主張 緊迫の国会審議 疑惑解明より悪法強行なのか

主張

緊迫の国会審議

疑惑解明より悪法強行なのか

 「森友」の一連の文書や自衛隊日報隠ぺい報告書が国会に相次ぎ提出され、安倍晋三政権の異常な改ざん、隠ぺいが改めて問われる中、自民、公明の与党が「働き方改革」一括法案をはじめ悪法強行の動きを加速しています。安倍政権で続発する重大疑惑の徹底解明こそがいま国会に課せられた最優先の使命なのに、悪法の成立ばかりを急ぐ政府・与党のやり方は、暴走という他ありません。安倍政権と与党による疑惑幕引きを許さないとともに、「働き方」法案などの悪法を阻む世論と運動を急速に広げることが求められます。

命を奪う「働き方」法案

 23日の国会は会期末(6月20日)まで1カ月を切る中で、大きな動きがありました。野党が求めてきた「森友」の改ざん前決裁文書と、「廃棄した」と説明してきた国有地払い下げをめぐる学園側との交渉記録を財務省が国会にようやく提出しました。また防衛省は、自衛隊のイラク日報隠ぺい調査結果を国会に報告しました。これらの文書や報告では、国政私物化や公文書改ざん、隠ぺいを続ける安倍政権の異常体質、重大な責任を一段と鮮明にしており、国会での首相の責任追及と徹底解明の必要性を浮き彫りにしています。

 ところが安倍政権と与党は、国政の根本にかかわる深刻な大問題に向き合おうとせず、数の力を振りかざし、悪法を強行する許し難い姿勢に拍車をかけています。

 刑法が禁じる賭博場・カジノを解禁するカジノ実施法案を22日の衆院本会議で審議入りさせたのに続き、23日には米国を除く環太平洋連携協定(TPP)加盟11カ国による新協定の関連法案の採決を衆院内閣委員会で強行しました。あまりに乱暴な国会運営です。

 連休明けに本格審議が始まったばかりの「働き方」法案について、与党が衆院厚生労働委員会で23日の採決を狙ったことは言語道断です。同法案は、労働時間規制を完全になくしてしまう「高度プロフェッショナル制度」(「残業代ゼロ」制度)を導入し、過労死水準の残業を合法化するなど文字通り「働かせ方」大改悪という以外にないものです。審議では、長時間労働をまん延させ、過労死を促進する危険が非常に高い重大性が次々と明らかになっています。全国過労死を考える家族の会は、高プロでは使用者に労働時間の把握義務がなくなるため、過労死の労災認定がほとんど無理になる、と命を奪う法案の恐ろしさを告発しています。悲痛な声に耳を貸さず採決を急ぐ政府・与党に道理はありません。

 与党は、維新や希望と法案を「一部修正合意」したことで採決の条件は整ったといいますが、危険を全く変えない「修正」では、法案を通す理由になりません。

 だいたい、法案づくりの出発点となった「労働時間等総合実態調査」は、データの2割以上に異常値があり、削除された代物です。法案の大前提はすでに崩れています。安倍政権は、法案を強行するのでなく、直ちに白紙撤回し、一から議論をやり直すべきです。

安倍政権を追い込んで

 「加計」問題も新文書が明らかになり、首相への国民の疑念と不信は高まるばかりです。「働き方」法案の今国会成立反対はメディアの世論調査で多数です。悪法を許さず、安倍政権を追い込むたたかいを強めることが重要です。



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# by daisukepro | 2018-05-24 11:05 | 政治

2018年5月24日(木) 廃棄・改ざん・隠ぺい 追い込まれ文書提出 安倍政権 居直り・強行なお狙う 緊迫国会 攻防激化

2018年5月24日(木)


廃棄・改ざん・隠ぺい 追い込まれ文書提出

安倍政権 居直り・強行なお狙う

緊迫国会 攻防激化

 安倍内閣は23日、森友疑惑で昨年2月以降廃棄してきたとされる学校法人「森友学園」との交渉記録と改ざん前の決裁文書、自衛隊のイラク派兵部隊の「日報」隠ぺい問題についての調査結果を国会に提出しました。財務省が提出した改ざん前の決裁文書は約3000ページ、交渉記録は950ページに上ります。交渉記録からは安倍首相の妻・昭恵氏の関与が浮きぼりになりました。野党側は衆院予算委の理事らが共同記者会見を開き、安倍首相と麻生太郎財務相の責任を厳しく批判し、「徹底的に追及していく」(日本共産党の藤野保史議員)と表明しました。他方、政府・与党は衆院内閣委で、野党の反対を押し切って、11カ国による環太平洋連携協定(TPP11)関連法案の採決を強行しました。衆院厚労委でも「働き方改革」一括法案の採決を狙いましたが、野党は「森友・加計」疑惑をめぐる安倍首相の責任と過労死を増やす法案の問題点を厳しく追及。高鳥修一委員長の解任決議案を提出し、この日の採決を阻止しました。


森友記録

優遇受けられないか

照会受け 昭恵氏付職員問い合わせ

隠ぺい950ページ

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(写真)財務省が提出した交渉記録をもとに聞き取りを行う野党議員。中央は辰巳孝太郎参院議員=23日、国会内

 新たに開示された森友学園との国有地取引に関する交渉記録には、約10回、昭恵氏に関わる記述がありました。安倍首相は自身や妻が取引に関係していたら辞職すると答弁しており、記録の開示であらためて首相の進退が問われています。

 2015年11月10日の財務省本省「応答メモ」には、昭恵氏付の政府職員・谷査恵子氏からの問い合わせとして、「安倍総理夫人の知り合いの方」から「優遇を受けられないかと総理夫人に照会があり、当方からお問い合わせさせていただいた」と書かれていました。

 同12日には財務省本省の田村嘉啓国有財産審理室長が谷氏の問い合わせに電話で回答。学園理事長だった籠池泰典被告=詐欺罪で起訴=は証人喚問(17年3月23日)で、昭恵氏に口利きを依頼した結果、谷氏が問い合わせしたと証言しており、これを裏付ける記録です。

 交渉記録と共に開示された「本省相談メモ」(14年5月8~23日の4件)には、近畿財務局から財務省本省への説明として、籠池被告が昭恵氏から「いい土地ですから、前に進めて」と言われた、と記載(5月8日付)。財務局は籠池被告の発言後も交渉打ち切りを検討していましたが、同23日付のメモでは本省と相談の結果「延長もやむを得ない」「改めて対応を検討」と態度が急変しています。

 他方で、籠池被告が「いい土地」発言を持ち出した14年4月28日当日の記録は開示されませんでした。財務省は、交渉記録について「見つかっていないものも一部にはある」と説明しており、隠している文書がまだあることがうかがえます。

 交渉記録には、昨年2月の疑惑発覚以降、小池晃書記局長ら日本共産党議員が繰り返し取り上げてきた、自民党議員事務所の内部文書や交渉の録音データを裏付けるものも多数ありました。

イラク日報

組織的隠ぺいを否定

防衛省 現場に責任を押し付け

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(写真)「イラク日報」に関する調査チーム報告書

 防衛省は、存在を確認していた自衛隊イラク派兵の日報を「ない」としていた問題に関する調査報告書で、事務処理が不適切だったとして17人を処分する一方、組織的な隠ぺいは否定しました。

 イラク日報をめぐっては、昨年2月20日の衆院予算委員会で日本共産党の畠山和也衆院議員(当時)らに対し、当時の稲田朋美防衛相が「残っていないことを確認している」と断言。同月22日に稲田氏が探索を指示し、同3月27日に陸自研究本部(現・教育訓練研究本部)が日報を発見しましたが報告せず、情報公開請求の照会にも「存在しない」と回答。今年1月に陸上幕僚監部、3月に小野寺五典防衛相に報告されるまで約1年にわたり日報を隠していました。

 国会で野党が、戦闘など違憲の海外派兵の実態を隠すための組織的な隠ぺいだと追及していました。

 報告書は、イラク日報の存在を知っていた者が、稲田氏の指示を「再探索指示」だと認識せず、報告する必要がないと考えていたとしました。小野寺氏は公表後の会見で「組織的な隠ぺいという事案にはつながらない結論になった」と述べ、現場に責任を押し付けました。

 ただ、野党が求めていた稲田氏らの証人喚問も行われず、調査も元東京高検検事長の弁護士を加えただけの内部によるものだけに、野党から厳しい批判が出ることは必至です。


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# by daisukepro | 2018-05-24 11:02 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

近畿財務局「森友」交渉記録 昭恵氏の名 出るごとに 昭恵氏付職員「優遇を受けられないかと総理夫人に照会があり、当方からお問い合わせ」

2018年5月24日(木)


近畿財務局「森友」交渉記録

昭恵氏の名 出るごとに

昭恵氏付職員「優遇を受けられないかと総理夫人に照会があり、当方からお問い合わせ」

 財務省が23日に公表した学校法人「森友学園」(大阪市)との国有地取引にかかわる文書には、安倍晋三首相の妻、昭恵氏の名前が頻繁に出てきました。約8億円もの値引きの背景に、学園と安倍首相夫妻の関係があったことが、くっきりと浮かび上がってきました。(原千拓、前田美咲、和田肇)


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(写真)財務省が提出した文書

打ち切り検討一変

 最初に安倍首相夫妻が登場するのは、2014年5月。財務省近畿財務局が計4回、財務省本省に相談した「本省相談メモ」のなかです。当時、学園の資金難などのため、財務局に貸付の審査期間を延ばす要請をしていました。

 メモには、同年4月28日に当時学園理事長だった籠池泰典被告=詐欺罪で起訴=が、昭恵氏から「いい土地ですから、前に進めてください」と言われたことが記されていました。また籠池被告が改憲右翼団体「日本会議大阪代表・運営委員」で、安倍首相も日本会議国会議員懇談会副会長であることがかかれていました。

 財務局は当初、「いたずらに審査期間を延長することは望ましくない」と打ち切りを検討していました。ところが、本省とのやり取りをへて「延長もやむを得ない」と突然、態度を変更します。

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(写真)財務省が提出した文書をもとに聞き取りを行う野党議員=23日、国会内

 15年1月9日、財務局は学園を訪問。財務局は冒頭、昭恵氏が学園を訪問し「教育方針に感涙した」という産経新聞のネット版記事が掲載されたことについて、「記事を拝見したが、取材の時期はいつごろか」と質問しています。財務局が昭恵氏の動向を気にかけていた様子が分かります。

 このとき財務局は学園に、年間貸付料の概算を「利回り4%程度で考えれば3000万円台半ば(3400万円)程度となる」と伝達。財務省は学園との事前の価格交渉を否定し続けていますが、学園に便宜を図った疑いが濃厚に示されています。

「夫人」指示で照会

 15年7月31日に財務局が学園を訪問した際には、籠池被告が、翌年4月の開校に向けて準備が進んでいないと批判。妻で副園長だった諄子被告=詐欺罪で起訴=が「瑞穂の国記念小学校開設に関しては、阿部首相、阿部首相夫人、自民党幹部も認識している(何かあればいつでも相談できる)」(いずれも原文のママ)と自慢します。

