カテゴリ:イラク戦争( 42 )

イラクの国民投票

共同通信は26日「イラクの国民投票の結果」と「米軍の戦死者数」の二つのニュースを配信した。
「イラク選挙管理委員会は25日、新憲法案の是非を問う15日の国民投票の結果、憲法案が約79%の賛成で承認されたと発表した。」
「米CNNテレビは25日、2003年3月のイラク戦争開戦後に死亡したイラク駐留米軍兵士らの数が、2000人に達したと報じた。」

米軍は傭兵や非戦闘員の死者は戦死者としてカウントしない。米軍のスポークスマンは記者の質問に「米軍は死体をかぞえない」と答えたそうだ。それでも開戦以来米軍の戦死者は2000人を超えた。
ヘロルド教授の「ボディカウント」によればイラク戦争の民間人犠牲者は約26、000から30、000人を超えている。
国民投票で79%が新憲法に賛成といってもシーア派とクルド人が賛成、スンニ派は完全に反対している。
米軍の虐殺行為は止まず、自爆テロが鎮静する気配はない。新憲法が成立しても米軍の傀儡政権が誕生するようでは宗教的対立と地方分権をめぐり内戦の危機をはらんでいる。
米軍とテロの殺戮で治安は悪化、日々危険にさらされている市民は命を長らえることで必死、必ずしもみんなが憲法なんかにかまっちゃいなられない。みんな命を長らえ、仕事にありつき、こどもを学校に送っていくことでいっぱいで、憲法をじっくり読み、考える余裕がなかったとブログ「リバーベンド」が伝えている。
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by daisukepro | 2005-10-26 23:17 | イラク戦争

金持ち天国アメリカ:企業CEOの平均年収は一般労働者の431倍


選挙、お疲れさま。間もなく閉め切り時間です。
車いすで投票所に向かう某大学名誉教授とすれ違いました。90歳になりますが今も尚研究を続けている学者です。思わず頭を下げちゃいました。
投票結果はまだですが、アメリカの話です。会員からの発見情報です。
年収13億、なんに使うのですかね。アメリカ人より日本人の方が少しはクレーバーと思うのですがね。開票後またお目にかかりましょう。

金持ち天国アメリカ:企業CEOの平均年収は一般労働者の431倍、イラク戦争効果で急上昇

米国の民間調査団体、公正経済連合(United for a Fair Economy)と政策研究協会(Institute for Policy Studies)が8月30日に発表した共同調査報告「Executive Excess 2005」によれば、2004年度のCEOの平均年収は1,180万ドル(約13億677万円)、一般労働者の場合2万7,460ドル(約304万1,934円)で、両者の収入格差は431倍となり、2003年度の301倍から上昇している。

過去を遡ってみると、企業経営者と一般労働者の収入格差は1982年度で42倍、90年では107倍、2001年度には過去最大の525倍であった。
90年代から現在までの米国企業CEOと一般労働者の収入格差の変遷。米国民の二極化はクリントン政権時代から深刻化している(画像クリックで拡大します)source:Executive Excess 2005

2004年度の企業CEO報酬額で特筆すべきは、イラク戦争による経済効果である。2001年から2004年の間に、米企業CEOの平均年収は7%上昇しているが、企業収支が公開されている国防関連企業(ユナイテッド・テクノロジー、テクストロン、ゼネラル・ダイナミクス社など)の経営者の収入は、平均で200%上昇している。

例えば、防弾ベスト製造で知られるDHBインダストリーズ社のCEO、デビッド・H・ブルックスの場合、2001年度の報酬は52万5,000ドル(約5,820万7,629円)だったが、2004年度には7,000万ドル(約77億6,120万円)となり、増加率は13,349%である。2004年度、ブルックス氏は持ち株1億8,600万ドル分を売却して投資家の動揺を誘い、結果として同社の株価は22ドルから6ドル50セントに下がった。2005年5月、米海兵隊はDHBインダストリーズ社製防弾ベストの防弾性に問題ありとして、同社製品5,000着以上をリコールしたが、その時すでにブルックス氏は2億5,000万ドル以上(約277億754万円)を懐に収めていた。

