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ランキングがお好き 議員特約「海外視察旅行保険」のおすすめ

ランキングがお好き 議員特約「海外視察旅行保険」のおすすめ

ゴールデンウイークをどうするか。海外旅行に行きたくても金がない。そうだ、まだ通知が来ていないが麻生がくれた贈り物、給付金1万2000円がある。納税者には還付金なのだが、なぜか給付金といわれると施しを受けたような気になる。「しょうがない、量販店にでかけて1TBのハードデスクでも奮発するか」最近、池袋三越が山田電機に居抜きで買われたとかで閉店セールをやっているそうだが、高級品志向の三越には縁がない。ビッグカメラはゴールデンウイークスペシャルセールとかをやっている。
「やっぱり、ビッグカメラの餌食になるか」
店内エスカレーターに乗りながら考えた。
「電気製品量販店の名前にはなぜカメラと付くのか」
「館内音楽のボリュームがやたら騒々しいのはなぜか」
「いつの頃からかな、主な商品には売れ筋ベストテンを掲示するようになったのは」
「欲しい家電製品が3位だと、1位を見たくなる。これって消費者心理というものなのか」
「売れ筋といっても週間か、月間か、それとも年間か、適当に操作もできる数字なので信用できない。けれども、どの製品もスッペクに大差がないときに、君は思わず1位を選んでしまわないか」
結局、何も購入せず、ラーメンを食ってデパートの美しいトイレで糞(失礼)して帰った。量販店のトイレは狭くてお粗末だ。

さて、本題に入る。これから紹介するベストテンはあまりありがたくない事柄である。税金の無駄使いランキング、商品は都議会議員の「海外視察旅行」である。c0013092_22312210.jpg

まず、銅メダル。第3位は2006年の「民主党議員団ブラジル旅行」。サンパウロ、イグアス、クリチバ、現地滞在7日間、ブラジルの環境、エネルギー政策を視察してきたという。立派なレポートを渡航前に作成しておいたので、イグアスの滝など世界的に署名な観光コースをゆっくりと観光することができた。使われた税金の総額756万円、民主党4議員で一人当たり191万円、副賞はゴージャスな旅行を楽しんだで賞 

第2位、銀メダルは2007年に実施された「自民党議員団のエジプト・フランス・スペイン旅行」。
自民党5議員で1人当たり約228万円。わざわざ、車をチャーターしてあの有名な修道院モンサンミッシェル観光を追加した。副賞さぞ見たかったで賞。

金メダルの栄誉は2007年10月「民主党議員団の北欧5カ国訪問」。議員4名で一人当たり270万円を使った。金額がずば抜けている。そのはず、8日間で5カ国を回るというかけ歩きツアー、移動に専用車を使い、その費用だけでも総額199万円。豪華大名旅行、ご立派というほかない。

ご存知のように東京都議会は自公民が圧倒的多数の議席を占め、石原都政を支えてきた。都は年6200億円の財源不足を理由に138事業の削減を打ち出した。これを自公民の都議団は英断と評価、削減計画を推進してきた。特養ホーム補助の廃止、シルバーパスの削減、「障害者」福祉手当の削減など高齢者、障害者の福祉を冷酷に切り捨てた。弱者に痛みを強いる一方、自分たちだけは一人270万円もする豪華な海外旅行を楽しんで税金を浪費した。普通の海外ツアーは30万がいいとこだ。人間として許されない行為だと思うが、7月の都議会選挙の投票行為によって懲らしめるしかない。議員の名は武士の情け、聡明な皆さんは選挙前にその名を確かめることでしょう。

