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米下院が慰安婦決議を可決 本会議で初、公式謝罪要求

米下院が慰安婦決議を可決 本会議で初、公式謝罪要求
【ワシントン30日共同】米下院本会議は30日午後(日本時間31日午前)、第2次大戦中の従軍慰安婦問題をめぐり日本政府に公式謝罪を求める決議案を可決した。

 慰安婦問題をめぐる決議が、本会議で可決されるのは初めて。決議自体に法的拘束力はないが、日本にとって最も重要な同盟国である米国の議会で、日本を直接非難する決議が可決されたことで両国関係に悪影響が出そうだ。参院選で惨敗したばかりの安倍晋三政権にとっては採決回避を働き掛けてきただけに手痛い失点だ。日本の保守層からは反発も予想される。


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(写真;米下院で提案説明をするホンダ議員)

 決議は日本政府に対し、慰安婦問題に対する歴史的責任を認め正式に謝罪するよう要求。謝罪の形態は、首相声明の形を取るよう強く促している。また旧日本軍のための人身売買はなかったとの主張を容認せず、国際社会の声に耳を傾けるよう求めている。

1975/03/04 00:00 【共同通信】
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by daisukepro | 2007-07-31 10:32 | マスコミ

世界で最初の女性首相「シリマボ バンダラナイケ」

雷鳴とどろく中、参議院選挙の投票に出かけた。
最初に投票した人は投票箱が空であることを確認するとか、
地域によっては投票締め切り時間が違っているとか、投票権のない人も立候補出来るとか、いろいろ知らないことが多いことをみつけた選挙の日でした。皆さん投票はお済みですか。

今週のクイズな人はスリランカからです
1959年、セイロン(現スリランカの旧国名)のソロモン・バンダラナイケ首相は過激派仏教徒によって暗殺された。写真の女性はバンダラナイケ夫人です。
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彼女は夫に代わって、スリランカ自由党を率いて総選挙に圧勝、(150議席中、75議席を獲得)1960年、世界で最初の女性首相になった。
彼女は貴族の出で、キリスト教徒の尼僧に教育を受けた仏教徒だというからややこしい。
彼女は過激派政党と連立政権を組んだためわずか5年間で政権を失い、1970年に権力に返り咲いた。1975年、紅茶、ゴム、油などの国有化を進めたが、食糧不足、貧困、失業、深刻なインフレ−ションは解消出来ずに1977年の選挙で再び敗れ、政権の座を失い、2000年辞職、2ヶ月後に亡くなった。
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by daisukepro | 2007-07-29 16:14 | クイズな人

世界で一番恥知らずな抗議文「従軍慰安婦は軍人相手に金を稼ぐための売春婦だった」

世界で一番恥知らずな抗議文
「従軍慰安婦は軍人相手に金を稼ぐための売春婦だった」


発見の同好会員からのメールが届いた。『7月13日、渡部昇一教授ら200人が従軍慰安婦問題に関する議案の採決に抗議して米国大使館前で抗議を行った』。その抗議文の中で「日本軍による“性奴隷”は存在しなかった。“慰安婦”だったと主張する女性たちは、実際には金を稼ぐために売春行為をしていた」と主張している。本当かどうか調べて欲しい。』
以下、抗議文の全内容です。

抗 議 書

 2007年6月26日、米下院外交委員会は、慰安婦問題に関する対日非難決議案を可決した。この決議案は、我が国の首相に対して公式謝罪を要求するものであった。私たち日本の国会議員と地方議会議員、学者・言論人は、日本の最も重要な同盟国であるアメリカの下院外交委員会の多くの皆さんが、この決議に賛成したことを知り、驚きと衝撃を受けた。同時に、私たちは怒りと悲しみを禁じ得ない。この慰安婦問題に関する決議案は、歴史的事実とは全く異なる誤った情報に基づき可決されたからである。かつての日本軍の周辺には、世界の他の軍隊と同様、兵士たちを相手に商売をする売春婦が存在し、そのサービスを提供する組織と場所が存在したが、性奴隷などという存在は全く無かったからである。存在したのは、軍人相手に金を儲けようとする売春組織と売春婦のみであった。これが紛れもない歴史的真実である。
  米下院議員の皆さんにお願いしたい。アメリカ合衆国の誇りと名誉にかけて、誤って認識された慰安婦問題について、どうかもう一度、歴史的検証をしていただきたい。厳密な調査をしていただければ、性奴隷などという存在がなかったことが明かになるだろう。その上で、この決議を再検討し、撤回していただくことを私たちは希望する。
  名誉と誇りを重んじる日本国民として、また、自由と民主主義を共通の価値とする同盟国の国民として、アメリカ下院議員の皆さんに、以上、強く要求するものである。

