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原子力基本法の基本方針に「安全保障に資する」と加える改正案の撤回を求める アピール 

原子力基本法の基本方針に「安全保障に資する」と加える改正案の撤回を求める
アピール WP7 No.107J

2012年6月19日
世界平和アピール七人委員会
武者小路公秀 土山秀夫 大石芳野
池田香代子 小沼通二 池内了 辻井喬

 衆議院本会議は、先週の6月15日に「原子力規制委員会設置法案」を可決した。この法案は、政府が国会に提出していた「原子力規制庁設置関連法案」に対立して自民・公明両党が提出していたものであり、この日に政府案が取り下げられて、自民・公明両党に民主党も参加した3党案として、衆議院に提出され、即日可決され、直ちに参議院に送られて、この日のうちに趣旨説明が行われたと報じられている。新聞報道によれば、265ページに及ぶこの法案を、みんなの党が受け取ったのは、この日の午前10時であり、質問を考える時間も与えられなかったといわれている。

 世界平和アピール七人委員会は、この法案の中に、説明なく「我が国の安全保障に資する」という文言が加えられたことについて、ここに緊急アピールを発表する。
 国会議事録はまだ公開されていないが、自民党の資料によれば、「原子力規制委員会設置法案」の第1条には、「この法律は、・・・原子力規制委員会を設置し、・・・国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的とする。」と書かれている。
 我が国の原子力関連の個別の法律は、すべて日本国憲法のもとにある原子力基本法の枠の中で作られている。周知のとおり、原子力基本法の基本方針(第2条)は「原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとし、その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする。」となっていて、歴代政府は、日本国憲法に抵触しない原子力の軍事利用ができないのは、この法律に抵触するからだとしてきた。
 しかし、「我が国の安全保障に資する」という文言は、わが国の独立に脅威が及ばぬように、軍事を含む手段を講じて安全な状態を保障することに貢献すると読む以外ない。このことに気が付いたためと思われるが、今回衆議院を通過した「原子力規制委員会設置法案」の附則第11条は、原子力基本法の一部改正にあてられている。
 それによると、原子力基本法の基本方針に、第2条2を追加し、「2 前項の安全の確保については、確立された国際的な基準を踏まえ、国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として、行うものとする」と改定するというのである。「我が国の安全保障に資することを目的として、安全の確保を行う」という文言は何を意味するのであろうか。具体的になにを行おうとするのか全く理解できない。

 国内外からのたびかさなる批判に耳を傾けることなく、使用済み核燃料から、採算が取れないプルトニウムを大量に製造・保有し、ウラン濃縮技術を保持し、高度なロケット技術を持つ日本の政治家と官僚の中に、核兵器製造能力を維持することを公然と唱えるものがいること、核兵器廃絶への世界の潮流に反して、日本政府が米国に対して拡大抑止(核兵器の傘)の維持を求め続けていることを思い浮かべれば、原子力基本法第2条の基本方針の第1項と第2項の間に、矛盾を持ち込んで実質的な軍事利用に道を開くという可能性を否定できない。
 国会決議によって、平和利用に限り、公開・民主・自主の下で進められてきた日本の宇宙研究・開発・利用が、宇宙基本法の目的に、「わが国の安全保障に資すること」を含めることによって、軍事利用の道を開いたことを忘れることもできない。

 さらに、「基本法」は憲法と個別法の間にあって、個別法より優先した位置づけがされていることを考えれば、個別法の附則によって基本法の基本方針を、討議せずに変更することはゆるされない。

 世界平和アピール七人委員会は、原子力基本法と原子力規制委員会設置法に、何らの説明なく「我が国の安全保障に資する」という表現を含めようとする計画は、国内外から批判を受け、国益を損ない、禍根を残すものと考え、可決にむけて審議中の参議院において直ちに中止することを求める。


連絡先:世界平和アピール七人委員会事務局長 小沼通二
メール: mkonuma254@m4.dion.ne.jp
ファクス:045-891-8386
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by daisukepro | 2013-06-29 11:46 | 脱原発

