続々「石原慎太郎の弁明」 知事は画家だった [2006-12-30 18:49 by daisukepro]
続石原慎太郎の弁明/ワンダーサイト本郷 [2006-12-29 22:09 by daisukepro] 石原都知事の弁明 [2006-12-25 17:28 by daisukepro] ロンドンの朝 [2006-12-24 00:12 by daisukepro] イギリス・ハンガリー映画「敬愛なるベートーベン」 [2006-12-23 16:58 by daisukepro] 懲りないTBS,亀田ショー顛末記 [2006-12-22 20:54 by daisukepro] 恐怖に叫ぶ薬缶 [2006-12-19 22:20 by daisukepro] ハンガリー「走る大佐」 [2006-12-17 00:16 by daisukepro] 「おいしそうな子、まずそうな子、なみの子」と久間凱旋将軍 [2006-12-16 12:23 by daisukepro] ベネズエラ・カラカスのスラム街 [2006-12-10 18:57 by daisukepro] アベシン台風が吹くとどうなるか、ミノモンタさん [2006-12-09 19:28 by daisukepro] アフガニスタンの西部の村から、戦争は続く [2006-12-03 22:34 by daisukepro] 続々石原慎太郎の弁明
年中行事のひとつに年末は築地魚河岸に買い出しに行く。正月用の鮪、たこ、烏賊、などを買い込む。去年は牡蠣で腹を下した。この魚河岸の移転が決まりかけている。石原ウソツキ知事がオリンピック招聘を企んだお陰でこの光景も見られなくなるかもしれない。 さて、石原都知事が運営しているサイトは恐ろしい名前がついている。「太陽の季節ここに始まる」と書かれた石碑と石原の顔写真をアレンジした画面の上に「宣戦布告」というタイトルが置かれている。一度訪問してみるといい。これであなたも慎太郎マニアなれるという「慎太郎マガジン」もある。「もっと知りたい慎太郎」の中に「実は画家でもある慎太郎」というサイトがあり、彼の17才の頃のデッサンが紹介されている。何とも気味の悪い絵が並ぶ。 ![]() さらに、「知事の部屋」サイトには「都民の皆さんへ」というコーナーがある。ここでは映像が流れ、知事がトウキョウワンダーサイト事業につい話し始める。「芸術文化創造を担う若い才能を育成するために、最初はトウキョウワンダーサイト本郷を、続いて渋谷、さらに外国から若い人に来てもらって日本の芸術を知ってもらうために青山にワンダーサイトを開設した。時々面白いことをやっていますからぜひ見に来てください」と知事の呼び込み付きである。四男問題が浮上して、知事はこの事業そのものが批判されることを恐れた。急ごしらえのパホーマンスのつもりらしいが、知事の表情に孤立感が漂う。 宣戦布告http://www.sensenfukoku.net/ 続石原慎太郎の弁明
テレビは石原都知事に弁明の機会を与えて、その後沈黙を守っている。しかし、メジャー新聞や週刊誌が一斉に石原批判を始めた。石原の困惑した顔がチラホラ見える。 四男は都の文化事業にただで協力してくれた、余人にかえがたい人物だからヨーロッパ調査の交通費をだしたと弁明していたが、それはまっ赤なウソであった。朝日新聞によると東京都は03年12月、四男に報償費28万円を支払った。3ヶ月後に返却したが、その後、国内外の渡航費として200万円が支払われていたことが分かった。読売新聞は能オペラの脚本料100万円が予算化されていたと報じている。 「能オペラ」は作曲家などとトラブルになり公演4ヶ月前に中止になった。しかし、準備費や歌手などへの保証金、約400万円が都税から支払われた。 この公演のために都の関連団体などから合計2400万円が無駄に支出された。 石原都知事はトウキョウワンダーサイト本郷の館長に石原家臣の今村有策氏を起用した。当時、四男は芸術家仲間を招いてそこででワインパーティーを開くなど傍若無人の振る舞いをしていたと「アエラ」はその詳細を伝えている。私物化以外にかえがたい所業、権力の犯罪でしかない。これを許して見て見ぬ振りをしている都の官僚たちにも責任があるだろう。石原都知事は即刻退陣すべきではないか。 用事のついでに石原作品のステンドグラスを見ようと思いサイト本郷に立ち寄ったが、午後三時頃なのに入り口は閉ざされて入館できなかった。掲示板は真っ白で空白のまま、本郷元町にあるその建物は不気味に息をひそめてたっていた。 石原慎太郎の弁明