「発見の同好会」に使いたくない言葉を上げよと問えば「受益者負担」と「自己責任」と答える。しかし、この海外視察旅行の受益者たちは受益者負担が相当だ。全額返還を求めたい。それが無理なら、7割自己負担を提案したい。それでも7掛けで世界旅行ができるではないか。さらに、都議会議員限定の海外視察旅行保険を条例で決めて、議員報酬から毎月30万円を強制徴収、健康保険と同じように3割を自己負担する、旅行しなかった議員には全額還付金で戻すことでどうだろう。保険料を払っているのにさらに3割自己負担するなんて国は世界中で日本の国民健康保険だけだそうだ。全額自己負担、7割負担、保険をかけて3割自己負担、三つの案のどれを選びますか。「新銀行東京」で商品化して売りに出したらいかがかと。
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by daisukepro | 2009-04-30 22:20 | 政治

安心安全まちずくり条例がスピード可決

安心安全まちずくり条例改正がスピード可決 繁華街は安全になるか?

 3月27日、2009年度予算と関連法案が自民党、公明党の賛成で成立しました。過去最大、88兆5480億円です。西松建設の違法献金疑惑はのこされたままです。2大政党論のまやかしを明らかにする絶好のチャンスなのに、マスコミの追求はなぜか緩やかです。同じ日に東京都議会本会議は予算案を多数決で可決しました。福祉切り捨て王石原都知事が提出した都立の小児科病院を廃止する条例、安全安心まちづくり条例の改正などが含まれています。共産党は質疑答弁でこの条例改正が「都民の権利を制限し規制を課すものではない」ことが確認されたと述べています。けれども、この条例改正で治安の確保を目的とする推進協議会の設置が定められたことで、対象となる繁華街の範囲や啓発の指針などがすべてこの推進協議会で決めることができます。推進協議会は正式に行政や公安員を含めて構成され、従来からある警察協議会とは違った性格を持ちます。任意の市民団体から予算がともなう官許の協議会になることは間違いありません。この協議会が治安維持にどんな役割を果たすのか不明ですが、不気味な感じがしないでしょうか。この条例改正理由として秋葉原などの無差別殺傷事件をあげて説明していますが、これからますます閉塞感が充満する中で、弱者や異端者を排除する治安維持の論理がエスカレートするのではという危惧を持ちます。
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by daisukepro | 2009-03-29 23:29 | 政治