 同年8月5日に財務局が学園を訪れた際も、諄子被告が「9月5日の入学予定者家族説明会には安倍昭恵夫人も来ていただくこととなっている。首相にもお願いしている」と言及。昭恵氏はこの9月5日に学園で講演し、小学校の名誉校長を引き受けました。

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(写真)安倍首相の妻、昭恵氏付の政府職員からの問い合わせを記録した森友交渉記録

 それでも安倍首相夫妻と学園の関係が分かるにつれ、財務局、財務省は学園の小学校建設に協力したのです。

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(写真)森友学園との交渉記録では、昭恵氏が小学校の棟上げ式に来る予定とくりかえし籠池被告が近畿財務局に伝えていました

 決定的なのは、昭恵氏付職員の谷査恵子氏が本省国有財産業務課に電話した同年11月10日。谷氏は「(昭恵氏の)知り合いの方から、社会福祉法人同様、優遇を受けられないかと総理夫人に照会があり、当方からお問い合わせさせていただいたもの」と説明。問い合わせが昭恵氏の指示だと明らかにしています。籠池被告は国会の証人喚問で、昭恵氏の携帯の留守番電話に依頼を録音したと証言していました。谷氏の独断で問い合わせたとする政府の説明を覆す内容です。

 この日は担当者不在だったため、谷氏は2日後に改めて本省の田村嘉啓国有財産審理室長と電話で相談。交渉記録には「(谷氏の照会の)背景として、安倍総理夫人が名誉顧問に就任した開校予定の小学校(国有地を学校法人森友学園に対して売払い前提で貸付け中)から問い合わせがあった」と明記しています。昭恵氏と関係がある学園からの問い合わせだと明確に理解をして応対をしていました。

値引きひねり出す

 この後も、籠池被告は小学校建設の遅れについて、昭恵氏の名前をかざして対応を迫ります。

 16年3月14日、ごみが大量に出たとして、籠池被告が財務局を学校建設用地に呼びつけました。籠池氏被告は「6月には棟上げ式を行う予定であり、内閣総理大臣夫人も来ることとなっている」と強調。翌15日に財務局を訪れた籠池氏が「6月には棟上げ式も予定されており、安倍総理夫人も出席されることで調整しているところであり、重大な問題として考えている」と念を押しました。

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(写真)2014年3月に初めて対面した際に撮られた昭恵氏と籠池被告の写真(昭恵氏のフェイスブックから)

 同月30日にも籠池被告は「6月の棟上げ式には首相夫人を招待するスケジュールを組んでいる。やらざるを得ない。これができなければ、私は切腹する覚悟」と時代がかった物言いで対応を求めました。

 実は大阪府は当初、小学校建設に疑問を示していました。14年3月4日の記録には大阪府が財務局に対して、「小学校名『安倍晋三記念小学校』として本当に進捗(しんちょく)できるのか、取扱いに苦慮している」と吐露しています。

 交渉記録では、16年4月5日には、学園側の業者が、ごみが含まれているのを確認できているのは「深さ3メートル程度の層」と明言。ごみがどこまであるか分かっていないのに、相談のうえ深さ「9メートルまでの範囲では出てきている旨を資料に付記したい」(学園側の弁護士)と“口裏合わせ”をしました。

 こうして最後には、約8億円値引きをひねり出したのです。



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# by daisukepro | 2018-05-24 10:58 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

森友交渉記録 佐川氏答弁後に廃棄 昭恵氏隠し 鮮明に

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 学校法人「森友学園」を巡る国有地売却問題で、財務省が徹底して政治の関与を隠蔽(いんぺい)しようとしていたことが鮮明になった。同省は二十三日、「残っていない」と説明してきた約九百五十ページに上る交渉記録を国会に提出し、問題が発覚した直後の昨年二月下旬以降、理財局職員の指示で廃棄していたことを明らかにした。昨年二月に安倍首相が「妻(昭恵氏)が関与していたら首相を辞める」とした国会答弁の直後に、約三千ページの決裁文書の改ざんと記録の廃棄で、昭恵氏側の関与を隠そうとしたことになる。(桐山純平、白山泉)

 大阪地検の協力などで復元した交渉記録は約九百五十ページで、二百十七件に上る。財務省職員が「手控え」として個人のパソコンなどに保管していた。財務省は昨年二月下旬以降、交渉記録を廃棄。決裁文書の改ざんも昨年二月下旬から四月に行っていた。いずれも佐川氏の答弁とつじつまを合わせるためだったと説明した。

 交渉記録には、昭恵氏の名前が少なくとも九回登場した。このうち、昭恵氏付きの政府職員だった谷査恵子氏が二〇一五年十一月、森友側による国有地の賃料減額の優遇制度について財務省に問い合わせた、と記されている。安倍首相はこれまで谷氏の問い合わせを「自発的」と説明してきたが、記録には「優遇を受けられないかと総理夫人に照会があり、問い合わせた」との記載があった。

 森友問題が発覚後の昨年二月十七日の衆院予算委員会で、安倍首相は「私や妻が関係していたなら、首相も国会議員も辞める」と強調。野党は記録の提出を求めたが、同月二十四日、佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官(当時は理財局長)は衆院予算委で「売買契約の締結をもって、事案は終了した。記録は速やかに廃棄した」と述べた。

 野党は合同会合で「誰の指示で廃棄したのか」と財務省を追及。理財局の富山一成次長は「それは人事当局の調査で」と明言しなかったが、同省は今月中にも、文書改ざんや交渉記録の廃棄が行われた原因や責任に関する調査結果を公表する。

 財務省は交渉記録のほか、森友学園に関する改ざん前の決裁文書全文(約三千ページ)と、「本省相談メモ」とされる資料も提出した。

◆「昭恵氏知人」の相談受け照会

 交渉記録には、昭恵氏付きの政府職員だった谷査恵子氏が二〇一五年十一月、財務省理財局の担当課に、森友学園との土地取引について詳細に問い合わせていた状況が記されていた。

 事案の背景として冒頭に「安倍総理夫人が名誉顧問に就任した開校予定の小学校から問い合わせがあった」と記載されていた。昭恵氏は一五年九月に名誉校長に就任し、財務省側は昭恵氏と学園側との関係を知った上で回答していた。

 一五年十一月十日にまず谷氏からの連絡を受けたのは、財務省国有財産業務課の職員。谷氏は「安倍総理夫人の知り合いの方が、近畿財務局管内の国有地で、今年五月に定期借地契約を締結し、社会福祉法人同様、(借地料を減額する)優遇を受けられないかと照会があった。学校法人に拡大されるなど、今後の方針について教えていただきたい」と照会していた。

 この二日後に、財務省の田村嘉啓国有財産審理室長(当時)が谷氏に電話で「学校施設まで対象とするものではない」と回答。「森友学園に対する国有地の貸し付け・売り払いは、最大限の配慮をして対応しているが、先方が理解してくれない」と話したという。(藤川大樹、岡本太)

(東京新聞)

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# by daisukepro | 2018-05-24 10:02 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

財務省、土地貸付料を事前提示 首相夫人付、森友名挙げる

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 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省近畿財務局が2015年1月に土地貸付料を学園側に示していたことが23日、同省が国会に提出した学園との交渉記録で分かった。安倍晋三首相の昭恵夫人付の政府職員だった谷査恵子氏が土地貸し付けに関し、学園の名前を挙げ具体的な照会をしていたことも判明。佐川宣寿前国税庁長官は国会で、貸付料を事前に示すことはないとし、谷氏の照会は制度に関する一般的な質問だったと答弁しており、矛盾が明らかになった。

 首相は同日、財務省が国会答弁に合わせて交渉記録を廃棄したと説明したことに関し「破棄は誠に不適切」と強調した。

(共同)

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# by daisukepro | 2018-05-24 01:21 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

首相、森友記録廃棄「誠に遺憾」 加計氏と面会19回

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 安倍晋三首相は23日の衆院厚生労働委員会で、財務省が学校法人「森友学園」との交渉記録を隠蔽目的で廃棄していたことについて「国会答弁との関係で文書を廃棄するのは不適切で誠に遺憾だ」と述べた。加計学園の加計孝太郎理事長との面会は第2次安倍政権発足後、首相動静で確認した14回と、自身のフェイスブックなどで確認した5回の計19回だったと説明した。

 加計学園の獣医学部新設を巡っては、愛媛県新文書に記載された2015年2月25日の加計氏との面会は重ねて否定したものの、電話については「記録もなく確たることは言えない」と明言を避けた。

(共同)

 衆院厚労委で答弁する安倍首相=23日午後

 衆院厚労委で答弁する安倍首相=23日午後
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# by daisukepro | 2018-05-24 01:18 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

防衛省、日報の組織的隠蔽認めず イラク派遣、17人処分


 陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報隠蔽問題で防衛省は23日、担当者の不適切な対応などが原因で組織的な隠蔽はなかったと結論付ける調査結果を公表し、国会にも提出した。同省は陸自研究本部(現・教育訓練研究本部)教訓課の担当者を最も重い減給、監督責任を問い豊田硬事務次官を口頭注意、河野克俊統合幕僚長を訓戒とするなど計17人を処分した。

 小野寺五典防衛相は「防衛省、自衛隊が組織として防衛相の指示に適切に応えられず、シビリアンコントロール(文民統制)に関わりかねない重大な問題をはらんでいた」と指摘。安倍晋三首相から「再発防止に全力を挙げてほしい」と指示を受けたと述べた。

(共同)

 イラク日報問題で記者団の取材に応じる小野寺防衛相=23日午前、防衛省

 イラク日報問題で記者団の取材に応じる小野寺防衛相=23日午前、防衛省
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# by daisukepro | 2018-05-23 20:22 | イラク戦争

漱石の自筆はがき3通発見、福井 細かな字「独リボツチデ淋イヨ」


 英国留学中の夏目漱石が、ドイツに留学した友人に宛てて書いたはがき3通が福井市内の古書店で見つかった。「僕ハ独リボツチデ淋イヨ」。異国での孤独な思いが細かな字でつづられており、鑑定した中島国彦・早稲田大名誉教授(日本近代文学)は「ロンドンでの生活ぶりが率直に書かれた貴重な資料」としている。福井県が23日、発表した。

 3通は、漱石がロンドンに渡った直後の1900年11月から翌年8月にかけて書かれた。寄託された県立こども歴史文化館によると、1917年から刊行された全集に掲載されているが、原本は所在不明となっていた。昨年、入手した古書店から同館に連絡があった。

(共同)

 


英国留学中の夏目漱石が、ドイツに留学した友人に宛てて書いた絵はがき。「独リボツチデ淋イヨ」(下段中央付近)などと書かれている(福井県立こども歴史文化館提供)

 英国留学中の夏目漱石が、ドイツに留学した友人に宛てて書いた絵はがき。「独リボツチデ淋イヨ」(下段中央付近)などと書かれている(福井県立こども歴史文化館提供)


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# by daisukepro | 2018-05-23 18:45 | 文化