また、国防関連企業CEOの報酬と、米軍の将軍クラスの収入格差は、2001年の12倍から2004年には23倍に拡大している。ちなみに、キャリア20年の将軍クラスの2004年度の年収は平均16万8,509ドル(約1,867万9,352円)で、2001年度に比較して2万286ドルの増加。一般兵士の場合、戦闘手当や住宅手当等を含めた年収は平均2万4,278ドル(約269万1,119円)で、2001年度から3,520ドル増加している。

イラク侵攻時から米軍の兵站業務を担当しているハリバートン社のCEOデビッド・レサー氏は、2003年から2004年の間に報酬を171%増額させ、1,140万ドル(約12億6,354万円)を受け取った。同じ時期、同社が国防総省に不正請求していた金額は14億ドル(約1,551億8,300万円)に及んでいる。一方でハリバートン社は、イラク駐留米軍の各基地で臨時雇用しているトルコ人やフィリピン人出稼ぎ労働者の食事として、米軍の残飯だけを提供しているという。
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by daisukepro | 2005-09-11 18:11 | イラク戦争

続々「シンディの平和キャンプ」


守れ憲法九条! 自衛隊はサマーワから即時撤退せよ!

シンディ・シーハンさんのコメント
私は息子のためにクローフォードに戻ります。私の息子を無意味な戦争に送り出し、死なせた大統領がクローフォードにとどまる限り、私の居場所はそこです。私は2週間半前にたった一つの理由のためにやってきました。大統領に会って一つの単純な質問をするためです。「私の息子が死ぬことになった高貴な理由とは何ですか?」
I'm coming back to Crawford for my son. As long as the president, who sent
him to die in a senseless war, is in Crawford, that is where I belong. I came here two and a half weeks ago for one reason, to try and see the president and get an answer to a very simple question: What is the noble
cause that he says my son died for?

この質問への答えが私の息子を生き返らせることは有りません。でも、これ以上の無意味な死を止めるかもしれません。なぜなら、今やどの死も無意味だからです。そして私たちの国の大半がそのことを知っています。それならなぜ、若い男女がさらに死ぬ必要があるのでしょうか?なぜさらに多くの親たちが子どもを失い、残りの人生を耐えられない悲しみの中で生きていかなくてはならないのでしょうか?
The answer to that question will not bring my son back. But it may stop more meaningless deaths. Because every death is now a meaningless one. And
the vast majority of our country knows this. So why do more young men and
women have to die? And why do more parents have to lose their children and
live the rest of their lives with this unbearable grief?

大統領職は人々の意志より大きいものではありません。
The presidency is not bigger than the people's will.

そして、人々が声をあげたなら、それを聞くのは大統領の責任なのです。大統領は私たちに奉仕するためにいるのであって、その逆ではありません。
And when the people speak out, it's the president's reponsibility to listen. He is there to serve us, not the other way around.

これは政治の話ではありません。アメリカにとって何が良いことで、私たちの安全保障にとって何がベストかについての話です。そして、この大統領がその二つから私たちをどれほど引き離してしまったことでしょう。
This isn't about politics. It's about what is good for America and what's
best for our security and how far this president has taken us away from
both.

私はクローフォードへ戻ります。今、そして永遠に、これこそが私の息子に対する義務であり、他の子どもたち、他の親たち、そして私の国に対する責務だからです。
I'm coming back to Crawford because -- now and forever -- this is my duty
for my son, for my other children, for other parents, and for my country.

