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コンゴ紛争の被害者と残留放射能被害者


コンゴ紛争の被害者と残留放射能被害者

今週のクイズな人はコンゴからです。
北京オリンピックの開会式を見ましたが、映像、ワイヤーワーク、ファイヤーワーク、そしてマスゲームを駆使して豪華な出来映えでした。しかし、せっかく調和と平和をテーマにしながら、中国の世界史に誇る歴史をモチーフにしたため、国威発揚のイベントと受け取られかねません。難しいものです。中国とロシアを取り囲むベルト地帯では紛争が絶えません。チベットだけでなく独立を求めているグルジアにロシアは空爆を開始しました。ロシアが軍事介入することによってグルジアは紛争状態から戦争状態に突入したことになります。グルジアのオリンピック選手団は帰国を検討しているという。北京オリンピックの願いとは逆行する動きです。

さて、写真の子供を抱えた男性は首都周辺のスラムで共同生活を送っています。c0013092_21195976.jpgご存知のように、ルワンダ紛争に端を発したコンゴ紛争は近隣諸国を巻き込んで4年間続き2002年に和平合意が成立しました。部族間の争いのように言われていますが豊かな天然資源をめぐる多国籍企業の利権争いが内戦を煽ってきたことも明らかです。停戦の時点で250万人の死者と200万人の難民がでました。しかし、それから毎月4万5000人の死者が出ています。死因はマラリア、下痢、肺炎などの病死です。戦乱で荒れ果てた国土、寸断された交通網、地方では病気にかかると病院に行けず助かるすべがありません。特に老人や子供が被害者になります。写真の男性はBBC記者のインタビューに「この辺りのスラムの住民はいつも病気だ。でも肺と皮膚の状態は普通だね」と答えていましたが、首都周辺のスラムの衛生状態よりも地方がひどいということでしょうか。

発見の同好会の記者が8月6日、ヒロシマの式典を取材してきました。被爆から63年経った今も被爆による死者が増え続けています。あらためて、原子爆弾の残虐性を思い知らされました。日本政府は残留放射能の認定基準をアメリカの誤った判断基準を基にしているために、原爆の放射能による被害者でありながら認定されない人びとがいます。高齢で余命いくばくもない人びとです。国民の目線で考えると口で言いますが、政府は何を考えているのですかね。

横須賀に原子力潜水艦ヒューストンが放射能をまき散らしなが入ってきます。「人に影響を及ぼすことは一切ない」と米海軍は言っていますが、信用できません。
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by daisukepro | 2008-08-10 21:21 | クイズな人