200億ドルの微笑、「在沖縄米海兵隊のグアム移転に関する協定」の調印

ヒラリークリントン訪日の最大目的は「在沖縄米海兵隊のグアム移転に関する協定」の調印である。c0013092_23295048.jpgしかも、その内容は日米安保条約を日米軍事同盟にチェンジするものだ。報道編成としてはトップに取り上げるニュースであるはずだ。アメリカはクリントン訪日の日程を日本のマスコミを研究して組み立てている。まず、ヒラリークリントン国務長官の最初の訪問国に選んだ。そして、中曽根外務大臣との会談後の記者会見で、日米首脳会談を発表した。さらに明治神宮参拝、皇后訪問、拉致家族との面談、東京大学での学生との対話、小沢民主党代表との会談など分刻みのスケジュールを編成、協定書の調印はその構成の一部に組み込まれた。まるでワイドーショーの番組構成台本のようだ。皆さん知っての通り、日本のニュース報道番組はワイドショー化している。分刻みに細分化された情報を流し、その間に感想とも解説とも分からないコメンテーターの対話が入る。そしてまた情報を流す。視聴者は論理的に考える余裕もなく、分かったような気分になっていく。しかもニュースに音楽や効果音が入り、至れり尽くせりである。外国人記者から見ると不思議な感じがするらしい。こうした特性を持っている日本のニュース番組では素材が断片化すればするほど編集しやすい。クリントン訪日を演出したスタッフはこのことをよく知っている。行動を断片化すればするほど、訪日の目的から国民の目をそらすことが不自然でなくできるからだ。
性格のねじれたぼくにはクリントン長官の微笑を素直に見ることができない。悪魔の微笑みに見える。
思い返せば、2006年から日米外務、防衛閣僚が協議を重ね、日米軍再編成のロードマップを策定した。ほとんど米軍の意向通りのものである。これをクリントン国務長官が慌ただしく来日して条約に署名して仕上げたのである。これでロードマップの推進は法的効力を持つことになる。オバマ大統領のアジア外交の初仕事をクリントン長官は無事つとめた。
これほど歴史的な大転換を日本のメディアは長官の訪日日程の一つとする報道として扱った。それに中川財務大臣の泥酔記者会見の付録がついたので、ますますベタ記事のようになった。アメリカは米軍基地建設費を日本の税金からわしづかみにすることができる。何万人の労働者が失職して路頭に迷い、高齢者が見殺しにされているにも関わらず、アメリカの軍事費に税金をばらまく。これほどお人好しの国は世界にたったひとつ、日本しかないだろう。クリントンは200億ドルの微笑を残して、あっという間に春一番のように去っていった。けれども春は来ず、春は遠のき、人心が枯れた荒野が続くだろう。顔は笑って、目は笑わず、「日本の歴史と文化を尊敬します」には恐れ入った。数年後、僕ら有権者が気づいた頃には5000億ドルの税金がアメリカ軍事戦略のために使われることになるだろう。確かにアメリカ海兵隊が沖縄からグアムに移転して、沖縄県民の負担軽減が目的のように記載されているが、完全撤退ではない。しかも、都市の中心地にある普天間基地を移転するために、同じ沖縄の辺野古沖に基地を移転することが条件になっている。わずかばかりの海兵隊を沖縄の大地の中で、たらい回しするために高価な立退料を払わされているのと同じことではないか。しかも、アジア諸国にいつでも先制攻撃可能な戦略拠点を2014年までに沖縄とグアムに建設することができる。これにプラス、厚木基地に日米共同の戦略司令部が機能すれば日本全土が米軍の前線基地となるではないか。国民は協定の全文を知らず、有権者が欺かれたと分かったときは手遅れなのである。協定の全文を紹介したのはたぶん「しんぶん赤旗」だけだ。2月17日は日米安保条約がチェンジ、日米軍事同盟になった歴史的記念日になるだろう。署名した日本側代表の外務大臣は日本を不沈空母にすると言い放ったあの中曽根ジュニアである。ヒラリー長官の不吉な微笑とともに決して忘れない。日本の外務省は地獄に堕ちた。
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by daisukepro | 2009-02-18 23:32 | 政治

ヒラリー来日をどう報道するか。マスコミの姿勢が問われている。

明日、ヒラリークリントン国務長官が来日する。c0013092_1841886.jpgアジアでは日本が最初の訪問国となる。報道によれば小沢民主党代表、拉致被害家族との会談が予定されているという。しかし、もうひとつ別の訪日目的がある。「在日沖縄海兵隊のグアム移転協定」の調印である。在日米軍再編は2014年達成を目処にロードマップが策定(2006年5月2プラス2合意)されている。沖縄海兵隊の移転はその重要な道標のひとつである。しかも、この協定書にはロードマップの順守が盛り込まれることになっている。調印によってロードマップは政治的文書から条約と同レベルの拘束力を持つことになるのだ。
俗に言えば、クレジットカードと暗唱番号を渡すようなものだ。ここにヒラリー氏が来日して調印を急ぐ理由があるのだ。報道はもっぱら小沢代表、拉致家族会談がスペースを埋めるのではと疑念が生まれる。国会での十分な議論と検証もなくロードマップは国民の目の届かぬところで推進されている。
イラク戦争でアメリカの軍事予算は6000億ドルに達し、これからアフガン戦争を継続となるとさらに莫大な軍事費がかかる。
日本の防衛費は概算要求で4兆4726億円であるが、別枠でSACO関係費(沖縄における施設および区域に関する特別行動委員会)180億円、米軍再編経費191億円などを加算すると5兆6755億円にも上る。グアム移転1兆2000億円と普天間基地代替施設建設費1兆円が見込まれ、このまますすめば基地移転費とミサイル防衛予算が肥大化して総額10数兆円にも達する。また去年4月特別協定の3年間延長を自公の賛成多数で議決したため、在日米軍駐留費の日本側負担、思いやり予算は2083億円が来年度も計上される。このまま予算が通れば、国民は失業で苦しんでいる上に、さらに福祉が切り捨てられ、苦痛を強いられる。この自公政権が続く限り、オバマ米大統領になっても対米従属の仕組みは、恒久的に続く感じだ。小沢民主党代表会談の狙いはどこにあるのか。ヒラリー来日をどう報道するか。マスコミの姿勢が問われている。
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by daisukepro | 2009-02-15 18:44 | 政治