その案がいいねと君が言ったから25日は獣医記念日


きょうの潮流

 「坊ちゃんに甘くなかった愛媛県」。こんな世直し川柳がネット上に流れています。加計学園の獣医学部新設をめぐる愛媛県の新文書。それは安倍首相自身の関与を決定づけました▼「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」。2015年2月25日、首相は加計孝太郎学園理事長と面談した際にそう語ったと文書は記しています。やはり、この問題のすべては首相から始まった、それを隠すためのうそもここから広まった、と証明するかのように▼加計学園の計画を知ったのは昨年の1月20日。これまで首相は再三、国会で答えてきました。腹心の友である加計理事長から、仕事の頼みはされたことがないとも。それが根底から覆る内容です▼「その案がいいねと君が言ったから25日は獣医記念日」という句も。この面談から新設に至るまでの流れをみれば、すべてつじつまがあってきます。首相は加計氏との面談を否定するのなら、それを明らかにする責任があるはずです▼国政を自分のもののように動かした疑惑。それが深まったまま、政権は財界のための「働かせ方改革」やギャンブル依存症を増やすカジノ法案、農業をつぶすTPPをごり押ししようとしています▼「責任を果たす」。首相が好むフレーズで自分のポスターにも使っています。これまで破棄したとしてきた官邸記録を調べたが確認できなかった、という支離滅裂な言い訳で責任を果たせるのか。それができないのであれば、政権そのものをリセットするしかありません。



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# by daisukepro | 2018-05-23 15:30 | 潮流(赤旗)

加計ありき 安倍ありき 「首相面談」後 急展開 愛媛県新文書を読む

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加計ありき 安倍ありき

「首相面談」後 急展開

愛媛県新文書を読む

 2015年2月25日の安倍晋三首相と加計孝太郎理事長のトップ会談ですべてが決まった―。学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設にかかわり愛媛県が参議院に提出(21日)した新たな文書は、「加計さんから獣医学部新設について相談や依頼があったことは一切ない」という安倍晋三首相の国会答弁を覆す衝撃的な内容でした。安倍首相は「ご指摘の日に加計孝太郎理事長とあったことはございません」と否定しますが、なんの証拠も示せていません。文書から浮かび上がるものは―。(三浦誠、矢野昌弘)


 「最初から、加計ありきであり、安倍ありきであったことが明らかになった」。新たな愛媛県文書を読んだ文部科学省関係者は、そう指摘します。

 愛媛県が提出したのは2015年2~4月にかけて、官邸、学園、県、今治市が獣医学部新設について協議した面会記録です。計27枚の文書のなかで、安倍首相をさす「総理」などの言葉が18回も出てきます。

 一連の文書を読み解くと、行き詰まっていた獣医学部新設を、安倍首相と加計氏が一緒に打開した様子が浮き上がってきます。

「今治市への設置厳しい」

 15年2月ごろ、安倍首相が多忙で加計氏との面会が実現しないため、学園は加藤勝信官房副長官(当時、現厚生労働相)に接触。加藤氏からは日本獣医師会などの反対が強いことなどを聞かされ、学園は「今治市への設置は厳しい状況にある」と市に連絡したとされています。加藤氏は面会を認めています。

 同じころ、学園から県、市に学部新設を所管する下村博文文科相(当時)が「一歩引いたスタンスに変化している」と報告がありました。

 さらに新潟市が国家戦略特区で提案している獣医学部設置が「政治主導により決まるかもしれない」と危機感を抱き、加計氏が安倍首相と面談する動きが出てきました。

獣医大学に首相「いいね」

 安倍首相と加計氏が面談したとされるのは同年2月25日。加計氏は今治市で「国際水準の獣医学教育を目指す」と説明。安倍首相は「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と応じたといいます。

 2人の面談を転換点に、学園の獣医学部新設のため、官邸スタッフらが動き始めます。面談をうけ柳瀬唯夫首相秘書官(当時)から、学園に「資料提出の指示」があります。

 同年3月24日に学園は官邸で柳瀬氏と面会。柳瀬氏は「獣医師会の反対が強い」と指摘し、反対を乗り越えるため藤原豊地方創生推進室次長に相談するよう助言。柳瀬氏に藤原氏を「紹介いただいたことに対してお礼を述べたい」と記されています。

 同年4月2日には、藤原氏、柳瀬氏とあいついで学園、県、市が協議。藤原氏は「ここだけの話」と前置きして、新潟市の現状は「具体性に欠けている」とライバルの内部情報を学園に伝えます。

 柳瀬氏は「獣医学部新設の話は総理案件になっている。なんとか実現を、と考えているので、今回内閣府にも話を聞きに行ってもらった」と述べました。

 この場で学園は、文科省からの「宿題」を学園が返せていないことを、安倍首相が「心配されていたと聞いた」と発言。柳瀬氏は、企画書をつくって「下村大臣の耳にも入るようにすればよい」とアドバイスします。

 藤原氏と柳瀬氏がとくにすすめたのが国家戦略特区への提案です。実際、市は同年6月、国家戦略特区に申請。藤原氏と協議を繰り返し、一気に獣医学部新設の規制緩和を進めていきました。

1年以上も うその答弁

 「(加計氏が)私の地位を利用して何かをなし遂げようとしたことはこの四十年間一度もなく、加計さんからこの獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ない」。安倍首相は、昨年7月25日の参院予算委員会から4月11日まで、6回ほど同じ説明をしてきました。

 学園が獣医学部新設を進めていることを知ったのは昨年1月20日だ、とも断言しています。

 前出の文科省関係者は「愛媛県文書の信ぴょう性は極めて高い。安倍首相は二つのうそを1年以上ついてきたことになる」と指摘します。

 安倍首相は15年2月25日に加計氏と面会したかどうかについて、「官邸の記録を調べましたが確認できませんでした」と述べています。(22日)

 ある政府関係者は「官邸には極秘裏に総理に面会するための抜け道がある。官邸裏側にある荷物などの搬入口から入れば、番記者の目に触れず、総理に会える。実際に私もそのルートで会ったことがある」と証言します。

 菅義偉官房長官は「入邸記録は業務終了後速やかに廃棄される」と説明。同年2月25日の入邸記録は「残っていない」としています。「記録」もないのに、「会ってない」と言い張っているのです。

 この政府関係者は言います。「愛媛県文書や文科省の内部文書など『総理のご意向』を示す記録はたくさんある。それに対して首相自らが『記憶がない』と言って否定した。真実を明らかにするには加計氏らの証人喚問しかない」

虚偽答弁明らか “勝負あり”

神戸学院大学法学部 上脇博之教授(憲法学)

 愛媛県が公開した文書の内容は、限りなく真実でしょう。安倍首相が国会で「2017年1月20日」に加計学園の獣医学部新設計画を初めて知ったという答弁は、明らかな虚偽答弁です。

 安倍首相は、加計孝太郎理事長から食事などをおごってもらったと国会答弁で認めています。関係業者からの供応接待を禁じた大臣規範に違反します。

 柳瀬唯夫元首相秘書官は、加計学園側と面会したことを安倍首相に報告していないと国会で述べ、安倍首相も受けていないと答弁しました。

 しかし内閣法で首相秘書官は首相の命を受けて仕事する事になっている。だから報告しようとしまいと、秘書官の言動は全て首相の責任です。それに加え、今回の愛媛県文書によると、安倍首相の「いいね」発言を聞いていたのですから、柳瀬氏は安倍首相の事実上の命によって加計学園だけと会って貴重なアドバイスもしたことになります。

 もう“勝負あり”です。安倍首相は辞任・辞職するべきです。愛媛県の文書内容を否定するのなら、加計理事長らと共に証人喚問で証言するしかありません。辞任も証人喚問も求めない自民党幹部らをみると、自民党の自浄能力のなさは、末期的状態です。

図


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# by daisukepro | 2018-05-23 15:23 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

佐川氏答弁後、理財局職員が廃棄指示 森友交渉記録を財務省公表


 

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学校法人「森友学園」に国有地を安値で売却した問題で、財務省は二十三日、同省と森友側との交渉記録を衆院予算委員会の理事懇談会に提出した。安倍晋三首相の妻、昭恵氏付きの政府職員・谷査恵子氏が財務省に照会した際の記録や、政治家秘書とのやりとりも含まれていた。昨年二月の問題発覚直後に「記録は廃棄した」とした佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官(当時は理財局長)の国会答弁と整合性を取るため、理財局職員が、当時は保管されていた記録を廃棄するよう指示していたことも判明した。 (桐山純平、白山泉)

 財務省が提出した交渉記録は約九百五十ページで、森友側との面談ややりとりなど二百十七件が記されている。記録では、二〇一五年十一月、森友側が国有地の賃料減額を昭恵氏に要望していることを、谷氏が理財局に伝えていた。また、会計検査院が昨年十一月の検査結果で「根拠が不十分」と指摘した八億円以上の国有地の売却価格値引きについても、詳しい経緯が明らかになる可能性もある。

 交渉記録の存在を巡っては、佐川氏は昨年二月二十四日の衆院予算委で「売買契約の締結をもって、事案は終了した。記録は速やかに廃棄した」と説明していた。だが、富山一成理財局次長は理事懇談会で「昨年二月下旬以降、国会答弁との関係で、当時保管されていた交渉記録の廃棄を進めていたことも認められた」と説明。森友の決裁文書が改ざんされたのと同様に、佐川氏の答弁とつじつまを合わせるのが理由だったことを認めて陳謝した。

 今回見つかった交渉記録は国有地売却を担当した近畿財務局の一部職員がパソコンなどに保管していたが、財務省はその存在を一年以上隠してきたことになる。

 一方、財務省は二十三日、今年三月に発覚した森友に関する決裁文書の改ざん前の全文も提出。文書改ざんによって、昭恵氏が一四年四月に小学校の建設予定地を訪れたことが削除されていたことはすでに判明しているが、その直後、同年五月に作成した「本省相談メモ」が初めて明らかになった。

 改ざんは十四件の文書で確認されており、すでに全文を公表している一件を含めて、これで全ての改ざん前文書の全文が公表された。財務省は月内にも、文書改ざんや交渉記録の意図的な廃棄が行われた原因や責任に関する調査結果を公表する方針。すでに辞職した佐川氏のほか、幹部職員らの処分も検討している。

◆交渉記録ポイント

一、財務省、昨年二月の問題発覚後、交渉記録の廃棄を進めていたと説明

一、財務省、国会答弁が「事実と異なっていた」と謝罪

一、交渉記録は約九百五十ページ。改ざん前の決裁文書は約三千ページ

(東京新聞)

財務省が提出した交渉記録を前に、衆院予算委理事懇談会に臨む理事ら=23日午前、国会で(小平哲章撮影)

財務省が提出した交渉記録を前に、衆院予算委理事懇談会に臨む理事ら=23日午前、国会で(小平哲章撮影)
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# by daisukepro | 2018-05-23 15:19 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

