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沖縄で何がおこっているか。米軍演習、訓練の被害、混乱が相次ぐ。

沖縄で何がおこっているか。日米同盟は対米隷属か?

沖縄入りした民主党岡田幹事長は1月10日の午前中に宜野湾市役所を訪ねた。記者会見で「(普天間の機能)を東アジアからなくすことは考えられない」と発言、隠れ自民党といわれている面目を遺憾なく発揮した。小沢派閥に対抗して菅首相を支えているのはこの岡田幹事長と前原外務大臣、いずれも親米的でアメリカ軍の意向の実現に腐心している。
もっとも、民主党の国会議員の中でこれじゃ自民党とどこが違うのという人がいるぐらい民主党の自民党帰りが日増しに高まり、いまじゃ自由民主党から自由を取った民主党になり、大企業の法人税を減税した上に、働く人びとに痛みをしいる消費税導入に命をかけると宣言、TPP加入で米豪に市場を開放、日本の農水林業を壊滅させ、それに日米同盟の進化と偽って対米従属から軍事的に対米隷属することをめざす、民主党はこんな政権に成り果てている。「自民党より悪質」という街の声が出始めている。そんな世相の中、

前宜野湾市長の伊波 洋一 (いは よういち)さんは最近の沖縄米軍の動きを次のようにTWITTERで伝えている。

「漁場を混乱させた米本土空母艦隊のFA18戦闘機等が7日嘉手納に続々飛来。さらに来週から4ヶ月間のF22ステレス戦闘機15機配備と2月中のF16一時移駐を発表。爆音激化は必至。一方、ゲーツ国防長官が2015年からの海兵隊最大2万人減を発表。海兵隊の役割低下、空軍と海軍を重視」。

「米軍演習、訓練の被害、混乱が相次ぐ。年末は東村高江の座り込みテントを米軍ヘリがホバリングで破壊。5日伊江島パラシュート訓練で民間地に着地、5日は米本土空母艦隊が沖縄漁船が数十隻もいる沖縄本島東方の漁業海域で爆撃訓練を実施すると前日通告、漁業関係者大混乱。米国追従の日本の現状だ。」

「通告なく8日嘉手納にハリアー攻撃機8機がKC10空中給油機2機を伴って飛来、更なる爆音激化。海兵隊の強襲揚陸艦エセックス艦載機、沖縄近海での爆弾投下訓練?米国で海兵隊の評価が低下する中、日本政府は海兵隊の沖縄駐留を求め続けている。沖縄は大迷惑。」


「1月10日成人の日、朝から夜遅く午後10時まで一日中米軍機が代わり番こに普天間飛行場で飛行訓練を続けていた。P3C対対潜哨戒機、KC130空中給油機、CH46中型ヘリコプターなどだ。今、午後10時40分だが北部から帰ってくるヘリがまだ飛んでいる」。

日本政府の従属的姿勢につけ込んだ米軍が沖縄基地を活用して東シナ海や黄海などの海域で軍事演習を白昼堂々と行っている様子が伝わってくるではありませんか。

しかし、皆さん、これらの米軍機の爆音や画像をイメージすることが出来るでしょうか。
「 ①ハリアー攻撃機
②KC10空中給油機
③ 強襲揚陸艦エセックス艦、
④P3C対潜哨戒機、
⑤KC130空中給油機、
⑥CH46中型ヘリコプター 
⑦FA18戦闘機 
⑧F22ステレス戦闘機 
⑨F16 
⑩ 米本土空母艦隊(原子力空母「カール・ビンソン(CV)」)」

情けないことに私は全く浮かばない。まして、戦闘能力や搭載設備など知らない。専門家でもないのにそこまで知る必要があるのかといえば、首を傾げるが、気にし始めると気になるものです。アメリカはイラクやアフガンと戦争している国なので、敵を倒すためにはこれらの武器がいるかもしれないが、これが全部、日本の防衛のための抑止力だといわれると何か変だなと首を左に傾げたくなる。じゃあ、敵はどこかといえば北朝鮮や中国というが戦争している訳ではないのであくまでも仮想敵国でしかない。相手の国にも失礼なことでもある。アメリカは太平洋を隔てているが、日本は最も仲良くしなければいけない隣国であり、歴史的に前科があるのだ。かなり昔のようだが、戦争していたのはついこの間の出来事なのである。

