マスコミ操作と介入


朝日新聞の報道によれば、2001年1月30日に放送されたNHKの番組「戦争をどう裁くかー問われる戦時性暴力」が為政者の圧力を受けて、番組内容の3カ所が変更され、改ざんと削除されていたことが番組担当プロデューサーの告発で明らかになった。証言は圧力を受けて番組を改ざんするまでの経過を生々しく物語っている。さらに、放送当日、放送総局長が3分間のカットを指示したという。
経過はーーーーー
1月下旬、安倍官房副長官(当時)と中川衆議院議員(現閣僚)らが国会政治家担当局長と放送総局長を呼び、番組の放送中止を要求する。放送総局長は「番組の内容を変更するので放送させて欲しい」とのべて、NHKにもどる。その日の夕方、放送総局長、担当局長、番組制作局長と担当プロデューサーの4人で試写が行われた。
ここで、1)女性国際戦犯法廷が国と天皇に戦争責任があるとした部分、2)米山準教授の話を数カ所 3)国際法廷に反対の立場をとる日大教授のインタビューの追加を命じられる。
さらに、放送当日(1月30日)になって放送総局長は1)中国人被害者の証言、
2)東ティモールの慰安所の紹介、3)加害兵士の証言の3カ所をカットを指示した。
制作現場の全員がこれに反対したが、業務命令が強行された。この結果、番組の企画意図は損なわれ、カットや改ざんによって1分間縮小された。
NHKは昨年9月、内部通報窓口、コンプライアンス推進委員会が設置されたので、昨年12月9日、担当プロデュサーはこの窓口に調査を求めた。しかし、今にたるもNHKはなんの調査も聴取もしなかったので記者会見を開いてこの事実を公表した。
表現報道の自由への重大な侵害行為の事実経過は以上である。

世界中のドキュメンタリーや報道番組に権力の支配介入は絶えない。だから、テレビ局には報道の自由の権利が与えられている。テレビは権力の支配介入に公正、中立であり、独立した権利を視聴者から与えられているのだ。
イギリスBBCは優れたドキュメント番組を世界中に発信しているが、このような管理者の支配介入に対しては職場が直ちに対応し、場合によっては一斉にストライキに入り阻止する。
さらに、大きな政治介入には局をあげて抵抗することがあった。
BBCは職場の抵抗力によって優れた番組が発信できているのだ。NHKはどうだろう。日放労は海老沢会長の退陣要求はしているが、かくも明白な報道の侵害にたいしてストライキに入り、抵抗の姿勢をなぜ示さないのだろうか、不思議である。
報道統制で最も効果があるのは自主規制である。放送労働者が自らの内面に権力者の思惑を寄生させ、権力者が介入するまでもなく意向に添った番組をつくるようになることである。NHKの労働者がかくも堕落しているとは思えない。勇気ある内部告発者を見殺しにするな。
日本に表現報道の自由はない、市民と放送労働者がたたわない限りーーーーー
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# by daisukepro | 2005-01-14 08:38 | マスコミ

続々視聴率戦争「ワイドショーとテレビ」

WEBからの転載
原文のまま

「ワイドショーやテレビの批判は取り上げればきりが無いので、とりあえずこの辺でやめにして、最後にワイドショーの今後を考えて見たいと思う。
最初の方でも述べたが、ワイドショー番組はストレートニュースと違い放送時間も長く、ある程度製作者達の自由があるのでそのような利点をもっと生かしていくべきである。今のように芸能人ネタばかりやっていてはどうしようもない。
これからは、ワンドショー化された番組が増えてくるのではないかと思う。例えば、昔、普通のワイドショーでは取り上げにくい政治をとりあげた「サンデープロジェクト」である。ワイドショーとまではいえないが、日頃とっつきにくい政治をお茶の間に近づけているということでは功績はあるのではないのだろうか。
 また、ニュースにワイドショーのニュアンスを取り入れた最初の番組は「ニュースステーション」であるが、今までのアナウンサーが原稿を読んでいるニュースから、タレント性のあるキャスターがニュースを面白おかしく語って民放のニュースを一変させた。キャスターが自分の主観や良識をニュース番組に持ち込んでくるような形態は、今では当たり前になっている。
このように、ワイドショーを番組単位で見れば、まだまだ納得できない点が多いが、ワイドショーという一つの大きな番組形態として見ると、報道番組の形態としては非常に革新的でまだまだ発展の余地があるのでは無いだろうか。これからテレビの多チャンネル時代に向けてどうなって行くのか、非常に興味深い分野であると思った。
今回はワイドショーから見るテレビの実態という感じで書いてみたが、ワイドショーというキーワードから色々な所へ問題を拡大して見ることができる。これを読んで、ワイドショーをまた違った角度でみてもらえれば幸いである。」
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# by daisukepro | 2005-01-13 08:47 | マスコミ

続視聴率戦争「ワイドショーとテレビ」

ワイドショーとテレビと題する記事がWEB上にのっていたのでそのまま採録する。
無署名
「ワイドショーのあり方が問われ初めて久しい。少し話題が古くなってしまうが、一連のオウム事件にはじまり、和歌山での毒物カレー混入事件、神戸のA少年事件、バスジャックといった異常な犯罪が相次ぎ、20世紀末はまさに世紀末的な様相を逞していたことはご存知の通りである。
そして、これらの異様な世界に連動して報道合戦も熾烈になり、その過程でさまざまな問題が浮かび上がってきた。とりわけテレビ、そしてワイドショー番組がその極にあったといっていいだろう。
しかし、同時に大方の視聴者はテレビ番組の制作や編成、視聴率の仕組みといったことについては全くといっていいほど何も知らされていない。一般の市民生活にも多大な影響を与えているテレビ、そしてワイドショー。
今回はそのワイドショーの実態を見ながらワイドショーそのものを含めてテレビ全体の問題を考え、さらに今後の展望なども述べてみたいと思う。
ワイドショーを考えるときに、私はまず最初にワイドショー番組とは具体的にどんな番組であるかということを考えてみた。つまり、ワイドショーの定義ですが、日本テレビでは「広義には生で放送時間が長いこと。狭義では事件・事故・芸能ネタを扱うかどうか」としている。
しかし、実際はそのワイドな時間の大半は芸能ネタで埋められているのが事実である。また、大きな事件が起きた時は何日もその話題に放送時間を費やしている。