東京オリンピック招致するより貧困なくせ!(おやじの居酒屋談義)


東京オリンピック招致するより貧困なくせ!(おやじの居酒屋談義)

「アスリートやタレントが東京オリンピック招致のための宣伝にかり出されているね」
「世界一周アースマラソンに挑戦しているお笑いタレントがいるだろ。
あれ、エートーーーー?」
「かゆいの、かゆいのかい」
「それそれ、顔は思い出すけどね」
「なぜか、かゆいのはコペンハーゲンに立ち寄るらしい」
「コペンハーゲン?なあんでーー」
「来年、コペンハーゲンでIOCの国際オリンピク委員会が開かれ16年のオリンピク開催地を決めるのさ」
「で?」
「その会議に出席して東京招致を訴えることを条件に石原都知事がアースマラソンの資金を出したっていうぜ」
「あ、思い出した。風間寛平だ」
「間寛平だろ。ハ、ザ、マ」
「水泳のヒーロー北島もかり出されているね」
「招致活動は北京オリンピックから始まっている」
「ほ、ほう」
「北京のジャパンハウスでは宣伝費に4億2900万も都民税を使い果たしたそうだ」
「原たつのりだねえーーー」
「19年度の誘致活動経費の委託費は総額8億2010万、そのうち電通が7億6730万———」「それ、丸投げだ」
「申請は約2億だったが決算では7億以上かかってる。2、7倍だ」
「電通が使い放題ってわけね」
「東京オリンピックの宣伝広告でラッピングされた都営バスが走っているが、見たことあるかい」
「気がつかなかったな」
「100台も走っているのさ。1台1ヶ月42万、年間約350万、総計はその100倍になる計算だ」
「げ、げ、げ」
「目立たないけど都民の脳裏に刷り込もうって計算だ。これも手口は電通さ」
「拉致活動の総経費は当初50億だったが、150億円に変更された。この調子だといくらかかるかわからない」
「招致目的のためにやたら国際競技会が開かている。」
「レインボーブリッジを封鎖してレインボーウオークてのもそうかな」
「3月、参加費を取って開かれるやつかい」
「いろいろな手をつかっても都民は盛り上がらない」
「石原知事は皇太子まで広告塔に取り込もうとして、宮内庁の反発を招いている」
「IOCが重視している世論の支持率は候補地の中で最低、招致反対が40パーセントもあるんだから、石原知事はいらついているね」
「都民は馬鹿じゃない。築地魚河岸移転問題で石原都知事の誘致目的を見越しているからね」「築地を移転させ跡地に報道センターを設置するというのはオリンピク後にNHKを移転させ、渋谷の一等地にあるNHK跡地を再開発しようというそろばん勘定と言われている」
「ほんとかい」
「もっとも、築地はご破算になって報道センターはビッグサイトになったらしいよ」
「あ、そうなの」
「そうですよおーーーーー。オリンピク誘致を口実に湾岸副都心再開発構想を推進するのが石原都知事の狙い。建設に利権はつきものだからね。7か8兆円はかかるそうだ」
「8年後のオリンピックのための積立金は3000億円あり、これから毎年1000億積むと1兆円を超える」
「そんな金あるなら福祉に使えつうの」
「それって都民税でしょう」
「はい、はいそうです。都民がこれだけ苦しんでいるのに、何を考えてるのかな、ボケ!道楽で銀行なんか作りやがってーー」
「税金、払わんぞ!」
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by daisukepro | 2009-01-21 00:46 | 政治

