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愛しの洗濯機インハンガリー

愛しの洗濯機インハンガリー
友人がハンガリーでペンションを営む娘さん一家の便りを送ってくれましたので紹介します。読むと懐かしい気分になれます。日本でもこんな光景があったなあーーーー。(発見の同好会)


「新しい洗濯機の幸せな光景」(ハンガリー2008)
登場人物 チャバ:美奈の亭主、風太:長男13歳、洪太:次男11歳、舟太:三男4歳
で、洗濯機ですが、お母さんがきている時もがたがたと相当うるさかったと思いますが、開けてみたら、いろいろと部品が壊れているから代えなければならないと言われ、それを変えるのに6万フォリントかかるというので、それなら10万フォリント(約5万円)の新しいのを買ったほうがいいということになり、お客さんが帰ったらすぐにお店にいきました。洗濯機は10年以上経っているものなので、きっと他の部品も次々と壊れると思うのです。
そんなわけで、お店で、洗濯機をローンで買いました。一ヶ月8000ftの12回払いです。
いずれにしても、いつも脱水の時に押さえていなければならなくて大変だったので(洗濯している時は、目をはなせない)、その心配がなくなりました。それに、水の消費も新しいほうが経済的らしいし。
昨日、洗濯機を買ってきましたが、いつもの通りでうちの水道せんと洗濯機の接続の種類がちがく、「どうして、こう、何もスムーズに行かないんだー!!」といつもの通りにチャバさんが怒り、風太と二人であれこれしていましたが、結局、今朝接続の部分を買いにいきました。
何もスムーズに行かないのは、古い機種がまだまだあるところに新しい機種が入ってきて、家の建て方などは古い機種対応になっているので、まあ、いちいちトラブルが起こるわけです。いい加減、それに慣れて、いちいち怒らなくてもいいと思うんだけど。
今朝は、洗濯機が無事繋がったので、家族みんなで、洗濯機のスイッチを入れてみていたら、ものすごく静かで、「おー!!」と、30分も洗濯機をみんなで眺めていました。その後も、洪太とチャバさんは洗濯機の前にしゃがみこんで眺めています。一体、洗濯機をテーマに、何をそんなに話すことがあるのだろうかと不思議になるくらい、ずっと「洗濯機について」はなしています。脱水の回転数についてや、モーターについてや、洗濯できる重量が、綿だと多くて、化繊だと少ないのはなぜか・・・などなど、洗濯に関するQ&Aという感じで、チャバさんが回答者になっています。
「脱水をするぞ!」というので、見に行って、しずかーーな脱水情況をみんなして眺めてうっとりしてしまいました。いかに、今までの洗濯機がうるさかったかということなのですが。
で、一回終わったら、チャバさんはもう一回洗濯機に洗濯を入れて、また前に座って眺めはじめるので、笑ってしまいました。どういう仕組みなのか興味があるそうです。こうなると、ずーっと見ながら考えています。こういうところは、風太と似ているのかもしれません。まあ、テレビを見ているよりは、洗濯機を眺めているほうがいいのかもしれませんが、それにしても、人それぞれ興味の対象がちがくて、面白いですね。
舟太が退屈していたら「舟太、僕と一緒に洗濯機を見よう。とてもきれいに回っているよ。」だって。これにも笑ってしまいました。でも、舟太は喜んでチャバさんの膝に座って、洗濯機を眺めておしゃべりしています。現在、二回目の洗濯が40分たったところですが、チャバさんはコニャックに氷を入れて持って行って、洗濯機を眺めています。洪太も、相変わらず隣に座って眺めています。END
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by daisukepro | 2010-01-27 21:23 | 文化