訳ヤメ記者弁護士
自衛隊はサマーワから即時撤退しよう!  守れ憲法九条!
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by daisukepro | 2005-08-31 09:00 | イラク戦争

続「シンディの平和キャンプ」

うっかりコイズミ「郵政民営化」の窓口を開けると、待っているのは増税、憲法改悪、もの言えぬ世界、荒野と廃墟、その世の果ては焼け野原。満天の星。
あなたにとって「郵政民営化」はメリットがありますか、ありませんか?
しっかり考えて、投票に行こう。一人二票あります。

続シンディの「平和キャンプ」

「息子は何のために死んだのか大統領に聞きたい」。こう訴え、抗議の座り込みを始めたシーハンさんは、反戦運動に火をつけた。
ブッシュ大統領はイラクからの撤退論の高まりを恐れて「即時撤退を主張する人たちは、米国を弱体化させる政策を主張しているのと同じだ」とアイダホ州の大統領支持派の集会で演説した。
クイズな人欄で紹介した反戦のシンボルとなったシーハンさんは急病の母親に付き添うため野営地を離れていたが再びキャンプに戻ってきた。その1時間後、大統領も軍用ヘリコプターで私邸へ戻ってきた。

ブッシュはシーハンさんに対して「彼女の抗議する権利は認めるが、彼女は私がこれまでに面会した(戦死者の)家族の見方を代表してはいない」と語った。

シーハンさんは、大統領との面会を訴えた上で、「大統領はイラク戦争で、国民を欺いている」と非難している。さらに、「私はこの国を愛している。が、あと何人がこの無意味な戦争のため命を落とさねばならないの」とシーハンさんは問いかける。「ケーシーが帰ってこないのは分かっている。が、大統領は間違いを認め、兵士を国に戻す時だ」と迫っている。 
イラクとアフガニスタンで増え続ける米兵士の戦死者問題について、大統領は「軍は命を落とした兵士に報いるためにも任務を遂行する」とイラク戦争続行を強調した
大統領の演説会場外で行われた今回の反戦集会には、シーハンさんに鼓舞された退役軍人、軍人の家族やその支援者ら約2000人以上が参加した。そのひとりである同市のロッキー・アンダーソン市長(民主党)は、「大統領は国民にうそをつき続けている。何もしないのは(大統領に)同調しているとの同じだ」と述べ、参加の動機を明らかにした。 

8月6日から始まった座り込みへの支援者数は日を追って増え、先週末には2000人にも膨れ上がった。21日にはベトナム戦争の反戦歌手ジョーン・バエズさんも現地に駆けつけ、反戦支援のコンサートを開いた。 c0013092_1417563.jpg (写真は18日、キャンプ地のあるグリーン湖周辺で行われたかキャンドルライトデモ)
 シーハンさんが、昨年4月イラクで戦死した息子のケーシーさんからとって「ケーシーキャンプ」と呼んでいる地点は、当初より大統領の私邸に約3キロ近づいた。というのも、地元の有志が最近、所有している土地の使用をシーハンさんに認めたからだ。現在大統領私邸近くまで、支援者のテントや食事を調達するトラックや車がひしめきあっているという。 

戦死者はイラクで1864人、アフガニスタンで223人とされる。 

戦死兵の母親」と「軍最高司令官」との新たな戦いが始まった。 

コングレス(米アリゾナ州)25日=マクレーン末子より 
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by daisukepro | 2005-08-27 10:53 | イラク戦争

サマーワ市民、自衛隊の復興支援と汚職に反発



日本のテレビや新聞でも報道されていますが、サマーワの抗議行動は暴動化しています。自衛隊の駐留は人道支援、復興支援をするというのでサマーワ市民は我慢してきたが、期待したほど復旧は進展しないばかりか、最近ではまったく停滞している。ガス、下水道、電気など、生活ラインの状況はさらに悪化した。自衛隊の駐留を容認してきた行政に対する不満が高まり、これまでも市民の抗議行動が繰り返されてきた。
ついに、7日、2000人規模にふくれあがったデモ隊に警官隊が発砲、1名の死者、約60人が負傷した。ハッサン知事は外出禁止令を宣言したが、暴動は続いている。サマーワに自衛隊を派遣したまま、小泉は国会を解散してしまった。

以下、共同通信の生々しい報道を転載します。
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2005年08月08日
過激派、住民不満を利用か サマワの大規模衝突

