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自爆テロと石原特攻映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」

自爆テロと石原特攻映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」

太平洋戦争末期、知覧は特攻の出撃基地だった。日本映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」は5月12日東映系で封切られる。私はまだ見る機会が無いが、試写を見た評論家は「みたが戦後最悪の映画だ」と不機嫌な顔をした。チラシには総制作費18億、製作総指揮、脚本石原慎太郎が思いを込めて、「日本の未来を担う若者たちに贈る感動の超大作」と書いてあるが、私には「若者たちを戦場に贈る超大作」と思える。
今年の2月に外務省と読売新聞が主催した中東問題研究会が開かれた。その時のあるパネラーの発言がいま急に甦った。
討議の後半にアラブ側から「日本のメディアはテロ攻撃という言葉をいつから使うようになったのか、ブッシュの言うなりではないか」と発言があった。NHKのパネラーが「NHKは米軍に対する自爆は自爆攻撃、民衆に対する無差別自爆攻撃を自爆テロと区別して使っている」と答えていたが、現象を区別すればいいってものじゃない。イスラミックの気持ちや発言の本意が分かっていないパネラーだなという印象が心に残っていたのだ。
かつて、カミカゼ特攻をアメリカの新聞は自爆攻撃と表現していた。理解を超えた恐怖の体現として選ばれた言葉だった。ブッシュはテロ戦争という言葉を作った。「テロは全人類の敵だ、テロに対して曖昧な態度をとる奴は敵だ。この戦争はテロとの闘いである」、そして、圧倒的な武力を駆使してイラク侵攻がはじまった。イスラミックの人々にはこのテロという言葉の響きに特別な思いがあると思う。日本のメディアはそれをあまりにも無意識に使いすぎるのではないかというのが質問者の気持ちの中にあったと思える。それを用語の区別で答えれば、受け取る側は「ああ、そうですか」で話は終わる。
イラク侵攻以後、ヨーロッパの新聞では激増するテロ攻撃を「カミカゼ攻撃」と表現している。自爆志願者を募る時のインターネット上の隠語に「カミカゼ」が使われているとも伝え聞いている。それほど、カミカゼ特攻はアメリカ軍を震撼させ、今なお欧米のメディアでは「カミカゼ」が自爆テロの代名詞として使われているのだ。
60年経ったいま、カミカゼ特攻の恐怖体験は世界中に生きている。人々は答えを求めている。
軍隊と云うけれど、それぞれの国の歴史や考え方で軍隊組織のあり方は異なる。
「カミカゼ攻撃は誰が考え、命令したか。最初の指揮官はだれか、なぜ自爆を受諾したか、どんな気持ちだったのか」、
カミカゼ特攻隊の真実を描くなら、映画の作者たちはこれらの疑問に答えなければならないだろう。作家城山三郎さんは「指揮官たちの特攻」を書いたが、最初の特攻隊指揮官が選ばれた経緯は事実を詳細に調査しているが、それでも何点か疑問を指摘している。
最初のカミカゼ特攻隊長は関行男大尉と云われている。石原慎太郎も当然、この本は読んでいるはずだ。
映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」は関大尉を書くのではなく、関大尉が散華した後、知覧基地に招集された兵士たちと軍の指定食堂の女主人鳥浜トメさんとの交流を描くのが目的だ。しかし、上記の疑問について作者がどんな立場であるかが物語の前提条件になる。「終わりよければ、総て良し」という言葉があるが、「はじめ悪ければ総て悪し」と云うこともある。この映画を石原総指揮官はどのように描こうとしているのだろうか。脚本と1300円の3作品共通券が手元に届いたので、次回、この映画の製作目的を脚本から明らかにしたい。
(3作品共通特別鑑賞券とは「大帝の剣」、「俺は、君のためにこそしににいく」、「憑神」のいずれかの作品を選んで指定された東映系の全国の劇場で鑑賞できる入場前売り券のことです)
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by daisukepro | 2007-03-29 18:57 | 映画