ウソと暴走の安倍政権に怒り 働き方改悪阻止へ結束 日比谷野音で集会・デモ

ウソと暴走の安倍政権に怒り

働き方改悪阻止へ結束

日比谷野音で集会・デモ

写真

(写真)過労死促進の高プロ法案採決許すなと、声をあげる人たち=22日、東京・日比谷野外音楽堂

 「ウソをつく安倍政権に人の命にかかわる法案に手をつける資格はない」―政府・与党が衆院通過を狙う「働き方改革」一括法案の強行採決阻止を訴える集会が22日、日本労働弁護団の主催で東京・日比谷野外音楽堂で開かれました。5野党と幅広い労働組合、過労死遺族、弁護士ら1800人(主催者発表)が参加し、「強行採決阻止」のプラカードを一斉に掲げ、法案反対を表明。集会後、「でたらめデータで法案通すな」「雇用を壊すな 命を守れ」などとコールし、デモを行いました。

 開会あいさつした徳住堅治会長は、「残業代ゼロ制度」である「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)は、「労働時間法制を溶かしてしまう悪法だ」と強調。「十分な議論をしないで法案を採決することは断固許せない。強行採決を絶対阻止し、高プロを廃案に追い込もう」と訴えました。

 日本共産党の山下芳生副委員長・働かせ方大改悪阻止闘争本部責任者、立憲民主党の尾辻かな子衆院議員、国民民主党の大西健介衆院議員、自由党の玉城デニー衆院議員、社民党の吉川元・衆院議員がスピーチ。山下氏は、法案について、過労死合法化、過労死促進法だと批判。「市民と野党の共闘で、強行採決を阻止し、安倍内閣を退陣に追い込もう」と呼びかけました。

 全労連の小田川義和議長、連合の内田厚副事務局長、全労協の金澤壽議長があいさつし、高プロ導入を阻止する決意を表明しました。

 北海道や愛知、大阪、福岡など、各地で集会や宣伝を行う弁護士らと中継でつなぎ、法案阻止への決意と運動を交流しました。

 スピーチした全国過労死を考える家族の会の寺西笑子代表は、「国民の命を奪う法律は絶対につくらないでください。強行採決は絶対許さない」と強調。「かえせ☆生活時間プロジェクト」発起人で、早稲田大学の浅倉むつ子教授は、「まやかしの働き方改革ではなく、本当の意味で労働時間を問いなおそう」と訴えました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員、仁比聡平、山添拓の両参院議員が参加しました。



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# by daisukepro | 2018-05-23 11:52 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

主張 愛媛県提出新文書 安倍首相の進退が問われる

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主張

愛媛県提出新文書

安倍首相の進退が問われる

 「加計学園」の獣医学部開設をめぐり、愛媛県が21日国会に提出した新文書は衝撃的な内容でした。すでに明らかになっている柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が県や今治市、学園関係者と面会するより前の2015年2月25日、安倍晋三首相が学園の加計孝太郎理事長と面談し、学部開設について説明を受け「いいね」とコメントしていたというのです。首相はこれまで国会で加計氏から開設の相談や依頼があったことは一切ないと繰り返し、計画を初めて知ったのは昨年1月だとしてきました。新文書はそれを覆すものです。国会を欺いた首相の進退が問われます。

否定は全く通用しない

 安倍首相は当日質問に答えず翌日(22日)になって慌てて面談を否定しました。愛媛県新文書には22日付主張でも触れましたが、看過できない国政上の大問題です。

 愛媛県の中村時広知事が参院予算委員会の求めに応じて県庁内を調査し、国会に提出した文書は、柳瀬元秘書官との15年4月2日の官邸での面会に関連したものです。2月25日に加計理事長が安倍首相と面談、今治市に設置予定の獣医学部では国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明し、首相から「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と言われたと明記した文書がありました。

 理事長と首相の面談は文書の他の部分でも再三登場し、その中には「理事長と総理との面会を受け、同(柳瀬)秘書官から資料提出の指示あり」などの文言もあります。首相の面談がきっかけとなり、官邸や内閣府などが動いた可能性は極めて濃厚です。15年2月と言えば県と今治市が「国家戦略特区」に名乗りを上げ、安倍政権が「日本再興戦略」で獣医学部開設の条件を決める時期より半年近く前です。早くから学園の計画を意識して、「加計ありき」「安倍ありき」で検討したことは明らかです。

 安倍首相はこれまで国会で、加計氏は長年の友人だが「私の地位を利用して何かをなし遂げようとしたことは一度もなく、獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ない」と主張し、学園の計画を初めて知ったのは「国家戦略特区」の今治市での獣医学部開設が決まった昨年1月だと説明してきました。学園は「国家戦略特区」以前の「構造改革特区」でも繰り返し獣医学部開設を申請していましたが、首相はそれも知らなかったと答弁しました。

 愛媛県新文書の通りなら、首相は国会で虚偽答弁を続けてきたことになります。首相は面談を否定しましたが、根拠は示せません。同じ文書の中で学園関係者と15年2月に会ったと指摘された加藤勝信官房副長官(当時、現厚労相)は面会を認めています。一連の愛媛県文書の信ぴょう性は高く、首相の全面否定は通用しません。

立法府の役割の発揮を

 愛媛県の新文書には柳瀬氏が面会で「首相案件」「総理案件」と発言した復命書や出席者の概要メモ、首相と理事長の会食の際、下村博文文科相が消極的だったので官邸に働きかけてほしいと学園に要望されたという内容もあります。

 首相が長期間にわたって虚偽答弁で国会を欺き続けてきたとすればことは重大です。愛媛県新文書は国会の求めに応じて提出されたものであり、疑惑を徹底解明する国会の責任と役割が重要です。



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# by daisukepro | 2018-05-23 11:46 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

自らの「『口裏合わせ』のおそれ」に言及した安倍首相


自らの「『口裏合わせ』のおそれ」に言及した安倍首相

加計学園の獣医学部新設をめぐる問題について、5月10日の衆参両院予算委員会で柳瀬唯夫元首相秘書官の参考人質疑が行われ、5月14日の衆参両院の予算委員会の集中審議では、柳瀬氏の参考人質疑の結果に関連して、安倍首相に対する質疑も行われた。

それらの質疑で、柳瀬氏と安倍首相の答弁が一致しているのが、「柳瀬氏は、加計学園関係者と3回も首相官邸で面談したのに、首相に報告しなかった」という点だが、それは、首相と首相秘書官との一般的な関係からは「あり得ないこと」だというのが常識的な見方であり、最新のNHK世論調査で、柳瀬氏の説明に「納得できない」とする回答が、全体で8割近くに上り、与党支持者でも7割を超えている。

柳瀬氏は、参考人質疑で、「20154月に官邸で加計学園関係者と面会していた記憶はあったが、愛媛県、今治市側とは会った記憶はなかった、そのことを、昨年7月の衆参両院での閉会中審査の前に今井尚哉首相秘書官にも伝えていた」と答弁し、一方、安倍首相は、「柳瀬氏と加計学園関係者とが首相官邸で面談していたことは、柳瀬氏から聞いた今井秘書官から、ゴールデンウイーク中に『柳瀬元秘書官が国会に呼ばれれば学園関係者と面会したことを認める』との報道が流れた際に、報告を受けて知った」とした。


そして、今井氏が、昨年7月に柳瀬氏と加計学園関係者との面談の事実を知りながら、それを安倍首相に知らせなかった理由について質問され、

柳瀬元秘書官から、「加計学園関係の獣医学の専門家から話を聞いた記憶はあるが今治市の方と会った記憶はない」との話を聞いたとのことでした。ただ当時は今治市との面会の有無が争点となるなかで、このやり取りを含め私に報告がこなかったということですが、と同時に、いわば私が柳瀬元秘書官と、こういうことについて口裏を合わせているということはあってはならないことでございますので、その際柳瀬元秘書官は参考人として呼ばれていましたので、このやり取りについては、私に伝えない方がいいだろうということであった、とのことでございます。その後、今井秘書官も柳瀬秘書官とは、こうしたことについては連絡を取っていないということでございます。


などと述べた。

「加計学園問題の真相」に関わる重要事実の隠蔽

この安倍首相の答弁は、加計学園問題の真相解明に関して、極めて重要な内容を含んでいる。

安倍首相の答弁のとおりだとすると、今井氏は、安倍首相と柳瀬元秘書官とが「加計学園関係者と官邸で面談したこと」について口裏を合わせをしてはいけないと考え、安倍首相に伝えなかった、ということになる。今井氏は、安倍首相に知らせれば「口裏合わせ」をする恐れがある、つまり、それを伝えると、安倍首相が、参考人質疑の前に、柳瀬氏に連絡をとったりする可能性があると考えていたということになる。


この閉会中審査で、安倍首相は

友人が関わることですから、疑念の目が向けられるのはもっともなこと。今までの答弁でその観点が欠けていた。足らざる点があったことは率直に認めなければならない。常に、国民目線で丁寧な上にも丁寧に説明を続けたい。

と述べていた。その閉会中審査では、和泉洋人首相補佐官、前川喜平・前文部科学事務次官に加え、藤原豊・前内閣府審議官、八田達夫国家戦略特区民間議員・ワーキンググループ座長などが参考人招致されていたのであり、そこで求められていた「丁寧な説明」というのは、当然のことながら、単に、それまでの言い方を反省し、言い方を丁寧にして、「獣医学部新設について指示したことはない」という従前どおりの内容の「説明」を繰り返すことではなかった。加計学園の獣医学部新設が認められた経緯と、そこに、首相のみならず、首相官邸や、秘書官、補佐官等の首相の側近がどのように関わったかについて真相を明らかにした上、安倍首相が、その真相を「説明」することが、閉会中審査の目的だったはずだ。

安倍首相も、招致されている参考人に事前に連絡をとったりして、自分に有利な答弁をするように求めたりしてはならないことは当然わかっていたはずであり、今井氏としても、把握している事実は、できるだけ詳しく安倍首相に報告するのが当然だ。ところが、今井氏は、安倍首相が「口裏合わせ」をすることを懸念して、柳瀬氏と加計学園関係者との官邸での面談のことを伝えなかったというのである。

それが事実だとすると、最も近い立場で首相を支えている政務秘書官の今井氏が、安倍首相が、そのような軽率な行為を行うおそれがあると思っていたということであり、それは、安倍首相に対して、あまりに「失礼な対応」だと言わざるを得ない。

柳瀬秘書官が首相官邸で加計学園関係者と面談したということであれば、それが如何なる理由によるものであれ、加計学園の獣医学部新設に至る経緯の中で極めて重要な事実だ。それを、首相に知らせていなかったとすると、安倍首相は、「森友、加計問題隠し解散」などとも言われた解散後の総選挙中での加計学園問題についての「説明」も、上記のような重要な事実の認識を欠いたまま行っていたことになる。それは、加計学園問題に対する安倍首相の国会や国民への「説明」全体に重大な疑念を生じさせる問題だ。

もっとも、昨年7月の閉会中審査の前に、柳瀬氏から、加計学園関係者との官邸での面談の事実について知らされた時点で、今井氏が、柳瀬氏に、その直後の参考人質疑で、加計学園関係者と官邸で会ったことをありのままに答弁するよう指示或いは助言し、柳瀬氏がそのような答弁が行うまでは、万が一にも、安倍首相が柳瀬氏と「口裏合わせ」をすることがないように、それを安倍首相には伝えなかったというのであれば、安倍首相に対して「失礼な話」ではあるが、それなりの合理性があるといえなくもない。