続報、風雲ラピュタ城、労組委員長解雇事件

続報、風雲ラピュタ城、労組委員長解雇事件

解雇予告で指定された1月16日は仕事のシフトがなかったので、委員長は1月18日朝10時、支援団体と弁護士が付き添って出勤した。
c0013092_22534619.jpg(写真は最近のラピュタ)同月20日、ラピュタ労組と支援団体は阿佐ヶ谷駅前で抗議のためのビラ配布を行って解雇撤回を訴えた。昼休み時間であったため、足を止めて、訴えをきく市民がいた。また事情説明を求める市民の姿もあった。「いまどき、こんなひどい社長がいるなんて信じられない」「山猫軒(ラピュタの中に付属しているフランスレストラン)で友達と食事をする約束をしたけれど行くのをやめようかしら」「社長の顔が見たい」など反響があったという。
労組員の話によると18日朝、委員長が劇場に入ろうとすると中から川辺社長が出てきて「ここはウチの敷地だ。あんたは社員じゃないんだから出てけ!」支援者に向かって「あんたらのような薄汚いウジ虫とは話をしない」と入り口の柵を閉め「出て行かないなら営業妨害で警察をよぶぞ」と口汚くののしった。労組員が法によって定められた「離職票」の発行を求めると「出さない」と拒絶、その後、弁護士とだけなら話すというので弁護士が柵の中に入って話し合ったが離職票の発行は認めなかった。
そのため、委員長は失業保険の給付が受けられず、路頭に放り出された状態になった。
解雇を撤回させるまで断固たたかうが、このような無法ものは許せない。是非支援して欲しいと組合員らは訴えた。
抗議先FAXは03−5327−7655 ラピュタ代表取締役川辺龍雄

激励先はラピュタ支部を支える会 電話03−5689−3970
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by daisukepro | 2010-01-22 22:56 | 映画

風雲ラピュタ城 労組委員長に解雇通告!

風雲ラピュタ城 労組委員長に解雇通告!

またまた、ラピュタ城で異変が発生した。
ラピュタ労組委員長は映写の仕事をしているが、突然解雇が通告されたのだ。
昨年の暮れ、退社の際、いつものようにタイムカードを打刻しようとすると裏に紙片が貼付けられていた。「勤務態度不良なので年明け1月16日付けで解雇する」と書いてあった。その日が明日1月16日である。
解雇理由は勤務態度不良としてあるが、誰の目にも労使紛争の仕返しであることは明白だ。解雇権の乱用、労働組合敵視の無法行為としか言いようがない。
労働委員会で不当労働行為が審議中であり、まもなく命令が下ることになっているのだからなおさら不法性が明らかだ。
で明日、労働組合と支援団体は解雇無効を求めて就労闘争に立ち上がることになった。負けてたまるか。続報を期待されたし。
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by daisukepro | 2010-01-15 13:52 | 映画