従軍慰安婦問題、安倍の弁明

アベシンが参議院予算委員会で珍弁明をした。
これで日本の総理大臣の知能指数を世界中が知ることになった。「拉致問題の解決を言うなら従軍慰安婦問題の謝罪をすべきだ」というワシントンタイムスの記事にアベシンはこう反論したそうだ。
「拉致問題と従軍慰安婦問題は関係ありません。違いますよ。従軍慰安婦問題は過去のことで、拉致は今の問題です。拉致は現在も続いている問題です」
第一に従軍慰安婦問題は過去の問題ではなく、今も続いている問題だ。第二にこの屁理屈は「拉致問題は解決済み」と主張する北朝鮮の論理と変わらない。この人権認識で交渉して北朝鮮を説得できるはずが無い。ブッシュは大統領就任したばかりの時に「北朝鮮は何が問題なのか教えてくれ」と側近に聞いたという。もっともこれはジョークかもしれないが、アベシンは真顔だった。これからアベシンは訪米してブッシュと会談する予定だが、ボケばかりで突っ込みがいないと悲しいかな、漫才にならない。
日本政府は他国に対する人権侵害は目をそらし、自国の人権侵害には大声で抗議すると云われる。人権問題に他国も自国も無い。中国への侵略行為を「中国(他国)から見れば侵略だが、日本(自国)からみれば進出」と云うがごとし。
人権問題は普遍的な基準でないと対話が成立しない。会話がなければ、説得も解決も無い。
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by daisukepro | 2007-03-27 00:30 | 政治

幻のガラス製男根像 カブール博物館


今週のクイズな人はアフガンからです。
戦場となった首都カブール、廃墟から立ち上がる民衆の苦難は想像を超える。生存した人々の戦争の始まりとなる。ともかく、生きて生活しなければならない。かつて、東京はアメリカ軍の焦土作戦で廃墟となった。敗戦後、食糧難は何年も続いた。アングロサクソンは十字軍の時代から右手で破壊し尽くし、左手で慈悲の手を差し伸べる。市場という目から戦争を見れば、武器で儲け、復興支援でまた儲ける、戦争は良い市場のひとつでしかない。イラクの首都では宗教指導者が「アメリカの民主主義は戦争と解雇と拷問だ。俺たちの民主主義とは違う」と叫んでいる記録映画をBSでみた。作っているのはアメリカ人のスタッフなのである。
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さて、写真の黄金仮面はスイスの美術館に保管されていた古代美術品のひとつです。アフガン戦争の間に略奪などでアフガンから持ち出されたものだ。カブール国立博物館に返還された。室内用スリッパ、仏陀像などが含まれている。最も古いもので3500年もさかのぼる。最も有名なのはアレクサンダー大王が所有していたと云われるガラス製男根像である。お見せできないのが残念、もし、平和なカブールを訪ねる機会があれば国立博物館にお立ち寄り下さい。
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by daisukepro | 2007-03-25 09:45 | クイズな人

池袋東照宮とゲートキーパー法


池袋東照宮とゲートキーパー法

池袋の話題をもうひとつ、セルフォンは外出する時の必需品だから皆さん「ケイタイ」と呼ぶ。家族が認知症になったとき、居場所が分かるので便利という。けれども、ケイタイを所持して一日中歩くと、その経路が記録される。アリバイ証明になるが、絶えず警察から監視されることにもなる。どこにでもあるNTTの支局には個人の行動を知りたい人のために窓口が設置されている。勿論、誰でもと云う訳にはいかない、警察や公安庁、保険会社の調査員などがひっきりなしにやってくる。だから、廊下には警察の方はこちらなどという矢印付きの張り紙がしてあるぐらいだ。
国会では与党が「ゲートキーパー法」の成立を狙っている。施行日は4月1日からである。耳慣れない法案だが、恐ろしい密告義務法案なのだ。法案の本名は「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」である。犯罪組織によるマネーロンダリング防止を口実にしているが、とんでもない。弁護士、司法書士、保険会社、クレジット会社、貴金属業者など43業種を「特定事業者」に指定、顧客の本人確認、取引記録の保存、犯罪の疑いのある取引を関係省庁に通達することを義務づけ、省庁はこの情報を国家公安委員会と警察庁に通知する。事業者は通報したことを顧客にもらしてはならないとされている。違反すれば最高で懲役1年、罰金300万円が科せられる。警察は捜査員に事業所に立ち入らせ、帳簿類など検査させ、業務に関し関係人に質問させることができる。つまり令状なしの強制捜査ができることになる。密告や盗聴、盗撮を前提とした共謀罪などと根っこは同じ、国民は密告と監視の中に置かれ、民主主義が壊れるだけでなく、家族の絆ですら破壊されるような社会になりかねない。
この類いの法律が手を変え、品を変え出てくるのは、9、11以後、テロとの闘いを口実に戦争をする国家体制を作ろうとする国の支配者たちの幻想から生まれてくるものだ。
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写真の椅子は「見ざる、聞かざる、言わざる」である。もし私たちが写真の猿のようになれば、幻想はたちまち現実のものとなる。
池袋はターミナル駅を中心に再開発が急速にひろがっている。その足元にはたくさんの路地がまだ残り、高層ビルとは無縁の貧しき人々が肩を寄せ合って暮らしている。この椅子が置かれているところは「日光広場」という名の辻公園のひとつである。東照宮だけでなく男体山や冬なので水は涸れているが華厳の滝もある。再開発の足音はすぐ横の路地まで迫ってきている。なんで、こんな無駄なものをつくったのかと思ってきたが、考えが変わった。「日光広場」が小さな存在を主張しているように思えてならない。
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c0013092_15332413.jpg(写真は水が涸れた華厳の滝、夏には蛇口から水が流れる)
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by daisukepro | 2007-03-22 15:38 | 文化