しかし、実際には、柳瀬氏は、「加計学園関係者との官邸での面談の事実」について自分から明らかにしようとせず、愛媛県文書の公開まで、「記憶している限り会った事実はない」と面談の事実自体を否定し続けた。しかも、柳瀬氏は、今年5月に再度参考人招致され、加計学園関係者との面談は認めたものの、愛媛県、今治市職員との面談については「記憶がない」としている。極めて信ぴょう性が高い愛媛県文書の記載(【柳瀬氏、「参考人招致」ではなく「証人喚問」が不可欠な理由】)によれば、柳瀬氏が、愛媛県職員らに「自治体がやらされモードではなく、死ぬほど実現したいという意識を持つことが最低条件」などと、国家戦略特区による獣医学部新設に向けて懇切丁寧に指導をしていることは明らかで、柳瀬氏の答弁が真実を語っているとは到底考えられない。

これらの対応が、加計学園問題の真相解明を著しく妨げていることは明らかだ。昨年7月の時点での柳瀬氏の対応は、今井氏の指示か、少なくとも了承を受けて行っているものと考えられる。

文芸春秋6月号の今井氏に関する記事とインタビュー

文芸春秋6月号の、森功氏の【「総理の分身」豪腕秘書官の疑惑】という記事では、今井氏が森友・加計学園問題の「すべての黒幕」であった疑いが指摘されている。この記事に関連して、同誌から今井氏宛てに、4月下旬に質問状をファックス送付したところ、その日の夕刻に、今井氏から担当編集者に「これはしっかり説明にうかがいたい」と電話があり、急遽、インタビューする運びとなったとのことだ。

4月10日に、愛媛県が首相官邸での面談記録を公開したことで、柳瀬氏の参考人招致が不可避となり、柳瀬氏が官邸で愛媛県職員らとともに加計学園関係者と会っていた事実を否定することが困難になった。そうなると、昨年7月の閉会中審査で、2015年4月2日での官邸での面談について質問されたのに、加計学園関係者との面談の事実を秘匿していたことが明らかになる。

文芸春秋のインタビュー記事にも書かれているように、それまで5年4か月、メディアのインタビューには一切応じていなかった今井氏が、今回、自発的に、しかも急遽、インタビューに応じたのは、柳瀬氏の再度の参考人招致が行われ、そこで加計学園関係者との官邸での面談の事実を明らかにせざるを得ないとことを受けての対応だった可能性が高い。

「柳瀬氏は愛媛県などの職員との面会を否定しているが加計学園関係者との官邸での面会は国会で認める方向で調整に入った。」と一斉に報じられたのが5月2日、今井氏のインタビューは4月下旬であり、その直前である。

そのインタビュー記事では、愛媛県が公開した文書で、官邸での柳瀬氏との面談の事実と発言内容が記載されていることについての質問に対して、今井氏は次のように答えている。

今井)僕は柳瀬が嘘をついているとは思いません。実際には会っていたとしても、本当に覚えていない可能性はあると思います。例えば、面会の場に大勢の人がいたら、忘れることだってあります。面会記録も、一年経てば捨ててしまうものです。

-首相秘書官が面会した内容を総理に報告しないのですか。

今井)秘書官は自分の業務としてやっているだけですから、いちいち報告しません。総理に直接関係する案件だけは必要に応じて上げる、そういうものです。

この文芸春秋の発売日が5月10日、まさに柳瀬氏の参考人質疑が行われた日だった。そこで柳瀬氏は、2015年4月2日に首相官邸で加計学園関係者と面談したことを認めたが、面会者が「10人近くの大勢だったため、愛媛県や今治市の方が同席していたか分からない」と述べた。今井氏が「例えば、面会の場に大勢の人がいたら、忘れることだってあります。」と述べているのは、柳瀬氏の再度の参考人質疑が行われること及びそこでどのような答弁をするかを想定した上での発言だと思われる。

再度の参考人質疑で、柳瀬氏が今井秘書官の関与に言及

5月10日行われた参考人質疑で、柳瀬氏は、国民民主党の川合孝典参議院議員の質問に対して、

去年の集中審議の前に今井秘書官から一度事実を訊かれまして、私は今治市の職員の方とお会いした記憶はないのです、と。ただ、加計学園の事務局の方、それからその専門家の方からお話を伺った記憶はあります、と。こういうふうに、集中審議の前に、もう去年の7月の集中審議の前には今井総理書記官にも訊かれてお答えしています。私はずっと一貫して同じ記憶でございますし、7月の集中審議では今治市の職員と会いましたかということを何度も訊かれましたので、記憶にございません、という答弁をさせて頂きました。

と述べた上、「全体像が見えなくなって、国民の方にわかりづらくなり、国会審議にも大変御迷惑をおかけして。大変申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。

柳瀬氏が、ここで、「今井秘書官」という名前を出したのは、昨年7月の閉会中審査で、2015年4月2日の官邸での面談について、その日に「加計学園関係者と会った」とは言わず、「今治市職員と会った記憶はない」とだけ答弁をすることは、柳瀬氏が独断で決めたのではなく、今井秘書官に報告した上、了解を得た上での対応だったという趣旨であろう。

加計学園の獣医学部新設に、首相や首相官邸がどのように関わったのかが問題になっているのであり、「2015年4月2日に官邸で加計学園関係者と会った」という重要な事実を秘匿するのは、国会に対しても、国民に対しても、著しく背信的で、「官僚の常識」からも到底行い得ない行為だ。柳瀬氏も、国会で何回も頭を下げることになった。柳瀬氏が閉会中審査で「不誠実な答弁」を行ったことについては、今井氏が了解しており、今井氏も「同罪」であるからこそ、柳瀬氏は、敢えて「今井氏への事前説明」に言及したと考えるのが自然であろう。

今井氏が、昨年7月の閉会中審査での、官邸での加計学園関係者との面談を秘匿するという柳瀬氏の「不誠実な答弁」を指示或いは容認し、一方で、その重要な事実を安倍首相に知らせなかったのは、なぜだろうか。

少なくとも、加計学園問題についての重要な事実が、できるだけ表に出ないようにしていること、そして、その「隠ぺい」について安倍首相は全く関わっていなかった話にしようとしていることは間違いない。その結果、「首相が秘書官に『口裏合わせ』を懸念され、重要事実を長期間知らされなかった」などという"異常"な話になってしまっているのである。

安倍首相は、ゴールデンウイーク中に今井氏から柳瀬氏が官邸で加計学園関係者と会っていたことを知らされ、その際、「口裏合わせがあってはならないと考えて、これまでそのことは知らせなかった」と言われて、今井氏にどう言ったのであろうか。「そう思うのは無理もない。知らされていたら口裏合わせをしたかもしれない。やっぱり今井ちゃんは頭がいい。」と納得したのだろうか。真っ当な感覚を持っていれば、それはあり得ない。今井氏に対して、「そんな重要なことをどうして私に知らせなかったのか。私が口裏合わせなどするわけがないじゃないか!」と激怒するのが当然だろう。そうでなかったとすれば、「加計学園問題について重要な事実を可能な限り隠蔽し、その隠蔽に安倍首相が関わっていないことにする」という方針について、今井氏と安倍首相とが「完全に一致していた」ということになる。

今井政務秘書官の更迭を検討すべき

森友・加計学園問題の「すべての黒幕」であったかどうかはともかく、少なくとも、それらの問題についての政府側の対応を中心となって取り仕切っていたのが今井氏であり、それが、少なくとも加計学園問題について、真相解明を著しく妨げていたことは、今回の柳瀬氏と安倍首相の答弁からすると、ほぼ間違いないと言える。安倍首相が、本当に「十分な説明をすること」「膿を出し切ること」をしようとしているのであれば、今井氏が加計学園問題について何をやってきたのかを、すべて明らかにした上、今井政務秘書官の更迭を検討すべきであろう。


2018519郷原信郎が斬るより転載)


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# by daisukepro | 2018-05-23 09:50 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

労働者は使い捨て。昇進も昇給も望めない。3年たてば雇い止め。職場を転じても派遣 全労働者の4割を占める非正規

きょうの潮流

 労働者は使い捨て。昇進も昇給も望めない。3年たてば雇い止め。職場を転じても派遣であることに変わりはない。人生をそのくり返しで終えるしかない▼いまや全労働者の4割を占める非正規。圧倒的な貧富の格差、過酷な労働を強いられる日々の絶望感と将来への不安をかかえるなか、待遇改善を訴えた「テロ」が起きる―。地方各紙に連載された楡周平さんの小説『バルス』です▼「現代の奴隷制度」を描いたという小説は非正規労働の実態をリアルにあぶり出しました。ブラック企業の過労自殺をテーマにしたのは村山由佳さんの近著『風は西から』。実際の痛ましい事件を取り入れながら、「初の社会派小説」に挑みました▼同じ社会で今を生きる作家が働き方を題材にする。村山さんが本紙日曜版で語っています。後を絶たない過労死や過労自殺のニュースに接し、「これは私が書くべきテーマだと思うようになった」と▼国会では今週中にも安倍内閣が「働き方」改悪法案の衆院通過をねらっています。長時間労働に歯止めのない、過労死を野放しにするような制度。働く人の切なる願いに逆行する法案を、基データのねつ造や過労自殺隠しといった提出の資格さえないままで強行しようとは▼働くために生きるのではなく、豊かな人生を送るために働く。働き方は生き方にかかわります。団結して立ち上がる労働者。ブラック企業の横暴とたたかう人びと。希望の光をともした小説の世界は現実を変えていく力をも指し示しています。



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# by daisukepro | 2018-05-23 09:36 | 潮流(赤旗)

与謝野晶子の未発表歌見つかる 直筆最古、兄に会いたい

 歌人与謝野晶子(1878~1942年)が東京で暮らす兄秀太郎に会いたいと願う気持ちを詠んだ未発表の短歌が見つかり、22日、堺市が発表した。直筆では最も古いという。

 秀太郎は晶子が恋愛模様を短歌として実名で発表することに激高。鉄幹との結婚(1901年)も反対し後に絶縁となったとされており、晶子研究家で太田登天理大名誉教授は「結婚前の仲の良かったきょうだい関係を示す貴重な資料だ」と話している。

 未発表作は東京に住んだ兄夫婦の遺族の自宅から見つかった。短歌は晶子が19歳の時、兄の妻玉枝に、兄の帰省日時を教えてくれるよう依頼した手紙の中に記されていた。

(共同)

 与謝野晶子の未発表の短歌

 与謝野晶子の未発表の短歌
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# by daisukepro | 2018-05-23 00:26 | 文化

財務省、森友交渉記録23日公表 存在確認、国会答弁と齟齬


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 財務省は22日、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る学園側との交渉記録が存在していたことを内部調査で確認し、23日に公表する方針を固めた。交渉記録は残っていないと説明してきた佐川宣寿前国税庁長官による国会答弁との齟齬を野党などから追及されるのは必至だ。

