23日午後8時ごろ、沖縄県渡名喜村・渡名喜島の村営ヘリポートで米軍の普天間飛行場(同県宜野湾市)所属のAH1攻撃ヘリコプターが不時着した。乗員2人にけがはないという。県内での米軍ヘリの不時着は今年に入って3回目。
日本政府関係者によると、米軍は「警告灯が点灯し、予防着陸をした」と日本側に伝えた。
県警によると、油圧系統に不具合が生じた。県によると、周辺への被害情報は入っていないという。県警などが詳しい状況を調べている。
渡名喜村のホームページによると、渡名喜島は那覇市の北西約58キロに位置し、外周約12・5キロ。昨年12月末現在、村の人口は378人。