 大手メジャー新聞は米軍基地の活動をまともに取り上げて伝えようとしない。あるメジャー新聞の編集委員が沖縄のニュース報道が少ないのはなぜかという質問に「地方のことですからね」と答えたそうだ。日本政府は日本に米軍基地があることをできるだけ隠そうとしている。それが沖縄に基地が集中する理由のひとつであった。反米感情が全国に広がることを警戒しているからである。

米軍基地には必ず日米両国の国旗が掲揚されている。朝は必ず国旗掲揚が行われ、両国国歌が流される。アメリカ国旗だけでは米軍占領が続いていることが目立つからというのがその理由だといわれている。だから、沖縄から基地をなくそうと考えるならばまずは沖縄基地を使用して米軍が何をしているかを知ることから始めることが大事ではないかと思い始めたのです。

そこで、同好会としてやることはないか。そうだ、やってみよう。沖縄で活動する米軍兵器画像の紹介ならお手軽にできる。機種名が出るたびに画像を検索するのが面倒な人がいるだろう。その人のために番号をつけておいた。なので、その順にまとめて紹介しよう。ネット検索というお手軽な手段なので、データーが古いかも知れない。ご容赦ください。また、誤りをご指摘いただければありがたい。

①ハリアー攻撃機
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1月8日カテナ基地に8機、飛来

②KC10空中給油機
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1月8日カテナ基地2機飛来

③強襲揚陸艦エセックス艦
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④P3C対潜哨戒機、
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1月10日普天間基地、朝からよる10時まで飛来

⑤KC130空中給油機、
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1月10日普天間基地飛来

⑥CH46中型ヘリコプター
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1月10日普天間基地飛来

⑦FA18戦闘機
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1月7日カテナ基地に続々飛来

⑧F22ステレス戦闘機 
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1月10日からカテナ基地に4ヶ月15機配備 

⑨F16 
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⑩米本土空母艦隊(原子力空母「カール・ビンソン(CV)
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1月8日艦載機が爆弾投下訓練

空母カール・ビンソンは空母ワシントンがドック入りした時の代替です。これで365日、日本周辺の海域に米海軍空母が常駐することになります。

そこで、もう一度、伊波 洋一 (いは よういち)さんのTWITTERを読み返してみると印象が全く違って見えるはずです。資料のほとんどはWIKIPEDIAから転載です。
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by daisukepro | 2011-01-13 21:08 | 米軍基地

東シナ海、黄海、日本海「辺野古に米軍基地はいらない」

東シナ海、黄海、日本海
「辺野古に米軍基地はいらない」
未来を切り開く歴史的選挙、沖縄県知事選、明日投票日!


