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セクハラはエジプトの癌だ!

セクハラはエジプトの癌だ!



今週のクイズな人はエジプトからです。

このニュースは共同通信が6月18日に配信しました。エジプトと云えば早稲田大学某教授の顔が浮かびます。考古学が専門なのでやたらテレビにでてきてピラミッドの謎とやらを解説します。鼻の下に蓄えたひげがどことなくうさん臭い感じのおじさんです。番組宣伝は新しい謎が解明されるという前触れですが、いつ見ても新しい発見はなく狐につままれたようになるのがこの番組の特徴です。
矢追プロのUFO、心霊ものや超能力番組と同類なのかと疑念がわきます。

さて、エジプトの人権団体のセクハラ調査で男性の62%が『したことがある』、女性の83%が「受けたことがある」と答えていたとロイター通信が伝えた。
セクハラが急速に蔓延、日常化していることが分かった。
調査では女性の側もセクハラを「楽しんでいる」「半ば期待するような服装をしている」と答えた男性は53%である。また、外国人の女性の98%がセクハラ行為を経験したと回答しているからエジプト観光旅行する女性は注意が必要だ。映画などで警察や入国管理の取り調べ中に身体検査する振りをして触りまくる奴がよく出てくる。
写真の女性Noha Ostathさん(26)は白昼、交通が渋滞している中でライトバンにのった男性からセクハラ行為を受け、自宅に走って逃げ帰ってから警察に告訴した勇気ある女性です。c0013092_20531692.jpg
礼拝を欠かさない敬虔なイスラム教徒が多いエジプトでは女性は人前で肌を見せてはならないとされ、顔にスカーフを巻くなど独特な服装をしている。
男性の半分が女性の衣装を問題にしていることを背景に敬虔なイスラム教の教えを守っていればセクハラは起こらない、法律で服装の規制を厳しくすることを考えていると政府筋は述べている。しかし、宗教家は「服装に関わらず女性は被害を受けている。この問題で宗教を利用するな」と反論している。しかし、調査結果の数字をみるかぎり、BBCが伝えたように「セクハラはエジプトの癌」なのかもしれない。
もっとも、こうした文化の問題はかつてタイムスの記者が「日本女性は強姦されたがっている」という記事を書いたこともあり、鵜呑みにはできない。
エジプトには非常事態法などヨーロッパ諸国から人権問題での批判が続いているし、政治的状況も無関係ではなさそうだ。
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by daisukepro | 2008-07-27 20:54 | クイズな人

布川事件の再審 最高裁へ


布川事件で検察が特別抗告 再審の判断、最高裁に

2008年7月22日 19時58分共同通信が下記の記事を配信しました。
高裁決定を誤りというなら、これまで公開しなかった、すべての目撃証言を開示、自白を再現した新証拠を検察が提出したらどうだろう。人でなしと言うほかない。


 1967年に茨城県で男性が殺害された「布川事件」で、東京高検は22日、無期懲役が確定した元被告2人の再審開始を認めた東京高裁決定に対し「判例に違反し、重大な事実誤認がある」として、同日中に最高裁に特別抗告することを決めた。
 高検は「殺害方法などに関する弁護側鑑定は再審開始の条件となる『無罪を言い渡す新規、明白な証拠』に該当しない。目撃証言や捜査段階の自白の信用性を否定した高裁決定は誤り」などと判断したとみられる。
 再審を始めるかどうかは最高裁の審理に委ねられることになったが、特別抗告が棄却され再審開始が決まると、無期懲役か死刑が確定した事件では1987年の「島田事件」以来。これまで再審となった7件はすべて無罪になっている。
 元被告の2人は、仮釈放中の桜井昌司さん(61)と杉山卓男さん(61)。高裁決定後、特別抗告しないよう検察当局へ申し入れていた。
(共同)
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by daisukepro | 2008-07-22 20:39 | 裁判

