2017年 11月 01日 ( 5 )

核なき世界 他に道なし(ゴルバチョフ)

【モスクワ=栗田晃】東西冷戦の終結に指導的な役割を果たした旧ソ連のミハイル・ゴルバチョフ元大統領(86)が、モスクワで本紙の単独インタビューに応じた。三十年前の一九八七年、当時のレーガン米大統領と中距離核戦力(INF)廃棄条約を結び、核保有大国が初めて核軍縮に踏み出した経験を踏まえ、「『核兵器なき世界』に代わる目標は存在しない。核兵器廃絶を成し遂げないといけない」と強く訴えた。 

 ゴルバチョフ氏は九一、九二年に長崎、広島の被爆地を訪問した。八六年のチェルノブイリ原発事故当時はソ連共産党書記長として事故対策を指揮。二〇一一年に東京電力福島第一原発事故を経験した日本との共通点も挙げ、「原爆投下や原発事故を経験した国は、核兵器廃絶との戦いの先頭に立つべきだ。それは日本と(旧ソ連を継承した)ロシアだ」と強調した。

 また、核兵器を非合法化する核兵器禁止条約の制定に貢献した非政府組織(NGO)核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN(アイキャン))のノーベル平和賞受賞決定を「ノーベル賞委員会は極めて正しい判断をした」と祝福した。

 ゴルバチョフ氏は、核超大国の米ロによる核軍縮交渉が一向に進んでいない現状を懸念。一九八五年十一月、レーガン大統領との初の首脳会談後に発表した共同声明に盛り込まれた「核戦争は決して容認できず、勝者はいない」との一文を挙げ、「もう一度この意味を思い出してほしい」と訴えた。両氏は八六年にアイスランドのレイキャビクで再会談し、INF廃棄条約締結につながった。

 ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の併合から始まったウクライナ危機やシリア内戦を巡り、米ロ関係は冷え込み、「新冷戦」と呼ばれる緊張関係に陥っている。ゴルバチョフ氏は「深刻な危機からの出口を探すべきだ。三十年前の米ソ対話も簡単ではなかったが、両国の指導者の政治的な意志が決定的な役割を果たした」と指摘。

 トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領に「核軍縮に迅速な行動をとるべきだ。米ロ両国のみが、人類の最も重要な目標である核なき世界を達成できる」と重ねて求めた。

 ゴルバチョフ氏はインタビューに、一部を口頭、残りは書面で回答した。

<ミハイル・ゴルバチョフ> 1931年生まれ。85年にソ連共産党書記長に就任し、ペレストロイカ(改革)やグラスノスチ(情報公開)を推進。米国との間で核軍縮を進め、東西冷戦を終結させた。90年、大統領制導入とともにソ連最初で最後の大統領に就任し、ノーベル平和賞を受賞。91年末、ソ連崩壊とともに退任し、その後は「ゴルバチョフ基金」総裁として講演や執筆活動などに取り組む。今夏にも18作目の著作「楽天家のまま」を出版した。

(東京新聞)


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by daisukepro | 2017-11-01 22:02 | 核廃絶

潮流(赤旗転載)

台風が過ぎたあとに木枯らしが吹き、冷え込む列島。きょうから霜月です。連日の雨降りや寒暖の差で体調を崩されていませんか? 十分にご注意を▼深まりゆく秋。木々が色づき、街並みにもしっとりした感じが漂います。秋色(しゅうしょく)には景色だけでなく、秋の気配、秋らしい趣や気分といった意味があるそうです。木の葉の色合いが違うようにそれぞれの秋色が心を染めていくこの頃です▼昔から季語に用いた俳句も多い。〈秋の色糠味噌壺(ぬかみそつぼ)も無かりけり〉。芭蕉の一句です。詞書(ことばがき)に「庵にかけむとて、句空が書かせける兼好の絵に」とあるように、門人の句空に頼まれて吉田兼好像の画賛として詠んだものです▼澄んだ秋色の中、糠味噌壺の一つも持たない無の境涯への共感。そこには、句空へのあいさつとともに、芭蕉自身のそうした境涯への思いをひそめているといわれています。糠味噌壺も「徒然草」に書かれている同じ意味の「糂粏瓶(じんだがめ)」から発想しています▼芭蕉にも影響を与えた「徒然草」の世界。「つれづれなるままに~」から始まる随筆は「心にうつりゆくよしなし事」を書きとめました。加藤周一は、作者の「心にうつりゆく」事はじつに多様で相対する価値観を映し出していると「日本文学史序説」で評しています▼人生を季節にたとえるならば、秋は成熟のときか。憂き世や命のはかなさを嘆くだけでなく、はげしく動く世相の中でも、人と人とのつながり、みずからの生を彩る。心にうつりゆくそれぞれの秋色を楽しみながら。