麻生首相は即刻退陣せよ。


麻生首相は即刻退陣せよ。

読売新聞の朝刊(27日)を読んで驚いた。麻生首相が経済財政諮問会議で社会保障費の抑制を巡って「何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」と発言していたことが議事録で分かった。c0013092_15391259.jpg
社会保障が分からないのは、漢字が読めないことと次元が違う。社会保障制度は何もしない人のためではなく、病や高齢や障害のために動けなくなった人のために元気な人が金(保険料)を払って支える制度であることは小学生でも分かっている。もしかすると麻生首相は税金は自分の金と思っているかも知れないね。常識の欠落した、無知な人は総理大臣として不適格であるばかりか,人間失格である。即刻退陣してもらいたい。
抗議もできない国会議員は木偶人形(デクと読みます)と蔑(サゲス)まれても仕方が無い。明日の党首討論がみものだね。
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by daisukepro | 2008-11-27 15:40 | 政治

麻生太郎と吉田茂

麻生太郎と吉田茂

麻生内閣は世襲制内閣といわれる。閣僚のうち11人が世襲、4人が総理大臣の血筋だからむりもない。麻生氏は自民党の総裁就任の挨拶で「私も今ここに立ちます時に、少なくともこれは麻生太郎に与えられた天命だと思っております。思い返せば130年前の9月の22日、吉田茂が生まれております。c0013092_2337376.jpg68歳、おととい私も68歳になりました」と自分が吉田茂の直系であることを誇らしげに述べた。
組閣後、すぐに国連総会に行き、演説した。そのニュース報道は演説内容よりもハップニングの紹介が見せ場だった。麻生首相は日本語の草稿を読みながら、3分ほど演説していた。ところが、同時通訳が作動していなかったため、演説は中断、もう一度最初からやり直しになった。そのとき客席が映し出されたが、緊張感のない議場の空気が伝わってきた。そこで麻生は英語で「これは日本製の機械じゃないでしょうね」とやってようやく笑いをとったものの、世界の流れが読めない演説への拍手は淋しい雨音に聞こえた。
演説を終えた麻生氏は記者団に囲まれた。ニュース映像は編集されて断片的だったが、麻生氏は小泉引退報道の感想を聞かれていた。「あっそう、別に驚かないね。まえから彼はそう言ってたでしょう。言ってなかった?」と彼は答えた。その後でながら視聴の手が止まった。「集団的自衛権は見直します」「えっ、憲法は変えます」という言葉が飛込んできた。集団的自衛権についての質問があったのだろうか、正確にはどんなやりとりだったのか、毎日新聞の記事を読んでみた。

毎日新聞の記事によると集団的自衛権の行使を禁じた憲法解釈について麻生氏は「基本的に変えるべきものだ。ずっと同じことを言っている」と記者団に持論を述べ、行使を可能にするよう見直すべきだとの姿勢を表明した。
集団的自衛権をめぐる憲法解釈見直しは安倍晋三元首相が表明。首相官邸に設置された「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」が行使を認める報告書をまとめており、首相は報告書を尊重する考えを示していた。
———と云うことらしい。つまり、麻生内閣は安倍短命内閣と同じ改憲政権であることが浮かび上がってきた。これが世襲制内閣の所以たるものだ。
しかし、同じおじいちゃんでも岸信介と吉田茂とではかなり違う。新聞記者はうまいことを言うものだ。早野透朝日新聞記者によると「吉田茂は天皇制ナショナリストで岸信介は戦犯ナショナリストだ」という。
いまや、戦犯ナショナリストと天皇制ナショナリストが孫の代で合体したことになる。日本国憲法に取っては極めて危険な状態になったといえる。
敗戦後、吉田茂は「よき敗者」になることに徹して、アメリカ軍の民主化政策を受け入れ、新憲法も受け入れた。国会では非武装こそが最大の安全保障だと国会で演説した。独立後も米軍の駐留を認める変わりに、アメリカから集団的自衛権を強いられない保障を確保したではないか。米軍の駐留が続き、原子力空母まで入港してくるこの頃、それを吉田茂の孫がいとも簡単に集団的自衛権を見直していいものか。吉田茂も草葉の影から、このできの悪い孫に「バカヤロー」と叫んで、コップの水をかけているに違いない。麻生太郎さん、コミックの見すぎで世相や世界が見えなくなってるのじゃないの。いまも、テレビから自民党のスポットコマーシャルが流れている。「私はやりぬく、自民党」。空しい言葉に未来はないね。国会が始まるまえから中山国交大臣の暴言、差別発言で大揺れだ。