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(地図ウイキペディアより転載)
11月24日、北朝鮮が韓国のヨンピョン島に砲撃を加えたというニュースが1面トップ記事で報道された。テレビでは軍事専門家や評論家の面々が登場し始めた。
尖閣問題で日中関係と日本のコーストガードのあり方がクローズアップされていたが、核心にせまらないまま、マスコミの関心は北朝鮮に向けられた。視聴者の目はロンドンパリ状態である。
そこで、目を落ち着かせるために上記の地図を見て欲しい。3月、韓国哨戒艦「天安」沈没事件が黄海で発生し、9月には中国漁船拿捕、船長逮捕事件が東シナ海で起こっている。これらの連続して起こる奇妙な事件はいずれも日本のレフトウイングの公海上で発生した境界線と領土問題が背景なのである。この動向を横目で見ていたロシアもメドベージェフ大統領が国後島を訪問して北方領土問題に足を突っ込み始めた。いかにもロシアらしいずる賢いやり方と思うが、「北方4島に関して、領土問題はないのだから経済問題で話し合おう」などと主張している。これに対して菅政権は外交方針を持たないために有効な反論が出来ないでいる。東シナ海、黄海、日本海の三つの海の向こうには中国、朝鮮、ロシアがあり翼をひろげた感じに日本列島が存在し、そこには米軍が常駐している。太平洋の向こう側にはアメリカが控えている格好だ。上記地図でわかるようにこれが地理的プレゼンスだ。ご存知のように横須賀軍港にアメリカ第7艦隊の原子力空母ジョージワシントンが絶えず寄港している。横須賀軍港は扇のかなめになっているのだ。沖縄には米軍基地が集中して存在している。日米同盟や沖縄の基地が戦争を防ぐ抑止力になっているなどとNHKの解説委員がしたり顔で説明しているが本当にそうだろうか。朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争、米軍は日本の基地から出撃して、軍事作戦を展開してきたが、戦争を抑止するどころか日本の基地を利用して戦争をしてきたというのが真実ではないかと思う。
28日に米韓共同の軍事演習をやるために空母ワシントンはc0013092_07268.jpg24日早朝、 横須賀港を出港して黄海に向かっている。興奮して吠えているケモノの鼻先でけしかけているようなものだ。アメリカが動き回れば回るほど騒ぎが大きくなるようにみえて当たり前である。28日は沖縄知事選挙の投票日だが、どちらの候補者が知事になるかによって、アメリカ軍の戦略目標に影響が出ることは明らかである。
このプレゼンスから見ると選挙の争点になっている普天間問題は沖縄の基地負担を軽減する問題などではなく、辺野古に新しい米軍基地と軍港を建設しようという米国に同意するかどうかの問題なのである。「基地交付金がこなくなると沖縄の経済は大変なことになる」などと言いふらしている人がいるらしいがもってのほかである。
アメリカ軍は住民の合意なき基地はつくらないと言っているし、沖縄県民の合意が得られなくても、グアム島移転計画は着実にすすんでいる。辺野古に新たな基地はいらない。明日28日は日本国民の圧倒的多数の意志を表明する歴史的選挙なのだ。
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by daisukepro | 2010-11-27 00:12 | 米軍基地

「英霊か犬死にか」沖縄から問う靖国裁判

琉球朝日放送10月2日午前10時放送(60分)
「英霊か犬死にか」沖縄から問う靖国裁判
戦後65周年記念番組
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沖縄在住の彫刻家金城実さん(写真)の父親は軍人であった。英霊として靖国神社に合祀されているが、父の死は犬死ではなかったかと思うようになり、c0013092_11342089.jpg沖縄で靖国裁判を起こした。靖国裁判は敗訴したが、番組は金城さんの主張を軸に構成されている。ディレクターは琉球朝日放送のニュースキャスターの三上智恵さん、自らを沖縄のアルジャジーラーと名乗り取材を続けている。番組は普天間基地の撤去、辺野古新基地建設などの問題、戦後65年経っても沖縄に犠牲を強いる問題の原点を鋭く告発している。キー局では深夜放送のため視聴した人は少ないだろう。しかも、録画予約しても放送時間がずれたため視聴に失敗した仲間が少なからずいた。ご存知のように、民間放送は3大キー局をハブ局にして全国で系列ネット支配をしている。地方局では優れたドキュメント番組がたくさん制作されているが、キー局で日の目を見ることは少ない。特に沖縄の番組が海を渡って本土上陸することはほとんどない。電波なのに、何故か九州沖の海峡で消えてしまう。キー局が沖縄の出来事を伝えようとしないからである。テレビ情報は日本の交通網と同じに、何時も下るものという思想がキー局には貫徹している。時刻表をみると必ず上り下りと明記してある。なぜだろうと思う人はいない。東京駅は皇居に面して立ち、天皇が東京駅を利用するための通路が皇居から一直線につくられている。すべての鉄道が皇居を中心にして上りと下りとして扱われているのが日本国土交通のあり方なのだ。交通は上りがないと成り立たないが、電波は下りのみというのも、公共の財産としてはいかがなものか。伝えないことで知る権利を侵害していると言えるのではないかと思う。
番組タイトル「英霊か犬死か」だけで右翼に刺されそうだ。この番組をみて始めて知ったが沖縄にも靖国神社があったのだ。基地だけでなく観光ツアーのコースに沖縄靖国神社も入れてもらいたい。国に命や基地を差し出してありがとうと言われる沖縄、自分たちはアメリカに従属しながら、沖縄は日本の植民地としか考えない権力者、沖縄県民の叫びや、苦悩を今も尚、隠蔽し続けている。私たち「やまとんちゅう」はこのような番組を見ることから始めなければならない。「見られないとおもえば見たい」これが命の下司根性、「見えなくてもあるんだよ」これが発見の同好会、同志的憲章なのだ。どうしても見たいと思う方は琉球朝日放送に直接電話して相談することをお勧めします。
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by daisukepro | 2010-10-18 11:37 | 米軍基地

