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発掘!あるある大事典Ⅱ」と「みのもんた」シンドローム

発掘!あるある大事典Ⅱ」と「みのもんた」シンドローム

関西テレビの「発掘!あるある大事典Ⅱ」のねつ造問題がTVの話題になっている。
c0013092_0104360.jpgc0013092_0112871.jpg テレビがなかった昔から食べ物と薬の話の9分9厘は偏見だといわれている。しかし、このでたらめな偏見に国境はない。あっという間に世界中に広がる。ハゲが直る、ガンが直る、セックスに効果がある、やせるなど薬品に関するものが多い。薬効と食品を一緒にして、これを食べれば美しくなると百回言えばたちまち噂は千里を走る。
一度騙される人は何度も騙されるという。押し売りからものを買うと次から次へと押売りが訪問してくる。東京でパンを食べていれば太らないというデマが流れたことがあった。しかし、なんと同じ時期にニューヨークでは米を食べると太らないという噂が広がっていた。アメリカのすしブームの始まりである。主食に関するデマ情報は意図的に流布されることが多いのだ。流言は馬鹿にならない。見事にデマの狙いが的中して、アメリカ産の小麦の輸入が増加したのだ。
みのもんたが「発掘!あるある大事典Ⅱ」を批判していたが、彼にその資格があるかどうか疑わしい。やれ、ココアが体にいいの、紅茶が頭にきくなどの流言をばらまいてきたのは「みのもんた」が元祖なのだ。ミノモンタ症候群などという流行語まで生まれたほどではないか。しかし、「みのもんた」のキャラクターがいかがわしいので、騙される方がアホで済まされてきただけである。
何を隠そう、私も度々「みのもんた症候群」を煩った。スーパーなどで商品をえり好みしているときの人間の脳はその機能がかなり低下している。そこにTVなどで聞きかじった情報が甦る。つい、必要もないのに手が出るのだ。
 みのもんたがいかにいかがわしいかは最近の朝ズバを見れば分かる。あれほど「ほっとけない」などと叫んでいるにも関わらず、戦後最悪の総理大臣アベシンだけはなぜほっとくのか。閣僚がなにをやっても「アベさんが可愛そうだ」はないだろう。なぜそうなるかは「みのもんた」自身が知っている。
これをやれば視聴率がとれるとなれば、類似の番組が増えるのは民間放送局では当たり前の現象だ。実験したように見せたり、学識経験者を登場させて本当らしく見せかけるだけのことである。これを食べると血液がさらさらになるなどと云う食物があれば高血圧の薬はいらない。
 視聴率の話を書こうとしたが前置きが長くなってしまた。
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by daisukepro | 2007-01-30 23:58 | テレビ

NHK従軍慰安婦番組訴訟の高裁判決と安倍のシンゾ−

NHK従軍慰安婦番組訴訟の高裁判決と安倍のシンゾ−

 従軍慰安婦番組訴訟で東京高裁はNHKの番組改竄を認め、賠償命令の判決を下した。最も注目された政治介入については政治家との接触を認め、NHK側が必要以上に重く受けとめ、その意図を忖度して修正(改竄)したとNHKの責任に軸足を置く判決となった。しかし、この判決は婉曲ながら政治介入を認めたことになる。マスコミへの政治介入は概ねこのような威圧によって行われるものだ。アベシンゾーのコメントが痛快だった。「これで政治介入がなかったことが明らかになった」
 よほど嬉しかったのかもしれない。たしかに判決は政治家の圧力については認めるに足る証拠がないとしている。しかし、政治介入はあうんの呼吸でやるものだ。
何も言わないが「勘ぐれ、お前!わかるだろう」と介入するのだ。アベシンが総理大臣になれたのは拉致問題と番組への政治介入をマスコミが追及しなかったからだといわれている。番組に政治介入したことが事実とすれば、そのような人物が総理大臣になる資格はない。アベ政権は崩壊する。そのため、裁判官は忖度という言葉で忖度して政治介入の判断を避けたと読めるのだが。
 NHKは即日上告したというが、番組改竄の内容は忖度の域を超えて、恐怖のあまり強引に取り付くろった行為のように見える。
NHK管理者がアベシンに面会する前に自主的に番組の修正したのであれば、忖度であって介入はないことになるが、接触後の改竄なのだから、忖度であろうがなかろうが、政治介入による改竄だと思うが、裁判の世界では忖度で済ませるのだから、一般人にはどうしてそうなるのか分からない。
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by daisukepro | 2007-01-30 11:57 | マスコミ