次にワイドショーの歴史からその功績を見てみたい。


一番最初のワイドショーは「木島則夫モーニングショー」(NET=現テレビ朝日系)で、以来35年の間にワイドショーはスタジオトークから現場中継主義へ。キャスターのキャラクターから司会・リポーター・コメンテーターなどの役割分担ショーへ。そして、放送時間滞が各局横並びで競う“大競争時代”へと姿を変えてきた。その過程においてワイドショーがジャーナリズムに与えてきた影響は善くも悪くも大きなものがある。
その一つとして挙げられるのは、ストレートニュースが結果を重視するのに対して、ワイドショーはプロセスを重んじ、ストレートニュースの弱点を補完できるという点である。確かに、善い悪いを別にしてワイドショーは記者のクラブなどの既成ルート以外からの取材の可能性を開いたといえる。ワイドショーの持つ健全な野次馬精神がジャーナリズムの発展を支えてきた部分もあるのだ。
ワイドショーもしくはテレビの問題を語る上で最も重要なキーワードの一つとして、「視聴率」というものを挙げられる。視聴率とはご存知通り視聴者がどの程度試聴しているのかを調べて計量化したものであるが、その実態はそれほど一般的には知らされていないのが現状である。そこで、視聴率についてちょっと紹介したいと思う。
もともと日本には視聴率調査を行なう会社として、外資系のニールセンと広告会社電通が中心になって発足したビデオリサーチ社の二社が存在した。電通は主要テレビ局のゴールデン時間枠の大半をおさえ、番組制作にも大きな発言力を有していることで知られる。
つまり。最強のチームを持つ球団が審判を出しているような状態なのである。現に電通が制作に関わっている番組はニールセンの数字に較べてビデオリサーチの方が高いといった話はつとに伝えられていた。
さらに、2・3年ほど前からニールセンは個人視聴率調査を行なうようになって、各テレビ局から次々と契約を打ち切られ、いまでは日本で視聴率調査を行なっているのは事実上ビデオリサーチ社となってしまっている。いわば民法テレビに強大な影響力を持つ電通が視聴率調査を完全に握ってしまっているのである。
このようなアンフェアーな調査方法によって打ち出される視聴率の数字を、番組の制作者たちは崇拝しており、視聴率のためなら何でもまかり通る世界が出来上がってしまっているのである。特にワイドショーでその傾向が顕著である。
ワイドショーに対する主な批判として「芸能ゴシップ・スキャンダルに偏っている」「くだらない話題を毎日どの局も流し続ける」というものが挙げられるが、実際それらの原因をつきつめていけば結局「視聴率至上主義」に帰結してしまうのではないだろうか。
 例えば99年の「サッチー騒動」の時は、「スーパーモーニング」「ザ・ワイド」「2時のホント」などは、本当に来る日も来る日も飽きもせずに野村沙知代氏を話題に、時間の大半を費やしていた。報道して問題にすべきことは経歴査証疑惑くらいしかないにもかかわらず、野村氏の私的なトラブルに至るまで、たくさんのコメンテーターが並んで大真面目な顔であれこれ「分析」していた。あたかも今の日本で最も重要な問題が「サッチー」であるかのように。
当時問題となっていた、ガイドライン法や盗聴法案、国旗国家法案などを差し置いて、なぜ「サッチー」が報道が氾濫したのか。その原因は言わずと知れた視聴率である。現に朝日テレビの社長は、記者会見の席で「報道することは経歴査証疑惑くらいしかないが、数字がいいので現場のディレクターは燃えている。正直言って止められない。」と述べているのである。
 しかしこうした問題はワイドショーに限ったことではなく、テレビメディア全般に対して言える事である。現在、地上波テレビ局の収入の9割はスポンサーからの広告収入である。広告媒体としての映像メディアの評価は高く、他のメディアの後発にも関わらず60年にはラジオを、75年には新聞を抜いている。そうした広告収入で成立している民放としては当然のことだが、スポンサーの口出しも多い。番組制作上のタブーも出てくる。
言わば民放局にとっての本当のお客様はスポンサーなのである。製作者側がどっちを向いて番組を作っているかといえば、やはり製作上一番気にするのは広告代理店でありスポンサーなのである。だから結局民放にとっての売上になってくる視聴率はそれさえ上げれば番組の中身や放送の社会的使命というようなことは二の次三の次になってしまうのである。


 また局の上層部においては免許権を握っている政府の方へ意識が向いている。野村沙知代氏に対して「こんな人が議員になったらたまらない。」という事は出来ても、小沢一郎氏に「なんであんな人を候補者に載せたんだ。」とは言えない体質になっている。「視聴率が上がるからやっている」と弁解するワイドショーの関係者は政治家には突っ込まない。ワイドショーが芸能人のスキャンダルばかり取り上げるのは、こうした「強気になびき、弱気を叩く」という精神も原因の一つでは無いだろうか。
ワイドショーやテレビの批判は取り上げればきりが無いので、とりあえずこの辺でやめにして、最後にワイドショーの今後を考えて見たいと思う。


 ーーーーーー続く
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# by daisukepro | 2005-01-12 10:53 | マスコミ

表現の自由について


自衛隊イラク派兵に反対するビラを自衛隊の宿舎に配った人が住居侵入在に問われた裁判で東京地裁八王子支部は無罪の判決をした。このビラの配布は「憲法21条第1項の保障する政治的表現活動の一様態であり、民主主義社会の根幹をなすものとして保障される」と司法は評価した。しかし、憲法21条で保障されているからといって行政権力は憲法を守ろうとしない。今年の3月には赤旗号外を配った人を国家公務員法を口実に逮捕起訴した。また昨年末、東京葛飾区で都議会だよりを配布していた男性が亀有警察署に逮捕され勾留されつづけている。憲法違反の人権弾圧は後を絶たないのである。
政治結社の自由が認められているのは、結社の目的が人権擁護にあるからだ。それは自民党から共産党まで同じである。人権とは思想、言論の自由、財産所有、および抑圧への抵抗の権利のことである。憲法はすべての人の人権を保障している。なかでも言論の自由はもっとも貴重な権利なのだ。
マスコミ報道の中には事実報道だけのベタ記事にしたり、ビラを配布する人、受けとる人の市民道徳の問題にして解説する編集委員がいるが、マスコミは権力の人権侵害として、これらの事件を取り上げる姿勢がほしい。これでは、マスコミが自分から表現の自由を投げ出しているようなもの、マスコミの自爆だ。
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# by daisukepro | 2005-01-11 07:59 | 憲法

日本映画「河内山宗俊」

日活から山中貞雄日活作品集がDVDBOXで発売された。
その中に「丹下左膳余話百万両の壷」、「河内山宗俊」の二本がおさめられている。


日本映画の宝物、私が尊敬する映画監督の一人である。
c0013092_1835399.jpg山中貞雄は昭和12年8月召集をうけ、よく13年9月、日河南省開封で戦病死した。28歳の若さであった。
「人情紙風船が山中貞雄の遺作ではチトサビシイ。
負け惜しみには非ず。最後に先輩友人諸氏に一言 よい映画をこさえてください。以上。」
と病床で書き残してこの世をさった。映画「河内山宗俊」はお数奇屋坊主「河内山宗俊」が活躍する河竹黙阿弥の世話物を山中貞雄が斬新な庶民劇に書きなおした。ひとりの女を助けるために無惨にもやくざものに斬り殺される男たちをえがいている。壮絶な立ち回りは迫力マンテン、うならせる。そして、作品を貫く人をいつくしむこころ、戦争は何という才人をうばったのか。
8400円はいささか高価だが、2回飲み代を節約すれば購入できる。
日本映画「隠し剣鬼の爪」(山田洋次監督)と比較して考えてみるのもまたたのしい。
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# by daisukepro | 2005-01-10 01:24 | 映画

韓国映画「殺人の追憶」


映画はファーストシーンとラストシーンできまる。
最初がよければ続きがみたくなる。中ごろで退屈しても、ラストがよければ満足、役柄になりきって映画館をでる。友あれば酒がうまい。
「第三の男」、「太陽がいっぱい」、「シェーン」などの名作のラストシーンはまぶたに、テーマソングは耳にいつまでものこる。
ポンジュノ監督の韓国映画「殺人の追憶」は1986年から91年にかけて、ソウルから南に約50km離れた京畿道華城郡台安村の半径2km以内で起きた10件に及ぶ連続強姦殺人事件を題材にしている。30万人の警官が動員され、3千名の容疑者が取り調べを受続きうけたが、結局犯人を捕らえることはできなかった。
c0013092_1112838.jpg
だから、映画も容疑者はでてくるが犯人はわからない。
作為のすくないはこびなのに画面から緊張感がつたわる。ハリウッド映画にはない面白さーーーー
脇役のパクヘイル(写真)、音楽の岩代太郎の才能がキラリ。
映画館で見損なったらDVDでみよう。次回作が楽しみーーーーー
配給シネカノン
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# by daisukepro | 2005-01-09 06:41 | 映画