  慰安婦問題の歴史的真実を求める日本国会議員の会
  慰安婦問題の歴史的真実を求める日本地方議員の会
  慰安婦問題の歴史的真実を求める日本学識者・ジャーナリストの会
  慰安婦問題の歴史的真実を求める日本国民運動の会
   代表 水島 総


「狭義の日本軍による強制連行はなかった」などと答弁しているアベシンの頭の中は上記抗議文と大同小異だ。「強制連行の直接証拠がないので従軍慰安婦は存在しなかった」と云う主張である。だとすると、日本軍のお相手を強制された20万人の女性たちは何だったのかという疑問が生まれる。抗議文は三段論法で「従軍慰安婦は存在しなかったのだから、いたのはすべて、性行為を売り物にする売春婦だけだ」という恥知らずな結論を導きだしている。

アベシンが主張する「戦後レジームからの脱却」とは憲法改正です。
現憲法は戦後レジームの骨格です。その上に教育基本法、労働法などの諸法規が筋肉や血管になって、私たちの体に生きた血がながれ、私たちは戦後の社会で生産活動に従事して生活しています。皆さんご存知のように、現憲法そのものが戦争に対する深い反省の上に成り立っています。
アベシンは「戦後レジームから脱却したい」とおっしゃっています。つまり、現憲法からの脱却です。現憲法を否定するには、まず先の戦争が正しい戦争でなければならない、ここに彼らの問題意識は集約され、エスカレートしていきます。そこからアベシンの「美しい属国」が始まるからです。南京虐殺はなかった。三光作戦はなかった。すべて、日本軍は正しかった。日本軍は欧米列強の植民地支配からアジア諸国の民族解放のためにやむをえず闘ったのだ。憲法を変えて「美しい属国」を実現するためには歴史が汚れていてはこまる、歴史的事実であろうが都合の悪いことは抹殺したいのです。その究極の主張をわかりやすく表現したフレーズが「金を稼ぐための売春行為」ではないでしょうか。アベシンの「狭義の強制連行はなかった」という答弁は「従軍慰安婦はでっち上げで、実は日本軍から金を稼ぐための売春婦だった」とおっしゃりたかったのではないでしょうか。
また、上智大の渡部昇一名誉教授は、「米国はこの問題を“人権問題”と主張し続けるが、だったら(第2次世界大戦中に)東京などに対して行った無差別爆撃は何だというのか。原爆投下は何だというのか。あれこそ一般市民を計画的に殺害する大量虐殺にほかならない。これに対して戦場での“売春行為”は単なる商行為に過ぎない」という主張を展開しているが、戦争の論理そのものではないか。戦争の虐殺行為を競い合い相手国を非難して、開き直っても戦争はなくならない。もちろんアメリカ軍の原爆投下や都市爆撃は大量虐殺行為と思うが、
だからと言って、従軍慰安婦問題が「単なる商行為」などとは云わない。まともな学者が口にする言葉とも思えない。
参議院選挙後に米下院で決議が行われる見込みである。
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by daisukepro | 2007-07-25 00:35 | 憲法