ブッシュの最後の望みベトレアスイラク駐留多国籍軍司令官

今週のクイズな人はアメリカ軍の将軍です。
写真のベトレアス中将はイラク占領軍の司令官です。
c0013092_1724367.jpgブッシュ大統領は杜撰なイラクを占領政策の失態を糊塗するために新たに2万人の派兵を開始しています。このドクトリンをまとめたのがデイビット将軍です。
ブッシュは「このままアメリカはイラクから撤退できない、これまで信頼してくれたイラクの人に申し訳ない。しかし、いつまでも米軍がイラクにいることはできない」と新たな米軍派兵の弁明をしました。
では、この作戦で米軍は何をしようとしているのか。国連の発表でもイラク民間人の犠牲者は33452人に達しています。米軍兵の戦死者は3000人を超えています。これまで、米軍は治安維持、テロを理由に過酷な掃討作戦を展開してきました。ベトナム戦争の時も同じでしたが、共産ゲリラ、ベトコン掃討作戦の名の下に反政府活動をする人々を捕らえて殺したり、ベトコンが隠れているという疑いだけで村落を焼き払い、皆殺しにしたりする虐殺行為を繰り返しましたが、また、バクダットを周辺で同じ作戦をやろうとしています。
ブッシュの提案を受けて、この計画を立案、実行するのがデイビット中将と海兵隊の将軍です。バクダットと周辺の地区を9つに分けて、徹底的な掃討作戦を展開すると云うものです。アメリカの傀儡政府を批判するものと米軍が認定すれば反乱者とみなされ、容赦なく弾圧されます。しかし、反乱の弾圧主義では事態は解決されない、それはベトナム戦争でアメリカは経験しているはずです。
アメリカ議会の反対も無視して、すでに、アメリカ軍の派兵が強行されています。ベトレアス中将はイラク駐留多国籍軍司令官に任命されました。ブッシュの最後の望みを託された男として報道されています。増派より撤退を求めて、ワシントンではベトナム戦争以来の大規模なイラク反戦集会が開かれた。
この作戦の推進者といわれているのが、チェイニー副大統領です。来日が報道されていますが、彼は日本にきて何を望むのでしょうか。嫌な感じです。
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by daisukepro | 2007-01-28 17:25 | クイズな人