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by daisukepro | 2008-09-28 00:01 | 政治

毒入りライスと消された年金

毒入りライスと消された年金

麻生内閣が誕生した。中身は世襲制、まるでヒンズー教の社会的カースト制度のようだ。「形骸化した民主主義、ここに極まる」といった感がある。
世襲制内閣ではとても取り締まりはできないと思うが、二つの組織的犯罪を取り上げてみよう。毒入りライスと消された年金事件である。農水省がウルガイラウンドで必要もない工業用米を輸入する。勿論、税金が使われる。
これを農水省が三笠フーズ(民間業者)に転売する。業者は複数の流通業者を通過させ、出元が分からないようにした上で、食用米に偽装する。これが製造業者に渡り、おにぎり、和菓子や焼酎などに含まれて消費者の口に入る。汚染米とか、事故米とかマスコミは書くが、これはすべて毒入りライスだ。これを知っていて人に食わせれば毒物による殺人行為である。毒殺魔の真犯人は農水省の役人だ、共犯が流通業者といえる。警察は三笠フーズにガサ入れを行ったが、これほど単純で立派な組織犯罪なのに、なぜ真犯人の農水省に家宅捜索をしないのか分からない。

もうひとつ別の犯罪は消された年金である。入力ミスによる消えた年金ではなく、意図的に消した年金事件である。舛添厚労大臣は「全国の社会保険事務所を調査したが年金が消されたケースは1件だけと報告したが、その後、実は全国で6万9000件以上ある」と発言を修正した。氷山の一角と云う説もある。厚生年金の保険料月額はサラリーの額で決まる。(諸手当、残業料などを含めて標準報酬月額)この額を本人には知らせず、意図的に減額を社会保険庁職員が指示して改竄を行ったという犯罪である。保険庁を定年退職した職員の話によると、改竄は大臣の指示によって全国的に行われていたという。企業が保険料の分担金の支払いを遅滞させた場合、保険事務所は強制執行ができることになっているが、その結果、企業が倒産する可能性があるという口実で、保険料を軽減する手段として標準月額の査定を減額することを保険庁職員が経営者に奨励したのだ。その結果、社会保険事務所は保険料収入を上げることができるというメリットがある。この悪慣行が長年続くと企業の経営状態に関わらず、中小経営者の多数が保険事務所と謀議して改竄を恒常的に行うようになった。この実態を調査結果の数字が裏付けたことになる。

保険料納付者は毎月保険料を給与の中から天引きされているが、標準月額までは知らされていない。納付者が改竄に気付くことはまずできない仕組みなのだ。定年退職後、年金支給時になって、社会保険事務所に出頭すると支給される年金額は知らされるが、過去の算定基準値までは説明しない。かくて、巧妙に政府は納税者から年金を組織的にかすめ取ってきたのだ。
こんなひどい犯罪があっていいものだろうか。政府は直ちに被害総額を開示し、年金の不足分を還付すること、更に、この組織的犯罪を指示した当時の大臣、局長以下の管理職の氏名と企業経営者を明らかにして損害賠償をさせるべきだと思う。腹が立って仕方がない。皆さんどう思います。役人すべてが悪い奴とは思いたくないが、財務省の焼き鳥タクシー、薬害事件と並べると公務員のモラルハザードが起こっているとしか見えない。総入れ替えをおこなって、再度宣誓させ直したほうがいいのではないか。
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by daisukepro | 2008-09-25 16:31 | 政治