モンゴル・ウランバートルの暴動


今週のクイズな人はモンゴル ウランバートルからです。

6月29日、モンゴルで総選挙が行われた。野党から立候補した元力士旭鷲山がトップ当選したというニュースが日本のマスコミにも流れた。しかし、翌日、選挙に不正があったとして与党本部が襲撃され暴動になった。
c0013092_00330.jpg7月1日には戒厳令が引かれ、6日には解除されたが、火種が残されている。政府筋の情報によれば2万人が集まり、300人以上が負傷、700人が拘束された。死者は5人と発表されている。写真の青年は暴動で負傷した一人である。c0013092_004117.jpg世界中で欲求不満が爆発している。
名古屋場所で朝青龍は腰に力がなく、2敗。早くも休場になった。8月の大相撲モンゴル巡業が危ぶまれている。モンゴルは非核宣言をした政府でもある。
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by daisukepro | 2008-07-20 00:03 | クイズな人

二つの歴史的な高裁判決

二つの歴史的な高裁判決


4月27日、名古屋高裁で自衛隊イラク派兵差止訴訟に違憲判決(青山邦夫裁判長)が、7月14日、東京高裁では布川事件の即時抗告棄却判決(門野博裁判長)がでました。c0013092_23454336.jpg
全国でイラク派兵差止訴訟は14回行われていますが、訴える権利がないという理由ですべて門前払いされています。
憲法9条のもとで平和的生存権があるかどうか、すべての国民は平和的に生きる権利があるか否かが重要な争点でした。平和的生存権が犯されているからそれに対して賠償せよと云うのが訴訟の目的です。しかし、これまでの判決ではこの権利がないから訴える権利がないというものでした。
しかし、名古屋高裁は平和的生存権を認め、イラク派兵は違憲であると認めた上で、賠償請求は認めませんでした。したがってこの裁判では国側は勝訴したことになります。また、同時にイラク派兵が違憲であることを認めたことになります。
国が違憲判決に抗告しようとしても、裁判に勝った方が抗告はできないので、この違憲判決は名古屋高裁で確定したことになります。
この差止訴訟は裁判には負けたが、違憲判決を確定させたということでは画期的な勝利と云う結果になります。「負けるが勝ち」という歴史的な判決だと言えます。

戦後、最大のえん罪事件のひとつ、布川事件は水戸地裁で再審判決を勝ち取りました。検察側は即日抗告をして、東京高裁で審査が行われていました。7月14日、急遽決定が出されると云うので注目していましたが、棄却が決定した。検察がさらに抗告しない限り裁判がやり直しになります。90年代から再審請求はほとんどが高裁で逆転された。東京高裁が抗告を棄却したのは画期的なことです。また、逆に高裁で抗告が棄却された場合、最高裁で抗告が認められたケースはなく、再審査が行われることは確実です。検察は抗告を断念せざるを得ないでしょう。c0013092_23395589.jpg


テレビでも布川事件は大きく報道され、その日の夕刊はトップ記事になりました。その後もNHKなどで特集が放送されるなどマスコミは高裁判決を一致して支持しました。
それでも、検察側が抗告すると、この大きな世論に逆らうことになります。
最高裁で確定した裁判の再審請求がいかに困難であるか、布川事件がここまでくるのに半世紀近くの歳月がかっていることでも分かります。
再審査するための新証拠を請求する側が提出して、証拠として採用されなければ
ならないからです。検察側は不利になる証言、証拠は隠蔽して出そうとしません。
しかし、この事件の特徴は証拠が一切なく、自白のみが唯一の証拠だったことです。弁護団は自白が真実でなく、殺害現場に残された状況と自白が一致しないことに着目して、丹念に調査追及して、新証拠として提出しました。
新証拠は3点あります、第1点は自白では被害者の首を手で絞殺したとなっていますが、医師の鑑定によると紐状のもので締められた痕跡が認められました。
2点目は自白通りに室内で行動すると必ず指紋が残るがひとつも残っていない。いかにも不自然であることが再現実験で明らかになりました。(被害者と激しく格闘しているのに毛髪ひとつ発見されていません)3点目は倒れたガラス戸の状況が自白では足で蹴って倒したことになっていますが、犯人と被害者の乱闘の結果、ガラス戸が倒れていることが再現実験で明らかになりました。
いずれも、自白が現場に残された事実と違うことが立証されました。
もの言わぬ遺体、ガラス戸などが真実を告発したことになります。

布川事件は勝ったのです。杉山さん、桜井さん、重い扉を開きましたね!