続々「政党CMについて」

続々「政党CMについて」

民主党の小沢党首がTVのインタビューに「CMなんちゅうもんはよくも悪くも話題になれやいいんだ。そういうもんだよ」と答えていた。さすがに、CMの本質の一面をついている。
では、「そういうもんだ」というCMの世界はどのような業態なのだろうか。
毎日、TVCMは洪水のごとく放映され、止まることがない。TVCMには広告主が時間帯を買い取り、CM枠を占有して宣伝する「タイムCM」とCM枠の空きに広告だけを流す「スポットCM」がある。タイムCMのスポンサーになるには時間帯を買い取るだけでなく、その時間に放送される番組を製作して提供しなければならない。莫大な経費がかかる。それをまかなえる企業は限られてくる。だから、今では数社が相乗りで経費を負担し、時間内の広告枠(60分で通常6枠)を分け合ってCMを流すのが普通である。場合によっては番組枠内の空きにスポットを割り込ませることがある。視聴者にはどれがスポットCMなのか分からない。番組の頭と尻に提供企業名のタイトルが出るから、番組の時間内で流される商品CMや企業CMがその会社のタイムCMと分かる。閑な人はゴールデンタイムの60分ドラマなどのCMをチェックしてみると面白い。大まかに言うと民間放送連盟の番組基準でCMの時間枠が決められている。局やスポーツ番組の特性によってフレキシブルだが、60分番組では番組の頭と尻、中頃にCMを入れる。3回合計で6分以内と決められている。
提供スポンサーが6社であって、単純に計算すると出資費用が等分であれば1社当たりのCM枠は60秒となる。15秒のCMなら4本、または同じCMを繰り返しても良い。30秒を1本、15秒を2本でもいい訳だ。
提供スポンサーの付かない時間枠はTV局が番組を安く買い取って流したり、再放送で枠を埋める。スポットCMはこの時間枠と番組と番組の間で流れる。スポットCMの広告主を獲得できなければ、TV局は自局の番組宣伝などを流す。深夜や昼の時間帯に再放送が多いのはそのためである。
では、スポットCMはどのようにして費用対効果をはじきだすのだろうか。
宣伝の目的は商品の販売である。商品を売るためにはできるだけ多くの消費者に商品を認知させることが最低条件である。どのくらいの消費者が試聴したかどうかは視聴率で計算される。視聴率の計算方法は後述するとして、CMを流す時間帯や地域によて視聴率は違うし、視聴率1%当たりの推定視聴者数も異なる。CMの放送本数だけ契約したのでは効果が不確定になる。そこで、通常、スポットCMは一定期間内に放送するCMがグロスでどのくらいの試聴率を獲得したかで契約する。テレビ局はそのスポットCMが目標とするグロス視聴率に達するまで放送される。視聴率の高い時間帯であれば、放送CM回数は少なくて済む。視聴率をグロスで計算する単位はGRPで現す。CMを繰り返し流して
消費者がその商品を認知するには最低3000(GRP)ポイント必要と云われているそうだ。

次回、この視聴率の仕組みを検証してみよう
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by daisukepro | 2007-01-27 15:57 | マスコミ

行列二題 「北斎とジャニーズ」

行列二題「北斎とジャニーズ」

太田美術館の浮世絵名品展(前期)が終わりそうなので、昼過ぎに家をでた。
原宿駅から横断歩道を渡ると地下鉄入り口に行列ができている。若い女性ばかりだ。横目で見ながら通り過ぎたが、嫌な予感がした。ラフォーレ裏口のある路地を横に曲がると美術館が見えてくる。案の定、ここも行列だ。c0013092_21195098.jpg

展示品の目玉は九十老人こと北斎の竜虎図だ。去年8月太田記念美術館所蔵浮世絵展がフランスのギメ美術館で開かれた。そのとき、太田所蔵の「雨中の虎」とギメ所蔵の「龍図」が双幅図であったことが分かったらしい。両図を並べてみると、何と虎が驚いて見つめていたものは龍であったことが明らかになった。
(私は独断で、龍は北斎の自画像ではないかと思っている。絶筆は「龍昇天」、北斎美術所蔵)
館内地下の売店で10分ほどの解説ビデオを上映しているが、ギメの館長が竜虎の目が一致するのを発見して「ルギャルデ、ルギャルデ」とわめいているのが笑わせる。
浮世絵の話は後日に譲るとして、美術館前の行列に近づくと、ここは高齢の善男善女ばかりなり。「80分待ちです」と入場制限の断り書きがあったので、その日はひとまず退散することにした。翌日、会館30分前に再チャレンジ、どこかで聞いた嫌な言葉だが。すでに、50人ほどが並んでいる。中には九十すぎかと思われるご老人もいた。開館する頃には150人の行列になっていた。押し合えいへし合い何とか見てきたが、これが見納めとは儚い。
c0013092_21201787.jpg
帰路、原宿駅にさしかかると昨日と同じ若い女性の行列ができている。好奇心には勝てず、スタッフジャンパーを着た青年に聞いてみた。「ショップの買い物客です」とぶっきらぼうに答えた。路地の奥にジャニーズショップがあったのだ。ここも入場制限中だった。この原稿を書いている最中、スマップの大先輩、近藤真彦の歌声が流れてきた。「抱きしめて、上海マイラブ」。なんとも薄気味悪い。TVを消して筆を置くとする。
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by daisukepro | 2007-01-25 21:25 | 文化