報道番組のナガラ視聴をしているとテリー伊藤が石原慎太郎と対談していた。後で調べたら番組名はテレビ朝日の「サンデースクランブル」だった。番組表には「テリー伊藤が四男問題で石原知事を直撃」と記載されてあった。 インタビューの要点は知事が四男をヨーロッパに公費出張させたのは都政の私物化ではなかったかどうかである。東京都は若手芸術家を育成するためにトーキョーワンダーサイト事業を推進してきた。石原知事の肝いりという。この事業の中で「能オペラ」公演が企画された。石原知事が自ら脚本を書いた。知事はこの事業の最高責任者でもある。それプラス、脚本も担当するとなれば、作品内容まで支配することになる。オペラである限り演出家もいるだろうが、社長の脚本で映画を撮らされる映画監督に果たして主体性が保てるだろうか。しかも、舞台美術は脚本家である知事のご指名だ。都政私物化ではないかと共産党都議団が追及するのは当然である。総合芸術を私物化したかったら、税金でなく自分の資金でやればいい。費用を払っても払わなくても、いかに才能があってもなくても、自分の息子などの起用は慎むべきである。 仮にも小説家であったことがあり、美学があるなら、「知事は職権利用で作品をつくっている」と誹りを受けるようなことを公職者がやるべきではない。これだけでも、私物化といえる。権力の私物化は独裁の母だ。石原慎太郎に北朝鮮の金正日政権を批判する資格はない。 テリーの質問に石原知事は次のように弁明した。「余人をもってかえがたいといったのは(舞台美術を)ただでやってくれるからで、舌足らずだった。ただでは悪いから、調査のための交通費を出しただけだ。それを共産党がーーー!」と被害者面をしてみせる。四男を美術に起用した理由は彼の芸術が余人をもってかえがたいからではなかったのだ。 しかし、これは弁明になっていない。ただでもやる人は他にもいるだろうが、だからといって、評価もわからない人物を美術監督に起用はしない。だとすると、起用した理由は知事の良く知る四男だったからということになる。 インタビューの要点は私物化であったかどうかである。「彼は立派な芸術家である。余人をもってかえがたいから起用した」という文脈で知事は語っていたが、知事はインタビューでこれを否定した。起用は四男がただでやってくれるからという理由にすり替えた。「かれは、これほど東京都に協力したのに非難されるなら、もう都の仕事はしないと言っている」と付け加えた。これこそ、まさに都政私物化の告白そのものではないか。 お抱えコメンテーターテリー伊藤を起用して、急遽でっち上げた弁明の機会も、文字通り、語るに落ちた偶像になった。潔く知事を辞任したらどうか。 チンパンジーの作品と四男の作品を比較した人を「きっこのブログ」が紹介している。おもろいので転載ご容赦。優劣つけがたし、いずれがあやめかカキツバタ。 ![]() ![]() 今週のクイズな人はロンドンからです。
![]() この男の写真を取材したのはロンドン在住のカメラマンです。女性です。彼女と毎日同じ場所ですれ違ったり、出会ったりする人たちがいます。名前すら知りません。ある日、彼女はこの人たちは一体誰なのか、何をする人なのか知りたくなったのです。 これが、BBCニュースの企画として記事になった。今週のクイズな人や路地裏の怪人の企画と発想は同じです。取材目的に差があるだけです。 パナマ帽をかぶり、あごひげをつけた写真の男性は何者だったのでしょうか。彼は決まって毎朝、8時20分頃彼女の歩く路上で彼女を追い越して行くのです。彼女は思い切って彼に声をかけ、取材の目的を話しました。 彼の名はエイラン、独学で宝石デザイナーになった。毎朝シナゴーグ(教会)に通っている。そこでユダヤ教のラビ(宣教師)になるための訓練を受けている。帰宅する途中だと云うことが分かりました。 何でもないスナップショットにこれだけの情報を念頭にいれて、写真を見直すとまた新たな好奇心が生まれて、謎が深まるのでした。皆さんはいかがですか。 感性は使わないと枯れていきます。いつの間にか枯れ木のような魂の人間になってしまうかもしれませんね。カメラマンの名はスージーレアさんです。すばらしい写真家になるでしょう。 イギリス・ハンガリー映画「敬愛なるベートーベン」