「わたしたちの同盟」在日米軍基地を永久にー米軍司令部制作のプロパガンダ漫画

c0013092_2303483.jpg読売巨人軍は永遠に不滅でも、在日米軍基地は永久に不滅ではない!

今朝の読売新聞2面の小さな記事が目に止まった。リードは「日米同盟の意義— ネット漫画でPR—、」在日米軍が公開開始とある。漫画のタイトルは「わたしたちの同盟」、注意してみると永続的パートナーシップという副題がついている。小さいがカラー写真で掲載されている。ホームページのアドレスがのっていたので開けてみた。「永続的パートナーシップ」の原題はTHE U.S.-JAPAN ALLIANCE [A LASTING PARTNERSHIP] 頭は日米同盟、LASTINGは永続的でも間違えではないが「永久パートナーシップ」の方が漫画の内容から見てぴったりしている。発行は在日米軍司令部である。

「日米安保条約を進化させた日米同盟にしたい」は保守党政治家の口からよく出てくるフレーズだが、この漫画は、—なぜか萌え系スタイルなのだーより鮮明に永久のパートナーシップとして日米同盟を結び、永久に在日米軍基地を残したいというのがタイトルなのである。では、その漫画が指し示す日米同盟とはどんな内容なのだろう。公開したのは第一部、これから第4部まで発行するという。
第1部の目次はchap1日米同盟ってなんだろう。chap2なぜ?なに?在日アメリカ軍、第1回陸軍てなに?chap3どんなお仕事してるのかな?日本のアメリカ軍基地—陸軍
第1部は日米同盟の役割、アメリカ陸軍基地は日本で何をしているかの説明をしている。つまり、米軍在日基地を永久に残したいための日本の若者、特に秋葉系の若者に向けての低劣な宣撫工作漫画なのである。

長くなるし、これから開けてみる人のために一部しか披露できないが、最も傑作なのは必要最小限の自衛力を持つことまでを否定しない平和憲法のもとで自衛隊があり、その自衛隊と協力する在日米軍は平和憲法に違反しないという詭弁のくだりであろう。風吹けば桶屋が儲かるたぐいの論法だが、軍隊の論理とは単純なものだ。日米協力とはいっても有事の際の最高司令官はアメリカ軍に任命権があるくらいなことは大人なら誰でも知っていることだ。この場合、自衛隊にアメリカ軍が協力するとは言わない。アメリカ軍に自衛隊が協力することになる。つまり、アメリカ軍の指揮命令に自衛隊が従属することになるではないか。この三段論法から見ても自衛隊は憲法9条2項違反になるだろう。

アメリカが在日米軍基地を永久に残したいという気持ちは分かるが、日本人なら絶対に認められないことなのである。私は反米ではないが、日本人を馬鹿にしすぎてはいませんか。麻生元総理大臣を歓迎した秋葉系と呼ばれる方々だってむかつくと思いますよ。