 【サマワ8日共同】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワで7日に起きた、過去最悪規模のデモ隊と警官隊との衝突では、復興の遅れや汚職に反発する一般市民の不満を過激派が利用し、混乱を拡大させたとの見方が広がっている。
 市民生活が改善されない限り不満の根は絶てず、過激派の扇動で同様の衝突が繰り返される可能性もある。陸自の復興支援活動は難しい局面に差し掛かっている。
 7日のデモを呼び掛けたのは市民団体「未来のサマワ議会」。企業経営者や元教師ら、穏健派の市民約100人ほどの団体だ。混乱を起こそうとした可能性は低い。
 同団体は、日本などの支援が有効に生かされず、汚職がまん延しているとして地元ムサンナ州のハッサン知事を批判。同時に、生活向上に結びつかない陸自の活動へのいら立ちも募らせている。


2005年08月08日
知事とサドル派「停戦」 サマワ、夜間も攻撃続く

 【サマワ8日共同】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワで7日起きた警官隊とデモ隊による衝突を受け、地元ムサンナ州のハッサン知事が同日夜、イスラム教シーア派の反米指導者サドル師派の地元幹部と会談、「一時停戦」で合意した。州評議会筋が明らかにした。
 しかし、警察によると、サマワでは7日夜も、州政府庁舎と警察本部近くにロケット弾が撃ち込まれたほか、散発的な銃声が響いた。負傷者はなかった。
 評議会筋によると、サドル師派は7日の衝突への関与を間接的に認めた上で、知事の辞職を要求。州評議会が知事の進退を協議することが「一時停戦」の条件だという。
 イラク移行政府のジャファリ首相は、現地情勢を把握するためサマワに政府代表団を派遣した。

2005年08月07日
デモ隊に発砲、1人死亡 サマワ、州庁舎近くで爆発

 【サマワ7日共同】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワで7日、電力不足などに抗議する住民らの大規模デモがあり、デモ隊の一部が警備の警官隊に投石。警官隊やムサンナ州知事護衛の一部がデモ隊に発砲し、州保健当局によると少なくとも1人が死亡、15人が負傷した。
 また州政府庁舎近くで大きな爆発が発生。州政府当局などによると、ロケット弾が撃ち込まれた可能性がある。負傷者の有無は不明。
 デモ隊は同庁舎前に集結しており、州評議会筋によるとデモの規模は過去最大。デモ隊は市内各地でタイヤを焼き交通を遮断、上空に黒煙が上がっており、断続的に発砲音が聞こえるなど市内は緊迫している。デモ隊の一部が警察施設を占拠したとの情報もあるが、確認されていない。
 酷暑の中、電力不足や失業などに対する住民の不満は強まっており、サマワ情勢は不安定さを増している。

2005年08月08日
デモが暴徒化、1人死亡 サマワ、60人負傷

 【サマワ7日共同】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワで7日、深刻な停電や失業問題などに抗議し、地元ムサンナ州知事の解任を要求する大規模デモがあり、一部が暴徒化し警官隊と衝突。州政府庁舎近くでロケット弾による爆発もあった。警官隊が発砲し、保健当局によると参加者少なくとも1人が死亡、警官約20人を含む約60人が負傷した。
 デモには1000人以上が参加しており、衝突の規模はイラク戦争後、サマワで最大級。酷暑の中で住民は不満を強め、現地情勢は不安定さを増しており、陸自の活動が大きく制約されるのは必至だ。
 同州のハッサン知事はサマワに外出禁止令を出した。治安維持のため南部ナシリヤからイラク軍部隊が現地入りした。
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by daisukepro | 2005-08-09 10:41 | イラク戦争

イラク戦争「自衛隊はサマーワから即時撤退しよう!」

サマーワで反日デモ拡大

27日付のニュース・サイト、イラーキ・リーグは、同紙通信員がサマワで撮影した占領軍と州政府に抗議するデモの写真5枚を掲載した。 
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http://www.iraqirabita.org/?do=article&id=2288 
 