奇妙な日本語の題名だがベート−ベンの伝記映画のようなので出かけた。 初回の11時45分は自由席、やはり高齢者が多い。ポスターの原題を確かめると「Copying Beethoven」と書いてある。 。「この時間帯で閑な青年層は大学生の一部かな」などと思いながら席に着く。ナポレオン時代のウインが舞台、幕が開いてすぐCopyingが写譜師のことであると分かる。ベートーベンの書きなぐったような自筆から間違いなく写譜してオーケストラ用の膨大なスコアを作成する仕事はかなり音楽に精通していて、それも高度な音楽技法を学んでいなければできない。ロマンローランの小説を読む限りではベートーベンの人物像はかなり気難しい。何人もの写譜師がついていけず辞めたという。そこに作曲家志望の女性が写譜師としてベートーベンの部屋にやってくる。楽聖は9番目の交響曲を作曲中だ。これがこの映画の発想の総てである。後で分かったことだが監督は女性だった。ベート−ベンは「俺のピアノソナタを勉強したか。田園?かな、それとも情熱?——そうだ月光だろ!」とその女性に尻をまくって見せた。数年前から、無謀にもピアノの基礎を習った。大人に成ってからのピアノだからとピアノ教師は音楽理論から懇切丁寧に始めてくれた。バイエル、ハノン、チェルニーなどの一部を駆け足で習った。ある日、そのピアノ教師が一枚の譜面をコピーして持ってきた。それが、月光だった。「第二、第三楽章は早くて無理だが、これならお前でも弾けるようになるから」とお手本の演奏をして、帰っていった。なるほど、譜面を見れば易しそうだが、始めて見るとこれがとんでもない。初心者が小指一本でメロディーラインをたやすく弾くことは無理だ。ハイカーがいきなりヒマラヤ登山するようなものだ。上野の奏楽堂で音大生のピアノリサイタルが開かれた。月光がレパートリーにあった。美しい女性ピアニストはラフマニノフなどを演奏した後、月光を弾いた。「初心のころ月光を聞いていたが、今演奏してみるとあの名曲がこんな仕組みになっていたのかと驚きました」とピアニストは演奏後のトークで付け加えた。いろいろのピアニストの月光をCDで聞いたが、それぞれ、違うのである。 それから半年にもなるが、いまだにピアノ教師からは何の連絡もない。 うちの庭に月光がさす日は来るのだろうか。 「お前のことなんかどうでもいい、映画のできはどうだ!」という野次が聞こえる。「ストーリーを楽しむ客はご不満だろうが、演出意図はしっかりしていて、好感が持てる。上出来の作品に仕上がっている。見て損はない」 懲りないTBS,亀田ショー顛末記
プロレスがショーであっていいのに、プロボクシングがショーであって何故悪いという理屈があるのだろうが、ボクシングファンの気持ちをないがしろにすれば、テレビ局は視聴者に報復されるだろう。 あれほど、世論の袋だたきにあって、TBSは何の教訓も得ることがなかった。前試合では審判の判定に批判が集中したが、その試合をプロモートしたTBSの姿勢も問われていたのだ。TBSは再び、同じ過ちを繰り返した。 このような、無様な番組の製作を指揮命令したのは誰だろう。 弁慶を装ったコスチュームで弟亀田が登場して、赤い橋を渡りリングまで行進する。リング上に対戦相手に選ばれた男が待っている。やせた肉体に鍛え上げた痕跡はどこにもない。かませ犬にしてもあまりにひどい。 ゴングが鳴ると弁慶が襲いかかり、たちまち男はダウンした。これは、ボクシングではない。「まるでホームレスに襲いかかるガキだね、悪いけど」と飲み友達が吐き捨てるように言った。そして、また懲りずに弁慶はカラオケを歌った。 なぜか、メインイベントが始まるまえに判定の判断基準について延々と説明が入る。 やがて、赤い衣装の亀田選手が登場した。トナカイの船に乗っている。だれが考えたのか、プレゼントらしきものを観客にばらまきながらリングへ行進する。サンタクロースのつもりとわかる。 君が代を和田アキ子が独唱、リングサイドには番長清原まで動員されている。ゴングが鳴った。チャンピオンは顎をグラブでガードする。一定の距離をとり、ランダエダの周囲を回る。解説者がこれはアウトボクシングだ。 負けないためには正しい戦術であると説明する。だが、どう見ても、弱い顎を打たれないために逃げているとしか見えない。挑戦者はボディを打ってガードを下げさせるしかない。