 物語はある日突然に「新居あんず」という女の子の家に「うさクン」という男の子が居候にやってくるところから始まる。「新居あんず」は英語のアライアンズ、同盟という意味を日本語に置き換えたもの、「うさクン」はUSAをローマ字読みしたものです。つまり二人合わせて日米同盟になります。
「うさクン」はウサギの耳をつけている。「うさクン」が居候にきて最初にやったこと、それはなぜかゴキブリ退治だった。

「ジャップ」や「ベトコン」は米軍が使った東洋人にたいする侮蔑の言葉として日本人は知っている。「グーク」も細目の東洋人を侮辱する言葉としてよく使われた。例えば「グークなんて、いくらぶっ殺したって構わねえのさ。」という具合に。「ゴキブリ」は英語で「コックローチ」という。この言葉も「ぶっ殺したってかまわねえ汚いやろう」というときに使われる。ルワンダの内乱でラジオを使って「コックローチを殺せ」ということばを流して、それを合図で殺戮が行われた。記録映画などを見た人は覚えているだろう。そう思うと、「うさクン」のゴキブリ退治も意味深に見えてくる。「なめんじゃね」とでもいいたくなる。

「米軍広報」で検索してもすぐ出てくるので、見てください。近ごろ、うす汚ねえ精神に満ちあふれたコミックです。同好会、必見!
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by daisukepro | 2010-08-05 22:18 | 米軍基地

NO NEW BASE,PLEASE SAVE DUGONG

 3月20日、JCJ主催の講演会「普天間問題のうらに隠された真実」が開かれた。講師は琉球朝日放送のキャスター三上智恵さんでした。「結局、(普天間移設先が国外、県外と言っているが)辺野古に戻ってくるのではーーー」と諧謔まじりに話していたのが印象に残っている。本当にそうなった。基地撤去を要求して闘い続けている沖縄県民を取材してきた立場からすると、日米安保条約を容認する国民世論が多数である限り政権が導きだす出す結論は見えてくるのだ。

日米同盟を基軸とすることが前提条件ならば、メジャーマスコミのスタンスはその意向にそって展開される。真っ向から批判する都合の悪い報道はクズ籠にポイ捨てにされる。沖縄の現地報道は九州に上陸するあたりで何故か消されてきた。基地反対運動や沖縄米軍基地に関わる報道は地元では報道されてもメジャーでは黙殺されてきた。地方局は民放キー局の系列支配の中で存在している。キー局からの圧力があることは容易に想像できる。

これは三上さんの話とは別だが、防衛施設庁の統計によると海兵隊員が沖縄米軍の犯罪は婦女暴行からタクシー強盗まで、1999年から2006年までの7年間の統計で年平均1000件も発生している。実に1日2.7件になる。しかし、それだけではない。日米地位協定によって米軍犯罪者の地位は手厚く保護され、基地の中に逃げ込めば警察の追求を逃れることができる仕組みになっている。私たちはこれら犯罪を沖縄の新聞や統計でしか知ることが出来ないが、米軍による賠償金支払いは発生件数の五分の一でしかない。先日も、米兵がバスを盗もうとした事件が伝えられた。犯人は嘉手納基地所属の上等兵、酒に酔っていたという。なぜ、沖縄に犯罪を犯す米兵が多いか、掘り下げて報道することが求められている。

真実を捏造するのは虚偽報道だが、黙殺はもっと犯罪的である。知っていて報道しない、させないというあり方はジャーナリストの自殺行為ではないのかと思う。

辺野古には連日、海辺の小屋につめて抗議行動を継続している人々がいるが、基地と有刺鉄線で隔てられた砂浜に枝を使い「THE FUTENMA BASE MOVE ON」と砂を堀って訓練中のヘリから見えるように大きく記し、それを書き直すために毎朝、遠くからやってくる老人がいた。
キャンプシュワブのメインゲート前では「NO NEW BASE,PLEASE SAVE DUGONG」と書いたパネルを持って雨の日も風の日も連日抗議する老人がいた。この人たちの怒りの大きさは計り知れない。今どうしているのか知りたい。