紫禁城のスターバックス

今週のクイズな人は紫禁城からです。
写真はスターバックスの紙コップです。だれが飲んだかというクイズではありません。ご容赦下さい。c0013092_1814497.jpg
テレビでダンボール入り肉まんの映像が流れましたが、後でこれがやらせ映像だと云うことが暴露されました。スクープ映像ならばダンボールを水につけたり、千切りにする画像を撮影することは了解なしには出来ません。取材対象者や番組制作者がこれをもって何を告発しようとしているか不明です。自分の犯罪を告発したいのならば「これは食材のコスト削減のためにやている」というコメントは不可解です。豚肉が高いことを告発してるのでしょうかね。なんのためのやらせ番組か意図不明です。スーパーなどで安い食品などは必ず中国産です。農薬混入などの問題があり、購入するのは勇気が要ります。このような番組が流れると中国産商品の売り上げに影響が出ます。しかし、これは中国テレビの配信だからますます事態がわからなくなります。
さて、写真のスターバックスは6年前、紫禁城の中に出店しました。ところが、CCTVのアナウンサーが自分のブログに「故宮は中国文化の象徴である。故宮の中にスターバックスがあることは中国文化の侮辱だ」と書いたところ、この意見に賛成するアクセス数が50万件に達した。反響の大きさにスターバックスの副総裁は「故宮からの要請を受けて故宮内に店舗をオープンした。同店は開店以来故宮の伝統文化を重んじ、旅行客に満足してもらうよう努力してきており、実は特殊な立地条件を武器にした販促活動を行っていない。店の撤退については、故宮側との契約があるため今のところ考えていない」と回答した。
故宮博物院の院事務室主任・馮乃恩は「現在この問題の解決方法についてスターバックス側と協議中である、早ければ今年上半期中に結論が出るだろう。同時に、万一経営と文化保護に矛盾が生じた場合は、故宮側は迷わず経済的利益を捨て、文化保護の原則に背かない」という見解を表明したという。店舗の立地条件によると思うが、正門から入って、まっすぐ徒歩で裏門から出ても30分はかかる広さだ。どんな結論が出るか見守るとしよう。現在の店舗の写真です。

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by daisukepro | 2007-07-22 18:05 | クイズな人

ミサイル防衛という名の先制攻撃

ミサイル防衛という名の先制攻撃
詩人ビナードの話、(アメリカンフットボールの詩)
つかのまであったとしても、宗教、スポーツ、音楽などは日々の苦しみから、人々のこころを解放してくれる。
メジャーリーグはNHKBSで放送され、イチロー、マツイ、マツザカ、日本人の選手の活躍が毎日のように生中継される。ナショナリズムは親の敵だが、ワールドカップ、メジャーリーグだけは別格、日本選手をこころから応援する。テレビで見る限り、アメリカでは野球が最も盛んなスポーツかと思えるが、実はそうではない。
ビナードの話ではダントツなのがアメリカンフットボール、野球とバスケットボールはその次らしい。バリーボンズがホームランの大リーグ記録を塗り替えようとしているが、人種差別主義者たちは黒人が記録を出すのを面白く思っていないらしい。
「メジャーリーグの記録更新が話題になってるけど、優秀な黒人選手を追い出してからの白人だけの記録なんだ。(19世紀末は白人と黒人選手がまじって野球をやっていたが、メジャーリーグの中に人種差別が表面化して1888年以降、黒人は仕方なく黒人だけでニガーリーグを結成して野球を続けた。ジャッキー ロビンソンがメジャーリーグ入りした1945年まで50年以上も人種差別が続いた歴史がある)」とビナード。そう思ってメジャーリーグ中継を見ると、人種差別の根が絶たれていないアメリカ社会で活躍するイチローやマツイの姿が違って見えてくる。
それから、ビナードさんは「アメリカンフットボール」という詩を日本語で読んだ。詩人の名は忘れたが、詩はフットボール試合の動きを実況さながらに描写しながら、最後のパスでボール受けたコーターバックがふとみると、そこにあったのはボールでなく靴だったという詩である。「コーターバックはその靴を誰に投げようかどうか迷った。」ベナードは部屋の空気が戸惑っているのを察した英語でその詩を読み返した。「面白いんだがな」と首を傾げた。「で、その人は次にボールをどこへなげたの」と誰かが訊ねた。「これはボールじゃない、革であることは同じだが、間違えなく靴だ。ボ−ルは空中を飛ぶが、靴は地面を歩くためにある。」とコーターバックは思案した。「人は最低限の選択を迫られることがある。これは靴だ。何でも投げるわけにはいかない」
「だからその選手は投げたのかい」「詩はそこで終わっている」「じゃ、ベナードはどう思うの」「僕は投げなかったと思うよ。コーターバックは靴をなげなかった」「それだけかい、どこへボールを投げたか気になるな、靴がどこへいったか、どうなったか、いつ誰がボールを靴に変えたか、夜も寝られなくなる」とジャーナリスト、続くベナードの説明に話題に盛り上がっていた部屋は一瞬シーンとなった。
「ミサイル防衛計画という言葉が新聞で伝えられているけど、ミサイルは先制攻撃のための武器です。でも、ミサイル先制攻撃計画では予算が議会を通過しない。先制攻撃を防衛と変えて(マスコミのフィールド)に投げた奴がいる。ミサイルには違いないが。使用目的が違う。これを受け取ったジャーナリストが違いに気がついていながらボールではない靴を投げたとすると、この人はウソをついたことになる。嘘つきになる。だから、コーターバックは靴をなげなかった」
沖縄に投げられたボール、PAC3はパトリオット短距離迎撃ミサイルと名を変えて日本全国の基地にやすやすと配備された。マスメディアは北朝鮮の脅威を繰り返し報道することで、北朝鮮が発射したミサイルを迎撃するための防衛措置というウソをだれも疑わない。予算も議会を通過する。
沖縄の若いジャーナリストは「つい書いてしまうんですよね」とうつむいて考え込んだ。
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by daisukepro | 2007-07-21 08:07 | マスコミ

