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J・ギャビン氏死去…映画「サイコ」俳優

J・ギャビン氏死去…映画「サイコ」俳優

ジョン・ギャビン氏=1967年11月20日、ローマ(AP)

ジョン・ギャビン氏=1967年11月20日、ローマ(AP)【拡大】

 ジョン・ギャビン氏(米映画俳優、元駐メキシコ大使)AP通信などによると、9日、米カリフォルニア州ビバリーヒルズの自宅で死去、86歳。死因は不明。

 31年、ロサンゼルス生まれ。スタンフォード大でラテンアメリカの経済史などを学んだ後、海軍で兵役。映画界に進み、ヒチコック監督の「サイコ」やキューブリック監督の「スパルタカス」などに出演、70年代には映画・テレビ俳優らでつくる映画俳優組合の代表に。スペイン語、ポルトガル語に堪能で、レーガン政権下の80年代には駐メキシコ米大使を務めた。(共同)


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by daisukepro | 2018-02-10 20:25 | 映画

岩波ホール(東京・神田神保町)が来月九日で開館五十周年

全国のミニシアターの草分けとなった岩波ホール(東京・神田神保町)が来月九日で開館五十周年を迎える。隠れた名画を発掘してファンを魅了し、映画文化の灯を守り続けてきた。同三日からは記念上映の第一弾「花咲くころ」を公開。支配人の岩波律子さん(67)は「今年も他では見られない映画をそろえた。映画は心の栄養になるということを若い人にも伝えていきたい」と意気込む。 (猪飼なつみ)

 ホールの入り口付近には、これまで上映した二百四十五作品のチラシがすべて張り出されている。場内は二百二十の赤い座席が並び、七角形の天井が歴史を感じさせる。

 ホールは、律子さんの父親で、岩波書店元会長の雄二郎さん(一九一九~二〇〇七年)が私財を投じて、一九六八年に多目的ホールとして開館。「いいことなら何をやってもいい」という方針で、義妹の高野悦子さん(二九~二〇一三年)に総支配人を任せた。

 映画に特化するようになったのは一九七四年二月。外国映画の輸入と日本映画の海外普及に尽力した川喜多かしこさん(〇八~九三年)が、インドの名匠サタジット・レイ監督の「大樹のうた」を上映する劇場を探していて、高野さんと意気投合。二人で名画を上映する運動「エキプ・ド・シネマ」(フランス語で「映画の仲間」の意味)を立ち上げた。

 この運動は「日本では上映されることのない第三世界の名作を紹介」「欧米の映画でも大手が取り上げない名作の上映」などを目標に掲げ、数々のヒットも生み出す。テーマごとの特集上映などを除いて、これまで公開された作品は五十五カ国・地域に及ぶ。

 律子さんは「迷ったとき、いつもこの目標に照らして考える」と話す。今も、なるべく社員十人全員が作品を見て話し合い、動員を見込めるかどうかよりも「この作品が良かった」という純粋な感覚を大切にしているという。

 高野さんについては「情熱的でおしゃべりで、ほかの人がやらないような難題に獅子奮迅する人だった」と振り返る。そして、今も高野さんの存在を感じている。「女性の視点で描かれているものや、戦争や暴力に反対する作品は、高野が喜ぶだろうなと思いながら選んでいる」

 記念上映第一弾の「花咲くころ」もそうした視点で選ばれた。一九九一年にソ連から独立したジョージア(旧グルジア)の首都トビリシを舞台に、暴力の不毛さや内戦後の混沌(こんとん)、未来への希望が描かれている。

 七五年から同ホールに勤め、企画と宣伝を担当する原田健秀さん(63)は「ネットの発達やグローバル化で映画のつくりが均一になっている今、映画の世界の多様性を示したい」と話す。「単館にとって厳しい時代だが、これまで通りに続けることが時代への抗議。これからも信念を持って作品を選んでいきたい」

<花咲くころ> 監督はジモン・グロスとナナ・エクフティミシュヴィリの夫婦。ベルリン国際映画祭国際アートシアター連盟賞受賞のほか、世界の映画祭で高く評価された。1時間42分。

◆マイノリティー支える存在

 ミニシアターがブームになったのは一九八〇年代。映画産業に詳しい城西国際大の掛尾良夫教授は「岩波ホールの成功が、芸術性の高い作品の上映がビジネスになりうることを示した」と説明する。