 改ざん前の決裁文書、防衛省がまとめた陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報隠蔽問題に関する調査結果と合わせ、23日午前の衆院予算委員会理事懇談会に提出される。

 見つかった交渉記録は、学園関係者との面談ややりとりを記した応接録など。国有地を大幅値引きして売却した経緯などがこれまで以上に詳しく分かる可能性がある。

(共同)

 閣議後、取材に応じる麻生財務相=22日午前、首相官邸

 閣議後、取材に応じる麻生財務相=22日午前、首相官邸
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# by daisukepro | 2018-05-22 13:18 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

私の地位を利用して何かをなし遂げようとしたことは一度もなく、獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ない」

 

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これまで安倍首相は、加計氏について「私の地位を利用して何かをなし遂げようとしたことは一度もなく、獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ない」と答弁している。また、学園の学部新設計画を知ったのは、国家戦略特区諮問会議で学園が学部設置の事業者に決まった17年1月20日、とも説明していた。15年2月の段階で加計氏が話をしたとする文書の内容と、安倍首相の説明は矛盾しており、あらためて説明を求められそうだ。

 首相の発言が記録されている愛媛県の文書は「報告 獣医師養成系大学の設置に係る加計学園関係者との打合せ会等について」との題名で、「27.3.」と書かれている。15年3月に作成されたとみられる。

 文書では、学園側の報告として「2/25に理事長が首相と面談(15分程度)」し、加計氏が首相に「今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明」と記載。「首相からは『そういう新しい獣医大学の考えはいいね』とのコメントあり」と記されていた。

 別の文書には、今治市からの報告として、加計氏が安倍首相と会う前の15年2月に、学園側が加藤勝信・元内閣官房副長官(現・厚生労働相)と面会した、との記述もあった。獣医師養成系大学の設置は「厳しい状況にある」とし、学園の動向として、国家戦略特区で獣医学部新設を目指す新潟市への危機感から「理事長が安倍総理と面談する動きもある」と書かれていた。

 当時の柳瀬唯夫首相秘書官(現・経済産業審議官)に関して記述された文書もあった。今治市からの報告として、同年3月24日に柳瀬氏と学園側が面会した際、柳瀬氏が「獣医師会の反対が強い」と述べ、「この反対を乗り越えるため」として、「内閣府の藤原地方創生推進室次長に相談されたい」と述べた、と記載されていた。

 文書は参院予算委の要請に応じて県が再調査した結果、見つかったといい、今治市加計学園の職員らと首相官邸などを訪れた15年4月2日の面会内容や、この面会に至るまでの経緯が主に記されている。愛媛県は公表していないが、朝日新聞は国会関係者から入手した。

     ◇

 加計学園は「理事長が2015年2月に総理とお会いしたことはございません。既に多くの新入生が大学で勉学をスタートしており、新学期の学務運営、また在学生の対応でとても取材等受けられる状態ではありません」などとするコメントを出した。


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# by daisukepro | 2018-05-22 11:21 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

すべては安倍首相からはじまった。

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2015年2月25日、どこまでも改竄するのか安倍総理。真実は一つしかない。
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# by daisukepro | 2018-05-22 11:11 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

安倍晋三首相は22日、「加計学園」の獣医学部新設を巡り、加計孝太郎理事長 愛媛県新文書について「ご指摘の日に理事長と会ったことはない」と否定

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安倍晋三首相は22日、「加計学園」の獣医学部新設を巡り、加計孝太郎理事長と2015年2月25日に面会したとする愛媛県新文書について「ご指摘の日に理事長と会ったことはない」と否定した。野党6党派の国対委員長らは国会内で会談した。その後幹事長、書記局長らが協議。首相の国会答弁と矛盾があるとして、首相が出席する衆参両院の予算委員会での集中審議実施を与党に要求し、政権を厳しく追及する構え。与野党攻防が激化するのは必至だ。
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 首相は官邸で記者団の質問に応じ「念のため官邸の記録を調べたが、確認できなかった」と述べた。


(共同)


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# by daisukepro | 2018-05-22 10:49 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

主張 「加計」面会文書 知事発言の重みを受け止めよ


主張

「加計」面会文書

知事発言の重みを受け止めよ

 安倍晋三首相の長年の友人が理事長の「加計学園」の獣医学部開設のため、首相や官邸が関与したと疑われる問題への怒りと不信が高まっています。とりわけ柳瀬唯夫首相秘書官(当時)が「国家戦略特区」で獣医学部を開設すると愛媛県今治市が名乗りを上げる前に、「加計」の関係者と官邸で3回も面会したことを認めながら首相の指示や報告を否定し、首相もそれを肯定したことに、愛媛県の中村時広知事が全面反論。県作成の新たな内部文書も明らかにしました。関係者の証人喚問、知事の国会招致はいよいよ必要です。

約8割が納得していない

 安倍首相や柳瀬氏の国会での説明で「疑惑は晴れていない」が83%(「朝日」21日付)、首相の説明に「納得できない」が77%(「読売」同日付)―最新の世論調査結果です。柳瀬氏の発言の後発表された調査でも、7~8割が「納得できない」「疑惑が深まった」と答えています。国民のほとんどが納得していないことを示しており、国有地を格安で払い下げ、公文書を改ざんした「森友」問題や自衛隊の「日報」隠ぺい問題などとともに、徹底的に解明しなければ国民の疑念は解消しません。

 先々週の衆参予算委員会で柳瀬氏が、3回も「加計」関係者と会ったことを認めながら首相の指示や首相への報告を否定、先週の国会では首相自身が「問題がない」と開き直りましたが、首相の分身ともいえる首相秘書官の行動として全く説得力を持ちません。柳瀬氏は加計孝太郎理事長が首相の友人であることを知って、「加計」関係者と面会したと認めました。一事業者との異例な面会が「加計」を特別扱いしたのは明らかです。

 柳瀬氏や首相の説明を根本から突き崩したのが中村知事の発言です。柳瀬氏は学園関係者と面会した時、県や市の関係者がいた「記憶がない」と言いましたが、知事は柳瀬氏から渡された名刺や座席順、職員の発言メモなどを明らかにして反論しました。このことだけでも柳瀬氏の説明が信用できないのは明白です。

 県が以前明らかにした面会記録に、柳瀬氏の「本件は、首相案件」との発言があったことを柳瀬氏は「首相とは言わない」と打ち消そうとしました。しかし知事は「総理と首相は同義語」と反論し、首相の関与を浮き彫りにしました。柳瀬氏が学園関係者と面会したのを機に、内閣府や文部科学省にも官邸が働きかけ、内閣府は学園関係者と7回も面会しています。

 中村知事は21日、加計氏が2015年2月に安倍首相と面談し、獣医学部の構想について説明したと学園側から報告されたなどとする県作成の内部文書を国会に提出しました。首相は真相を語るべきです。加計氏らの証人喚問、中村知事の国会招致が不可欠です。

徹底究明と悪法阻止を

 「加計」問題だけでなく、安倍政権で後を絶たない改ざん、隠ぺい、ねつ造、セクハラなど国政の根幹を揺るがす問題に対し、安倍首相は「うみを出し切る」という発言を繰り返してきました。しかし実際には証人喚問や国会招致に背を向け、「森友」では改ざん前文書の資料提出を再三遅らせるなど、国会の解明に背を向けています。

 重大な疑惑は解明せず、「働き方」法案など悪法は強行するのでは、まさに国民無視の極みです。





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# by daisukepro | 2018-05-22 10:41 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

加計疑惑 「首相の進退に関わる」 小池書記局長、愛媛県文書の重大性指摘


加計疑惑 「首相の進退に関わる」

小池書記局長、愛媛県文書の重大性指摘

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(写真)記者会見する小池晃書記局長=21日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は21日、愛媛県が同日、参院予算委員会理事会に提出した文書について「これは首相の進退に関わる重大な文書だ」として、安倍首相は集中的な審議に応じて解明への責任を果たすべきだと語りました。国会内で記者団から問われ答えました。

 小池氏は、安倍首相が2017年7月の閉会中審査で、同年1月20日に加計学園の獣医学部新設が決定するまで加計氏が獣医学部新設の意向を持っていたこと自体「知らなかった」と答弁し、その後約1年にわたって同様の虚偽答弁を続けていたことは「極めて重大だ」と強調。そもそも安倍首相は15年4月2日の首相官邸での柳瀬唯夫首相秘書官(当時)らと加計学園関係者らとの面談以前に加計氏とは会っていないと国会で答弁してきたとして、「これも虚偽ということになってくる」と指摘しました。

 小池氏は「この文書を見ると(獣医学部新設の)出発点はまさに2015年2月25日の加計氏と安倍首相との会談だ。首相が『いいね』と答えたことで、すべての話が始まった。だから『加計ありき』どころか『安倍ありき』だということがはっきりわかる」「いよいよ、加計孝太郎氏、柳瀬唯夫氏の証人喚問と中村時広愛媛県知事の参考人招致が必要だ」と述べました。

 その上で、文書には当時官房副長官だった加藤勝信現厚生労働相も登場していると指摘。「徹底解明がすべての前提だ」として、安倍首相のもとでの新たな法案の審議入りや、加藤厚労相のもとでの「働き方改革」一括法案の強行採決など許されないと強調しました。



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# by daisukepro | 2018-05-22 10:37 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

首相「獣医大いいね」 15年2月 加計氏と面談 参院に提出 愛媛県文書に明記 首相に虚偽答弁の疑い

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首相「獣医大いいね」

15年2月 加計氏と面談

参院に提出 愛媛県文書に明記

首相に虚偽答弁の疑い

 愛媛県は21日、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設をめぐる官邸や学園などとの面会記録を参院予算委員会に提出しました。記録には、2015年2月25日に安倍晋三首相が加計孝太郎理事長と面談し、「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と語ったと記載。学園の獣医学部新設を知ったのは昨年1月20日という安倍首相の国会答弁が虚偽だった疑いが強まり、首相の資格が問われる事態になりました。


 提出されたのは、15年2~4月にかけて県地域政策課が柳瀬唯夫首相秘書官(当時)や学園幹部、今治市の担当者らと面会した際の記録です。

 学園が県に報告した記録によると、加計氏と安倍首相が15年2月25日に15分ほど面談。その際、加計氏は安倍首相に「今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明」。安倍首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とのコメントがあったとしています。

 安倍首相は、昨年7月24日の衆院予算委員会で加計氏から「獣医学部をつくりたい、さらには今治市に、といった話は一切ございません」と答弁していました。今年4月11日の衆院予算委でも「加計さんから獣医学部新設について相談や依頼があったことは一切ない」と断言。県の記録とまったく異なる答弁をしてきました。

 15年2月25日の加計氏との面談については首相動静に掲載されていません。また衆院予算委(4月11日)で、加計氏と15年4月2日の少し前に会食したことはあるかと聞かれて、安倍首相は「会食の記録を調べてみましたが(中略)ございません」と答えていました。

 愛媛県は柳瀬首相秘書官(当時)との新たな面会記録も提出。15年3月24日に学園幹部、今治市の担当者らが官邸で面会した際、柳瀬氏は「獣医師会の反対が強い」とのべ、反対を乗り越えるために内閣府の藤原豊地方創生推進室次長(当時)に相談するよう求めたとされています。