6月23日は沖縄の組織的戦闘が終結した日として、毎年慰霊式典が行われ総理大臣が列席して哀悼の誠とやらを捧げている。にもかかわらず、沖縄にまたひとつ米軍基地が辺野古に作られようとしている。
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by daisukepro | 2010-06-23 21:39 | 米軍基地

ややこしや ややこしや日米同盟

30分も歩くと汗が滲むような鬱陶しい季節になった。明日は菅総理が沖縄を訪問するという。菅総理は代表選挙直後のインタビューで「琉球処分を読んでいる、まだ全部読んでいないけど」と答えていたが、琉球処分から何を学ぶつもりなのだろうか、沖縄に行って鳩山前総理と同じ言葉を繰り返すことになれば最悪だ。できそこないのガマガエル見えるのは私だけだろうか。7年以内の普天間基地全面返還が日米合意されたのは1994年、あれから14年経っても基地は返還されないし、海兵隊員の犯罪は繰り返されている。いつまたヘリコプターが民家に墜落するかわからない。

それどころか何度か2+2(日米の外務大臣、防衛大臣)合意というものが繰り返されるうちに、いつの間にやら、沖縄海兵隊グアム移転にともなう費用1兆2000億円の内7100億円を日本が負担すること、さらに辺野古に新基地の建設する費用を日本が負担することまで、国会の承認がないまま勝手に日米間で合意された。鳩山前総理が沖縄県民をこの日米合意に従うよう説得したが、県民が聞く耳を持たなくなったことを理由に退陣した。つまり、2+2合意に従うよう説得しようとしたのだが沖縄県民に信任されなかったのだ。だったら反故にすべきはこの日米合意のはずだ。しかし、妙な話だ。本来ならば2+2合意を追認した日本代表の外務大臣、防衛大臣の二人が責任をとって辞任すべきではないのか。ところが、当事者の日本側の岡田外務大臣、北沢防衛大臣の二人は菅内閣で再任された。「ややこしや、ややこしや」である。

いつの間にか、日米安保は日米同盟と名を変えた。「日米同盟は二つの側面がありそのひとつが日米軍事同盟である」などと菅総理大が勝手に安保条約を解釈した上で、「日米同盟(この場合日米軍事同盟のことを指している)は日本や東北アジア、さらには世界中の平和と安定の要になっている。なので、日米同盟はまたは2+2日米合意を基軸に日本の普天間問題を解決したい」と繰り返し発言するようになった。その理由は中国の軍拡、北朝鮮の動向などを上げて、沖縄の米軍基地が抑止力になっているというのだ。中国が核武装をはじめたのも沖縄米軍基地が核を持ち込んでいたことがあるからだ。米軍は沖縄の基地に戦術核兵器を貯蔵する必要性はないので沖縄米軍基地に核は存在しないと言っているらしいが、どんな密約が引きだしの中に隠されているかわからない。中国の核武装には断固反対するが、日本に非核三原則があっても、中国はアメリカを疑っているのだ。日本が米国に対して卑屈な属国的態度を続ける限り、中国は軍事的に日本を信用しないだろう。第一に日米軍事同盟はいつ締結され、いつ国会で批准されたのだろうか。その文書を見た国民はいるのだろうか。「ややこしや、ややこしや」

 北朝鮮が疑われている軍事的挑発にしても作られた脅威であることは国連の動きをみれば容易に判断できる。沖縄海兵隊がこれらの隣国の様子から抑止力になるなどということは海兵隊の任務とはなんの関係もないことなのだ。いかなる政権であっても日本国憲法の遵守が求められている。外交や国政の判断基準は憲法である。基軸にするのは日本国憲法であり、日米同盟ではない。特に外交は憲法九条であることは言うまでもない。日本は米国の属国ではない。日本は日本なのである。そうでなければ米国と真の友好関係は生まれようがないと思うのだがーーーーー。
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by daisukepro | 2010-06-22 22:41 | 米軍基地

