自主憲法制定同盟

東京/池袋サンシャインの地下街をあるいていると、「ぴよだま」という呼び名の商品を路上で売っていた。一匹189円、5匹買うと1っぴきおまけがつく、しかし、高いね。
「ぴよだま」をみているとなぜか憲法のことがあたまにうかんだ。
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自民党は防衛庁がまとめたの憲法改正案をとりさげ、あらたに新憲法制定推進本部をつくった。公明、民主の取り込みを始めるらしい。
でもね、世の中には憲法の背表紙も見ていない人がかなりいるようなきがしませんか。
戦後、岸信介は戦犯として巣鴨プリズンに投獄されていた。かれは釈放されるとすぐに、自主憲法制定同盟をつくって、いまの憲法はアメリカ占領軍に押し付けられたものだから、自前の憲法を作ろうじゃないかという運動をはじめた。この自主憲法は極端なナショナリストの支持しかえられず、市民の中にはひろがらなかった。それから50年の歳月がながれた。そして、いま、憲法改悪の論議が国会の中ではじまっている。
憲法を押しつけと感じ、邪魔者のように感じるのはお役人や、裁判官や、会社の社長さんのよなうな権力者とその下僕となった国会議員ばかり。憲法は権力を執行する施政者の暴走を制御するためにある。憲法が明確に禁止している軍隊を保有し、外国に派兵する人たちとっては現憲法ほど邪魔なものはない。憲法の鏡の前ではその醜い素顔がごまかしきれなくなったため鏡の方を変えようとしている。おれたち貧乏人は憲法を押しつけとか邪魔だとかは一度もおもったことはない。人類がめざす理想とおもっている。
かれらは改憲どころか、国民の自由を規制するあたらしい憲法をつくろうとしているのだ。
これって、ナチスのクーデターと同じやないのか。第三帝国の恐怖と貧困がはじまる。
おまけつきで売られたたまるかよ。「ぴよだま」にはなるものか。
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by daisukepro | 2004-12-17 15:54 | 憲法


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