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by daisukepro | 2017-11-01 21:47 | 潮流(赤旗)

裏庭の園芸12ヶ月秋ー2

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裏庭の園芸12ヶ月 秋-2

いつの間にか木枯らしの季節、鉢植えの芙蓉、地に植え変えた。木槿と芙蓉の区別ができない。それでいいのだ、山崎方代。詩はどこにでもある。いい蕾だなあ。チョットピンボケ、ほほをピンクにほんのりと、そこがいい。(iphone6)



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by daisukepro | 2017-11-01 14:36 | 裏庭の園芸12ヶ月

F35Aステルス戦闘機12機のうち、2機が10月30日、同基地に飛来しました。同機の海外への実戦配備は初めて。

 米空軍が嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)への暫定配備を発表していたF35Aステルス戦闘機12機のうち、2機が10月30日、同基地に飛来しました。同機の海外への実戦配備は初めて。(赤旗)


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 沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる「嘉手納飛行場に関する3市町連絡協議会」は24日にF35を嘉手納基地で展開しないよう米軍などに求めていました。

 3連協の要請を無視する米軍に嘉手納町の當山宏町長は「われわれの願いに反して激しさを増す嘉手納基地の運用に大きな懸念を持っている。ヘリ炎上など米軍機事故が相次ぎ、町民の不安が高まる中での配備。決して容認できない」と批判しています。

 米空軍によれば、嘉手納に配備されるのは米ユタ州ヒル空軍基地に所属する第34戦闘飛行隊約300人とF35A12機で、期間は約6カ月です。

 F35Aの展開は、米本土などから嘉手納や韓国、グアムに実戦可能な部隊を展開させ即応態勢をとる、米空軍の「戦域安全保障パッケージ」(TSP)の一環です。嘉手納へのTSP展開は、2007年に12機のF22配備に始まり、15年以降F16が配備され、切れ目なく続いています。

F35A 飛行士の低酸素症など相次ぐ

 米航空専門誌『アビエーション・ウィーク』電子版によれば、米空軍のF35Aステルス戦闘機の飛行士に、低酸素症などとみられる体調不良が相次いでいます。同機は10月30日から米空軍嘉手納基地(沖縄県)に暫定配備が始まり、来年3月までには自衛隊も配備を開始する計画です。

 F35Aをめぐっては、今年5月から6月にかけて、米アリゾナ州のルーク基地に所属するF35Aの飛行士に低酸素症や高二酸化炭素症などとみられる症状が5件発生。このため米空軍は同機の飛行を一時停止し、1週間後に飛行を再開しましたが、同じような症状が5件発生しました。米軍は調査に乗り出していますが、いまだに原因は不明です。

 米海軍によれば、低酸素症は厚木(神奈川県)や岩国基地(山口県)に配備されているFA18戦闘攻撃機でも多発。最も深刻な「クラスA」に分類される事故の原因にもなっています。



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by daisukepro | 2017-11-01 14:07 | 米軍基地

日本ナショナリズムの源流 講師梅田正巳(編集者)

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近日、大著『日本ナショナリズムの歴史・全4巻』を著した梅田正己さんが安倍政権下の現在を分析、講演。質疑応答を含め貴重な意見が開陳された。著書は時代を学ぶテキストになる。↓下記のアドレスで見られます。カメラ 東野 大場、編集大場
https://www.youtube.com/watch?v=btNBV6I3Rjo&t=272s

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by daisukepro | 2017-11-01 00:21 | FmATVch