そうだ コンビナートへ行こう!(地球温暖化入門)

地球温暖化入門
くそ暑い、せいろの饅頭になったような日々が続いた。そうかと思うと突然の豪雨。稲妻が上空を走り、直近に落雷がある。今年のセミはミンミンゼミが鳴き始め、アブラゼミやつくつく法師などが鳴き乱れて、気がつけば秋の虫が鳴き出している。これは異常気象と云うほかない。2003年にはパリを熱波が襲いたくさんの高齢者が亡くなった。イギリスでは「熱波・健康保健監視制度」が6月から9月まで実施され、気温の上昇によって警報が出されている。いろいろな異常現象が世界中で起こっている。地球は広大だ。時と場所によって現象は違うが原因はひとつなのだ。皆さん、ご存知のように、それは地球温暖化が犯人なのだ。では、地球温暖化は自然現象のひとつなのだろうか、なぜ起こるのだろうか。地球上からはたくさんの温室効果ガスが排出されている。この排出されるガスが大気中にとどまり、地球が冷えるのを防ぎ地球上の生命が維持され成長するのを助けてきたのだ。時には氷河期になり、凍てつくこともあったが、数百万年の間はバランスのよい温度が保たれてきた。ところが,産業革命以後、人間の活発な生産活動によって、大気中の温室効果ガスの濃度は異常に上昇し始めた。温室効果ガスの75%は二酸化炭素なのだ。たった100年間で平均気温は0.74℃も急上昇した。(表参照)これからの気温上昇が2℃を越えると地球上の生命を維持することができなくなり、生命体は絶滅することが分かっている。だから、今すぐ、二酸化炭素の排出量を減らさなければならない。たとえ、今すぐ削減対策を取ったとしても100年経たないうちに限界上昇温度2℃に近づく、ましてこのままの排出量を続けていけばそのスピードは早くなる。c0013092_227103.jpg二酸化炭素排出量を減らすと言っても、一カ国だけでなく世界中が協力して減らさなければ地球全体で減らすことはできない。世界全体の削減目標を決め、各国がそれぞれの条件で目標を決めて削減に取り組まなければ解決しない。「京都議定書」はその目標値を決めたものだ。これを各国が批准して、実行しなければ地球上の生命は守れない。洞爺湖サミットでは各国の削減目標値を取り決めることはできなかった。日本も決めていない。来年12月にコペンハーゲンで開かれるCOP15まで各国の目標値の決定は持ち越されることになった。火力発電所、大工場が二酸化炭素の排出量の半分を占め、それに自動車を加えると実に80%になる。個人がエネルギー消費の無駄を省く努力をすることは大事なことだが、石油や石炭に依存しているエネルギー政策を風力や太陽光、天然ガスに転換をはかること、大工場の排出量を計画的に削減するルールを決めることが日本政府に求められている。
日本とアメリカはヨーロッパ各国に比べてエネルギー政策の転換は極端に遅れている。地球温暖化は自然現象ではない。人間が作り出した現象なのだ。だから、今すぐ温暖化対策に取り組めば人間の力で防止することができる。私たちは日本が2020年をピークに20%、2050年までに80%削減が求められていることを忘れてはならない。
そうだ、京都に行かず、近くのコンビナートに行ってみよう。今でも大工場や火力発電所が二酸化炭素を絶え間なく大量に排泄し続けているのを見ることができる。
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by daisukepro | 2008-09-13 22:23 | 政治