 さらに15年4月2日に柳瀬氏と官邸で面談した際の面談結果の「概要メモ」も新たに提出。ここでは柳瀬氏が「獣医学部新設の話は総理案件になっている。なんとか実現を、と考えているので、今回内閣府にも話を聞きに行ってもらった」と語ったと記されていました。

 県の記録は柳瀬元秘書官の参考人質疑(10日)をうけ、参院予算委員長が国政調査権に基づき県に要請していたもの。信憑(しんぴょう)性がきわめて高い公的記録です。

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(写真)愛媛県が公表した加計学園めぐる新たな文書



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# by daisukepro | 2018-05-22 10:34 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

首相「獣医大学いいね」 加計理事長と15年2月面会 愛媛県が新文書

 県は二十一日、これらの記録を含め獣医学部開設に関する新たな文書を参院予算委員会に提出。本紙も文書を入手した。柳瀬唯夫首相秘書官(当時)は、首相と加計氏の面会を受け、一五年四月二日に学園関係者らと面会するなど、学部開設に向けた動きを活発化させていた。首相は同日以前に学部開設計画を知っていただけでなく、首相の意向が開設のプロセスに影響を与えていた可能性が出てきた。

 県が新たに提出した文書によると、学園は一五年三月の県との打ち合わせで、同年二月二十五日に加計氏が首相と十五分程度面会したことを報告。加計氏は愛媛県今治市に設置予定の獣医学部で国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明し、首相から「新しい獣医大学の考えはいいね」と評価するコメントがあったと伝えていた。

 一五年三月の今治市との打ち合わせの文書には、学園からの報告として「安倍総理と加計学園理事長が先日会食した際に、獣医師養成系大学の設置について地元の動きが鈍いとの話が出た」という記述もあった。

 一連の文書からは、柳瀬氏が一五年二月の首相と加計氏との面会後、獣医学部開設に動いていたことがうかがえる。

 文書によると、「学園理事長と総理との面会を受け、(柳瀬)秘書官から資料提出の指示あり」として、学園側は一五年三月二十四日に柳瀬氏と官邸で面会。柳瀬氏が学園に対し、獣医師会の反対を乗り越えるため地方創生特区(国家戦略特区)の活用を指示し、担当する藤原豊・内閣府地方創生推進室次長(当時)に相談するよう持ち掛けたという。

 今月十日の衆参両院の予算委員会で野党議員の追及に、柳瀬氏は「首相に報告したことも、指示を受けたことも一切ない」と答弁。安倍首相も十四日の国会審議で、柳瀬氏から「報告を受けていない」とし、「誰一人として私から何らの指示も受けていないことが明らかになっている」と自身の関与も否定している。

 県が提出したのは一五年二~四月に作成した文書二十七枚と回答書など二枚。参院予算委が県と今治市に面会記録の提出を求めていた。今治市は情報公開条例を理由に提出していない。

 安倍首相は二十一日夕、官邸で記者団から質問を受けたが、無言だった。

 加計学園は二十一日、「理事長が二〇一五年二月に総理と会ったことはない」とコメントした。

(東京新聞)



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# by daisukepro | 2018-05-22 08:14 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

加計問題、愛媛県が新文書 首相、15年に構想認識か


 学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、愛媛県の中村時広知事は21日、2015年4月2日の柳瀬唯夫元首相秘書官と県職員らの首相官邸での面会に関連する新たな文書を、国会に提出したと明らかにした。共同通信が入手した文書によると、同年2月25日に学園理事長が安倍晋三首相と面談し、国際水準の獣医学教育を目指すことを説明。首相は新設構想を「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と応じたと記されていた。

 首相はこれまで、加計学園の獣医学部新設計画を知ったのは昨年1月20日と国会で答弁しており、文書内容が事実なら、答弁の信ぴょう性が大きく揺らぐことになる。

(共同)

 記者団の取材に応じ、国会に加計学園問題を巡る新たな文書を提出したことを明らかにした愛媛県の中村時広知事=21日午後、愛媛県伊予市

 記者団の取材に応じ、国会に加計学園問題を巡る新たな文書を提出したことを明らかにした愛媛県の中村時広知事=21日午後、愛媛県伊予市
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# by daisukepro | 2018-05-21 21:01 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

主張 陸幕の部内資料 “戦闘の危険”隠した責任重大

主張

陸幕の部内資料

“戦闘の危険”隠した責任重大

 安倍晋三政権が2015年9月に安保法制=戦争法の成立を強行したのを受け、陸上幕僚監部が陸上自衛隊の今後の方針や重要課題の認識を統一するために作成した部内資料に、海外で戦闘を伴う任務遂行の可能性が増大すると記述されていたことが分かり、従来の政府の説明との矛盾が問われています。政府はこれまで「自衛隊が戦闘に参加することはない」と繰り返してきました。これが国会や国民を欺くものだったことは明白です。南スーダンPKO(国連平和維持活動)など一連の日報隠蔽(いんぺい)も安保法制の危険な本質を隠すためだった疑いが濃厚です。

政府の説明は虚偽だった

 陸幕の部内資料は、教育訓練部が作成した「陸幕施策等説明」(15年9月28日付)と題するものです。日本共産党の穀田恵二議員が明らかにしました(11日、衆院外務委員会)。

 同資料は、集団的自衛権の行使を認めた閣議決定(14年7月)について「米軍、他国軍との共同作戦、武力行使を伴う任務遂行の可能性増大」としています。さらに、同閣議決定を受けて制定された安保法制に関し「国際任務における権限拡大等による国連、他国と連携した戦闘を伴う任務遂行、現場指揮官による説明責任遂行の可能性増大」と明記しています。

 安保法制は、PKOや国連が統括しない海外での活動で、形式上は停戦合意がなされているものの、実際には戦闘が続いている地域に自衛隊を派兵し、治安活動や「駆け付け警護」などの任務を行うことを初めて可能にしました(改定PKO法)。それまで自衛隊員自身を守るために限られていた武器使用も、任務遂行のために認められるようになりました。

 政府は改定PKO法について、停戦合意をはじめ「参加5原則」が満たされていることが前提であり、「(自衛隊が)戦闘に参加することはできない仕組みになっている」(安倍首相)などとごまかしてきました。南スーダンPKOに派遣される自衛隊員の家族に対する防衛省の説明資料(16年8月)も、攻撃された他国軍兵士らを救助する「駆け付け警護」で「(自衛隊が)紛争当事者となることはない」し、「武力紛争に巻き込まれることもない」と強調していました。

 ところが、実態はどうだったか。昨年、陸自による組織的な隠蔽が発覚した南スーダン派兵部隊の日報などには、16年7月の首都ジュバでの政府軍と反政府軍による大規模な武力紛争について、陸自宿営地周辺でも「戦車や迫撃砲を使用した激しい戦闘」があり、「戦闘への巻き込まれに注意が必要」と明記されていました。

 16年11月に陸自派兵部隊に任務が付与された「駆け付け警護」を実際に行っていれば、陸幕の資料が指摘したように、「戦闘を伴う」危険がさらに高まっていたことは明らかです。虚偽の説明をしてきた政府の責任は重大です。

日報隠蔽の徹底究明必要

 南スーダンだけでなく、今、隠蔽が大問題になっているイラク派兵部隊の日報などがもっと早く公表され、戦闘が行われている現地の危険な実態が明らかにされていれば、安保法制の審議や同法制による新任務付与に重大な影響を与えたことは間違いありません。それを恐れて日報が隠蔽されたのではないか。徹底究明が必要です。



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# by daisukepro | 2018-05-21 14:49 | 憲法

カンヌ最高賞受賞 是枝監督作品 日本の諸矛盾あぶり出す

カンヌ最高賞受賞 是枝監督作品

日本の諸矛盾あぶり出す

 カンヌ国際映画祭は、ベネチア、ベルリンと並ぶ世界3大映画祭の一つ。これまでパルムドールに輝いた日本人監督は、「地獄門」(1954年)の衣笠貞之助、「影武者」(80年)の黒沢明、「楢山節考」(83年)と「うなぎ」(97年)の今村昌平の3人です。

 今回の受賞作「万引き家族」は、ビルの谷間に住み、万引きで生活費を得る“一家”を描きます。両親をリリー・フランキー、安藤サクラが演じ、樹木希林、松岡茉優(まゆ)の各氏らが出演。血縁のない人たちが絆をむすぶ姿を描き、貧困や日本の抱える諸矛盾をあぶり出しています。

 是枝裕和監督は、大学卒業後、テレビマンユニオンに参加し、水俣病担当官僚の自殺の真相に迫るドキュメンタリー「しかし…」(1991年)を初演出。「忘却 憲法第九条―戦争放棄」(2005年)で政権の自衛隊イラク派兵への怒りを感じさせました。

 1995年、「幻の光」で劇映画初監督。「誰も知らない」(04年)では、社会が置き去りにした子どもたちに光を当て、時代劇「花よりもなほ」(06年)には復讐の連鎖を断つ願いを込めました。「そして父になる」(13年)、「海街diary」(15年)、「海よりもまだ深く」(16年)など家族の人間模様を掘り下げる秀作を発表。昨年の「三度目の殺人」は、日本アカデミー賞最優秀作品賞など6部門で受賞。裁くという行為がはらむ怖さを描く底に今の時代への批判がありました。

 メディアの動向への真摯(しんし)な発言を続け、本紙にもたびたび登場。「時代の問題点をきちんと問題意識にすえたい」と語っています。(児玉由紀恵


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# by daisukepro | 2018-05-21 14:48 | 映画

米B-52爆撃機、17日に日本と訓練…なぜ韓国は不参加?

米B-52爆撃機、17日に日本と訓練…なぜ韓国は不参加?