アベシンの「美しい国へ」、重大な誤植発見!

アベシンの「美しい国へ」、重大な誤植発見!

詩人ビナードさんの話の続きです。
書店で立ち読みしました。買いませんけど、ぱらぱらとページをめくり拾い読みするだけで何が書かれているかわかります。僕はこの本には重大な誤植があることに気付きました。
「属」と云う文字が脱落していますね。この本のタイトルは「美しい属国へ」のはずです。
(的を射る感じで、笑えないジョークですけどね)
美しいと云う言葉にひかれる人には八木重吉の詩をお薦めします。すこしは鎮静剤になるでしょう。と、ビナードさんは「うつくしいもの」と云う題の詩を読んだ。
八木重吉
「秋の瞳」
うつくしいもの

 わたしみづからのなかでもいい
 
 わたしの外の せかいでも いい
 
 どこにか 「ほんとうに 美しいもの」は ないのか
 
 それが 敵であつても かまわない
 
 及びがたくても よい
        ヽ ヽ
 ただ 在るといふことが 分りさへすれば、
 
ああ ひさしくも これを追ふにつかれたこころ

恐れ多くも かしこくも
その夜は八木重吉もビナードも昔からの友達のような気分になりました。
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by daisukepro | 2007-07-20 14:06 | 文化

二大政党論の袋小路

二大政党論の袋小路

先日、仲間の会合で詩人ビナードさんの話を聞いた。
 彼は日本語でエッセイも詩も書く。けれども、生まれがミシガン州なので日本人と違う角度でものを見ることができる。
「アメリカのイラク研究グループが「THE IRAQ study group report」(インターネットでPDF版を読むことができます)という報告書を出したんですよ、父ブッシュ、ベーカーやハミルトンたちが作った研究所です。ところがホワイトハウスはこの本を徹底的に無視、マスコミからは葬り去られました。あまり、面白い本じゃありません。けれども、イラクの現状はよく見ている。イラクの現状を直視しないブッシュたちよりはましかもしれない。ブッシュ政府はイラクに1000人の文官スタッフを送り込んだ。これだけでも大変な数だが、その中でアラビア語を話せる人は33人しかいない。話せると云っても、お早う、トイレはどこですか程度の人が殆どで、イラクの文化を理解して会話ができる人は6人しかいない。
 これで2300万人のイラク国民と対話できますか。外国語を学ぶ目的は対話をして、同じ感情を分かち合い、お互いの文化を理解することじゃないですか。同じ人間として認め合うことじゃないですか。
で、研究グループは73番目に「言語能力の上達と文化的なトレーニングを最優先せよ。特にイラクに選任しようとしている米国の役員のために」と提言している。
 しかし、このような対話能力を持った人は支配して植民地にするする政策には同意できないので募集しても集まらないでしょうね。」とベナードさんは笑った。
 ある米書記官がイラク滞在中のプライベイト写真を見せてくれたことがある。「部屋はシングルベットがひとつあるだけの留学生時代の狭い部屋だが、我慢出来ないことはない。部屋の前には土嚢がつまれ、区域全体はコンクリートの壁で厳重に囲まれて安全だ。この中でスーパーもあれば食堂もあり、不自由なく安全に生活できる」という説明だった。
隔離されていては対話どころではない。生活するのにアラビア語は必要ないのだから、ワシントンにいて執務するのと変わりない。その数日後、安全なはずの食堂で爆発が起こった。
同じ基地内でもイラク兵と米兵は別々の区域に隔離されているという話を聞いたことがある。イラク人は「アメリカ人は俺たちを猛獣扱いしている」と思うだろう。接点がないのだから同じ感情を分かち合うなんて夢のよう話になるだろう。
 イラクの暫定政府はバクダット市内に突如できたコンクリートの壁に抗議して撤去を求めた。
 