視聴率戦争

編成局はテレビ局の頭脳、心臓部である。
局によって掲示の仕方はさまざまだが、室内にはいると「月間三冠王達成、四冠王達成」など壁の張り紙に筆で大きく書かれた文字が目に飛びこむ。プロ野球の選手成績ではない。視聴率を稼ぐために日夜奮闘しているテレビマンたちを激励するために行っている長年の風習、だから誰も何ともおもわない。c0013092_105444100.jpg外から見るとかなり異常だ。テレビ局に知り合いがあればたずねて、そのついでに見学してくることをおすすめします。


まず三冠王の三とはなにか説明しましょう。テレビ番組は時間帯によって区分されている。ゴールデン(午後7〜10時)、プライム(午後7〜11時)、全日(午前6時〜深夜0時)の平均視聴率をテレビ局はきそっている。視聴率が高ければ たかいほど宣伝効率がよいという理屈で料金も決まる仕組みだ。この三区分ともに視聴率でトップに立てば三冠王達成となる。
ちなみに、今年は10年間三冠を独走していた日本テレビがフジテレビに主の座を奪われる見通しとかーーーーー
スポンサーが商品を売るために宣伝が必要だ。テレビは広域宣伝媒体としもっとも有効な手段である。しかし、自社のコマーシャルを放送するためには莫大なコストがかかる。
まず、放送する時間帯を購入する。次いで、番組をつくるための制作費を負担する。その上にコマーシャルを制作しなければならない。数社で経費を分担する場合もある。これが商品のコストに加算され、その商品を視聴者が購入して負担することになる。NHKは有料で、民間放送は無料とというのは錯覚でどちらも視聴者がはらうのである。
仕組みはこれだけでは終わらない。広告代理店というのが存在する。もちろん広告業務を代行するのであるが、たいていの時間帯は大手の広告代理店が事前に買い占めているのである。代表的なのは電通である。中小企業が入り込む余地はすくない。
いささか前置きが長くなったが、一昨年の秋、おどろくべき事件が発覚した。
「視聴率をあげることは至上命令だ。半端ではできない、なんでもやれ」という社長訓示を真に受けた日本テレビの社員がその言葉通りに、興信所をやといビデオリサーチのモニターを割り出し事前に買収してセットインを頼んだという事件である。
当人の懲戒解雇は当たり前だが 教唆した社長は降格減俸で公正厳格な処分はおわった。BPO [放送倫理・番組向上機構] (清水秀夫理事長)は、記者会見を行い、下記の事項を提言した。
「・量的な視聴率調査だけでなく、番組の質を測定する視聴質調査の導入も検討すること。
・広告界も新しい評価基準づくりに向けて、積極的に協力してほしいこと。
・放送人のモラルを高め、自律を強める倫理研修の必要性。
・視聴者(市民)の番組に対する積極的な発言を期待する。
・新聞や雑誌が視聴率至上主義の増幅に加担しないでほしいこと。」
憲法の権威、清水先生にしてはずいぶんとなげやりだな。やりきれない気持ちはわかります。
視聴率は現在ビデオリサーチ社が独占、関西地域のリサーチをメインにしていた外資系のニールセンは撤退した。ビデオリサーチは電通が支配している。完全に信頼していいかどうかわからない。
人の噂も75日、いつものように幕があきーーーーー三冠王争い、視聴率戦争はつづく。

日本テレビの氏家斉一郎会長は先月、「2位以下の皆さんが努力されたということ」と感想をのべた。フジの村上光一社長は「日テレさんのスピードが落ちたこともある」と控えめながらも、「昨年から人気番組が途切れずにつづき、10年間ためてきたパワーを爆発できた。来年に向け悪い材料はない」と自信をみせた。」(毎日新聞)
よしもわるしも巨大な怪獣テレビをもっとしりたい。
我が家の愛犬はテレビの前が好きだ。ソニーの音声を聞きながらよくねむる。
私は犬になりたいーーーーーー
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# by daisukepro | 2005-01-08 00:08 | マスコミ

続続々責任ある自由


「俺の胃が痛くなるような特ダネは禁止」

■権力にシンパシー生む記者クラブ制度
 こうした報道姿勢をもたらしている元凶として、記者クラブへの批判が多い。当局の発表を垂れ流すだけの「発表ジャーナリズム」批判であり、大新聞とテレビ局が独占してきた閉鎖性に対する批判である。しかし、一番の問題は、当局に対する批判を手控えてしまうことにあると私は指摘したい。
 なぜ、そうなるのか。理由は、2つある。
 うかつに批判記事を書いて嫌われたくない、ネタを他社に流されたら困る?という恐怖感。もう一つ、長期間の密着取材を続けるうちに当局に強いシンパシーを持つようになりがちだ。警察、検察の権力機関のクラブ記者にその傾向が特に目立ち、警察官や検事の目で世の中を見るようになってしまう記者も少数だがいる。
 しかし、記者クラブの存在とクラブ記者の資質を問えば事足れりという話ではない。それだけでは問題を矮小化してしまう。編集局幹部の事なかれ主義により大きな問題があると私は考えている。
 私がつとめていた新聞では官庁クレジットが入った記事が優遇されがちだった。特に東京地検、警察庁、警視庁など捜査当局ものは発表ネタであろうと大きな扱いになることが多い。編集幹部から見て「安心できる記事」なのだ。
 反対に記者が苦心してつかんだ記事、とくに攻撃性の強い記事になると編集局幹部が些末なことにまでチェックを入れてくる。批判記事を書いても上層部が押さえにかかり、もみ消してしまうことさえあった。
 私の体験だが、かつて上司の社会部長から「俺の胃が痛くなるような特ダネは禁止」と冗談めかして言われたことがあったが、目は笑っていなかった。
 ここ数年、政府は盗聴法、個人情報保護法、有事法制などなど報道の自由に関わる法案を立て続けに出してきた。司法の場でも名誉毀損賠償額の高額判決が目立っている。
 新聞はこうした動きに抗して報道の自由をどこまで貫けるのか、甚だ危ういと思う。個人情報保護法ではそれなりのキャンペーンを展開したが、有事法制では有効な反撃がほとんどできなかった。
 新聞が対抗力を発揮できない主因は、はっきりしていると思う。読者の支持を失いかけ、影響力に翳りが出ているからだと痛感する。
 各新聞社も危機感は持ってはいるが、効果的な改革に踏み切れないでいる。
「報道被害」批判への対応策として各社は、捜査当局に身柄を拘束された人を呼び捨てにせず「容疑者」の呼称をつけるようになった。私に言わせればやらないよりはましかもしれないが、小手先の話であり、読者向けの「反省のポーズ」といったレベルでしかない。

■検証機関は建前か
 また朝日新聞は外部の有識者を委員に招いて「紙面審議会」「報道と人権委員会」を設け定期的に会合を開いている。02年12月23日朝刊で「報道と人権委員会」第11回定例会の論議内容と結果を報道している。それによると、「読者・市民の視点から検証する姿勢が大切なことを再確認し、公権力の監視など報道本来の責務を積極的に果たすことが読者の信頼感、共感につながると強調した」とある。
 正論ではあるが、これが日々の紙面に具体的に反映されているとは到底いえない。新聞社側の「お説、受けたまわりました」に終わっているのが実情だ。かくあるべし論をどれほど並べたてても意味がないばかりか、こうした「建前」を紙面に掲載することで良心的新聞のポーズを取っているだけだという酷評も聞こえてくる。時間を割いて会合に出てくる各委員にも礼を失するのではないか。
 週刊文春の記事が東京地裁で差し止め処分を受けたことを受け、朝日夕刊「素粒子」はニューヨークタイムズがペンタゴン文書をすっぱ抜いたことを引き合いに出して「彼らには志がみなぎっていた。いま、週刊文春の『志』とは何か」となじった。
 新聞記者をしていた私はこのコラムを恥ずかしいと思った。ものの言い方も嫌みだが、そもそも「朝日の記者や編集幹部にNYタイムズに比肩する志はあるのか」と私は反問せねばならない。