2018年05月21日09時03分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]



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2016年1月10日、米空軍のB-52H戦略爆撃機が韓国空軍のF-15K戦闘機2機(B-52の右)と米空軍のF-16戦闘機2機(B-52の左)の護衛を受けて韓半島上空を飛行している。(写真=空軍)。
米空軍の戦略(核)爆撃機B-52H(2機)が17日、韓半島(朝鮮半島)南端付近の上空を飛行した。この爆撃機はグアムを離陸した後、沖縄付近で日本の防空識別区域(JADIZ)に入り、航空自衛隊のF-2戦闘機と訓練飛行をした。韓国の防空識別圏(KADIZ)には進入しなかった。

当初この訓練は韓国を含む韓日米が参加する連合訓練として計画されたと、米国のウォールストリートジャーナル(WSJ)が18日(現地時間)報じた。WSJによると、ブルーライトニング(blue Lightning)という名称の訓練は韓国側の不参加で日米間だけで進行された。ブルーライトニングは24日まで韓国で開催される韓米連合空軍訓練マックスサンダー(Max Thunder)とは別だ。マックスサンダーは、北朝鮮が16日に南北高官級会談無期限延期を宣言しながら理由に挙げた訓練だ。

WSJによると、6月12日の米朝首脳会談を控えてブルーライトニング訓練をすれば緊張が高まると韓国政府が懸念を表すと、米国政府はB-52が韓国の空域(KADIZ)に最小限だけ入る方向で訓練計画を修正した。キム・ヒョンチョル元空軍士官学校長(予備役空軍中将)は「言葉は3カ国訓練だが、米爆撃機がKADIZに入ってくれば韓国の戦闘機が護衛し、JADIZに移ると日本の戦闘機が護衛を引き継ぐ形」と説明した。

先週初めには韓国の参加が取り消しになった。WSJは16日午前8時、宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官とヴィンセント・ブルックス韓米連合司令官の緊急会談の後に決まったと報じた。これと関し当日に宋長官に会った文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保補佐官(延世大名誉特任教授)は「宋長官がマックスサンダーに関連してブルックス司令官に会い、明日(17日)B-52を韓半島に展開できないよう措置を取った」と明らかにした。これに対し国防部は「宋長官は『B-52はマックスサンダーに参加しない』と説明した」と反論した。

政府消息筋は「B-52のような戦略資産を米朝首脳会談まで韓国に展開しないという方針は韓国と米国があらかじめ決めたこと」とし「韓国のブルーライトニング不参加は16日に決定したわけではない」と主張した。

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# by daisukepro | 2018-05-21 12:11 | 中央日報

「加計厚遇」はっきり


「柳瀬(唯夫元首相秘書官)さんは気の毒。安倍さんというむちゃくちゃな政治家をかばうために人間としても公務員としてもあるまじき姿を晒している」ーー。

前文科省事務次官の前川喜平さんが、ハフポストの単独インタビューに応じた。自身の告発からさらに進展があった加計学園問題をどう見ているのか。問題の焦点は「国会で繰り返される嘘」にある。


「加計厚遇」はっきり

前川さんは加計学園の獣医学部新設をめぐり、官邸からの働きかけがあったと告発したことで「渦中の人」となり、問題が動くたびにその言動が注目されてきた。


朝日新聞がスクープした愛媛県文書には、柳瀬元秘書官が加計学園、愛媛県関係者に2015年4月2日「本件は、首相案件」と発言したとされる記述がある。

前川さんはこの日付を重視する。安倍首相は「腹心の友」と呼ぶ加計孝太郎氏が理事長を務める加計学園の獣医学部新設について、「2017年1月20日に初めて知った」と答弁しているからだ。

《柳瀬さんが国会で答弁すればするほど、加計学園が特別待遇であることがはっきりしたと思います。2015年に加計学園とだけ総理秘書官が3回も会っている。これはどう考えても厚遇です。

その理由も「外の話が聞けなくなった。だんだん自分は世の中からずれているんじゃないかと強く思い、できるだけ外の方からアポイントがあれば時間が許す限りお会いするようにしていた」というもの。

首相秘書官が誰とでも会うなんて、こんなことありえない。柳瀬さんはまったく成り立たない説明をしています。加計学園と会うのが特別ではないというために、こんな説明をしないといけないのはおかしいですよ。

これは総理のお友達だから会っているに決まっているわけです。それはなんのためかと言ったら、獣医学部を作るためですよね。それはわかりきっていること。

それ以上に問題なのは、柳瀬答弁、総理答弁を聞いていても愛媛県文書に対する反証ができていないということです

反証ができず、愛媛県文書が事実だとすると、これまでの安倍さんの答弁、柳瀬さんの答弁と矛盾することがたくさんでてくる。》


時事

愛媛県文書の重要性

愛媛県文書には、こうある。いずれも柳瀬氏の発言とされるものだ。

・本件は、首相案件となっており、内閣府藤原次長の公式のヒアリングを受けるという形で進めていただきたい。

・いずれにしても、自治体がやらされモードではなく、死ぬほど実現したいという意識を持つことが最低条件。

《その発言を覆す証拠は何もでてきていない。柳瀬さんは首相案件と言ったことも明確な否定をせずに、ほぼ認めています。

「・加計学園から、先日安倍総理と同学園理事長が会食した際に、下村文科大臣が加計学園は課題への回答もなくけしからんといっているとの発言があったとのことであり、その対応策について意見を求めたところ、今後、策定する国家戦略特区の提案書と併せて課題への取組状況を整理して、文科省に説明するのがよいとの助言があった」

愛媛県文書のなかにあるこの記述についても、柳瀬さんは記憶にないと言っているだけです。限りなく事実と言える文書についても、明確な反証がでてこないのだから、この文書の信憑性はさらに高まった言えます。》

安倍さん、この答弁は嘘ではないですか?

つまり、と前川さんは問題を整理する。安倍首相にとって疑義が深まった答弁は少なくとも2つある。

①「加計孝太郎理事長との間で獣医学部新設の話をしたことがない」

②「加計理事長が獣医学部を新設し、国家戦略特区に申請する初めて知ったのは2017年1月20日」

愛媛県文書が事実だとするならば安倍首相が繰り返してきた、この2つの答弁は嘘ではないか?

《ポイントは2017年以前に秘書官が加計学園、愛媛県と会い獣医学部新設の話をして、さらに加計理事長と安倍総理が下村さんが出した「課題」について話をしたとなっていることです。

この課題は文書の文脈上、獣医学部の新設以外にないでしょう。これでも安倍さんは知らないと言い張るのでしょうか。》

首相秘書官は首相と常に行動をともにし、官邸内で外部の人と会うということは首相の「名代=代理人」として会うということを意味する。代理が出てきて「首相案件」といえば、それは誰の意向なのか。

《総理の意向だと考えるのが自然ではないでしょうか。「一校に限る」と決まっていた獣医学部新設は、すべて総理のお友達である加計ありきで進んでいたとしか考えられない。

私は公平やルールに則り、公正に新設する大学が決まっていけばなんの問題もないと言ってきました。今回は本当に公平なルールに基づいていたかが問われています。

これまで出揃っている事実を踏まえる限り、加計学園ありきで話が進んでいたとしか思えない。》


「前川」の名前を使ってほしくない

安倍首相は国会内で、前川さんの名前を出して答弁し、公平公正に加計学園に決まったと主張している。しかし、その中には事実に反した言葉があるという。

「あの前川前次官ですらですね、前川次官ですら、京産大はすでに出していたんですが、そのことをですね、そのことはまだ準備が十分ではないという認識の上にですね、熟度が十分でないという認識の上に、加計学園しかなかったということをおっしゃっていた」(5月14日、安倍首相の国会答弁)

《私はこんなことは言ってない。こんなひどい答弁はないですよね。

加計学園しかなかったというのは、官邸が加計ありきで選定を進めている、「だから」加計学園しかなかったという意味です。

「熟度が十分でない」などとも言ってない。だいたい、2016年10月17日に国家戦略特区ワーキンググループがやった京都府・京都産業大学からのヒアリングについて、当時の私は全く知りませんでした。

これもひどい話で、資料そのものもヒアリングがあったことも文科省は知らなかった。よって京産大と加計学園を比較することはできなかったんです。

安倍さんは「前川さんも含めて、直接、私から指示を受けたという人はいない」と盛んに言っている。しかし、私は和泉洋人総理補佐官に呼ばれて「総理は自分の口から直接言えないから」と言われ、総理補佐官から獣医学部設置の特例について文科省が早く対応するよう要請されている。

こちらは「総理は直接、私に指示できなかったんじゃないですか? お友達の案件だから指示できないんでしょ?直接指示がなかったことにして、周りから指示をしたんじゃないですか?」と問いたいのです。

安倍晋三さんには、前川喜平という名前を一切つかってほしくないですね。》


試験に例えたら...

前川さんは事務次官時代にあった官邸からの働きかけ、愛媛県文書、これまでの国会答弁を踏まえて、問題の本質をこう表現する。

《加計学園だけが、募集前から試験問題を入手して、難しいから答えが出さないところに、内閣府が助け舟をだして答案の書き方を指導している。

愛媛県文書にある安倍さんと加計さんが会食した際にでたという、下村文科大臣(当時)の課題。柳瀬さんはこれの回答が、国家戦略特区の提案書が答えになると言っているわけです。

柳瀬さんのアドバイスは極めて的確ですよね。加計学園だけが問題もわかっている、答えも内閣府の助言でわかっている。ここまでひどい事例はないと思います。

国家戦略特区は「成長戦略」なんです。加計学園の獣医学部新設が本当に成長につながるのか。あなたにだけ答えを教えますという選考で本当にいいのか。

ここまで証拠があって、どうして柳瀬さんは解せない答弁を繰り返したのか......。解せないですよね。柳瀬さんの答弁は何から何まで不自然です。

秘書官が総理に報告しなかったなんて、ありえないですよ。総理の名代が官邸の中で「腹心の友」の加計学園関係者に会ったのに、総理に一言も報告しないなんてありえない。》

「私は憲法に従っている」

「ありえない」を繰り返し、批判の矛先は安倍首相にむかう。

《愛媛県知事が「嘘は人を巻き込む」と言ってます。最初に嘘をついたのは安倍さんではないでしょうか?

加計学園ありきは非常にはっきりしてきた。私は加計ありきはどこから始まっているかはわからなかった。それが、愛媛県文書と柳瀬答弁で相当明らかになった。》

「一官僚のくせに総理を批判していいのか」――。前川さんにはそんな批判も届く。それをどう捉えていのか。

《私が従っているのは憲法です。憲法15条には「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない」と書いてある。

「全体の奉仕者である」で止めてもいいのに、「一部の奉仕者ではない」とわざわざ強調している。

獣医学部の規制緩和も、国家戦略特区も公正公平に審査されたらいい。この問題は「総理のお友達」という「一部」に公務員が奉仕していることがおかしいと私は言っているんです。

官僚は全体の奉仕者で国民に雇われている存在なんです。そこを忘れてはいけない。》

前川さんはインタビュー中に安倍首相、柳瀬氏の答弁が「おかしい」と繰り返し、その根拠も語った。

加計学園問題はまだまだ収束していない。


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# by daisukepro | 2018-05-21 11:58 | モリカケ事件 総理大臣の犯罪 

米軍縮施設で核兵器製造 核安全保障局が計画


 【ワシントン共同】米核安全保障局(NNSA)は20日までに、南部サウスカロライナ州のサバンナリバー核施設で、核弾頭の中枢部分「プルトニウム・ピット」を製造する計画を明らかにした。施設では核軍縮で不要になった核兵器のプルトニウムを処分する工場を建てていたが、遅れとコストの増大で頓挫。政府は造りかけの工場の利用法を検討していた。実現には時間がかかるが、一転して兵器工場への転換が現実味を帯びてきた。

 トランプ米政権は、核兵器の役割低減を目指したオバマ前政権の政策を覆す方針で、核軍縮の停滞が懸念される。



 建設が頓挫したサバンナリバー核施設のMOX燃料工場。一転して核兵器製造に使う計画が浮上(核監視団体サバンナリバー・サイト・ウオッチ提供・共同)

 建設が頓挫したサバンナリバー核施設のMOX燃料工場。一転して核兵器製造に使う計画が浮上(核監視団体サバンナリバー・サイト・ウオッチ提供・共同)


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# by daisukepro | 2018-05-21 02:03 | 核兵器廃絶