続「民主党の難破船CMと政党CMについて

どのようなCMを造り、宣伝するかは政党の自由だが、政党がイメージしたことが15秒や30秒の映像に集約されると逆にその組織の体質や文化が透けて見えるから、侮れない。政党CMの神髄はその政党の政策を宣伝することにあると誰でも考える。ところが、先の衆議院選挙における政党CMには奇妙な共通点があった。いずれの政党も党首の顔の売り込みに腐心した様子がうかがえる。党首は政党の顔であり、象徴でもある。だから、どの政党も短期間に政党のイメージを視聴者に印象づけるために、この方法を採用したのではないかと推測できる。キャッチコピーを試行錯誤したり、イメージを選択したりしても、意見がまとまらないだろう。悪意ではないが、製作を依頼された方にとっては党首の出演は誠に都合がいい。多少、表現が月並でも、演技がわざとらしくても、罵倒されることはない。「役者が気に入らないから変えろ」などといわれることはまずない。最終的な決定権は党首にある。大掛かりなロケーションは費用もかさみ天候に左右されるから無理だろう。おおむね、撮影は室内で行われる。多忙な党首はスケジュールを調整してカメラの前にたつ。黙って立っているだけではCMにならないと考えたのか、台詞が用意される。政策や主張を述べるにしては時間が足りない。当然のことながら、どんな状況で、どんなニュアンスで何を話すかという思考回路になる。政敵を論難する強面の表情では嫌われる。人間味や、人柄の良さも出さなければ政党の人気に影響する。そこで、人気時代劇の衣装をまとい見栄を切ったり、オヤジギャグを出したり、難破船の船長に扮したりする。テレビで難破船CMに難癖を付けられた民主党の議員は次のように弁解した。「小沢さんは表情がない。いつも同じ顔をしている。だからああでもしないとCMにならない」と。
しかし、これらはすべて無理筋というもの。学芸会か文士劇ならいざ知らず、
自然に演じることはそう簡単なことではない。だれでもできるなら俳優はいらない。どんな、スターでも脚本と演出が悪ければどうにもならない。
公明党が無難にこなして、「そうはいかんざき」とみえを切っても「だからどうした」でおしまいだ。共産党が「身が引き締まる思いです」とオヤジギャグのようなことをやっても目が笑っていない。
だから、いつものようにウソツキがウソをついただけのコイズミCMが漁父の利を得たのだ。そこで、私は政党に提案したい。党首なしのCMに挑戦してはいかがと。
少なくとも演技の不得手な政治家に演技を強いるのはヤメたらどうか。主張や政策に立ちもどって、どうリアリティのある表現したらいいのか考えたらどうか。そこに党首が必要だったら登場させるもよし、させなくてもよし、与党と野党では立場が違う、CMの性格も違う。あいまいな、政策しか持てない政党は曖昧なCMをつくる。
大向こうをうならせるような、ウイットに富んだCMが見たいものだ。
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by daisukepro | 2007-01-24 21:54 | マスコミ