 しかし、九〇年代になると複数のスクリーンを持つシネマコンプレックスが普及。日本映画製作者連盟によると、全国の映画館のスクリーン数は年々増加しているが、増えているのは五スクリーン以上を持つ映画館のもの。四スクリーン以下の映画館に限ると、二〇〇〇年の千四百一スクリーンから昨年は四百二十九まで減っている。

 最近ではインターネットでの動画配信も普及し、スマートフォンやタブレットで映画を見る習慣も広がりつつある。全国で歴史のあるミニシアターの閉館も相次いでいる。

 全国のミニシアターなどでつくる「コミュニティシネマセンター」代表理事で、大分市の映画館「大分シネマ5」代表の田井肇さん(62)は「多くのミニシアターが岩波ホールのようにありたいと思って始まった。今も果敢に挑戦し、孤高の存在ともいえる岩波ホールに引っ張られている映画館は多い」とたたえる。

 「商業的に成功する映画だけが残っていくのは、マイノリティーや個性のある人がどんどん居場所を失う社会と同じ。岩波ホールが在り続けることは、他の映画館にとってだけでなく、人知れず日本にとっての安心感にもつながっている」と話した。


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by daisukepro | 2018-01-31 09:55 | 映画

「ヘボやんの独り言」より転載  再開しました 18/01/01

水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)

「ヘボやんの独り言」より転載 

再開しました 18/01/01

 昨年の5月9日以来しばらくブログを休んでいました。理由は、やや、疲れたからというのが本音です。「疲れた理由は?」と問われたら、「武士の情けで回答はご容赦を」と答えさせてください。

 新しい年が始まった。きな臭さが強まる昨今、「戦争させない」ための身の処し方を改めて考えている。昨年暮れにパソコンを買い替え、セッティングをしたのだが久しぶりにやったため、かなり戸惑った。結局、年末に遊びに来た息子夫婦に手伝ってもらう羽目に。さすがに若夫婦、強い。

 昨日、部屋の片隅でほこりをかぶっていたDVDを引っ張り出し、かみさんと一緒に映画鑑賞をした。小津安二郎による1953年制作の「東京物語」だ。原節子、笠智衆、東山千栄子らが出演している。山村聰、東野英治郎、沢村貞子、大坂志郎などなつかしい顔も出てくる。行方が分からなかった原節子も含めて、これらの人々はすでに鬼籍に入っている。

 この映画のリメイク版として2013年に「東京家族」として山田洋二によって制作されている。この映画もかみさんと一緒に観に行った。こちらは蒼井優、橋爪功、吉行和子らが出演。「物語」との違いは、原節子の恋人は戦死しているが、蒼井優の恋人は現存し妻夫木聡が演じている。

 DVDを観ていると、時間のゆるやかさに驚いた。64年も前の作品でモノクロということもあるのだろうが、実にゆったりとしている。現代の世知辛い、秒単位で動いているような気分と違って、考えさせる時間をたっぷりとってある。登場人物の思いが、ひたひたと迫ってくる。その心持ちが心地よい。

 出てくる街並みも興味深い。映画が作られたころは高度成長期に入っていく過程だが、煙突から上がる煙がその後の公害を暗示している。小津はそこまでは考えていなかったのかもしれないが、何故か私はそこに惹かれた。時代を見事に切り取っている。

 熱海のシーンもいい。私が初めてそこを訪ねたのは学生服を着用していた1963年だった。そのときの風景が出てきてタイムスリップしたような気がしたものだ。「東京家族」も50年後に光を放つのかもしれないが、映画の良さはそういうところにもあることを改めて感じたものである。

 あわただしい年末のひととき、1枚のDVDが癒してくれた。

★脈絡のないきょうの一行
今年は戌年。戌は「滅びる」につながるというが、「新しいいのちを守る」という意味もあるとか。そんな年にしたいものだ。


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by daisukepro | 2018-01-13 19:47 | 映画

映画「否定と肯定」


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by daisukepro | 2018-01-02 08:24 | 映画