二大政党論の袋小路

二大政党論の袋小路

先日、仲間の会合で詩人ビナードさんの話を聞いた。
 彼は日本語でエッセイも詩も書く。けれども、生まれがミシガン州なので日本人と違う角度でものを見ることができる。
「アメリカのイラク研究グループが「THE IRAQ study group report」(インターネットでPDF版を読むことができます)という報告書を出したんですよ、父ブッシュ、ベーカーやハミルトンたちが作った研究所です。ところがホワイトハウスはこの本を徹底的に無視、マスコミからは葬り去られました。あまり、面白い本じゃありません。けれども、イラクの現状はよく見ている。イラクの現状を直視しないブッシュたちよりはましかもしれない。ブッシュ政府はイラクに1000人の文官スタッフを送り込んだ。これだけでも大変な数だが、その中でアラビア語を話せる人は33人しかいない。話せると云っても、お早う、トイレはどこですか程度の人が殆どで、イラクの文化を理解して会話ができる人は6人しかいない。
 これで2300万人のイラク国民と対話できますか。外国語を学ぶ目的は対話をして、同じ感情を分かち合い、お互いの文化を理解することじゃないですか。同じ人間として認め合うことじゃないですか。
で、研究グループは73番目に「言語能力の上達と文化的なトレーニングを最優先せよ。特にイラクに選任しようとしている米国の役員のために」と提言している。
 しかし、このような対話能力を持った人は支配して植民地にするする政策には同意できないので募集しても集まらないでしょうね。」とベナードさんは笑った。
 ある米書記官がイラク滞在中のプライベイト写真を見せてくれたことがある。「部屋はシングルベットがひとつあるだけの留学生時代の狭い部屋だが、我慢出来ないことはない。部屋の前には土嚢がつまれ、区域全体はコンクリートの壁で厳重に囲まれて安全だ。この中でスーパーもあれば食堂もあり、不自由なく安全に生活できる」という説明だった。
隔離されていては対話どころではない。生活するのにアラビア語は必要ないのだから、ワシントンにいて執務するのと変わりない。その数日後、安全なはずの食堂で爆発が起こった。
同じ基地内でもイラク兵と米兵は別々の区域に隔離されているという話を聞いたことがある。イラク人は「アメリカ人は俺たちを猛獣扱いしている」と思うだろう。接点がないのだから同じ感情を分かち合うなんて夢のよう話になるだろう。
 イラクの暫定政府はバクダット市内に突如できたコンクリートの壁に抗議して撤去を求めた。
 
 7月12日、米下院は「120日以内にイラク駐留米軍の削減に着手し、来年4月1日までに戦闘部隊を撤退させることを義務づける」案を223対201で可決、今回もブッシュは拒否権を発動するだろう。上院では明日の19日朝(日本時間)までの徹夜審議に入ったが、投票に持ち込むまでには60票が必要だ。多数派の民主党は52議席、共和党から賛同者は現在3なので成立の見通しはまだ立っていない。
 イラク駐留の米軍スポークスマンはテレビを通じて「イラク人だけで治安を担当できる部隊は7となり、3部隊減った」と米軍部隊の駐留の必要性をアッピールしていた。スノーホワイトハウス報道官は「徹夜審議は芝居がかっている」と茶化している。これがアメリカの政治状況のようだ。どこか日本の国会と似ている。
 ビナードさんの話に戻ろう。「日本のみなさんは何か二大政党に幻想を持っているようですね。アメリカ、イギリスもそうですが選挙にどっちが勝っても状態は同じ、民主主義の袋小路に入っています。ハンバーガーがいいか、チーズバーガーがいいかと云われて、選んでも結果はたいして違わない、二大政党論には第三の選択肢がないのだから」
 なるほど、考えなくっちゃ。いま日本列島は参議委員選挙のまっさかり。
 新潟地方で地震災害が発生すれば、古い住宅に住む高齢者ばかりが
犠牲になって行く。高齢者が災害で住宅を失えばもう再建する財力も気力もない。北朝鮮のミサイルの脅威を叫ぶくせに、自国の原子力発電所の安全性は覆い隠そうとするのが現政権の正体だ。嘘つきマスコミ報道に騙されず、一票投じる前に日本の現実を直視して、「この国、なんか変?」と疑ってみてはいかがかと思う。
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by daisukepro | 2007-07-18 20:56 | 政治