民主党の「難破船CM」と政党CMについて


近頃、TVで民主党の政党宣伝CMが目につく。
c0013092_12232443.jpg荒波を乗り越える党首とそれを支える二人の幹部というイメージのつもりだろうが、早速、自民党の中川幹事長から「嵐の中で船長がかじを手放し、水夫が逃げ去り、3人しか残らない党に日本の未来を任せるわけにはいかない」とツッコミを入れられる始末だ。 YOUTUBEでは「のりたくない船」として映像が紹介された。
2005年の衆議院選挙ではこの手の政党CMがやたら流れたことを皆さんは記憶しているでしょうか。一体、どのくらいの金がCMに投入されたのだろうか。東京地区のキー局のTVCMは自民党2億6000万円、民主党3億円、公明党2億円、共産党1600万円と推定されている。もっとも、効率的にCM作戦を展開したのは自民党である。作戦本部長の世耕弘成氏は自著「プロフェッショナル広報戦略」で自慢げに語っている。彼は政府御用達広告代理店「電通」出身なのである。日常の記者会見の背景をそのまま利用して「改革なくして成長なし」などのフレーズを総理大臣たる党首が繰り返す作戦だ。
ある評論家が話していたが、「小泉の話は玄関を入るとすぐに勝手口に出る」ようなもので、具体的な中身はない。視聴者の前では、何とでも解釈できるフレーズを繰り返しては、具体的なことは視聴者の目の届かないところでチャッカリ決め、結果だけ通達するする仕組みだ。このウソツキ総理のフレーズは聞く立場によって違う。主語がないから、国民は苦しい生活を改革してくれると思い、財界はもっと自由に儲けを出せるようにしてくれると思っている。しかし、どちらが本音かといえば、後者だろう。結果がそれを証明している。自立支援という言葉で弱者支援を打ち切る。庶民の税控除をすべて排除して実質、大増税をやる。そのくせ銀行金利と大企業や金持ちの税制優遇措置は据え置く。すべて、付けは大衆的納税者に広く厚く払わせようという魂胆だ。ウソつき百ぺん、本当に聞こえる。小泉が総理大臣になり各政党に挨拶回りをした時のことを今でも記憶に残っている。「あれ、ここでも改革ってかいてあるなあ」と共産党議員控え室入ってくるなり、壁に張られたスローガンを指して、戯けてみせた。知りたいのは改革の中身なのにコイズミは5年間同じことを繰り返し言いつづけたが、中身について一言も話さなかった。話せばウソがバレるから話せなかったのだ。

次回、「政党CMについて」もう少し考えてみよう。
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by daisukepro | 2007-01-23 12:22 | マスコミ

キューバの「グアンタナモ米軍刑務所」

キューバのグアンタナモ米軍刑務所には現在も450名の人々がテロ容疑で収監され、精神的、肉体的虐待を受けている。この刑務所の閉鎖を要求する運動が世界中で起こっているが、ブッシュは無視しつづけている。
写真の二人の少年はマホメットとアナス君です。c0013092_214592.jpg

彼らの父ジャミルエル-バンナテロリズム関連があることの疑いで2003年に逮捕された。釈放のために英国の首相に釈放を申し立てたが、現在も収監されたままである。
彼ら兄弟は一日千秋の思いで、父の釈放を待ち望んでいる。
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by daisukepro | 2007-01-21 21:06 | クイズな人

スーダンの「ダルフール紛争」と派兵をためらわないアベシンゾー

スーダンの「ダルフール紛争」は今も続いている。
写真の少女たちはホームレスになった内紛の犠牲者だ。c0013092_20184100.jpg
昨年11月、スーダン南部のラマカル市で元反政府勢力「スーダン人民解放軍(SPLA)」と内戦中に政府の支援
 を受けていた武装勢力の「南部スーダン防衛隊(SSDF)」の一派との間で激しい武力衝突が発生した。
スーダンの各地では武装民兵(ミリシア)勢力同士の対立抗争が続いている。
2003年2月、ムスリムと非アラブ系の諸民族間の衝突以降、2006年2月時点での概算で20万人が既に犠牲になった。1956年の独立以来、200万人の死者、400万人が家を追われ、60万人の難民が発生しているとされる。
これまで、国連の介入を拒否していたスーダンの大統領がようやく国連平和維持部隊の受け入れを承諾したと報道されているが、依然として治安は悪化しているという。

