軍事体制になれば軍が教育現場にやってくる。体育会系どころではないのだ。
一時は角を隠していた共謀罪法案がまた持ち出されようとしている。これは謀議をしただけで検挙できることを可能にした法律である。外部からのテロ犯罪を防止するためにつくるのだと云うが、この法律が成立するとどうなるか、謀議を摘発するには盗聴、盗撮、更にはスパイによるおとり捜査、たれ込みの奨励、何でもやり放題なのだ。これも、警察権力の国民生活への介入を容易にする。不信と憎悪にあふれ、恐怖に満ちた社会がやがて形成されて行くだろう。 c0013092_23403593.jpg
ところで、最近町を歩いていると写真にあるような掲示を良く見かけませんか。自宅を出て、出社するまでどれだけの監視カメラの前を通過するだろうか。c0013092_23411428.jpg
いつの間にか、怪しい人はいないかと監視の目になっている自分に気付くことはないだろうか。北朝鮮のミサイル実験、核実験を利用してテロ対策を口実にタレ込み社会の地ならしをやっているのだ。「北朝鮮がせめて来たらどうする」、「核には10倍の核を」などと脅威を煽っていたかと思うと、北朝鮮の軍事力がそれほどないとわかると「アメリカはピンポイント攻撃をやる」、「アメリカが先制攻撃をしたら日本はどうするのか」など目先を替えて危機感を煽る、無節操な政治家たちがいまだにテレビに登場している。アメリカのイラク軍事介入は何だったのか。イラクは民主化どころか、報復の連鎖地獄になっている。
自衛隊はイラク人を殺すこともなく、殺されることもなく、日本は憲法九条によって地獄に落ちず、首の皮一枚を残して守られたではないか。
[PR]
by daisukepro | 2006-11-27 00:03 | 憲法


<< 改憲CMをたれ流す「国民投票法... イタリア「性転換して女性になっ... >>