 同サイトに掲載された記事は次の通り。 
 
 「サマワの本紙通信員は、ますます悪化する占領状態と行政の腐敗に対する反感が増大していることを示すこれらの写真を撮影した」 
 
 「サマワは平穏で、戦闘地域から離れた町のひとつであった。また、占領軍は常に、サマワが占領を受け入れるイラクの代表的な都市だと主張してきた」 
 
 「ところが、ここにこの主張がまやかしであることが明らかにされた。イラクの各都市は次々に、占領状態への『拒否戦線』に加わりつつある。たとえ日本のそれであってもだ」 
 
 「サマワは、私腹を肥やすために占領状態の定着させようとしている政府高官たちにまん延する深刻な腐敗や盗みなど、占領の結果に生じた全てを拒否している」 
 
 「現在サマワは、占領軍とその仲間たちの計画を挫折させるために、継続的な市民による反抗と示威運動に全住民が参加する模範都市となりつつある」 
 
 なお、26日付の同紙は、同日のデモには数千人が参加したと報じた。

2005年07月28日掲載 無料記事 Copyright (C) Berita unless otherwise noted.
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マガジン9条

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by daisukepro | 2005-07-31 18:49 | イラク戦争

イラク戦争、サマーワ「キャプテン翼」大作戦

共同通信の報道 以下転載
また、長文になりましたが、
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サマワ、日本友好協会前会長の店爆破・2人負傷
友好協会前会長の店爆破 サマワ、脅迫で解散後
 【サマワ25日共同】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワ中心部で24日深夜、日本友好協会のアンマル・ヒデル前会長が経営する宝飾店が爆破され、建物の一部が被害を受けた。近くの店舗数棟も一部が破壊され、近くにいた2人が負傷した。
 アンマル氏は22日、停電などの改善を求めるデモ隊の一部に「日本人との付き合いをやめなければ店を爆破し、おまえを殺す」などと脅迫を受け、23日に協会の解散を決めたばかり。
 アンマル氏は23日のテレビ放映で、デモ隊を「子供じみた下層階級」などと批判。これに反発したデモ参加者による犯行の可能性が高い。
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サマーワではなぜデモが頻発するのだろうか。
報道によるとデモ隊は停電などの改善を要求しているようだが、このなどの中に秘められている仕事よこせの要求がデモ隊の主題なのである。デモ隊は自衛隊の基地に向かって行進する。なぜだろうか。共同通信の記事の裏側を覗くとこの疑問の答えが見えてくる。
政府開発援助(ODA)ホームページはイラクの復興支援についての報告をのせている。小泉首相が国会で何度も答弁しているから、みなさん知っての通り、自衛隊イラク派遣の名目は人道支援である。では自衛隊はサマワでどんな人道支援を行ってきたのだろうか。
最初は給水支援だった。人道支援の目玉は給水車が配る夢と希望、サマーワ「キャプテン翼」大作戦とよばれている。(写真)
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一本のペットボトルの水を自衛隊派遣費で割ると夢のような高価な水になるので、この作戦名が付けられた訳けではないと思うが。その夢の作戦も宣伝効果がなくなり、いつの間にか作戦は終了している。もう一つの人道支援は公共事業への投資と援助である。この支援で修復された橋の落成式に向かう自衛隊の車列が道路わき爆弾の標的になったことで、小泉首相を始め外務省と政府首脳は青ざめて官邸に駆けつけた。
それも、そのはず、狙われた車には外務省のODA担当官が搭乗していたのだ。さて、このODA担当官が供与してきた人道援助の案件と供与額はどうなっているか。知りたくなる。「日本人との付き合いをやめないとお前を殺す」と脅迫されてあわてて、宝石店主は友好協会を解散した。そして、テレビに出演して「子供じみた下層階級」などというデモ隊に対して不穏当発言をする。ODAにかかわる彼の役割がおぼろげに推測できる。イラク派兵を強行した日本政府としては人道支援と認定できる案件が求められる。しかも、イラクの要請が第一に求められる。米軍の占領下ではフセイン時代の行政機構は破壊されている。そこで日本語ができ、多少なりとも日本の事情を知っている協力者を探すことになる。アンマル氏に白羽の矢がたったのだろう。この宝石店主の善意はともかくとして、供与は平等にできない。この援助資金の配分をめぐって部族間の利害関係が絡む。アルマン氏が何らかの恨みを買っていることは間違いない。サマーアの人々が自衛隊に対して比較的穏健に対応していたのは援助資金が供与されていることを知っていたからである。以下の表を見て下さい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
案件 供与額 日付
警察ポスト用機材の供与 2,700 (平成17年3月15日
電力局への発電機の供与 15,000 (平成17年3月14日)
保健局への救急車の供与 14,900 (平成17年3月13日)
教育局へのスポーツ機材供与 1,000 (平成17年3月13日)
マージ・サワ道路修復計画 22,000 (平成17年2月23日)
アル・クワシ道路改修計画 2,000 (平成17年2月23日)
道路・橋梁修復機材整備計画 9,800 (平成17年2月17日)
サマーワ総合病院医療機材供与計画 7,500 (平成17年2月9日)
ブサイヤ井戸整備計画 2,400 (平成17年1月18日)
浄水装置の供与 34,500 (平成17年1月18日)
サマーワ市ゴミ処理機材供与計画 65,800 (平成17年1月13日)
プライマリー診療所整備計画 86,600 (平成17年1月13日)
サマーワ母子病院への機材の供与 4,980 (平成17年1月4日)
合計                                      269,180万円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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今年の1月から3月までにODAは約27億円を供与している。しかし、この人道支援も最近打ち切りになったという。デモ隊は生活のために、生きるために公共事業への支援供与を要求して立ち上がったのではないか。アルマン氏はこのやり方で占領軍の自衛隊から援助金を引き出せないと考えているので不穏当な発言をしたと考えられる。
人道支援がなくなり、自衛隊がこのまま駐留を続ければ、アルマン氏いうところの子供じみた人々も自衛隊の駐留目的を理解して敵意を現す日は近い。アルマン氏の店で爆発した爆弾がそのことを物語っている。
a href="http://www.magazine9.jp/" target="_blank">
マガジン9条
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by daisukepro | 2005-07-26 00:27 | イラク戦争