 7月12日、米下院は「120日以内にイラク駐留米軍の削減に着手し、来年4月1日までに戦闘部隊を撤退させることを義務づける」案を223対201で可決、今回もブッシュは拒否権を発動するだろう。上院では明日の19日朝(日本時間)までの徹夜審議に入ったが、投票に持ち込むまでには60票が必要だ。多数派の民主党は52議席、共和党から賛同者は現在3なので成立の見通しはまだ立っていない。
 イラク駐留の米軍スポークスマンはテレビを通じて「イラク人だけで治安を担当できる部隊は7となり、3部隊減った」と米軍部隊の駐留の必要性をアッピールしていた。スノーホワイトハウス報道官は「徹夜審議は芝居がかっている」と茶化している。これがアメリカの政治状況のようだ。どこか日本の国会と似ている。
 ビナードさんの話に戻ろう。「日本のみなさんは何か二大政党に幻想を持っているようですね。アメリカ、イギリスもそうですが選挙にどっちが勝っても状態は同じ、民主主義の袋小路に入っています。ハンバーガーがいいか、チーズバーガーがいいかと云われて、選んでも結果はたいして違わない、二大政党論には第三の選択肢がないのだから」
 なるほど、考えなくっちゃ。いま日本列島は参議委員選挙のまっさかり。
 新潟地方で地震災害が発生すれば、古い住宅に住む高齢者ばかりが
犠牲になって行く。高齢者が災害で住宅を失えばもう再建する財力も気力もない。北朝鮮のミサイルの脅威を叫ぶくせに、自国の原子力発電所の安全性は覆い隠そうとするのが現政権の正体だ。嘘つきマスコミ報道に騙されず、一票投じる前に日本の現実を直視して、「この国、なんか変?」と疑ってみてはいかがかと思う。
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by daisukepro | 2007-07-18 20:56 | 政治

韓国ソール、「レープキャンプの話」

今週のクイズな人は韓国、ソウルの日本大使館の前からです。
写真の女性はキムさん(80才)です。
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毎週水曜日、ソウルでは第二次世界大戦中、日本軍によって従軍慰安婦として慰安所に送られ、被害を受けた人々が抗議デモを行っている。そして、日本大使館の前で座り込み、「日本政府は真相を明らかにしてください。犯罪を認めてください。公式に誤ってください。犯罪者を罰してください」と訴えている。日本のマスコミでは殆ど報道しない。
「慰安所は日本軍が公式に認可してネットワーク化したレープキャンプである」とこの問題での研究者エドワードチャン氏は語っています。
このキャンプには約20万の女性が送り込まれたが、日本の評論家や国会議員がワシントンポスト紙に意見広告を載せたりして、軍の組織的犯罪であることを必死に否定しようとしています。彼らは軍が直接的に強制連行した証拠がないことを最大の論拠にしています。
キムさんもデモ参加者の一人です。
キムさんは次のように証言しています。
「私は17歳のときに、韓国人の仲介業者によって誘拐されました。だまされたのです。警官であった養父がお金のために私を売り渡したのではないかと疑っています。日本軍の列車にのせられ、満州北東の慰安所で3年間、毎日、強制的に働かされました。日本兵はいつ死ぬかもわからないので、非常に残酷でした。私は兵士にひどく殴られ、片方の耳は聴こえなくなりました。戦後もよい仕事につくことができず、苦労しました。日本兵を許すことができませんが、いまでは日本のリーダーに強い憤りを感じています。」
キムさんたちの苦しみは今日も続いています。
意見広告を出した人々は軍隊が銃剣を突きつけ連行する写真でもないかぎり、軍の関与を否定して、これらのネットワーク犯罪をなかったことにしたいのでしょうか。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/6898629.stm
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by daisukepro | 2007-07-15 17:18 | クイズな人

