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グアンタナモ収容所は閉鎖せよ

グアンタナモ収容所は閉鎖せよ!

アメリカ軍は「グアンタナモ収容所は捕虜収容所ではない。彼らはテロ容疑者である。だからジュネーブ協定は適用されない」という。それならば司法手続きや裁判が必要だが、それが行われたという報道はない。親戚の結婚式に出席するためにアフガンにでかけ、拘束され、英語が話せると云うだけでガンタナモ基地送りになった青年の話は映画になった。米軍は今でもグアンタナモ収容所に拘束しているテロ容疑者に対して「水責め」で自白を迫っているという。これはまさに人道に反する無法な拷問だ。米国の最高裁もジュネーブ協定、国内法に違反していると裁定している。12月15日、チェイニー副大統領はABCテレビのインタビューに答えて『「水責め」は情報を得るための適切な手段だ。また。グアンタナモ収容所についても閉鎖すべきではない』と自己を正当性した。副大統領が拷問を容認していたことになる。12月18日、オバマ次期大統領が収容所の閉鎖を公約しているため、米国防省モレル報道官は記者会見でゲーツ国防長官が閉鎖計画案の策定を指示したと語った。閉鎖の日程は大事なことだが、今直ぐやるべきことは「水責め」など取り調べ手段としての拷問の即時禁止だと思う。さて、我が国の来年度予算案が発表になった。この厳しい経済状況で国民が苦しんでいるというのに、米軍再編費は838億円と前年度の約3、5倍も計上している。ガム島米軍基地建設関連予算は346億円、海兵隊が沖縄から出て行くのはいいが、丸投げなので米軍が日本の税金で妙な収容所をつくらないという保障はない。


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by daisukepro | 2008-12-22 18:48 | イラク戦争

ユージンオニール作「日陰者に照る月」(A moon for the misbeforgotten)


ユージンオニール作「日陰者に照る月」(「A moon for the misbeforgotten」)
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文学座のアトリエ公演を吉祥寺シアターでみた。オニール晩年の長編戯曲である。(チャップリンの最後の妻はオニールの娘です)1923年9月、舞台はアメリカコネチカット州、月が農家の屋根を照らしている。娘ジョージは年老いた父親と貧しい農場を切り盛りしている。男兄弟は都会に出て行き、父娘二人で暮らしている。登場人物は5人だが、主な出演者は小作農の父娘とその恋人で地主の息子ジムティーロンの3人である。2場2時間半、対話の緊張感が絶えることは無い。ジムは母を亡くしたばかりで酒浸りの毎日である。母の死に目にも会わなかった自分を責めている。彼は小作農の娘を愛していた。二人は互いに愛し合っていたが、過去の苦しみから逃れることができないために、内心を率直に打ち明けることができない。
ジムは農園を売って、ニューヨークに出る決心をする。その日の夜
彼はジョージの家を訪ねた。二人は庭先でバーボンを飲み交わしながら夜通し語り合った。ジムとジョージを月が照らす。ジムは母に対する思い、心の苦しみを打ち明けた。夜が明ける。ジムは都会へ去っていった。そしてジョージと父親が残った。
翻訳は酒井洋子、演出西川信広、ホーガン(加藤武)  ジム(菅生隆之)
ジョージ(富沢亜古)いずれも好演。
去年の春、ブルックス アトキンソン劇場で上演されたが、そのときの主演はケビンスペーシーだった。(ユージンオニール劇場ではなかった)
ジムはオニールの兄がモデルだと云われている。原題の「A moon for the misbeforgotten」は私生児の意もある。

22日まで吉祥寺シアターで上演中
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by daisukepro | 2008-12-18 18:26 | 演劇

東京地裁 USENに20億円賠償命令

東京地裁 USENに20億円賠償命令

USENが反社会的な犯罪企業であることが確定した。c0013092_23444140.jpg
読売新聞(12月11日)の報道によると東京地裁はUSENに対して10日、独占禁止法違反で20億5000万円の賠償を命じた。すでに、04年9月、公正取引委員会が排除勧告を行っていたものだ。USENは恥知らずにも、被害者であるキャンシステム社を逆告訴したが、同日、畠山裁判長は請求を棄却した。
USENは控訴する方針というが、最高裁でも判決が覆ることはないだろう。
これで、宇野一族は親子代々ダーティな無法者であることが明らかになった。耐震偽装のヒューザーと同根である。メディアの経営者としてはふさわしくない。相互監視義務を怠った重役陣も同罪、即刻退陣すべきである。
8月期539億円の損益を計上、株価は急落している。(写真は東京ミッドタウンではたらく宇野康秀社長のブログより転載)
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by daisukepro | 2008-12-12 23:46 | 日活闘争

バンコック国際空港占拠

PAD(民主主義市民連合)がソムチャーイ首相の辞任を求めてバンコックのスワンナプーム国際空港を占拠した。
タイ政府は25万人いる観光客を出国させるために軍の空港を解放したが、さばききれずに大混乱になった。
どうなることかとなりゆきを注視していたが、ようやくPADは12月3日、8日間にわたる空港占拠を中止した。事情はよくわからないが、幸い軍や警察が動かなかった。与党(国民の力党)の選挙違反が組織的に行われた疑いがあり、空港占拠と同時進行で裁判が審議中あった。判決は有罪、与党に解散命令がでた。これで事実上現政権は崩壊した。しかし、公民権を失うのは指導部だけなので、新たに旧「国民の力党」が新政党を結成して、PADと選挙で政権を争うことになる。PADは写真の女性は農民でタクシン元首相の支持派である。PADは黄色、与党「国民の力党」支持者は赤である。タクシンは軍のクデターで追放されたが,代わったソムチャーイ首相はタクシンの側近であり、傀儡政権である。c0013092_042573.jpg
赤いコスチュームを着た「国民の力党」支持派も裁判所周辺で集会を開いている。タクシン支持派は地方に多く、黄色は都市の中間層が多いという。もし、ソムチャーイが辞任しなければ再びクデターの可能性があったという。
写真の女性はBBCのインタビューに以下のように答えている。「もし、PADの民主主義が私を認めなくても、私は闘う、草の根の人びとが助けてくれるわ」「わたしのドレスは真っ赤、髪も赤い、パンティもブラジャーも赤よ。もし、戦車がきたらその前にジャンプして、私をひき殺せと叫ぶ。絶対に妥協はしません」PADは「もし再び傀儡政権が誕生して、憲法改正の動きがあれば、国会を包囲するなどの活動を再開する」と警告している。
ニュース報道からの単純な図式だけではわからないタイの事情がありそうだ。国王が誕生日にコメントを出すと云われていたが、体調を理由に姿を見せなかった。火種は残されたままである。
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by daisukepro | 2008-12-07 00:45 | クイズな人