行列の終わる日、さらば池袋大勝軒

元祖つけめん」の池袋大勝軒が46年の店を閉じる。跡地には高層ビルが建つらしい。最終日の20日は前日の夜10時から並んだ奴がいて、翌朝午前9時には400人が行列を作り、店のある区画を行列が一周した。
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テレビ局の取材陣が押しかけ、全国にのれんわけした弟子たちも駆けつけて、昼頃の店先はまるで生前葬のにぎわいとなる。名物オヤジの顔をデザインしたインスタントラーメンまで売り出された。かくいう私は隣人でありながら、並ぶのが面倒で一度も大勝軒のラーメンを食したことが無い。「格安で、手ごろな味で、待たずに食える」、これが同好会の食事綱領、「高級料理ばかり食っている奴はやがて肝臓を壊し、早死にする」と勝手に思い込んでいる愚か者たちの集団です。料理番組のレポ−ターで「まろやか」とか云わされている奴は、くれぐれも体調に留意して欲しい。
c0013092_13445035.jpgc0013092_13451165.jpg写真はTV朝日の取材を受ける大勝軒の山岸一雄さん(72)
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by daisukepro | 2007-03-21 13:52 | 文化

サハラ砂漠の国モーリタニアの大統領選挙

今週のクイズな人は世界で最も貧しい国のひとつ「モーリタニア」からです。同好会で一度紹介したことがあります。人口は約320万、GNPは170億ドルの小さな国です。
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フランスの植民地支配から1960年に独立以来、20年間クーデターによる軍事政権が続き、政情は不安定です。面積は日本の3倍ありますが、ほとんどがサハラ砂漠です。
この3月に大統領公選が行われ、19人が立候補しています。c0013092_1347815.jpg
写真の女性はゼネブーさんです。彼女は「この選挙で貧しい国から抜け出して、私の人生が変わることを望んでいます。今までの政治家は約束を守ったことがありません。水から道路まで私たちが必要な社会的基盤の総てを整えて欲しい」「私の村には学校やお店が必要、電話の設備がありません、新任の大統領にやってもらいたい」と要望しました。最近油田が開発されたそうです。この資源を生かして生活が少しでも改善され、豊かになることを心から期待したい。
サハラ砂漠の 写真 by 志賀 あけ美さんのブログ
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by daisukepro | 2007-03-18 13:49 | クイズな人