マッスルミュージカル「やぶにらみの暴君!」

マッスル紛争解決に向けて
東京都労働委員会が異例の公式要望書を出す!

やぶにらみの暴君樋口はマッスル支部の三名の労働組合員にたいして不当な就労排除、立ち入り禁止の処分を強行した。関係者の話によると「団体交渉には代理人の弁護士を立てて、本人は一度も出席していない」また、「代理人は何ら具体的な解決策を示すことがなく、不誠実な団交を繰り返している」という。やぶにらみの暴君は今日に至るまで、処分を継続したままである。
7月10日、東京都労働委員会はマッスル争議の不当労働行為救済申立を審議する第一回の審問を開いた。同委員会は労使の主張を審問した後、即時、文書による下記の要望書を出した。
                                            要望書
組合員の公演出演、事業所内の立ち入り、練習場の使用、ファンからの応援メッセージの通知の問題について、労使双方が紛争の早期解決に向けて真摯に協議することを、労働委員会として 強く要望します。
平成19年7月10日
                                                                     東京都労働委員会


これは異例のスピードである。
やぶにらみの暴君よ、都労働委員会の要望を真摯に受け止め、団交に出席して紛争解決に努力したらいかがですか。

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by daisukepro | 2007-07-12 14:26 | マスコミ

続々続もうひとつの青空「遊就館」 ー南池袋公園


お手ごろ旅行社です。
交通費と一杯の珈琲で旅が楽しめる、お手ごろ旅行社のガイドです。

今宵は星に願いをかける七夕さまの日。
しかし、今から70年前の1937年7月7日夜、北京近郊の豊台に駐屯していた日本軍が盧溝橋付近で夜間演習していたとき、何者かが発砲する事件が起きた。日本政府は「支那側の計画的武力抗日なることを最早疑の余地なし」と声明を発して、閣議で大規模な華北派兵を決定した日です。これが、中国全面侵略戦争の発端になり、太平洋戦争に拡大して行きます。
靖国「遊就館」の展示パネルには「日中和平を拒否する中国側の意思」が全面戦争の始まりの背景だと説明してあったが、改修後は「中国側の反日機運」が戦争拡大の背景にあったと記述表現を変えたが、当時の日本政府の立場を正当化していることには変わりない。
1945年3月10日東京大空襲、同年8月6日広島、8月9日長崎に大量破壊兵器の原爆投下、米軍による戦争犯罪が行われたのは盧溝橋事件から8年後のことです。

さて、サンシャインビルを右手に見て、今きた道を戻ります。最初の道を横断すると左手にベローチェがあります。一杯の珈琲をのみながら思い出した。
ある小集会で詩人の小森香子さんが「根津山」という自作の詩を読んだ。
『白墨色の霧の中から きこえてくる
ざくつ ざくつ と 土を掘る音