原子力基本法の基本方針に「安全保障に資する」と加える改正案の撤回を求める アピール 

原子力基本法の基本方針に「安全保障に資する」と加える改正案の撤回を求める
アピール WP7 No.107J

2012年6月19日
世界平和アピール七人委員会
武者小路公秀 土山秀夫 大石芳野
池田香代子 小沼通二 池内了 辻井喬

 衆議院本会議は、先週の6月15日に「原子力規制委員会設置法案」を可決した。この法案は、政府が国会に提出していた「原子力規制庁設置関連法案」に対立して自民・公明両党が提出していたものであり、この日に政府案が取り下げられて、自民・公明両党に民主党も参加した3党案として、衆議院に提出され、即日可決され、直ちに参議院に送られて、この日のうちに趣旨説明が行われたと報じられている。新聞報道によれば、265ページに及ぶこの法案を、みんなの党が受け取ったのは、この日の午前10時であり、質問を考える時間も与えられなかったといわれている。

 世界平和アピール七人委員会は、この法案の中に、説明なく「我が国の安全保障に資する」という文言が加えられたことについて、ここに緊急アピールを発表する。
 国会議事録はまだ公開されていないが、自民党の資料によれば、「原子力規制委員会設置法案」の第1条には、「この法律は、・・・原子力規制委員会を設置し、・・・国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的とする。」と書かれている。
 我が国の原子力関連の個別の法律は、すべて日本国憲法のもとにある原子力基本法の枠の中で作られている。周知のとおり、原子力基本法の基本方針(第2条)は「原子力の研究、開発及び利用は、平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとし、その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする。」となっていて、歴代政府は、日本国憲法に抵触しない原子力の軍事利用ができないのは、この法律に抵触するからだとしてきた。
 しかし、「我が国の安全保障に資する」という文言は、わが国の独立に脅威が及ばぬように、軍事を含む手段を講じて安全な状態を保障することに貢献すると読む以外ない。このことに気が付いたためと思われるが、今回衆議院を通過した「原子力規制委員会設置法案」の附則第11条は、原子力基本法の一部改正にあてられている。
 それによると、原子力基本法の基本方針に、第2条2を追加し、「2 前項の安全の確保については、確立された国際的な基準を踏まえ、国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として、行うものとする」と改定するというのである。「我が国の安全保障に資することを目的として、安全の確保を行う」という文言は何を意味するのであろうか。具体的になにを行おうとするのか全く理解できない。

 国内外からのたびかさなる批判に耳を傾けることなく、使用済み核燃料から、採算が取れないプルトニウムを大量に製造・保有し、ウラン濃縮技術を保持し、高度なロケット技術を持つ日本の政治家と官僚の中に、核兵器製造能力を維持することを公然と唱えるものがいること、核兵器廃絶への世界の潮流に反して、日本政府が米国に対して拡大抑止(核兵器の傘)の維持を求め続けていることを思い浮かべれば、原子力基本法第2条の基本方針の第1項と第2項の間に、矛盾を持ち込んで実質的な軍事利用に道を開くという可能性を否定できない。
 国会決議によって、平和利用に限り、公開・民主・自主の下で進められてきた日本の宇宙研究・開発・利用が、宇宙基本法の目的に、「わが国の安全保障に資すること」を含めることによって、軍事利用の道を開いたことを忘れることもできない。

 さらに、「基本法」は憲法と個別法の間にあって、個別法より優先した位置づけがされていることを考えれば、個別法の附則によって基本法の基本方針を、討議せずに変更することはゆるされない。

 世界平和アピール七人委員会は、原子力基本法と原子力規制委員会設置法に、何らの説明なく「我が国の安全保障に資する」という表現を含めようとする計画は、国内外から批判を受け、国益を損ない、禍根を残すものと考え、可決にむけて審議中の参議院において直ちに中止することを求める。


連絡先:世界平和アピール七人委員会事務局長 小沼通二
メール: mkonuma254@m4.dion.ne.jp
ファクス:045-891-8386
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by daisukepro | 2013-06-29 11:44 | 脱原発

ソールからの手紙

不義に立ち向かってたたかう正義の侍、日本共産党

志位和夫著 洪相鉉(ホンサンヒョン)訳 『いま、日本共産党』を読んで

社団法人韓国映画監督組合共同副代表 鄭胤澈(チョンユンチョル)




c0013092_1024364.jpg(写真)出版された志位和夫委員長の著書『日本共産党とはどんな党か』の韓国語版

鄭監督の手紙全文をご紹介いたします。参議院選挙に向けて力強い、隣国からのめセージです。
7月の参議院選挙からネットの世界では個人として自由に発言できます。都議選では躍進しました。
8月には鄭監督の励ましに応えて、ハイタッチができるよう、がんばりましょう。