降旗監督の最新作「少年H」を見る

 東宝本社の試写室で降旗監督の最新作をみました。c0013092_16513379.jpg
(写真をクリックするだけで監督少年Hを語るが見られます。)→
妹尾河童の自伝的長編小説『少年H』を映画化したものである。8月10日から東宝系で全国上映される。約1年の歳月をかけて制作された日本映画の大作の部類に属する。
 東京大空襲の7日後、3月17日未明、神戸は焼夷弾による無差別絨毯爆撃を受け、市中心部の西半分が壊滅した。爆撃ターゲット地域を囲むように爆撃、退路を断ってから絨毯爆撃を行うとい残虐なミッションであった。ジェノサイドである。計画は日本全土の主要都市で実行された。
 少年Hの家族も逃げ惑い、雨あられのごとく降り注ぐ焼夷弾爆撃の中を奇跡的に生き延びたのである。リアルに再現された空襲シーンはCG技法が駆使され、見応えがある。
再び戦争を起こしてはならないというスタッフキャストの思いが伝わってくる秀作である。
 映画のストーリを語ることは鑑賞の妨げになるので話せませんが、大型TVで見るよりこのような映画は劇場で見る方がいいでしょ!(父兄同伴の小学校生は無料にして欲しいものですね)
降旗監督、最新作「少年H」を語るというネットTV(自由メディア)が配信中です。映画公開前後にこのトークショーをご覧いただけると映画の魅力が倍増することうけあいです。
アドレス→
target="_blank">http://www.ustream.tv/recorded/36831151
http://www.youtube.com/user/FmATVch
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by daisukepro | 2013-08-05 16:41 | 映画

影懐かしき撮影所

影懐かしき撮影所

7月24日午後6時、東映東京撮影所で旧作映画上映会が開かれた。古いモノクロ映画はビデオレンタル店ツタヤなどで探しても在庫品がない。マニアックな日本映画ファンが随喜の涙を流す、おいしい企画である。大泉学園駅で雷と集中豪雨の歓迎を受け、東映デジタルセンターの試写室にたどり着いた。傘は役立たず,ずぶぬれになった。
宇宙刑事ギャバンの新作試写会以来の訪問である。上映作品は降旗康男監督の処女作「非行少女ヨーコ」、 8月に東宝で配給される「少年H」公開記念だとだれかがささやいた。
とても非行少女には見えないが,ヨーコを緑真子が演じている。ふうてん、ラリパッパなど流行語がでてくる。若者たちの乱行をみていたおじさんが「おもしろくないぞ」と突然叫ぶ、これが寺山修司なのだ。降旗監督らしい気配りを感じる。これより先は立入禁止にしておく。

カメラは仲沢半次郎、昔なじみの俳優が出てくるたびに今どうしてるだろうと思う。
大半は故人となっているのだけれど不思議なものだ。オレの青春もここに同居していたことはまぎれもない。写真は試写終了後、デジタルセンター側(旧9ステージ)から5.6ステージの方向を写したものです。
ああ影 懐かしき撮影所。

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by daisukepro | 2013-07-24 00:58 | 映画

そして、映画「オアシス」にめぐりあう

イ・チャンドン監督作品「オアシス」2002年をみる。
個人の尊厳と生きることを考えさせられる作品です。このような映画は2度と生まれないと思わせるほど強烈な残像を残す。韓国映画史に残る作品のひとつになるだろう。
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by daisukepro | 2013-06-20 21:14 | 映画

    イ・チャンドン監督作品を見る。

2012年度作品「ポエトリーアグネスの詩」を録画で、2008年「シークレットサンシャイン」、続いて2000年「ペパ−ミントキャンディ」とさかのぼって3作品を見ました。どの作品も見応えがある。作品紹介はいたしませんが、いいね、いいね、いいねです。c0013092_8201969.jpgc0013092_819914.jpg
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by daisukepro | 2013-06-19 08:21 | 映画

成瀬巳喜男 - 君と別れて/Mikio Naruse - Apart from You(1933)

成瀬巳喜男 - 君と別れて

/Mikio Naruse - Apart from You(1933)



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by daisukepro | 2013-01-26 19:51 | 映画

成瀬巳喜男 - 腰弁頑張れ/Mikio Naruse - Flunky, Work Hard!(1931)


成瀬巳喜男 - 腰弁頑張れ

/Mikio Naruse - Flunky, Work Hard!(1931)
成瀬監督は「小津は二人いらない」といわれた。こっちも「生まれては見たけれど」に劣らないできばえだ。志賀直哉と林芙美子はどちらも偉大な作家だ。比べる方がどうかしてる。好き嫌いなら成瀬監督を選ぶね。好きずきだからなんとでも言える。


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by daisukepro | 2013-01-26 19:21 | 映画