民主党の「難破船CM」と政党CMについて


近頃、TVで民主党の政党宣伝CMが目につく。
c0013092_12232443.jpg荒波を乗り越える党首とそれを支える二人の幹部というイメージのつもりだろうが、早速、自民党の中川幹事長から「嵐の中で船長がかじを手放し、水夫が逃げ去り、3人しか残らない党に日本の未来を任せるわけにはいかない」とツッコミを入れられる始末だ。 YOUTUBEでは「のりたくない船」として映像が紹介された。
2005年の衆議院選挙ではこの手の政党CMがやたら流れたことを皆さんは記憶しているでしょうか。一体、どのくらいの金がCMに投入されたのだろうか。東京地区のキー局のTVCMは自民党2億6000万円、民主党3億円、公明党2億円、共産党1600万円と推定されている。もっとも、効率的にCM作戦を展開したのは自民党である。作戦本部長の世耕弘成氏は自著「プロフェッショナル広報戦略」で自慢げに語っている。彼は政府御用達広告代理店「電通」出身なのである。日常の記者会見の背景をそのまま利用して「改革なくして成長なし」などのフレーズを総理大臣たる党首が繰り返す作戦だ。
ある評論家が話していたが、「小泉の話は玄関を入るとすぐに勝手口に出る」ようなもので、具体的な中身はない。視聴者の前では、何とでも解釈できるフレーズを繰り返しては、具体的なことは視聴者の目の届かないところでチャッカリ決め、結果だけ通達するする仕組みだ。このウソツキ総理のフレーズは聞く立場によって違う。主語がないから、国民は苦しい生活を改革してくれると思い、財界はもっと自由に儲けを出せるようにしてくれると思っている。しかし、どちらが本音かといえば、後者だろう。結果がそれを証明している。自立支援という言葉で弱者支援を打ち切る。庶民の税控除をすべて排除して実質、大増税をやる。そのくせ銀行金利と大企業や金持ちの税制優遇措置は据え置く。すべて、付けは大衆的納税者に広く厚く払わせようという魂胆だ。ウソつき百ぺん、本当に聞こえる。小泉が総理大臣になり各政党に挨拶回りをした時のことを今でも記憶に残っている。「あれ、ここでも改革ってかいてあるなあ」と共産党議員控え室入ってくるなり、壁に張られたスローガンを指して、戯けてみせた。知りたいのは改革の中身なのにコイズミは5年間同じことを繰り返し言いつづけたが、中身について一言も話さなかった。話せばウソがバレるから話せなかったのだ。

次回、「政党CMについて」もう少し考えてみよう。
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by daisukepro | 2007-01-23 12:22 | マスコミ


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