 映画監督である私は黒澤明監督をはじめ、たくさんの日本映画監督が好きで、これらの素晴らしい作品を通じて日本の歴史と文化を経験することができた。しかし、政治や経済、そして現在の社会問題などは、ほとんど知らない。大部分の韓国人も同じだと思う。

 せいぜい日本が帝国主義時代、韓半島を植民地にしたり、太平洋戦争を起こしたり、依然として過去の歴史に消極的で、さらには独島を自国の領土だと主張することぐらいだろう。

近くて遠い国にすぎなかった日本だが

 一方、日本という国が果たしてどのような勢力によって動いているのか、一般庶民の暮らしは本当にどうなのか、なぜ政府が過去の歴史にあれほどこだわるのか(きれいに歴史問題を清算せず)をまともに知っている人がほとんどいない。

 ソニーやキヤノン、パナソニック、アサヒビール、ホンダ、レクサス、村上春樹、ジブリのアニメなどはなじみでも自民党がなぜそこまで長期執権をしてきたのか、米軍基地がなぜそこまでたくさんあるのか、どのように共産党が今も健在しているかなど知らない。

 日本という国家はサッカー試合の永遠のライバル、または(個人関連のスキャンダルなどで)政治的な危機に陥った韓国大統領が独島へ行き、愛国パフォーマンスをする時だけ少し登場する、文字通り近くて遠い国にすぎなかったのだ。

日本共産党は日本社会の真の良心であり、希望

 しかし、相手を正確に知らなければ、決して仲良くなることも真の批判を聞くこともできない。コミュニケーションをするには、相手の実体を知るべきで、日本共産党委員長の志位和夫氏の著書『いま、日本共産党』(洪相鉉・訳)は、こういう意味でまさに干天(かんてん)の慈雨のような本であろう。正直、朝鮮半島で北朝鮮を頭の上に乗せて住んでいる韓国という国で、共産主義とは最も触れてはいけない言葉になっている。さらに、社会主義圏の崩壊以降、共産主義とは過去の失敗した過去の遺物にすぎないと思っていたわれらにとって、日本の共産党はまるで江戸時代の侍のように時代錯誤的に感じられるほどであった。

 しかし、この本を読んで、今年でなんと結成91周年を迎える日本共産党は、その恐ろしい(?)名前とは異なり、日本社会の真の良心であり、希望であり、大きな祝福であることを悟ることになった。

 一生を日本社会の合理的な改革や市民の正当な権利を取り戻すために努力してきた志位和夫委員長はこの本で、日本社会の現状の問題点を大きく三つ挙げた。第一は、過去の侵略戦争の正当化、第二は対米従属政治、第三は極端的大企業中心主義だが、これはまた自民党が数十年間推進してきた一貫した政策でもある。事実上、この三つは一つにつながっている“米国中心の世界資本主義体制の構築”である。

 米国はソ連との競争のために、太平洋戦争を起こした日本の戦犯をほとんど放免し、復権させた。そして、このような軍国主義者の後裔(こうえい)などは自民党の中心となり、日本政治の主流となった。彼らは与えられた権力で平等な世を作るより、ただ自分たちの利益を極大化するために、公企業の民営化、派遣労働者制度、無分別な公的資金の支援など、大企業と資本が望む日本の経済構造を作るために努めてきた。その結果、日本は現在、韓国と中国をはじめとする周辺国と最悪の外交的状態となっており、米国への依存はさらにひどくなり、金持ちはますます金持ちになり、庶民や若者たちの希望はだんだん消えていっている。

韓国人と一番親しい友達

 事実、日本の現在の姿は、最近次々右派政権が続いている韓国の暗鬱(あんうつ)な未来でもある。志位和夫委員長が指摘した日本の三つの異常は、まさに韓国でも最も大きな異常であるからだ。韓国は右派による歴史歪曲(わいきょく)と米国に対する政治経済的依存、大企業中心のルールなき資本主義で日本と同じ問題点をひどくさせている。

 しかし、それと同時に希望もある。31万8000人の党員、2万カ所以上の支部、そして党が発行している新聞「しんぶん赤旗」は130万人余りの読者を持っている日本共産党の存在だ。私は彼らが太平洋戦争当時、自国の軍国主義に抵抗した唯一の政党であり、スターリン主義と毛沢東主義のような変質された社会主義にも反対した良心的な歴史を持ち、昨年の総選挙で全国369万票を得て、活発な政治活動を行っていることを知り、新鮮な衝撃を受けた。