■新聞社こそ情報公開を
 古巣の新聞に厳しいことを書き連ねたが、そこだけが問題だということではもちろんない。少数ではあるが、会社上層部と衝突しながら頑張っている後輩記者がいることを知っている。「組織内個人プレー」を多少許容する空気が読売よりも我が社にあったと思うが、残念ながらこうした記者は急速に排除されつつある。
 新聞は官庁や企業に情報公開を求めながら自らについては極めて閉鎖的である。経営情報、紙面の作成過程などまず表に出ない。改革の方向について言及する紙数はないが、新聞社は自らの情報公開に真剣に取り組むことから初めてほしいと思う。(元新聞編集委員)
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# by daisukepro | 2005-01-07 05:38 | マスコミ

続々責任ある自由


「権力に対するチェックを怠らぬことこそジャーナリズムの原点だ」

■三井氏逮捕劇
「 当局の情報操作に踊らされることもしばしば起きる。
 02年4月、大阪地検が大阪高検公安部長の三井環氏を逮捕するという未曾有の事件が起きた。三井氏は検察の調査活動費を使った裏金作りを国会などで実名告発する準備を進めていた矢先だった。しかも最初の逮捕容疑は形式犯の微罪。口封じを狙ったことは明らかだった。
 この時、新聞は何を、どう報じたのか。読売新聞は逮捕の日の朝から三井氏宅に張り込んでいた。検察から事前リークを受けていなければできないことだ。読売だけでなく、各紙の紙面は「三井悪徳検事」報道で埋まった。例えば朝日新聞は「三井氏は保有するマンション収益を税務申告していなかった疑いも持たれている」と記事にした。しかし、三井氏が大阪国税局から申告漏れや脱税で摘発受けた事実はない。検察のリークを裏もろくに取らずに記事にした結果である。
 警察や検察に限らず官庁側はなかなか利口なのだ。リークしたくてしょうがない情報を夜回りの記者に恩着せがましく教える。記者の方は特ダネだと信じ込んでデカデカと記事にするという図式である。
 権力に対するチェックを怠らぬことこそジャーナリズムの原点だと私は自分に言い聞かせてきた。しかし、朝日を含め各社の担当記者は警察や検察の組織的な悪事には見て見ぬふりを決め込んできたし、編集局幹部もそうした記事を嫌う。

■消極的だった警察裏金取材
 私は96年以降、警察の組織的な裏金づくりを記事にしてきた。きっかけは愛知県警総務部の裏帳簿を入手したことだった。裏金づくりは国民の税金をくすねる明らかな犯罪行為であり、その裏帳簿は愛知県警の組織犯罪を示す動かぬ証拠だった。私一人の力では物理的に限界があるためチーム編成を急ぐように社会部長にもちかけたが、「他の仕事に人手を取られており、割ける記者がいない」という反応だった。
 一人ではどうしても効果的なキャンペーンにまでは展開できず、社内の冷視を浴びながら切歯扼腕の状態が続いた。
 最近になって北海道警を皮切りに静岡県警、福岡県警など全国の警察本部で裏金づくりが次々と発覚している。「ようやく」という思いの一方で、このままでは竜頭蛇尾に終わってしまうことを危惧している。頑張っているのは北海道新聞など一部の地方紙に限られる。朝日、読売など全国紙も報道はしているが、「事実報道」の域にとどまり、積極的に疑惑をえぐり出し、厳しく批判する姿勢は乏しい。c0013092_9155325.jpg 静岡県警は不正経理で捻出した裏金を県に返還することにしたと新聞は報じたが、それ以上の批判は加えなかった。ドロボーが盗んだ金を持ち主に返すからと言えば警察は刑事罰を免除するだろうか。もちろん日本の警察はそんなに甘くはない。
 法務省が98年、盗聴法案(通信傍受法)を持ち出してきた。警察や検察の捜査当局が電話盗聴を合法的に行えるようにしようというものだ。組織犯罪を効果的に取り締まるためという大義名分だが、悪用された場合、国民が脅威にさらされる危険もあった。
 当時の社会部長を説き伏せて99年5月に取材チームを編成した。連日、関係記事が載った。ところが、警察担当のベテラン記者から編集局幹部に「警察を一生懸命に回っている全国の記者のことも考えろ」と怒りの電話があったという。
 人権侵害を引き起こしかねない記事を垂れ流す一方で、本当に伝えなければいけない記事は書きたがらない。ーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーー続く
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# by daisukepro | 2005-01-06 07:54 | マスコミ

続責任ある自由

大手新聞の元編集委員の見識ある発言を紹介しよう。読売新聞社ではありません。
長いので数回に分けてお伝えします。原文は匿名ではありませんが、「発見の同好会」として配慮してあります。

「私は昨年5月に新聞社を退社するまで社会部記者、社会部デスク、編集委員として過ごした。新聞で半生を過ごした私は、新聞に生き残ってほしいと願っている。こう言わねばならぬほど新聞の危機は深い。手をこまねいて衰退の進行を許せば、多くの読者に見放される時期は遠くないのでないかと危惧している。
 新聞は今、読者と権力の両側から批判を受けている。私は読者からの批判に危機感を覚えるが、新聞経営者は権力や企業からの批判に神経を尖らせがちだ。個別配達制度、再販制度が大発行部数を支えており、読者の不満を余り気に留めていないように見える。読者に伝えるべきニュースを新聞がきちんと伝えてきたと胸を張って言えないのはひどく残念なことである。本稿は自省を込めた体験的新聞批判としてお読み頂ければと思う。

■横並び、権力依存
 新聞に対する批判は多岐にわたるが、(1)横並びの洪水報道、(2)官・権力依存報道? の2つに大別できる。この2点は相互に絡み合っている。
 洪水のごとき横並びの大報道は過去から現在まで絶えることなく続いている。ここ数年だけでも、野村サッチー脱税、辻元清美・元衆議院議員の秘書給与詐欺事件、そして今は三菱自動車が欠陥車問題で集中砲火を浴びている。いずれも警察や検察の強制捜査の対象になったケースである。
 社会部記者時代、「水に落ちた犬は叩くんだ」とはっきり口にした上司のデスクがいたが、警察や検察の発表やリークに依拠して書いているのだから、という安心感に支えられている。いわゆる「権力依存報道」である。
 警察や検察に逮捕されると安易に「犯人」扱いをしてしまう。逮捕されたら裁判を待たずに社会的に葬られてしまうのである。
 こうした報道姿勢は人権侵害を引き起こす。松本サリン事件がその代表的な例だし、仙台北陵クリニック事件では仙台弁護士会が昨年11月、朝日、毎日、読売、河北新報の4社に人権侵害にあたる報道があったとして勧告書を送っている。宮城県警に逮捕された容疑者を頭から犯人扱いした記事への警鐘である。「報道被害」という報道関係者には至って不名誉な言葉まで生まれた。
ーーーーーーーーーーーー続く
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# by daisukepro | 2005-01-05 08:16 | マスコミ