鳩山首相が頭をさげる先は沖縄県民ではなくアメリカだ。

鳩山首相が頭をさげる先は沖縄県民ではなくアメリカだ。

鳩山首相が普天間問題は5月に決着すると発言したためにマスコミは右往左往している。
普天間問題とは普天間米軍基地を沖縄宜野湾市から撤去することである。アメリカ軍と宜野湾市民は普天間基地撤去することについてはすでに合意している。ただし、アメリカ軍は「撤去するが条件がある。代替えの基地をくれ」と言っているにすぎない。すでに対米従属の自公政権は
その条件を受け入れて辺野古に新たにV字型の滑走路を建設することに合意していたが、まずいことに政権が交代した。新政権の鳩山首相が「移設するのはいいが沖縄県外か海外ではどうか、腹案がある」と公約したのだ。その腹案とは宮崎県の徳之島だった。徳之島の有力国会議員と密かに話をつけていたらしい。ところが徳之島の住民も圧倒的多数がノーである。米軍高官は住民と合意がない基地は好ましくないと発言している。だから、徳之島案はなくなったのだ。米軍は前政権との合意の履行を求めてくるだろうが、沖縄県民の総意が沖縄県会内たらい回しはだめだという意志をはっきりさせているのだからこれも出来ない相談になった。
鳩山首相が5月中に決着を付けるという発言に責任をとるならば「代替えの基地は沖縄県内、国内にもなかった」と米軍に伝えて「申し訳なかった、ひとまず普天間基地を撤去してください」と頭を下げればいいことではないのか。
これが決着というものだ。抑止力だの米軍海兵隊の訓練ができなくなるだの普天間基地がそのまま残るだのと米軍の代弁をするがごときコメンテーターがいるが正体見たりだ。抑止力などという極めて政治的課題を持ち出して普天間基地撤去を論ずるのは愚かなことである。隣国の脅威などというものは政治の都合でどうとでもいえる。沖縄の一つの基地を撤去しようがしまいが状況が変わるものでもない。
むしろ、普天間問題を掘り下げて行くとアンポ、アンポの音がする。来年は日米地位協定の見直しがある。東北アジアの状況が変われば日米安保条約も不要になるかもしれない。歴史は動き始めていると思う。鳩山首相はオバマに「トラストミー」と言ったじゃないかと言われたら「勉強不足でした、公約違反になるので責任とってやめます」と言えばいい。
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by daisukepro | 2010-05-10 00:03 | 米軍基地

普天間基地を今すぐ閉鎖し、沖縄の海兵隊はアメリカに一時帰還せよ!

普天間基地を今すぐ閉鎖し、沖縄の海兵隊はアメリカに一時帰還せよ!

連日、鳩山5月決着発言をめぐって普天間基地の移設問題はマスコミが報道するようになった。沖縄の基地に付いて何も伝えないよりはいいのだが、内容が問題だ。ピントがぼけている。「米軍海兵隊の移転先が国内か国外かそれとも県外県内かーーー。」そんなことはアメリカが考えればいいことではないか。c0013092_14252217.jpgコメンテーターの皆さんはいつから米軍と軍隊的価値観を共有して、米軍に成り代わった発言をするのだろう。それが米軍問題の本質と論点をはぐらかす意図的な報道かどうかはともかくとして、海兵隊は沖縄にいらない。まして普天間にはいらない。まず、第1に周辺住民の命を脅かす危険な基地だからだ。住民が生活しているその頭上を低空でかすめて離発着訓練を60年間、続けている飛行場は普天間基地以外にない。すぐ閉鎖することが先決だ。現在、米国議会を通過して予算措置がとられ、なおかつ日本の税金まで取り上げて建設中のグアム基地は2014年までに完成するのだから、グアムで間に合う。それまでの間、海兵隊はアメリカにもどり待機すればよい。アメリカには広大な土地がいくらでもある。辺野古沖移設案を米軍が固執していると言われているが、それはアメリカ軍が普天間の代わりにもっと巨大な基地を日本の税金を使って建設したいからだ。米軍にとってこんなおい志位和夫はない。普天間基地移転とは関係がないばかりか、クリントンは就任早々来日してどさくさまぎれて日本の税金をグアム基地建設費用の足しにかすめ取る約束をして、そくさくとアメリカに帰って行った。密約どころではない。白昼堂々とまるで女ネズミ小僧ならぬ火事場泥棒のようだ。