いぶっていた くすぶっていた
欅や 楓や 小楢のやさしい雑木林
山吹や すすきや 小さな笹やぶの根津山

ああ またあの夢 とび起きて
頭を振っても きこえてくる あの音』

1944年12月、突然、B29二機が雑司ヶ谷を襲った。それから繰り返しここ池袋一帯は空爆を受け、もっとも被害が大きかったのは3月10日本所、深川で大量虐殺が行われた13日後、4月13日の金曜日夜であった。B29—160機編隊(米資料330機)が襲いかかった。広範囲が空爆被害を受け死者741名、全焼家屋3万4000戸、被災者16万1661名であった。一連の空襲によって豊島区一帯の7割が灰塵と化した。
1988年8月18日、朝日新聞の朝刊は空襲の状況を次のように伝えている。「深夜に来襲したB29の大編隊は豊島、荒川、王子を中心に焼い弾の雨を降らせた。池袋駅東口の住民は、火の手に追われて根津山へ、雑司ケ谷霊園へと逃げ込んだ。
 根津山は焼い弾の直撃を免れたものの、B29が去った後、林の冷気と周囲の熱い空気から生まれた竜巻に襲われた。竜巻に飲まれた女性が1町先まで吹き飛ばされ、翌朝亡くなった。
 火の手が収まると、空襲で亡くなった人の仮埋葬地として、遺体が次々と運び込まれた。埋葬作業には、根津山から道路1つ隔てたところにある東京拘置所(当時)の囚人が動員された」
 
出光のガソリンスタンド前の高速道路下をくぐり抜け、横断歩道を渡る。この辺りは戦前、根津山と呼ばれる雑木林が600メートル続いていた。南池袋公園は旧根津山の南端ある。ここがもうひとつの遊就館である。20人ほどの男たちが縁台将棋にうち興じている。
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片隅のテラスの横に豊島区空襲犠牲者哀悼の碑が建っている。『恒久の平和を願って
二度と再び戦争による悲劇を繰り返させぬようにこの碑を建立します平成7年8月』と記されている。
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朝日新聞の記事は次のように続いている。
「遺体はトラックに山積みにされて運ばれて来ました。それをレンガ色の囚人服を着た受刑者が穴に埋めて行くんです」
 「東京拘置所は戦後、巣鴨プリズンと名前を変えた。東条元首相らA級戦犯の収容所として巣鴨の地名は一躍脚光をあびるようになった。焼け野原には夜ごと、巣鴨プリズンから流れる物悲しい消灯ラッパの音が響いた。「うらさびしい曲でね。戦犯たちはどんな気持ちで聞いているのかなあと思ったものです」
「池袋周辺は20年代に行われた戦災土地復興整理で区画が大幅に変更され、根津山の雑木林も姿を消した。仮埋葬の遺体も別の場所に本葬された。その後、根津山の跡地に南池袋公園がつくられたが、49年の公園改修工事の際、コンクリート製の別の地下壕に行き当たった。その近くで、かなりの数にのぼるとみられる白骨が土中から姿をのぞかせていた。が、工事を急ぐあまり塩でお清めをして、そのまま埋め戻した」と当時の工事関係者のインタビューを載せている。
豊島区空襲犠牲者哀悼の碑が住民有志によって建立されたのは城北大空襲被災50周年にあたる平成7年8月。以後、毎年4月13日「根津山小さな追悼会」が開催されているそうだ。

最後に小森香子さんの「刻むことば」の一部を紹介しつつ、もうひとつの青空「遊就館」のガイドを終わりにしよう。

「その夜
ねむりは いっときとは続きはしなかった
警報に飛び起きるとすでに空は赤く染まり
ひらひらと燃えながら落ちてくる油脂
私は夢中で水をかぶり 屋根によじのぼり
こごった火叩きを ふりまわした
池袋は炎の中 通りの向こうは炎の渦
畳が 燃えながら空に舞いあがり
都電の線路を炎の舌がなめずって走る
双手を天にさしのべ 声のない叫びをあげ
巨大なたいまつの列となって燃えつづける
ああ あれは 鬼子母神のけやき並木
ふるさとの町は 一夜にして燃えつきた

よく朝
水びたしの いぶりくさい町に
何台ものトラックが 来て
兵隊がシャベルで消し炭のような死体を埋めた
根津山の雑木林は いまは ない」

「戦争犠牲者というならば まず
消し炭のように埋められた人々よ
高速道路の脚の下から
根津山のふるさとの土の下から立ち上がってこい
熱湯のような川に沈んだ人々よ
すみだ川の 江戸川の
いくつもの橋をわたって
走ってこい
私のふるさとを
これ以上 けがすな
戦争を知らぬ子どもたちに

ふたたび炎の海を見せるな
若者たちの手に 銃をとらすな
戦犯の碑ではなく
ふるさとの新の平和こそ
私たちの こころに刻むことば」
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by daisukepro | 2007-07-08 01:16 | 観光