責任ある自由ーーー


元旦、東京は雪がつもった。
c0013092_2181652.jpg
新聞をひらく。二面の「読売信条」という囲み記事が眼にはいった。「読売新聞は責任ある自由を追求する」そして、「人間主義、国際主義、公正な報道、勇気と責任ある言論」とここでも責任という言葉がでてくる。これだけでは「教育勅語」のようで、なんのことかわからない。新聞社の倫理綱領のようなものだろう。左を見ると社説がのっている。
「脱戦後、国家戦略を構築せよ」が大見出し、その横に小見出し「対応を誤れば日本は衰退する」「戦後民主主義の残滓」「改正すべき教育基本法」「平等偏重から転換を」ーーもう読まなくても内容は一目瞭然、極右ナショナリストのアジテーションまがいの下品な論文。これって社説で書いていいのかな。言論の自由ってゆうじゃなーい。それにしてもこんな傲慢な上司がいたらたまらないね。内容をよむ。また、オッドロクーーー中学生のころ先生におそわったものだ。フランス革命の人権宣言は「人は生まれながらにして自由、権利において平等、そして国民主権、思想、言論の自由、所有権は侵せない」と明記している。
論説は「戦後民主主義は自由に伴う創意と自己責任よりも平等を重視するイデオロギーだ。
だから、平等偏重から転換をはかり、金持ちや企業をさらに優遇することになる最大の不公平税、消費税の増税をしないと日本は滅ぶと豪語する。愛国心の否定、個の尊重が規律心の低下、学力の低下を招いているので憲法とセットで制定された教育基本法を改正すべきという。がさらに、米国は世界的な規模での米軍再編に着手しているのだから、軍事的アレルギー感覚と一線を画し米国に追従すべきだ。つまり、米軍と一緒に戦争やれってことなの。ずいぶん思い切ったことをおっしゃる。勇気がある。
ああ、これは狂気の沙汰だな。政府公報の上を行くばかりでなく、政府の尻をたたいている
もはや、これは新聞ではない。自由の意味もわからないで社説書くな!
友人が送ってくれた資料がここにある。
評論家の森田実さんによるとアメリカの「編集責任者の倫理規定」は次のようになっているそうだ。
ーーーーーーー米国の「原則規定」の第1条は「責任」です。ここにはこう規定されています。
 「ニュースおよび意見の収集とその流通の第一の目的は、一般大衆が時事的問題に関して判断を下せるよう情報を提供し、公衆の福祉に資することである」
 「米国新聞業界に自由が認められているのは、単なる情報の伝達、討論の場の提供のためだけでなく、あらゆる政治的指導者を含め、社会の権力に対する独立した監視の役割を担うためである」
自由に責任をもつ必要があるのは読売新聞の論説委員ではないのか。こんな新聞、犬のトイレにしよう。
それとも、購読やめるか。
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# by daisukepro | 2005-01-04 13:46 | マスコミ

続さざれいしのーーー

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どこを探しても靖国神社にさざれ石は見あたらなかった。
明治神宮は東京/JR原宿駅をおりると木製の大鳥居がみえる。靖国神社と違って南参道はううそうとした樹木に囲まれている。ここのどこかにあるかもーーー玉砂利を踏んですすむと北参道につながり、代々木駅に至る。西は小田急線参宮橋駅、総面積70万㎡東京ドーム15個のひろさである。
本殿は空襲で焼失、昭和33年に再建された。明治天皇と皇太后がまつられている。明治天皇は主権在君の憲法、教育勅語を発布した。
さて、さざれ石はひそやかに、庭の片隅で苔むしていた。文部科学省に比べてどこか粗末なあつかいにおもえる。立て札には石灰質の山ならばどこでも産するが、特にこの石は国歌発祥の地、春日村でとれたので由緒正しいと書いてある。
文部科学省によれば国歌の作詞は源三位頼政並びに稲垣ちかい改作の古歌、
作曲は英国、ウエブの古歌となっている。しかし、研究者によると「君が代」は3曲あるという。宮内省雅楽部と海軍省の人が相談して作曲したという2番目の曲はいまのメロディと変わりがない。ここで、文部省の横やりがはいった。国歌をつくる権限は宮内省ごときにはない。つくるのは文部省であるとーーーなーるほどこれで分かった。さざれ石が文部科学省の表玄関に麗々しく飾られている理由が、「君が代」は文部科学省(元文部省)がつくたものだからなのだ。
国旗並びに国歌に関する法案は平成11年に施行された。学校行事で起立国歌斉唱が強制されている。驚いたことに12月1日「映画の日」の式典でも国歌斉唱が行われている。
嘘のような本当の話、これで「さざれ石」全ストーリーは終わりである。
君が代の3曲をぜひ聞いてみたい人は下記のアドレスにアクセスしよう。譜面ものっていて、しかも、ながーーーい解説がついている。

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tpnoma/kimi/kimigayo.html

                          ーーーーーーーーーーーーーーーー おてごろ観光協会
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# by daisukepro | 2005-01-03 10:56 | 観光

私たちは忘れない

東京九段/靖国神社は明治2年、明治維新でなくなられた人々のことを、いつの世まで伝えるために明治天皇がたてたとパンフ(やすくに大百科)に説明されている。いまから130年前のことです。
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東京招魂社という名でしたが、明治12年に靖国神社に改名した。それから10年後、大日本帝国憲法、翌年教育勅語が発布され、5年後日清戦争が始まる。日露戦争、第一次世界大戦、満州事変、支那事変、第二次世界大戦とつづきます。この戦争に尊い命をささげられた方々が神様として靖国神社にまつられている。合計246万6千余名、そのうち約213万が第二次世界大戦の戦死者である。その中には戦争犯罪人として処刑された1068名の人々も含まれている。1978年、14名のA級戦犯が合祀され、総理大臣ら閣僚の公式参拝がはじまった。靖国神社は東京裁判は連合国(戦勝国)の一方的裁判なので認みとめられない。ぬれぎぬを着せられて犠牲になった人々を「昭和殉難者」としてA級戦犯を合祀するのは当然と説明しています。しかし、戦争で犠牲になったのは軍人や統治者ばかりではない。空襲や原爆で無抵抗のまま焼き殺された日本を含めたアジアの人々のことを私たちはわすれない。連合国兵士のことを私たちはわすれない。すべて、.勝っても負けても戦争の結果なのである。戦死者をともらい、遺族の生活を保護するのは国の責任だ。戦争の痛ましい犠牲となった人々をともらう心は誰でももっている。しかし、国家権力のすべてを行使して戦争を遂行した人々を同列にはできない。まして、侵略を受けた国の人々にとっては堪え難いことだろう。中国の抗議によって、今年、小泉首相の年頭参拝は見おくられた。

さて、地下鉄東西線九段下から地上にでると靖国神社の大鳥居がそびえている。長い参道をのぼると、ど真ん中に銅像がそびえている。日本陸軍を創設した大村益次郎の銅像だ。第二の鳥居をくぐると神門、拝殿がまっている。神門をとじると二つの巨大な菊の紋章が訪問者を威圧する。参拝をすませて左折するとそこには戦争博物館がある。大砲や飛行機、戦車、人間魚雷などの武器が陳列してある。韓国ソウルにも立派な戦争博物館があるが、そこには歴史的な武将や抵抗者たちがまつられている。かれらは侵略者とたたかい命がけで国をまもった英雄なのである。
日本の戦争の大部分は内戦を除いて外国の地でおこなわれている。同じ戦争博物館でもかなりムードが違うのはそのためかな。遊就館(戦争博物館)で日本会議制作のドキュメント映画「私たちは忘れない」を上映している。入会費2000円を払って、日本会議広報会員に入会するとビデオは無料で贈呈される。展示室は有料ーーー
靖国神社をたずね、あらためて戦争の歴史をかんがえよう!
              ーーーーーーーーーーーおてごろ観光協会
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# by daisukepro | 2005-01-02 22:25 | 観光

インド仏教の頂点に立つ男

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「いま、外国で活躍している日本人は?」とたずねるとだれでもイチロー、松井、中田と答えるだろう。しかし、佐々井の名を知る人は少ない。佐々井秀嶺はバンテージーササイ(ササイ上人)と呼ばれている。インドの人口は約8億人、その80%はヒンズー教徒である。
カースト制度によって決して触れてはならない人、不可触民(ハリジャン)とよばれ差別を受けている人々がいる。ササイは不可触民の人間解放をめざして命がけでたたかっている。
彼らを仏教徒に改宗させ、ヒンズー教の精神的拘束から救済するためである。
この改宗運動はアンベードカル博士の運動をササイが継続したもの
不可触民出身の博士は生涯を不可触民同胞の解放のためにヒンズーの支配層とたたかった。アンベードカル博士は平等を保障したインド憲法の起草者として有名ーー
ササイはインドの憲法を守らせるために生涯をかけてたたかっているといえる。
現在、インド仏教徒は1億人に達している。
ササイは「僧侶は社会事業家、改革者。衣はユニホーム」という。
現在、人権擁護を柱とする「少数者委員会」(マイノリティコミッション)の仏教徒代表ーー