国民新党のキャンプシュアブ内陸上案はキャンプシュアブ基地の増強でしかない。盗人に追い銭をくれてやるようなことで馬鹿げている。ホワイトビーチ案でも、県外でも日本により強固な新米軍基地の建設を容認することだ。アメリカは9、11以後、テロからの祖国防衛を口実に新しい軍事世界戦略をたて、着々と実行している。その要がグアムと周辺諸島の海兵隊基地にほかならない。嘘だと思ったら世界地図をひろげて見てみるといい。中東の不安定な弧と中国、北朝鮮に至までちょうど扇を広げた形になり、その要にグアムが位置していることが一目ぼれする。米国が北朝鮮をテロ新国家と指定するのは勝手だが、さすがに中国をテロ支援国家とはいわない、けれども、海兵隊を軸に先制攻撃を辞さない攻撃的な軍備再配置をするのだから中国が兵器の高性能化や北朝鮮が核開発に傾くのも当たり前のことだ。
だいたい隣国の脅威などというものは政治的都合であおり立てられるものだ。
米軍が日本の平和と安全は米軍基地があるおかげだと60年間も思い込ませられてきたが、米軍基地があるおかげで余計な経費を払わなければならず、そのために福祉は削られ、経済回復が韓国や中国よりも遅れている。本当に米軍が日本を守ってきたか、これからも守るのか、この辺で考えてみるのもいい。抑止力などという軍事用語を戦争好きの権力者が発言するのは自然の摂理とあきらめるが、若い女子アナウンサーの口から飛び出すのは驚き、桃ノ木だ。終戦直後、若い女性が生活のためにどんな辛苦をなめてきたか知らないのだろうか。
アメリカ映画「フルメタルジャケット」をみれば、海兵隊がどんなに非人間的な軍事的教育を行って、イエスかノーか殺すか殺されるか、人間を殺人兵器に仕立て上げていることが読み取れる。失業して職を失った若者が家族を養うために海兵隊に志願しているのがアメリカの現状だ。哀しいことだ。
米軍基地は沖縄だけにあるのではない。北は北海道から南は沖縄まで、日本中、いたるところ米軍基地があり、戦後生まれの世代は米軍基地が心の原風景の中に住んでいる。米軍専用施設だけでも57、そのうち沖縄県には25が存在している。戦後60年の長い期間、戦勝国の占領を許し続けている異常な国が世界中のどこにあるというのだ。いらないのは普天間基地だけではない。今、必要なことは米軍基地全面撤退のロードマプを作ることだ。孫子に借金をのこさないというのなら負の遺産のコンクリートを取り壊して更地にしなければ新しい家はリホームできない。キャンプシュアブでは毎朝、日米両国の国旗が掲揚され、両国国家が吹奏される。風向きによっては海辺にある座り込み小屋にいても朝もやを抜けて哀しげに響いて耳に残る。
日米合同訓練を終えた米兵が「自衛隊はすばらしい、これなら共に戦える」と記者のインタビューに答えていたが、日本軍と戦わされた「二世部隊」という昔のハリウッド映画を思い出した。憲法を変えたら、米国のために戦わされることになる。諸悪の根源は憲法九条にあるという人がいるが、諸悪の根源は日米安保条約にあると思う。
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by daisukepro | 2010-03-23 14:27 | 米軍基地