【ロサンゼルス共同】メキシコ・ユカタン半島の地下で18日までに、全長347キロの水中洞窟が見つかった。世界最大規模の水中洞窟とされ、謎に包まれた古代マヤ文明の解明につながるか期待される。地下水メカニズムを調べているチームが発表した。
現場はメキシコ湾とカリブ海に突き出たユカタン半島のトゥルム遺跡近く。石灰岩地帯のユカタン半島は雨水などが地中に流れ込むことから、地下に大規模な鍾乳洞が形成されていることが知られ、調査と保存が続いている。
発表によると、これまでに見つかっていた約263キロの洞窟と、今回調べていた洞窟がつながっていたことが判明した。