日本列島は25日も高気圧に覆われ、西日本を中心に気温が上がる見込みだ。西日本豪雨の被災者は疲れがたまり、環境の変化で熱中症になるリスクが高まっているとして、気象庁は体調管理や小まめな水分補給などの対策を呼び掛けている。
東京都監察医務院によると、東京23区内では7月に入ってから22日までに熱中症で40~90代の男女52人が死亡。1日の死者数は17日から増加傾向を示し、最も多い18日と19日にはそれぞれ9人が亡くなった。死者のうち60代以上は84・6%を占めた。昨年7月の1カ月間の死者は25人だった。