昨年12月28日深夜フジテレビNONFIXで放送された番組「インド仏教の頂点に立つ男」は1ヶ月にわたる密着取材でバンテージーササイの人間性をうきぼりしている。秀作である。
ーーーーーーーーーーーー詳細はフジテレビNONFIXをーーーーーーーー
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# by daisukepro | 2005-01-01 18:22 | テレビ

さよならスーザンソンタグ

敬愛するスーザン ソンタグが12月28日ニューヨークの病院でなくなられた。
こころから哀悼の意をささげます。c0013092_935099.jpg

彼女はあの「9、11のテロ攻撃」について9月19日、ルモンドで次のようにのべた。

ーーーー重要なのは「文明」や「自由」、「人道性」、あるいは「自由な世界」にたいする「卑劣な」襲撃なのではなく、世界の超大国を自称する合衆国にたいする襲撃、つまりアメリカの行動や利益の結果にたいする攻撃なのだということを誰が認めただろうか?

ーーーーーーーどれだけのアメリカ人がアメリカのイラクへの爆撃継続をよく知っているのだろうか?そして「卑劣な行為」という言葉を使うのならば、空からの仕返しというやり方で死んでいるひとびとよりも、むしろ他のやり方で死を迎えざるをえないひとびとに使われるべきではないのだろうか?

みなさん よいお年をーーーーー
来年もよろしく        発見の同好会 おてごろ観光協会
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# by daisukepro | 2004-12-31 08:58 | サヨナラ

築地市場に雪が降る

東京/築地市場は初雪、地下鉄日比谷線築地駅から徒歩2分  
大江戸線築地市場下車1分
場外売り場は混雑しているので青果市場のゲートか、波除神社のよこから場内にはいろう。
まぐろ好きにはたまらない場所、スーパーの3割程度は安い。魚類なら何でもある。
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午前中がピークなので朝早く出かけた方がいい。場内の雰囲気を楽しみながらおちついてショッピングをたのしむ。
タイミングがいいと中落ちをそぎとって売ってもらえることがある。「あっ中落ち」「これ売りもんじゃねーよ。かーちゃんに持ってかえるんだ」といわれることもある。11時ごろには食事をしよう。早朝から営業しているので2時には店がしまる。日本食の定番はすし、うなぎ、そしててんぷら。うなぎなら「はいばら」、せんまると頼めばうな丼が1050円、さっぱりしていてすこぶるうまい。天ぷらは「天房」あなご丼が1100円。すしはふところ具合できめるのがいい。どの店もネタは新鮮がうりもの。築地のほこり。ファイナルは晴海通りにあるコーヒー「ヨネモト」でお茶をしよう。
これで築地が満喫できる。
ちかごろ、築地は世界の台所などといわれる。青い眼の外国人観光客がちらほらーーーー。
                                                                        ーーーーーおてごろ観光協会
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# by daisukepro | 2004-12-29 13:58 | 観光

NHKされどNHK

NHK職員の番組制作費詐取事件で東京地検は24日、270万円余の詐欺罪で、元チーフプロデューサーとイベント企画会社社長を起訴した。
 NHKの調査では、磯野被告が1997−2001年、上原被告の会社に約4800万円を不正に支出していたことが判明。ほかにも業務実態の確認できない支払先があるとされ、警視庁が余罪を調べている。c0013092_6522956.gifこれは俗にいうキックバックという手法、業界ではしらぬものなし。通常の番組制作費に上のせして支払い その何割かを発注元にバックして、それを双方で着服するのである。賄賂をとるものも払うほうも損はない。視聴料をはらっている視聴者のみ知らぬがほとけとなる。
しかし、民放各社でもこのうわさの種はつきない。特に音楽番組は要注意である。
管理者はたいてい気づいているが黙認している。この事件は氷山の一角と見るのが自然とおもう。NHK会長は一連の不祥事を謝罪したが、辞任はしない。なぜだろう。組織改革が責務という。ドロボーの親分にそれができるとは思えない。では、なぜNHKはこの時期に摘発をおこなったのだろう。
いつのまにか有事立法が成立、国民保護法により内閣総理大臣が必要とおもう団体を指定公共機関に指定できることになった。NHKをはじめとして広域民間放送局も指定された。
大規模テロなどの有事のさいはもとより、あらかじめ予防のためにも内閣が必要とおもう情報を報道する義務が課せられることになる。しかし、あくまでも建前は通常の職務の範囲で自発的におこなうものと政府は説明しているが法的根拠はない。
しかし、報道統制をするには職場の抵抗が問題となる。無抵抗な職場にするために賄賂の摘発は一石二鳥の効果がある。
ベネゼラのチャペス政権転覆をはかったクーデター事件をおもいだす。
アメリカ石油企業に支配された民間放送局は真実をゆがめた映像を繰り返して放送した。
その中で唯一国営放送局のみが真実の報道をまもり、クーデターを未遂に防いだのである。わが、国営放送ともいうべきNHKはどうなるのだろうか。真実の報道はまもれるのだろうか。NHKされどNHKーーーーー紅白歌合戦をみるのはやめようかな。
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# by daisukepro | 2004-12-28 07:58 | マスコミ

パスポートの怪

だれでも海外旅行をするときにはパスポートを取得する。
旅行先の国によってはその国のVISAを必要とする場合もある。いまのところ、JAPANは海外渡航の自由をみとめているが、不自由な国もある。
菊の紋章のある表紙をめくると関係国諸官にたいして「本人に必要な保護扶助を求める外務大臣の要請文」がのっている。しかし、いまから、ひと昔まえはここにEXCEPT NORTH kOREAとしるされていた。おぼえているかな。国交がないのだからとおもっていたが、世界中の国にそれを宣伝する必要がなんであるのか不思議でならなかったが、いつのまにか記載されなくなった。なにか不都合がしょうじたのだろう。
日本人がEXCEPT JAPANとかかれたらどうおもうだろうか。c0013092_9202798.jpg
北朝鮮と韓国は日本の占領支配から解放されて独立をかちとり、そのうえ朝鮮戦争によって民族は南北に分断された。
北朝鮮の現行憲法はわからないが、独立当時の憲法は日本から奪われた土地、財産、権利をとりかえすところからはじまっている。そして、主権在民、自由、平等がうたわれている。
日本国憲法は侵略戦争の反省の上にたって、永久に武力行使を放棄することを宣言した。そして、戦争のない世界をめざすことが日本人の理想であることを世界中に告知している。
しかし、憲法に宣言されていても統治者がそれを守るとは限らない。主権者が憲法を守ることを政権に要求して、たたかわないことには憲法はただの条文でしかない。
北朝鮮の政権は拉致という非人間的な 悪魔のような仕業、国家権力犯罪をおかし、日本の政府は武力行使をしないとちかった憲法の規定があるにもかかわらず、イラクに派兵、他国を占領している。軍隊に占領されて武器を使用しないから武力行使ではないといわれてもイラク人にはつうじないだろう。身のまわりや職場をみわたすと憲法違反がいたるところにころがっている。
それにしても、パスポートの表紙のロゴは日の丸でなく、なぜ菊の紋章なのだろう?
パスポートのない世界ーーそれが「おてごろ観光協会」の理想。
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# by daisukepro | 2004-12-27 04:37 | 憲法

映画人九条の会

「映画人九条の会」結成集会の開催
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# by daisukepro | 2004-12-27 04:19 | 憲法