さらば愛しの冷蔵庫よ

さらば愛しの冷蔵庫よ

 昨年、暮れも押し迫って、量販店に冷蔵庫を買いに出かけた。池袋東口地帯は販売合戦が熾烈を極めている。かつてはビックカメラが制覇していたが、ヤマダ電機が三越デパートを居抜きで買った。総本店という名前で出店してからはビッグカメラも押され気味だ。
家電製品の寿命は10年が相場らしい。ご他聞にもれず、我が家の冷蔵庫は10年きっかりで壊れた。水もれがはじまり、中の照明が点灯しなくなり、引き出しのトレイがかけたり、外れたりした。空いたところに何でもつめてやろうで、冷蔵庫の用途別収納は死語となった。てっぺんには空き箱がのり、壁にはメモや領収書が場所せましとばかり貼られた。かくも残酷に扱われたにも関わらず、10年とはよくぞ持ったものだ。
 我が家の被害は冷蔵庫だけではない、洗濯機が激しい振動と騒音を出すようになって久しい。エアコンは時々金属がこすれてブレーキが利かなくなった自転車が坂を下るときに出すような不快音を発する。とても部屋にいられたものではない。現在の財政状況ではすべてまとめて買うほどゆとりはない。我が家の民主的合議の結果、優先順位の第一位は冷蔵庫になったという訳である。
 さて、ずらりとフロアーに陳列された冷蔵庫をみて途方にくれる。新製品はほとんど両開きのドアである。昔は観音開きと呼んだ。これが流行らしい。20万円を越えるいい値段である。片開きのドア仕様はそれなりに値段も安いが旧式に見える。
 そこでまず値段を選択の基準にしてみる。特別割引や、エコポイント、ポイント、キャッシュ還元、タイムサービスなど間接的値引きが付属しているため、いったいどのくらい得なのか暗算では無理だ。販売員を呼ぶと電卓を取り出し、いろいろ値引いて実質価格を表示してみせてくれる。表示価格より2割程安くなる寸法だ。販売戦術と分かっちゃいるけど、購買欲の中からじわりと肉汁のごとき割安感がにじり出てくる。
すかさず、販売員は矢継ぎ早に比較効能書き的レクチャーをはじめる。こちらの脳が追いつかないほどの情報が矢継ぎ早にくりだされる。「これはお買い得ですよ。もし他店より1円でも高ければその分値引きします」とささやく。これが決まり文句らしい。さらに迷っていると、販売員は再び電卓を出し「何とか決めていいただけませんかね。内緒ですが、決めていただければ特別にこれだけにします。申し合わせ違反ですが、、、、」で締めくくる。まあ、こんなところが落としどころだろうとばかり2、3千円を値引いた額が示される。一時間ほどはかかったろうか。結局、商品の善し悪しではなくセールスマンの人柄で購入を決めた格好になった。
説明員の話は必ず、商品の平均寿命から始まる。「近ごろの家電商品はデジタル化したので性能は似たり寄ったりだ、しかし寿命は5年から10年もっていいとこだ」、デジタルカメラ、PC、エアコンを買った時も同じ対応だった。
客の購買欲を心理学的研究したマニュアルでもあるのかと思いたくなった。
エアコンのコーナーの話だが「これはクリーンといっていますが空気まで清浄するとは思わないでください。フィルターの汚れをふくだけですからね」と散々商品をけなしたあげく、「こんな商品知識もなくよく買いにきたものだ」とでも言いたげな顔で、「まあどれも大差なくお決めになるのはお客様の好みですかね。」とそっぽを向く。
あまり否定の度が過ぎるので「もしかするとあなたはこの商品が売りたくないのかい」とたずねると、怪訝な顔で「いや、私どもはお客様が商品をお選びになるための情報を提供しているのです。お決めになるのはお客様の自由です」と素っ気ない。「けんか売ってんのかお前」とでも言いたくなる。この種類の販売員の前からはささと立ち去るに限る。しかし、たまさかこのような立ち居振る舞いをする販売員がいてもその店全体を悪印象でとらえてはことを為損じる。その売り場でさえ人によって接客の仕方はそれぞれ違うのである。まあ、二人選んで同じような態度だったらひとまず他店の様子を見てからにした方がいいかもしれない。
購入カウンターに座って手続きが済むのを待っていると、小型ビデオカメラを手にした青年が近づいてきて「何を買いましたか」と聞いてきた。「冷蔵庫だよ」と答えるとカメラを回し始めた。番組名、取材目的も告げずいきなり「取材してもいいですか」ときた。某テレビ局の腕章を腕に巻いているのが目に入ったので「ことわる。僕も○○局だからね」というと「本当ですか」とも聞き返すこともせずに、かなり驚いた様子でさっと姿を消した。その早さは世界一流のマジシャンがやる瞬間移動のように素早かった。
 さて、新しい冷蔵庫はすこぶる快適に作動している。使ってみると利用者の動作を良く考えて工夫されていることが分かる。来日したマイケルムアー監督が「日本のトイレは人間に優しすぎる」と言っていたが、トイレだけではない、冷蔵庫もいたれりつくせりでやさしい。もっとも、公共トイレと違って、金があればの話だが。
 我が家の生活環境の改善は依然としてきびしい。書斎のエアコンの電源は抜かれて垂れ下がったままだし、リビングは甲高い悲鳴を上げ、洗濯機はときどき後期高齢者のように「早くなんとかしてくれ」とばかり激しくむせかえっている。

追記 写真は使用済みになった冷蔵庫、c0013092_23404318.jpgこれから処理場に送られて、もしフロンが使われていればガスを抜かれて解体される。やすらかに眠るな。さらば、愛しの冷蔵庫よ。葬儀費用は約5000円だった。
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by daisukepro | 2010-01-09 23:41 | 文化