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「わたしたちの同盟」在日米軍基地を永久にー米軍司令部制作のプロパガンダ漫画

c0013092_2303483.jpg読売巨人軍は永遠に不滅でも、在日米軍基地は永久に不滅ではない!

今朝の読売新聞2面の小さな記事が目に止まった。リードは「日米同盟の意義— ネット漫画でPR—、」在日米軍が公開開始とある。漫画のタイトルは「わたしたちの同盟」、注意してみると永続的パートナーシップという副題がついている。小さいがカラー写真で掲載されている。ホームページのアドレスがのっていたので開けてみた。「永続的パートナーシップ」の原題はTHE U.S.-JAPAN ALLIANCE [A LASTING PARTNERSHIP] 頭は日米同盟、LASTINGは永続的でも間違えではないが「永久パートナーシップ」の方が漫画の内容から見てぴったりしている。発行は在日米軍司令部である。

「日米安保条約を進化させた日米同盟にしたい」は保守党政治家の口からよく出てくるフレーズだが、この漫画は、—なぜか萌え系スタイルなのだーより鮮明に永久のパートナーシップとして日米同盟を結び、永久に在日米軍基地を残したいというのがタイトルなのである。では、その漫画が指し示す日米同盟とはどんな内容なのだろう。公開したのは第一部、これから第4部まで発行するという。
第1部の目次はchap1日米同盟ってなんだろう。chap2なぜ?なに?在日アメリカ軍、第1回陸軍てなに?chap3どんなお仕事してるのかな?日本のアメリカ軍基地—陸軍
第1部は日米同盟の役割、アメリカ陸軍基地は日本で何をしているかの説明をしている。つまり、米軍在日基地を永久に残したいための日本の若者、特に秋葉系の若者に向けての低劣な宣撫工作漫画なのである。

長くなるし、これから開けてみる人のために一部しか披露できないが、最も傑作なのは必要最小限の自衛力を持つことまでを否定しない平和憲法のもとで自衛隊があり、その自衛隊と協力する在日米軍は平和憲法に違反しないという詭弁のくだりであろう。風吹けば桶屋が儲かるたぐいの論法だが、軍隊の論理とは単純なものだ。日米協力とはいっても有事の際の最高司令官はアメリカ軍に任命権があるくらいなことは大人なら誰でも知っていることだ。この場合、自衛隊にアメリカ軍が協力するとは言わない。アメリカ軍に自衛隊が協力することになる。つまり、アメリカ軍の指揮命令に自衛隊が従属することになるではないか。この三段論法から見ても自衛隊は憲法9条2項違反になるだろう。

アメリカが在日米軍基地を永久に残したいという気持ちは分かるが、日本人なら絶対に認められないことなのである。私は反米ではないが、日本人を馬鹿にしすぎてはいませんか。麻生元総理大臣を歓迎した秋葉系と呼ばれる方々だってむかつくと思いますよ。

 物語はある日突然に「新居あんず」という女の子の家に「うさクン」という男の子が居候にやってくるところから始まる。「新居あんず」は英語のアライアンズ、同盟という意味を日本語に置き換えたもの、「うさクン」はUSAをローマ字読みしたものです。つまり二人合わせて日米同盟になります。
「うさクン」はウサギの耳をつけている。「うさクン」が居候にきて最初にやったこと、それはなぜかゴキブリ退治だった。

「ジャップ」や「ベトコン」は米軍が使った東洋人にたいする侮蔑の言葉として日本人は知っている。「グーク」も細目の東洋人を侮辱する言葉としてよく使われた。例えば「グークなんて、いくらぶっ殺したって構わねえのさ。」という具合に。「ゴキブリ」は英語で「コックローチ」という。この言葉も「ぶっ殺したってかまわねえ汚いやろう」というときに使われる。ルワンダの内乱でラジオを使って「コックローチを殺せ」ということばを流して、それを合図で殺戮が行われた。記録映画などを見た人は覚えているだろう。そう思うと、「うさクン」のゴキブリ退治も意味深に見えてくる。「なめんじゃね」とでもいいたくなる。