何がむだかといえば福祉だという知事はいらない

選挙の季節を迎える。
地方議会の議員や知事を選ぶ選挙なので選挙公約などは地域の要求が主たるものになり、候補者が憲法九条についてどう考えているかなどは表に出てこない。私の居住地は東京都文京区である。区議会議員と区長、知事を選ぶ。坂や階段の多い街なので老人には住み良い街とは云えなくなった。
老人が蟄居している家はどことなく活力がない。いつのまにか、庭木の手入れがとどこおり、あれほど美しく咲き誇った花木の枝振りがみだれ始める。そのうち無精髭をはやしたような庭になる。主はどこに行ったのだろうか。やがて、建築業者のトラックが横付けになり、庭木は掘り起こされどこかに持ち去られる。終日後には家屋は解体され、材木が運び出された後、瓦礫の山が残される。
言葉を交わしたことも無い人だが、どんな疫病神がたずねてきたのかと思うと胸が痛む。しかし、それはまだマシで、門柱が材木などで封印され、雨戸が閉じられたまま放置された家屋は、日ごとに荒れて行き、廃屋と化す。
この地域は健康保険料の支払いができず、保健証を取り上げられた世帯が1400あり、23区中ベスト3だ。
選挙の争点は税金を福祉に使うか、再開発に使うかである。現区政は小中学校を統廃合して減らし、公園を潰して再開発に税金を使おうとしている。石原都政と違うのは予算規模だけである。ここも、与党が過半数を占める議会では歯止めが利かない。新幹線の建設はもったいないと当選した知事もいつの間にか態度を変えた。脱ダム宣言をした知事が落選した途端、ダム建設が始まった。これが日本だと云えばそれまでだが、17世紀の古典「聊斎誌異」を読んでいるような気分だ。
国連の発表によれば世界の人口は2050年に92億に達し、60歳以上の人口は20億、現在の3倍になると予測している。福祉は地球的な政治課題なのだ。
石原知事は「何がむだかといえば福祉ほどの無駄は無い」と3万円のワインを飲んで都税ではらった。追及されると説明不足だったと答えた。説明不足、不適切などという言語ほど不適切な説明はない。納税者にすることは説明でなく適切な釈明か謝罪だろう。
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by daisukepro | 2007-03-17 23:47 | 政治

セックス奴隷とアベシン

アベシンがNHK番組に介入して従軍慰安婦問題は今や燎原の火のごとく世界中に広がろうとしている。
櫻井よしこ氏などに従軍慰安婦問題などと言おうものならたちまち目尻はつり上がり、軍の強制は無かったのだからこれは単なる慰安婦問題だ、言葉に注意しろとばかりに訂正を求められる。
アメリカ下院の外交委員会で日本政府に公式謝罪を求める決議案が通過して、下院にかけられようとしている。元はと言えば、アベシンたちが河野談話をもみ消そうとして陸軍の強制連行は証拠がないなどと騒ぎ立てたことから始まったことだ。火元はアベシンらであるにも拘らず、こんなことを外交問題にするのはけしからんともみ消しに走っている。これまで、何回も提案され否決されてきたが下院の議席数はリベラル人権派の民主党が多数なので今度は通過する可能性が出てきた。本日の参議院予算委員会で民主党の小沢敏夫議員が従軍慰安婦問題を質問していた。「アメリカ下院の委員会で謝罪要求が採択された。下院を通過したら日本政府はどうするのか、見解を伺いたい」という趣旨であったと思う。
アベシンは「政府としては河野談話の通りでございます」
と答弁しながら、アベ個人は談話をどう思うかという質問に対しては「河野談話の根拠となった軍の強制があったという証拠は無かった」と答え

さらにアベシンは「採決されたからといって強制力がないから謝罪しません」と答え、「広義の連行はあったが、狭義連行の証拠はない」などと外国では通用しない弁明を繰り返すものだから、火にガソリンを注ぐ結果を招いている。
NHK番組に介入してしてまで隠蔽したかった従軍慰安婦問題は、いまや、ワイドショーまで話題として取り上げざるを得なくなった。隠せば隠すほど顔色に出にけりだ。アベシンは慰安婦などと云う言葉を中学生に聞かせることは教育上よくないという考えの持ち主だから、さっそく番組に介入して削除したいぐらいの気持ちでいるのかもしれないが、世界中の番組を黒く塗りつぶす訳にはいかない。c0013092_22331122.jpg写真の男性はアベシン発言に抗議した韓国のソン外務大臣である。
ソン外相は「慰安婦についての真実は守られなければならない」とのべ、第二次世界大戦中に日本軍によって性的奴隷にされた女性が強制されたかどうか疑問とする日本の総理大臣発言に抗議した。
アベシンは「強制があったとする証拠がない」と怒りをあらわにしたが、韓国のソン外相は「彼の発言は意味が無い、真実を直視すべきだ」と(冷静に)述べた。
「歴史家は少なくとも20万人の女性が日本軍の売春宿で働くことを強制されたと確信している。首相の発言は日韓両国の良い関係築く努力にとってなんの役にも立たず、軽率だ」と指摘した。
首相の座を射止めて河野談話を守りますと云いながら、数ヶ月でこの有様だ。アベシンの頭の中には世界一の正直者と世界一のウソツキが共存共栄している。
こういう人物にかぎって自分の考えに拘泥して、第二次大戦の「みいくさ」の正しさを証明するために手段を選ばなくなるから、早く退陣させないと毒は末代までも残るかもしれない。
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by daisukepro | 2007-03-11 22:36 | クイズな人