続なぞの地下帝国

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神奈川/慶応大学日吉キャンパスは東横線日吉駅下車、徒歩1分のところにある。
並木の坂道をのぼる。途中、右手に学徒動員の式典が行われたおおきなグランドがある。
登りきると右手の校舎の壁にレリーフがのこっている。
中央のペンのロゴは慶応大学の校章、左の数字は1934とよめる。(写真を右Wクリックすると拡大されるよ)多分、この建物は西暦1934年に設立されたものと想像できる。
しかし、右の数字2594は何だろう。1934に660を加えると2594になる。この建物寿命は660年ということだろうか。
早速、インターネットのうんちく族にお聞きしよう。
まず、西暦とは「BCとACがありキリストの誕生を基準にしてBCはキリスト以前、ACは以後と英語圏ではかぞえる」と説明してある。BCはBefore Christ、ADはラテン語でAnno Domini(主の年)の略、キリスト暦ともいう。まだ、天皇が現人神であった明治のころ、日本固有の皇紀という暦のかぞえ方があった。古事記や日本書紀を調べると神武天皇はキリストより660年も前に生まれている。どちらも神様なら古い方がえらいということで皇紀を定めたらしい。しかし、日本書記の研究者がこの基準が何の根拠もないことを証明して異論をとなえたが発禁処分、発行した岩波書店も罰せられたそうだ。つまり、このレリーフの2594年は皇紀でかぞえた設立年をしるしたものということになる。
いまどき、だれもしらないーーーートリビア。 文化遺産として永久保存版ーーーー
さて、さらに校庭の奥に入って行くと、テニスコートのそばに巨大地下壕(地下帝国)の入り口がある。これだけ巨大な地下壕をほった土の処理はどうしたのだろうか。
案内人の話によると周辺の農地や梅林を接収してそのうえに撒いたという。
のち、この基地は米軍に察知されることになり、周辺農家は絨毯爆撃にみまわれ、ほとんど壊滅したらしい。
政府は12月23日、地方行政が国民保護計画をつくるときのガイドラインをまとめて発表した。この法改正でテロや侵攻に対処するために平素の備えや予防が可能になる。核兵器の時代の平素の備えとなるとさしずめ国会は地下壕になるのではーーーー心配
日吉に行ってみよう。

     ーーーーーキリストの誕生日を記念して おてごろ観光協会
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# by daisukepro | 2004-12-25 12:21 | 観光

なぞの地下帝国

快晴の丘陵にたつと時がうしなわれる。右手につらなる山々、眼下にひろがる桃の畑、そして左手遥かに港がのぞめる。なんて、美しいパノラマだろう。
ここに、コンクリート3階建てのしょうしゃな建物が3棟たっている。全室冷暖房完備、もちろん床暖房付きである。もっともすばらしいのは円形大浴場、180度ガラス張りで浴槽から上記のパノラマがみえるのである。
これだけじゃありません。地底には全長数千メートルにおよぶ通路、世界中へ発信できる通信設備を備えた事務棟があるのです。貯蔵室にはスコッチ、ワインなど世界中の高級酒がたくわえられている。まるで、地下都市のようだ。いったいここはどこでしょう。北朝鮮や中国の話ではありません。もちろん、リゾートやホテルではない。??????????
びっくり仰天、なんと、建物は日本の学生寮なんです。しかも戦前の話です。丘陵は日吉台、そこからみえる山は富士山、港は東京湾です。種を明かしましょう。慶応大学の先駆的教職者は学生のためにこの地をキャンパスに選んだ。現在の日吉キャンパスである。
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「学生寮、キャンパスまではわかるけどーーー地下帝国ってなに? 」「SFの見過ぎじゃないの」なるほど、では、世にもおそろしい話をしましょう。
太平洋戦争末期、慶応大学の学生たちは学徒動員で次々と出陣し、最後は医学部の学生しかのこらくなった。ある日、閑散としたキャンパスを海軍参謀将校が訪れて「国のためだ、軍に協力してれ」といった。
拒否はできるはずもなかった。その日、無条件で、日吉キャンパスは海軍に接収された。
地下壕の工事は超突貫でおこなわれ、拉致された大量の朝鮮人が強制的に労働に従事ささせられた。工法は最高の技術がつかわれ、今日にいたるまで地下都市は堅牢である。
最初、連合艦隊司令部、次に大本営海軍司令部が移転した。
そこから、最初の神風特攻隊、戦艦大和の出撃命令が発信された。学生寮は将校クラブハウスとなった。高級将校はそこで高級ウイスキーをのみ疲れをいやした。

神奈川/慶応大学日吉キャンパスは東横線日吉駅から徒歩1分である。地下帝国の見学には案内と事前の許可が必要、地下壕入り口の竪坑や戦前の建造物は現存している。並木の坂道を登るとだれでも特別な感慨をおぼえるだろう。
                                                メリークリスマス   おてごろ観光協会
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# by daisukepro | 2004-12-24 08:53 | 観光

伊賀忍者の墓

東京/上野動物園はJR上野駅から歩いて3分のところにある。
またの名を東京恩賜(おんしう)上野動物園という。
なんと、園内に忍者の墓があるけれども、発見するのはむづかしい。
入場料金を払ってまで墓を見る必要はないとーーー心配はいらない年数回は入場無料の日がある。その日に入って墓をさがし、ついでに動物もみてこよう。
上野の地名は伊賀上野からきている。藤堂高虎が故郷の伊賀上野と地形がそっくりなので、ここに江戸屋敷をたてたらしい。家臣と一緒の墓所はそのままのこされている。
忍者の墓を発見したら「あった、あった」といおう。日本人観光客はモナリザの前にくるとみんなさん「あった、あった」というらしい。ここはパリではないけれどーーーー
不忍池の名も関係ありかなーーひまなときにネットで調べておこう。うんちく族がまっている。
                                                        ーーーーーーおてごろ観光ガイド
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忍びのつとめはいまの特務機関の業務と同じ、権力をささえるために暗躍する。
横田めぐみさんの遺骨はニセものだった。この事実によって、ピョンヤン宣言からはじまった日朝国交正常化交渉はあたらしい局面をむかえる。北朝鮮の拉致にかかわった特務機関の存在が交渉を阻害していることがあきらかになったからだ。
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# by daisukepro | 2004-12-23 07:52 | 観光

日本映画「レディージョーカー」

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高村薫のベストセラー小説の映画化、監督は「学校の怪談」の平山秀幸 、グリコ森永事件をモデルに創作したもの。日活が創業50周年を記念して製作した。
難しい社会的題材にもかかわらず、原作のムードを伝えようとする苦心のあとがうかがえる。
俳優は一様に、心ここにあらず、何か別なことを考えているようにもみえるーーー
なんだろう?
いい脇役と出会うのは映画のたのしみ、それぞれの味、スパイスーーー

東映系で12月11日からロングランンしている。
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# by daisukepro | 2004-12-22 05:03 | 映画

伊勢佐木あたりにーー

中央興業の解雇撤回をもとめるデモの隊列は 横浜スタジアム公園で
集会をひらいたのち、関内MGAにむかう。クリスマスイルミネーションで彩られた伊勢佐木町アーケードに抗議のシュプレヒコールがとどろいた。横浜日劇まえでは新会社の社長になったかつての同僚がポケットに両手をつっこみ、薄笑いをうかべながらデモ隊をでむかえた。
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中央興行労組の不当労働行為救済申立は12月20日、神奈川地方労働委員会で第1回調査がおこなわれた。労組法が改正され来年1月1日から証人は宣誓してから証言することが義務付けられた。これによって、嘘の証言をすると偽証罪にとわれることになる。第2回調査は来年1月13日にきまった(傍聴は誰でも自由にできます)。
組合側は第3回から証人審問に入ることを強く主張した。この調査の結果,会社は「MGAの営業は1月20日に停止するが社員の解雇は2月20日にする」と一ヶ月延期した。