 もちろん、韓国にも軍事独裁政権とたたかってきた人々が作った進歩的な政党はあるが、不幸にも現在は古い姿を見せながら、分裂と混乱に陥り国民に大きな失望を与えている。そのため、企業や国家からの政党助成金を一銭ももらわず、独自的に運営している日本共産党の姿は、私をはじめ、多くの韓国人たちに「草の根の民主主義」の可能性についての大きな教訓と希望を与えてくれるだろう。真の友達とは最も厳しい時に、手を差し伸べてくれるものであろう。韓国人たちが一番大変だった過去の帝国主義の日本の植民地時代、ひたすら日本共産党だけがこれに反対し朝鮮の解放を主張したという事実は、すでに日本共産党が韓国人たちと一番親しい友達であり、強固な連帯勢力であることを改めて感じさせられた。

あなたたちの勝利は、アジアの真の平和と幸福をもたらす

 今日、日本の主流政治勢力の目的は、ただひとつ。江戸時代のような幕府政治に回帰することであろう。大企業と政治家が新たな主君になって権力と富を世襲し、ほとんどの市民は下層民になり、一生主君のために忠誠しながら、搾取されなければならない21世紀の新型封建主義階級社会。これは韓国を含む全ての米国式世界資本主義の目標点でもある。

 ぜひ日本共産党が、このように歴史を逆流させようとしている勢力とたたかう「日本の良心」になってほしい。私が大好きな黒澤明監督の映画「七人の侍」で農民たちのために盗賊の群れに立ち向かってたたかう正義の侍たちのように。あなたたちの毅然(きぜん)とした勝利は日本だけではなく、アジアの真の平和と幸福をもたらすものであり、日本の政治が正しい姿で存在しているとき、韓国と日本も真の近い友邦国になれるだろう。くれぐれも、7月の選挙で同志たちのうれしいニュースが聞こえてくることを、心から祈っている。

 (中見出しはしんぶん赤旗編集部) 
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by daisukepro | 2013-06-25 10:24 | 政治

アジサイの花さしあげます。

アジサイの花さしあげます。

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オレは文京区の端に住んでいる。近くの保育園に投票所あるのでサンダル履きで一票を投じた。
この都議議会選挙はお金持ちを優遇するのではなく、貧しい人びとの暮らしをよくするために行動しているかが第一の争点、世界中の原発ゼロをめざしているかどうかが第2、そして平和憲法の理想を実現しようとしているか、恒久平和と主権在民と基本的人権を守るために戦争に反対し、アメリカ軍の基地撤廃を求めているかどうか。これが候補者を選ぶ時、オレの判断基準です。この地域では4人が立候補しました。自民党、民主党、共産党、維新の会です。オレは迷わず共産党の小竹ひろ子さんに投票しました。
民主党はシャボン玉のように消えて行くのでしょうか、権力者たちがマスコミと資金を総動員、選挙制度を変えて描いた2大政党論という野望、どこへいったのでしょうか。自民党とその同伴者の独裁政治にもどしていいのでしょうか。次の参院選挙で国民の答えをみせてやりましょう。

オレの家の前を投票に行く人びとが通る。c0013092_10215972.jpg
毎年、アジサイの花をバケツに切り出して、「さしあげます」と書いておくとその日のうちにきれいになくなる。あなたの意中の人はオレと同じかな。
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by daisukepro | 2013-06-24 10:21 | 政治

ニュースをウテ第9回予告でーす

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↑この画像をクリック
「桂敬一のニュースをウテ第9回」の予告でーす。
7月2日夜6時30分からスタジオ生中継いたします。
ゲストは元朝日の経済記者、現在、ネットテレビ「デモクラTV」代表の山田厚史氏c0013092_22522292.jpg
テーマは、
「アベノミクスとTPP―日本経済と国民生活を覆う暗雲の正体」
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by daisukepro | 2013-06-22 17:35 | お知らせ