イラク・ボディカウント

イラク・ボディカウント

英米のNGO「イラク・ボディカウント」はイラク戦争が始まった2003年3月から05年3月までの2年間に米英軍やイスラム過激派組織による死者が2万5000人に上ると発表した。全体の37%(9270人)は米軍によるもの。
米英政府は民間人犠牲者を公式には調査しない。米軍の戦死者数にしても「グリーンカード兵」などの傭兵はカウントしない。戦争による犠牲者は戦死者のみにあらず。
陸自7次隊(500人)は今月末から順次派兵を始める。期間は3ヶ月。
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死んだ歴史の残したものは
輝く今日とまた来る明日
他には何も残っていない
他には何も残っていない
               (谷川俊太郎)
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by daisukepro | 2005-07-22 16:34 | イラク戦争

イギリス軍 10月イラク撤退か

情報筋によると

「イラクには現在アメリカ、イギリス、韓国、オーストラリア、イタリアなど
合計16万人(うち米軍が13万8千人)の外国軍が駐留しているが、イラク
側への治安維持業務の委譲によって、駐留総兵力を6万6千人にまで削減するのがアメリカの計画だという。イギリスの新聞にリークされた、イギリス国防相がブレア首相に提出した機密メモによると、米軍は、来年初めまでに、アメリカと同盟国の軍隊をイラクの18州のうち14州から撤退し、その後の治安維持はイラク人の軍隊や警察に委譲する計画を立てている。
この機密メモには、イギリス軍が今年10月までに、イラクのムサンナ州など2州の治安維持をイラク側に委譲するという計画も明示されている」