「未来に責任を持つ政治」の今は地獄

戦時中のスローガンに「欲しがりません、勝つまでは」と云うのがあった。「いま、日本は戦争をしている国である。戦争には負ける訳にはいかない。戦争には戦費がかかる。勝つために、国の予算は戦争に使う。その負担は国民にかかるが、勝つまでは文句を云わず、痛みに耐えよ。未来、戦争に勝利したら幸せになる」という統治者の考えをスローガンにしたものだ。それでも苦情を言う奴は日本人じゃない。国民でないもの、「非国民だ、国の敵、国賊だ」と罵られた。
街を歩いていると立候補予定者の宣伝ポスターの間に、政党ポスターが目に入る。そこにはスローガンが書かれているが、スローガンに集約されるまでの政党の考え方が分かって面白い。公明党は自民党と連立して、悪政に加担しているが、写真を見てください。ポスターには太田昭宏代表の半身像にスローガンが配置されている。「未来に責任をもつ政治。」このスローガンの発想はどこからくるのか。c0013092_1351559.jpgふくれあがる借金財政はこのままでは破綻する、次世代に負担をかけてはいけない、日本の未来のために国民は痛みに耐えなければならないという理屈で、助成や支援を打ち切り、高齢者控除や配偶者控除などの税制優遇措置をやめ、
住民税、保険料などを値上げ、弱者には何重にも高負担を押し付けた。ほかならぬ、これを推進してきたのは自公政権である。
これが未来に責任を持つとうい政党の実体だ。戦時中のスローガンとかわらない。国民に負担を押し付けながら、居丈高に国のために痛みに耐えよと云っているに過ぎない。現在の貧困化を進めてきた政党がどうして未来に責任を持てるのか。「未来に責任をもつ政治」とはあきれる。いまの生活が荒れ果てて、なんで未来があるものか。
植物でさえ適切に水を与えないと枯れてしまう。人間は毎日、生きるために食物を摂取しなければならない。精神を成長させるためには娯楽や芸術は不可欠だ。
横断歩道で信号待ちしていると隣に並んで立っていた青年の背中を何気なく見ると「IF I DIE,I GO TO HEAVEVN.BECAUSE I AM IN HELL NOW」と書いてあった。ジーパンとブルゾンの背中は夕闇の街に人混みにまぎれて消えていった。
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by daisukepro | 2007-03-07 13:59 | 政治

地球裏の怪人はスロバキア人

早いものだ、もう一週間たってしまった。
異常気象が続き、花暦に異変がおこっている。うめ、もも
、沈丁花が一斉に開花するまでは許せるが、山吹、だいこんの花が咲き始めている。地底の虫たちも地上に出たものか迷っているだろう。
石原も、アベシンも、黒川も、ウルトラ右翼の総本山「日本会議」、同じ穴のムジナだ。自公が後ろ盾の石原再選を許すようでは都民の受難の日々は続く。
さて、地球の裏側では何が起こっているか。
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写真のマスクマンはスロバキア人のマルティンストレルさんです。怪人ではありません。ペル−からブラジルまでアマゾン川、5400キロを泳いで渡ることに挑戦しているマラソンスイマーなのである。
日差しが強く、顔に何種類もの日焼け止めクリームを塗っても水流で直ぐに落ちてしまう。そこで、日差しの最も強い2、3時間は写真のような布製のマスクをつけることにしたのだ。マスクが水に濡れると重くなるが、顔に火傷するよりましだ。セニカワは変えられない。雨のふることを祈りつつ泳いだと云うが、さぞ大変だったろうなと思う。
心からご同情申し上げる。
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by daisukepro | 2007-03-03 21:58 | クイズな人