集会の最後に「普通、大学教授は私はお話しました。あとは市民の皆さんよろしくなのですが私たちは違います」と前置きして醍醐東大教授はNHK受信料不払い運動を提案した。
数日後、毎日、読売などに下記の記事が掲載された。
NHK受信料支払い停止運動の会」発足
NHKの特集番組問題で、醍醐聡・東大教授らが8日、「NHK受信料支払い停止運動の会」を発足させ、NHKに対し、政治家への番組内容の事前説明を禁じることや同番組の再放送を求める申し入れを行った。同会はインターネットなどを通じて「不払い」を呼びかけているが、要望がかなえば、さかのぼって受信料を払うという。
申し入れによると、番組の政治家への事前説明をNHKが「通常業務」とした見解を撤回し、それを禁じる規定をNHK倫理・行動憲章に明記するよう要望。番組の変更点が分かるような形での再放送を求め、NHKに3月7日までに回答するよう求めている。
同会の呼びかけ人は醍醐氏ら大学教授や弁護士ら27人。醍醐教授は「ジャーナリズムの根幹にかかわる問題だ。NHKの体質に疑問を持つ視聴者の声を届けるにはこうした手段しかない」と話している。一方、NHK経営広報部は「十分検討した上で誠意をもって回答したい。支払い停止の呼びかけは、放送法に基づいたNHKの受信料収納業務を妨害する行為。社会的立場のある人たちがこうした手段をとることは極めて遺憾で、撤回を求めた」とのコメントを発表した。(毎日新聞より)