「米軍広報」で検索してもすぐ出てくるので、見てください。近ごろ、うす汚ねえ精神に満ちあふれたコミックです。同好会、必見!
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by daisukepro | 2010-08-05 22:18 | 米軍基地

新聞、放送の「闇の中」の中

新聞、放送の「闇の中」の中
蝉が鳴き出した。蝉にも鳴く順番があった。鳴き声の変化で夏の経過が分かったものだ。武蔵野界隈ではでつくつく法師やひぐらしが鳴き始めると秋がそこまで来ていたのである。これまで順番が狂ったこともあったが、今年はいきなりクライマックスのコーラスになっている。異常もここまでくると不安な気持ちになるのは私だけだけだろうか。このところ雑務が続いて落ち着いてものを書く時間がとれない。申し訳ない気持ちでいる。長年、事務の仕事を人任せにしてきたものが、講師を沖縄からお招きする、その航空機の予約を取るだけでも大変な仕事になる。おかげで、マイレージを利用すると運賃は7割も割引されるということが分かった。しかし、パソコン操作が苦手な高齢者はこれらの利便から阻害されるのだ。電話やファックスでも利用が可能だが対応が遅れてしまうために希望する飛行機に乗り損なってしまうこともある。ネットカフェ難民という不快用語があるが、ネット難民という問題はかなり深刻な社会問題になるだろう。
さて、久しぶりに岩波セミナホールのシンポジウムに出かけた。「深まるメディア不信をどう克服するかージャーナリズムの現場を根底から見直すー」マスコミ九条の会が主催している。「もう誰も、メディアのいうことは信じない」がメインタイトル。100人ほどの参加者のほとんどがメディア関係者なので、テーマのタイトルを軽く批判する声が会場から出た。
「これはいけないよ。誰も信じないのだったら心配いらない、むしろ、多くの視聴者がメディアのでたらめな情報を信じこむ方が問題なのだ。」もっともな理屈だろう。パネリストは北海道新聞の高田さん、例の北海道警察の裏金問題を追及した記者だが社内では社会部から外され、いまではスポーツ部のデスクをやらされている。報復人事としか考えられない。新聞記者が真相を追求するたびに報復されたのでは記者はいらない。もう一人は神奈川新聞編集局次長の中村さん、米軍再編問題を沖縄タイムスと共同で、長崎新聞と共同で「安保改定50年、米軍基地の現場から」を統括している。言うまでもないが、日米安保条約とは米軍が日本に基地を常駐させるための合意公文書なのである。安保問題は基地のあるところで考え、見えない問題を掘り下げて国民に知らせること抜きには始まらない。メジャー全国紙がこれを地方の問題としている限りにおいて紙面を飾ることはごくまれなのである。だったら地方紙が連携してこれに取り組むしかない。これが取材の新しい力になることを信じたい。
もう一人は永田浩三さんである。現在は武蔵大学の教授である。「NHKスペシャル」などのプロデューサーを勤めていたが、戦時暴力(従軍慰安婦問題)を裁いた国際裁判を取材した番組が自民党の政治介入を受け、無惨にも八つ裂きにされ改編され放送された。その結果、NHKの組織を支配する政治権力のあり方があぶり出されたが、NHKの中いては言論の自由はなかった。永田さんは退職後「鉄の沈黙はだれのために」という迫真のドキュメントを出版している。そこで海老沢勝二元会長を実名で告発した。永田さんもNHKから報復人事を受けた一人だ。顔ぶれを紹介しただけで面白そうではないか。続きは次回にするが、同好会会員から久米弘と上杉隆の対談、TBSラジオの放送テープが送られてきた。これもすこぶる面白い。官房機密費の使い道がマスコミの記者にまで及んでいるのだ。そういえば、上杉隆も闇の力でテレビから姿を消されている。
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by daisukepro | 2010-08-02 20:53 | マスコミ