鳥越キャスターがテレビ番組で消された目撃証言につて言及していましたが、
近所に住む主婦が「殺害が行われたその日に被害者宅の前に二人の男が立っていたのを見た」と証言しています。証言によると、杉山さんとは面識があり、すぐわかるので声をかけただろう。表にたっていた男は若者だったが、杉山さんではなかった」そして、「その若者は知っている男だった」と名前を上げました。そのことは警察でも証言しているがなぜか開示されないままです。

桜井さんはテレビ番組のインタビューに答えました。
「41年もかかった。これは(国家の)犯罪ですよ」
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by daisukepro | 2008-07-17 23:31 | 裁判

アフリカの恥  ジンバブエ ムカベ大統領


アフリカの恥  ジンバブエ ムカベ大統領

モンゴルのウランバートルでは選挙不正で暴動、中国貴州省では少女強姦致死で数千人規模の暴動、北京市でもマンション建設反対で民衆の不満が爆発して暴動がーーーー。あいつで発生していますね。

今週のクイズな人はケニアからですが、話題はジンバブエになります。
写真の青年はケニヤのデーウ゛オジャイさんです。c0013092_23532478.jpg
「アフリカの恥だ、ムガベは退陣すべきだ」
彼はとBBC記者のインタビューにはっきりと答えています。

最近、日本のマスコミもジンバブエの選挙について報道するようになった。
野党のツアンギライ党首は大統領選挙で多数票をとりました。しかし、過半数にならず、ムガベと決選投票になったことは皆さん、ご存知のことと思います。
ところが、ツアンギライ支持者が虐殺される事件が相次ぎ、暗殺計画も発覚しました。こうした暴力的な動きの中で彼は支持者の決起集会で演説することを中止せざるを得ませんでした。
投票日は先週の6月27日でしたが、これ以上支持者の投票行為に危害が及ぶことを回避するため、ツアンギライは立候補を取り下げました。この異常な事態になって世界中にムガベ批判の声がわき起こりました。しかし、ムガベは野党関係者を拘束したうえで、平然と選挙を行い、大統領に就任しました。五選です。この問題でAUの首脳会議が開かれましたが、内政干渉はすべきでないという声があり、連立政権ではどうかという決議にとどまりました。ムガベ新大統領は暴力によって最高権力の座にしがみつきました。国民の主権を無視した許せない大統領です。
ゼーリック世銀総裁は「アフリカの経済成長は本物である。資源を保有する3分の1の国は7、5%という成長率を達成したし、資源のない国でも経済成長率は5%以上である。その他の3分の1の国の問題だ」などと発言していますが、経済成長率だけで事態を見るのはアフリカの問題の解決にはならない。経済成長の利益の大部分はアメリカ、日本、中国、ヨーロッパなどの大企業に持ち出され、アフリカ民衆の生活向上に還元されないばかりか、食糧や原油高によって極端なインフレになる。それが飢餓をうみ、薬品の価格高騰は病苦による死者数は増大し続けている。これがアフリカの現状だからです。
アフリカ全体にとって、国民主権のない独裁国家の存在は害あって一利もない。
「アフリカの恥」というデーウ゛青年の言葉に納得です。
ツアンギライは大統領にならなくても、国会では多数党党首なのです。紆余曲折があっても、ツアンギライの選択が効果を発揮する日を期待しましょう。
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by daisukepro | 2008-07-05 23:56 | クイズな人