なぜか、ランダエタが得意のはずの右ジャブが届かない。アウトボクシングの効果のようでもあるが、加減しているようでもある。解説者はあの右ジャブに打たれないことが大事だという。時折、攻め込むこともあるが、直ぐに離れる。解説者「打ったらすぐに離れろ。そうすれば次第に相手はイライラして焦って打ってくる」などと見方をリードする。これが12ラウウド続き、試合は終わった。スリルも緊張感もない。確かに、亀田は負けなかったが、両者にダメージの痕跡はひとつもない。勝ちもしなかった。二羽の蝶が舞っていたようなものだ。 ランダエタのボクシングは壊れ物にさわるような立ち居振る舞いとしか見えなかった。御用解説者が誘導すればするほどうそっぽくなる。 いつの日か、まともなボクサーが現れること、そして、この気の毒な青年をリングの上で叩きのめす。亀田青年の魂を救うことができるのはこれしかない。視聴率がとれて、抗議が減れば良しとするのだろうが、汚点は消えない。TBSの犯罪はお医者さまでも草津の湯でも直らない。歴史の転換点で統治者におもねることのないことを祈るばかりだ。 裏路地の怪人
路地裏にはいろいろな人が住んでいる どんな風貌だろうか 目尻がつり上がっているだろうか たれさがっているだろうか 恐いものは見たくなる でも 話したいとは思わない 袖すり合うぐらいにしておきたい 路地裏はいろいろな人が住んでいる 髪逆立って、悲鳴を上げている薬缶、 ![]() 何をみたのでしょうか、恐いですね。気になりますね (06年12月11日撮影) 次の日曜日 この路地裏の場所は明らかになるでしょう。 今週のクイズな人はハンガリーからです。
写真は伝説のサッカー選手プスカシュです。 ![]() 彼は1950年前半、ハンガリーの代表選手として84の国際試合に出場して83得点を挙げ、走る大佐、マジックマジャールと呼ばれた。1952年オリンピックでハンガリー優勝の原動力になった。1956年のハンガリー革命でスペインに亡命したが、冷戦終了後帰国して市民から熱烈な歓迎を受けた。 11月17日、79歳で他界したが、彼の名を記念して付けられたハンガリーの首都ブタペストにあるプスカシ国立スタジアムで追悼式が行われ、数千人が参列した。 教育基本法改悪法案が参院委員会で強行採決、15日参議院を賛成多数で通過、成立した。日本国憲法は憲法に違反する法律は効力を有しないと明記している。(下記参照)しかも、まだ何も知らない子どもたちの未来と人権にかかわる法律を数の力で採決をする。許しがたい暴力だ。
息吹文部科学相は成立直後、「できるだけ国家の介入でないようにやることでしょう」などと語った。お見事な国家の教育介入宣言だ。教育現場の恐怖と退廃は国家が介入した結果ではないのか。「できる子、できない子、普通の子」が選別教育のスローガンだ。ガリバー旅行記のスイフトが生きていたら「おいしそうな子、まずそうな子、なみの子」と云うだろう。 スイフトは生まれときに「食用にする子とそうでない子」に選別するすることを提案してイギリス政府の支配統制を批判した。 友人のジャーナリストは「アベシンは紳士面した悪人だ」といった。その通りだと思う。吉田茂の孫、麻生は「あの時の国の選択が間違っていたからこうなったと云われないようにしっかりやりましょう」と東門でなくてきたもんだ。教育基本法を改悪してアベシンが理想とする愛国少年が誕生しても、アベシン万歳、麻生バンザイと叫んでお国のために命を捧げる人はでない。そこで、「天皇陛下バンザイ」と死に行かせるせるために靖国神社国営化を論ずる男、余人を持って変えがたい、世界でもまれなコミックファンの権力者の発言だから笑わせる。 それにしても、防衛庁昇格法案成立後、庁職員がスタンディングオベーションで出迎えた。久間長官は凱旋した将軍の如く手をふって入場してくる。これで、自衛隊でありながらアフガンのNATO軍に編成されて戦死者がでる可能性がでてきた。 この職員たちの内心はどうなのだろうか。 第十章 最高法規 第九七条【基本的人権の本質】 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。 第九八条【最高法規、条約及び国際法規の遵守】 1 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。 2 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。 第九九条【憲法尊重擁護の義務】 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。 今週のクイズな人はカラカスのスラム街からです。