●講演 「日本の命運―東アジアの安全保障を考える―」 孫崎享さん

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中国撫順市。露天掘りの炭鉱で知られるこの地は、1932年9月16日、日本軍が大量の住
民虐殺(平頂山事件)を起したところであり、撫順戦犯管理所で日本軍兵士が人間の心を取り戻
したところです。私たちは、撫順を「加害と再生の地」として心に刻み、平頂山事件被害者の要
求である日本政府の謝罪の実現と日中の友好促進、東アジアの平和構築を願っております。日本
の歴史認識が改めて問われている中、撫順での出来事を多くの人々に伝え、東アジアの平和と安
全保障について考えることはきわめて重要なことではないでしょうか。
多くの皆さんの参加をお待ちしております。
日時 6 月30 日(日)
13:30~16:30(開場13:15)
場所 明大リバティタワー1021 教室(2F)
資料代1000 円
主催:「撫順」から未来を語る実行委員会/社会思想史研究会
連絡先:representative@heichouzan.com
090-4077-2282(福田)
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by daisukepro | 2013-06-22 10:15 | お知らせ

文学座公演「ガリレオの生涯」をみる。

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『ガリレイの生涯』
2013年6月14日(金)~25日(火)
東池袋・あうるすぽっと 
作◆ベルトルト・ブレヒト
訳◆岩淵達治
演出◆髙瀬久男

装置◆石井強司
照明◆賀澤礼子
音楽◆芳垣安洋、高良久美子
音響効果◆藤田赤目
衣裳◆前田文子
舞台監督◆寺田 修
演出補◆五戸真理枝
宣伝美術◆太田克己
宣伝イラスト◆石井強司
映画も劇場で見る機会が激減した。体力がいるからである。まして。観劇となると年一回あるかないかである。演劇を見るのも数10年ぶり、文学座のブレヒト劇は初演であるというから不思議なご縁である。60年代はブレヒト劇が花盛り、異化効果がどうのこうのと議論したものである。
ナチの時代の民衆心理を描いた「第3帝国の恐怖と貧困」を上演した劇団は数限りない。日本人の心にファシズムの恐怖と貧困が生々しい体験として生きていた頃の話である。
もし、ブレヒトが今いるとしたら書き直したと思われる戯曲である。今、オレたちは東京電力福島第1原発事故の時代を生きている。物理学者や科学者が存在を問われている。憲法学者に沈黙はゆるされない。転向論か科学者の倫理か、ガリレオの生涯から共産主義者ブレヒトがどう考えていたかの選択を問われる。ここには異化効果が入る余地がないとおもうのだがどうだろうか。娘の婚約者、貴族の青年の好演が印象に残った。
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by daisukepro | 2013-06-21 22:43 | 演劇

そして、映画「オアシス」にめぐりあう

イ・チャンドン監督作品「オアシス」2002年をみる。
個人の尊厳と生きることを考えさせられる作品です。このような映画は2度と生まれないと思わせるほど強烈な残像を残す。韓国映画史に残る作品のひとつになるだろう。
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by daisukepro | 2013-06-20 21:14 | 映画

96条の会発足記念シンポ

96条の会発足記念シンポここをクリックするとご覧になれます。

憲法96条改悪に反対する研究者や弁護士などでつくる「96条の会」(代表=樋口陽一・東京大、東北大名誉教授)は14日、都内で発足シンポジウムを開きました。用意された会場は開始前から満杯となり、急きょ第9会場まで増設。1000人を大きく超える参加者が耳を傾けました。

 基調講演した樋口氏は、改憲手続きの要件を定めた96条の改定について「裏口入学にあたるやり方で、仮に改憲が成功しても一国の基本法としての正統性を持つことは到底できない。政治家としての、その発想自身が批判されなければならない」と指摘。「96条は、正当に選挙された国会で3分の2以上の合意が得られるまで熟慮と議論を尽くす、それでもなお残るであろう3分の1の意見も含めて十分な判断材料を国民に提供することを国会議員の職責にしている」と述べました。(アカハタ
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by daisukepro | 2013-06-19 21:08 | 憲法

    イ・チャンドン監督作品を見る。

2012年度作品「ポエトリーアグネスの詩」を録画で、2008年「シークレットサンシャイン」、続いて2000年「ペパ−ミントキャンディ」とさかのぼって3作品を見ました。どの作品も見応えがある。作品紹介はいたしませんが、いいね、いいね、いいねです。c0013092_8201969.jpgc0013092_819914.jpg
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by daisukepro | 2013-06-19 08:21 | 映画