「未来に責任を持つ政治」の今は地獄

戦時中のスローガンに「欲しがりません、勝つまでは」と云うのがあった。「いま、日本は戦争をしている国である。戦争には負ける訳にはいかない。戦争には戦費がかかる。勝つために、国の予算は戦争に使う。その負担は国民にかかるが、勝つまでは文句を云わず、痛みに耐えよ。未来、戦争に勝利したら幸せになる」という統治者の考えをスローガンにしたものだ。それでも苦情を言う奴は日本人じゃない。国民でないもの、「非国民だ、国の敵、国賊だ」と罵られた。
街を歩いていると立候補予定者の宣伝ポスターの間に、政党ポスターが目に入る。そこにはスローガンが書かれているが、スローガンに集約されるまでの政党の考え方が分かって面白い。公明党は自民党と連立して、悪政に加担しているが、写真を見てください。ポスターには太田昭宏代表の半身像にスローガンが配置されている。「未来に責任をもつ政治。」このスローガンの発想はどこからくるのか。c0013092_1351559.jpgふくれあがる借金財政はこのままでは破綻する、次世代に負担をかけてはいけない、日本の未来のために国民は痛みに耐えなければならないという理屈で、助成や支援を打ち切り、高齢者控除や配偶者控除などの税制優遇措置をやめ、
住民税、保険料などを値上げ、弱者には何重にも高負担を押し付けた。ほかならぬ、これを推進してきたのは自公政権である。
これが未来に責任を持つとうい政党の実体だ。戦時中のスローガンとかわらない。国民に負担を押し付けながら、居丈高に国のために痛みに耐えよと云っているに過ぎない。現在の貧困化を進めてきた政党がどうして未来に責任を持てるのか。「未来に責任をもつ政治」とはあきれる。いまの生活が荒れ果てて、なんで未来があるものか。
植物でさえ適切に水を与えないと枯れてしまう。人間は毎日、生きるために食物を摂取しなければならない。精神を成長させるためには娯楽や芸術は不可欠だ。
横断歩道で信号待ちしていると隣に並んで立っていた青年の背中を何気なく見ると「IF I DIE,I GO TO HEAVEVN.BECAUSE I AM IN HELL NOW」と書いてあった。ジーパンとブルゾンの背中は夕闇の街に人混みにまぎれて消えていった。
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by daisukepro | 2007-03-07 13:59 | 政治


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