ベネズエラの大統領選挙はチャベスが圧勝したことはご存知のとおり。 写真の男性はリチャード・エスコバさんです。 ![]() かれはこの地域共同体リーダーの一人で、熱烈なチャベス支持者です。 スラム街はカラカス市の東側の丘の斜面にあって、住居が密集している。 そこで12万の人々が貧困と戦いながら暮らしている。住居というよりガタガタの小屋だ。すべて、住民が自分たちの手でつくったものだ。 エスコバさんは「チャベスが選挙に勝って、ボリバリアン革命が前進すれば、他の仕事をやりたい。故郷に帰って小さな子どもたちにバスケットボールでも教えて暮らしたいね」と笑った。 ラテンアメリカではブラジル、ニカラグア、エクアドルで経済の自立を求めて変革の嵐が吹いている。いつの日かエスコバさんがバスケットを教える日が来るだろう。 BY BBCNEWSCOM アベシンの祖父岸信介はタイム紙の表紙になったことがある。どことなく顔が鳥に似ていることからアメリカ人はバードライクの宰相と紹介した。
アベシンの母親は岸に似ているが、どちらかというと彼は弟の佐藤栄作に似ている。岸は東条内閣の閣僚であったので、戦犯として逮捕された。彼は巣鴨の獄中で「あの戦争が正しかったことを来世まで伝えたい」という内容の和歌を詠んだ。危機一髪、復権すると総理大臣になり、自主憲法を制定する運動を始めた。彼は日米安保体制を護持して、戦後の日本の保守政治の基礎をつくった。その孫のアベシンは親戚さえ宰相の器ではないと云う人がいるそうだ。アベシンが権力の座に付けたのは拉致問題を利用したことと、NHK番組に政治介入をしながら、朝日とNHKの抗争に助けられ命拾いをしたことであると哲学者の高橋哲哉は語っている。 アベシンは国内ではのらりくらりしているが、イギリスの新聞記者を招いて、任期中に自主憲法を制定したいと宣言した。おじいちゃんの果たせなかった夢、軍隊を持ち、戦争が出来る「美しい国」日本をつくる夢を実現しようとしている。親米的な売国的態度も受け継がれている。 アベシンはウルトラ国家主義者の血筋である。そして、超国粋主義的思考の本流である。ろくな政治理念がないため、親米と国粋とは彼の内心では矛盾しない。ところが、権力の座についたとたん、国民に向かっては、その内心は隠したままだ。しかし、美しい国造りのための準備は着々と進めている。しかし、現憲法と教育基本法のもとで教育されてきた青少年に「お国のために死ぬことは美しいことである」と説いても、何のことやら分からない。そこで、あらたに自分の気に入った愛国教育をやり、自らの意思で国のために戦争にでかけ、美しく散る青少年を育成したいと思っている。そのために邪魔な人権尊重を説く教育基本法をまず血祭りにあげようとしているのだ。今国会の会期中に強行採決を狙っている。 経済同友会の品川正治さんは「小泉はアナクロの風を吹かせたが、アベシンは嵐になるだろう」と云っている。アベシン台風から憲法と教育基本法を守るために、主権者とマスコミの共同責任が問われている。 みのもんたさん、「安倍さん思いきってやってくれ」とテレビで云うなかれ! 今週のクイズな人はアフガニスタン西部の村からです。
アフガンの戦争はまだ終わらない。NATO軍とタリバンの戦争はいまだ続いているのだ。 人々は食物と水と燃料を求めて闘っている。国連に援助を求めてもらちがあかない。厳しい冬がやってくる。旱魃のため、食糧がない。人々は餓死で死んでいく。 双子の母であるビビさん(写真)は今年の冬、子どもたちが生き残れるか不安だという。イラク戦争は泥沼化している。今すぐアメリカ軍が撤退したとしても、この先イラクの人々がどれだけ苦しむか想像しただけでも恐ろしい。イラク戦争開始のとき、「イラク戦争をやめないとあなたは史上最悪の大統領として名を残すことになる。イラクの人々を殺してイラクの民主化はない」と言う主旨の抗議文をブッシュに送ったことを思い出した。
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