事件のあらすじーーーーーー
有限会社中央興業は横浜で映画館を経営している。あまりにひどい労働条件にたまりかねた従業員が改善を要求して組合をつくった。福寿誠社長は組合をにくみ、事件はおこった。
まず、開発事業部をつくって、4名の組合執行部を配転、すぐに事業部を廃止して解雇した。これが申立の本件不当労働行為である。
さらに、事件はエスカレートする。社長は関内MGA従業員の多数が組合に加入したとわかると、今度は他の映画館の組合員に「ここで働きたければ組合を抜けろ、いやならMGAにいけ」とおどし、すべての組合員をMGAに配転した。そのうえで、組合員のいない映画館を別会社にして、そこに営業譲渡する。そして中央興業の廃業を宣言する。最後に関内MGAを閉館して、全員解雇する。これですべての組合員を排除することができると社長はかんがえた。70年代にはやった組合分裂攻撃の典型的な手口、最も卑劣な不当労働行為である。はたして、この社長の思惑通りになるのかどうか。組合の反撃がはじまった。
ーーー抗議先FAX 03-3496-2353ーーー有限会社社長福寿誠
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# by daisukepro | 2004-12-21 06:42 | 映画

緊急予告

横浜/ベイスターズの本拠地、横浜スタジアムは関内駅の港側にある。
そこの公園広場で、本日、中央興業労祖を支援する緊急集会が開かれます。集会終了後、関内MGA 横浜日劇前まで抗議デモを決行予定、夜6時30分からーーー
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福寿誠社長は神奈川地方労働委員会の勧告を無視して「1月20日閉館、アルバイト組合員の解雇」を通告してきました。同日、2時から4時まで労働委員会の調査が開かれます。
勧告要旨=1)解雇問題で誠意ある協議を尽くすこと。2)解雇は慎重に判断されたし=
ーーーーー抗議先 FAX 03-3496-2353ーーーーーーーー
中央興業有限会社 福寿誠社長あてに、
「中央興業有限会社は神奈川県地方労働委員会の勧告に従い、劇場閉鎖・組合員の解雇をとりやめよ」
「中央興業有限会社は神奈川県地方労働委員会の勧告を守り、組合員に対する解雇予告を行うな」
「中央興業有限会社は神奈川県地方労働委員会の勧告に従い、組合員解雇と偽装廃業を直ちにとりやめよ」などの要請FAXを集中してください。
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# by daisukepro | 2004-12-20 08:01 | 映画

市民の映画を守るたたかい支援集会

市民の映画を守るたたかい支援集会
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# by daisukepro | 2004-12-19 09:46 | 映画

文学座アトリエ公演「クライシス」

東京/文学座のアトリエは信濃町にある。
客席数150ほどの小さな劇場だが、回り舞台の装置も備えてあり、多様な舞台表現ができる。建物の外観も感じがいい。なによりも、そこで、若い才能が育っている。
c0013092_22112777.jpg上演中の「クライシス」はジョンサマビル原作のキューバ危機を題材にしたドラマである。(20日まで)
ホワイトハウスの論争をわかりやすく単純化している。映画的手法と構成が手際よい。
ケネディが核戦争の危機から人類を救ったというお膳立てはどうかとおもうがーーーー
大統領秘書と実習生のエピソードでやや救われたかな
ケネディー大統領といえばあの忌まわしい平和維持部隊、ベトナム戦争、キューバ侵攻
そして暗殺というイメージが浮かぶ。さらに、大統領就任演説では恐ろしいことばを叫んだ。「国家が国民のために何をしてくれるかではなく、国民が国家のためにができるかを問うべき」とーーーこわいなーーー
いま、核弾頭の配備数、アメリカ7650 ロシア4850
人類の頭上にはこれだけの核兵器がつる下がっている。人類の危機はいまそこにある。
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# by daisukepro | 2004-12-18 22:12 | 演劇

自主憲法制定同盟

東京/池袋サンシャインの地下街をあるいていると、「ぴよだま」という呼び名の商品を路上で売っていた。一匹189円、5匹買うと1っぴきおまけがつく、しかし、高いね。
「ぴよだま」をみているとなぜか憲法のことがあたまにうかんだ。
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自民党は防衛庁がまとめたの憲法改正案をとりさげ、あらたに新憲法制定推進本部をつくった。公明、民主の取り込みを始めるらしい。
でもね、世の中には憲法の背表紙も見ていない人がかなりいるようなきがしませんか。
戦後、岸信介は戦犯として巣鴨プリズンに投獄されていた。かれは釈放されるとすぐに、自主憲法制定同盟をつくって、いまの憲法はアメリカ占領軍に押し付けられたものだから、自前の憲法を作ろうじゃないかという運動をはじめた。この自主憲法は極端なナショナリストの支持しかえられず、市民の中にはひろがらなかった。それから50年の歳月がながれた。そして、いま、憲法改悪の論議が国会の中ではじまっている。
憲法を押しつけと感じ、邪魔者のように感じるのはお役人や、裁判官や、会社の社長さんのよなうな権力者とその下僕となった国会議員ばかり。憲法は権力を執行する施政者の暴走を制御するためにある。憲法が明確に禁止している軍隊を保有し、外国に派兵する人たちとっては現憲法ほど邪魔なものはない。憲法の鏡の前ではその醜い素顔がごまかしきれなくなったため鏡の方を変えようとしている。おれたち貧乏人は憲法を押しつけとか邪魔だとかは一度もおもったことはない。人類がめざす理想とおもっている。
かれらは改憲どころか、国民の自由を規制するあたらしい憲法をつくろうとしているのだ。
これって、ナチスのクーデターと同じやないのか。第三帝国の恐怖と貧困がはじまる。
おまけつきで売られたたまるかよ。「ぴよだま」にはなるものか。
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# by daisukepro | 2004-12-17 15:54 | 憲法

遠ざかる風景

港横浜、馬車道の大津ギャラりーに行ってみよう
レトロなビルの地下にあるレトロな画廊
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藤井建男「遠ざかる風景」展 ー12月16日から19日ー

遠ざかるー 離れるー広がるー収れんする風景を見せている。
「風景の缶詰」も即売中
<br clear=all>c0013092_16322983.jpg作者の藤井建男は中央興行労組委員長、組合を結成して未払い時間外手当の支給を要求しただけで解雇された。横浜地裁に不当労働行為で提訴、解雇撤回を要求してたたかっている。20日の夜、中央興行労組は関内駅から若葉町の横浜日劇までデモ行進を決行する。
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# by daisukepro | 2004-12-16 15:57 | 文化

税金の行方

所得税20%(定率減税)と 住民税15%の値引きがなくなると貧乏人の税負担割合は大きくなる。それにくらべてお金もちの税金は60%から37%、企業の税金(法人税)は42%から30%に下がり負担がへる。これによって税金は20兆円減収になる。減った分は貧乏人から税金を取りたててうめる。行政改革で国の経費を節約するというが、行革で切り捨てられるのは弱者や貧乏人に必要な福祉、文化と下級役人ばかり。
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アメリカ、ブッシュ政権がイラク戦争で金を湯水のごとく使い、ドルが下落する。そうすると円が上がる。日本は貿易収支が悪くなるので、円高を止めるためドルを買い支える。それでアメリカの国債を買ってアメリカの財政をささえる。そのうえ、イラクに派兵して占領政策に協力する。どこまで続くぬかるみぞ!
いつの時代でも貧しきものは敵味方の区別なく戦争でころされ、増税でくるしむ。
小泉首相は「国民にいっそうの税負担を」とうったえたが、「貧乏人は税金払って、戦争やろうよ、戦争やろう」ときここえる。
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# by daisukepro | 2004-12-15 10:23 | 憲法