ムサンナ州の州都は、日本の自衛隊が駐留するサマワである。自衛隊は、自衛を超える攻撃が法律上許されておらず、イギリス軍の支援がないとサマワ駐屯を続けられない。
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by daisukepro | 2005-07-19 15:53 | イラク戦争

イラク戦争  「イラクの要人、アメリカ軍の殺人を抗議」


イラクの要人、アメリカ軍の殺人を抗議

アメリカ軍はイラク全域で抵抗者を標的にした家宅捜索作戦(稲妻作戦)を大規模に展開している。
イラクのサミール サマイダイエ国連大使は「武器を持たない親戚の若者がアメリカ海兵隊員によって殺された。これは冷血な殺人である」と述べ、国連で徹底調査を要求した。
「21歳の甥は治安の不安定なアンバール地方の村で家宅捜索中の海兵隊に協力して射殺された。このような重大犯罪はアメリカ軍とイラク警察共にたくさん起きている」とサマイダイエ大使は語った。
アメリカ当局は「申立については精査いたします」と答えた。

サマイダイエ氏は知人に宛てた手紙の中で6月25日、アル・シェイクハディドの村で彼の甥モハメッド・アル・サマイダイエに何が起こったか説明している。
『モハメドは技術系の学生でした。朝十時、約10人のアメリカ海兵隊員がエジプト人の通訳を連れて家のドアーをノックした。c0013092_12202992.jpg
かれはドアーを開けて、「私の英語が役に立てば幸せです」と英語で話した。
彼らが「家の中に武器はあるか」と訊ねたのでモハメッドは海兵隊を部屋に案内した。そこには実弾の入っていない一丁のライフルがあった。
家族が生きた彼を見たのはそれが最後だった。
しばらくして、他の兄弟が引きずり出されて来て殴り倒された。そして、家族は家の外で待つように命令された。一時間後、海兵隊員は笑い合いながら去っていったが、そのとき、通訳は彼らがモハメッドを殺したと家族に伝えた。
寝室でモハメッドは死んでいた、彼は凝固した彼の血の海の中に倒れていた。
一発の銃弾が彼の首を貫通していた。
イラク大使は「非武装であった親戚の若者がアメリカ海兵隊員によって殺された。これは冷血な殺人である。21歳の甥は治安の不安定なアンバール地方の村で家宅捜索中の海兵隊に協力して撃たれた。このような重大犯罪の事例はアメリカ軍とイラク警察共にたくさん起こっている」と述べ、国連で徹底調査を要求した。
米軍当局は「申立については精査いたします」と答えた。

サマイダイエ氏は知人に宛てた手紙の中で6月25日、アル・シェイクハディドの村で彼の甥モハメッド・アル・サマイダイエに何が起こったか説明している。
『モハメドは技術系の学生でした。朝十時、約10人のアメリカ海兵隊員がエジプト人の通訳をともなって家のドアーをノックした。かれはドアーを開けて、「私の英語が役に立てば幸せです」と英語で話した。彼らが「家の中に武器はあるか」と訊ねたのでモハメッドは海兵隊を部屋に案内した。そこには実弾の入っていない一丁のライフルがあった。
家族が生きた彼を見たのはそれが最後だった。しばらくして、他の兄弟が引きずり出されて来て殴り倒された。そして、家族は家の外で待つように命令された。
一時間後、海兵隊員は笑い合いながら去っていったが、そのとき、通訳は彼らがモハメッドを殺したと家族に伝えた。寝室でモハメッドは死んでいた、彼は凝固した彼の血の海の中に倒れていた。一発の銃弾が彼の首を貫通していた』

「全ての特徴は冷血な殺人者が武装していない無実の市民を殺していることを示している。将来同じような行為を起さないために、公平で信頼でき納得できる公明正大な方法でこの殺人が調査され確実に正義が下されることを信じている。」と彼の手紙は結んでいる。

(BBCニュース7月2日)
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by daisukepro | 2005-07-06 12:17 | イラク戦争