防衛庁を省に格上げし、自衛隊の海外派兵を本来任務としたアベシンゾーはNATOの会議で演説して「憲法の諸原則を順守しつつも、いまや日本人は国際的な平和と安定のためなら自衛隊が海外での行動を行うことをためらわない」と世界に宣言した。国内には拉致問題の支援要請を主目的のように宣伝しながら、国民世論には見向きもせず、とんでもない公約をぶちあげたものだ。これで、アフガンでへたりつつあるNATO軍はアベに自衛隊の支援を要請するだろう。何しろ、NATO軍はアベが「ためらわず」に自衛隊を派遣すると思うから。
とんでもない、憲法違反な総理大臣だなあ!
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by daisukepro | 2007-01-14 20:19 | クイズな人

NHKBS1新番組「ファ−ストジャパニーズ」に期待

NHKBS1新番組「ファ−ストジャパニーズ」に期待

1月6日、NHKBS1の新番組「ファ−ストジャパニーズ」(土曜夜10時)を見た。以下、感想を述べたい。
まず、企画の着目点がいい。このシリーズは「世界が認める一流の「場」に日本人として足を踏み入れ、輝き始めた 30代の若き開拓者たちの孤軍奮闘を追い、一流ゆえの厳しさの中にあっても自らの夢を 信じ、更なる高みを目指す彼らの輝きを描く、
文化や人種の壁を乗り越え、決して今に満足することなく果敢に挑む開拓者たちの姿は、私たちに夢と勇気を与えてくれる」
これが企画の意図するものである。一流と云う規定は余分だと思うが、NHKで企画を通すためには仕方がないことかもしれない。
イチローや松井、松坂のようなスポーツ選手の活躍はマスコミに脚光を浴びるが、支配者好みのサクセスストーリーに仕立て上げられるので当人たちの人間味は感じられない。
シリーズ初回は「カフェ・ド・フロール」のギャルソンとアイスホッケーのチェコリーグに挑む青年を取材の対象にした。
フロール日本支店でアルバイトを経験した山下哲哉青年(32)はパリの本店で働きたいと単身パリに渡った。最初は無給で働きたいと申し出たが、現実は甘くなかった。フロールのギャルソンの職は生粋のフランス人で右利きであることが絶対条件であった。しかし、かれはその壁を乗り越えてギャルソンになった最初の外国人となった。
給料はチップとチャージしたテーブルの売上げの歩合制である。
かれは、気難しいフランス人と職場の仲間に愛され、いまもフロールで働いている。
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もう一人はアイスホッケー選手の話である。坂田淳二選手はかつて国土開発に所属して日本代表選手になったが、もの足りず、アイスホッケーの本場、チェコの最強プロチーム「ラッセルベルク・プルゼン」に入団した。

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彼は日本人で最初のチェコアイスホッケー選手となった。2年目のシズンになる今年は正念場だ。結果を出さなければならない。しかし、彼の出番はなかなかこない。かれは自分の立場を良く見つめている。「スポーツ選手である限り、いつかはやめる時が来ることはわかっている。いまは崖っぷちだ」かれはこの「崖っぷち」とうい言葉を何度も口にした。
「崖っぷち」でも、あきらめず、なお生きることが彼の哲学であることが伝わってくる。ともあれ、次回作「ファ−ストジャパニーズ」に期待しよう。
江戸中期の土木家 川村瑞賢の言葉が残っている。
「死を決するのはなんの難きことやある。
ただ死すれば足る。難きは死地にありて生を決するにある」
瑞賢は江戸の大火の折、材木を買い占めて大もうけをした商人だが、その金で治水、運河、植林といった社会事業を行い歴史に残る土木家になった人物である。瑞賢の精神は二人の現代を生きる青年に引き継がれている。

                
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by daisukepro | 2007-01-07 16:23 | テレビ