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海外米兵3分の1 日本の基地に集中 沖縄・渡久地県議質問 知事も「異常だ」 面積は韓国の1.5倍

海外米兵3分の1 日本の基地に集中

沖縄・渡久地県議質問 知事も「異常だ」

面積は韓国の1.5倍

 沖縄県議会で11日、日本共産党の渡久地修県議が一般質問に立ち、世界的には米軍の海外基地は大幅な縮減傾向にもかかわらず、在日米軍基地の現状は逆行していることを取り上げ、玉城デニー県政の認識を問いました。


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(写真)世界の米軍基地の縮減傾向をパネルで示しながら県の見解を問う渡久地県議(右)=11日、沖縄県議会

 池田竹州知事公室長は、米国防総省「基地構造報告」から、沖縄の県土面積は韓国の国土面積の44分の1なのに対し、沖縄の米軍基地面積は、韓国の米軍基地総面積の「約1・5倍」と答弁しました。

 さらに、米国外の米軍駐留人数全体は、2008年の36万4028人から16万3135人(今年3月)と減りましたが、日本の駐留人数は4万2496人から5万5026人と増加。米国外の米軍駐留人数で日本が占める割合が11・7%から33・7%と約3倍になったとしました。

 また、県側の答弁によると、世界各地にある米軍基地の全体数は07年と昨年を比べて761から514、ドイツにある米軍基地は268から194、イタリアは83から44と大幅に減っていますが、日本は124から121で、わずか3減です。

 渡久地氏が「沖縄は世界一基地が集中している」と述べて見解を問うと、デニー知事は「数字を見ると確かに異常だという認識になる」と答えました。

 渡久地氏は、日本政府が約束した普天間基地の運用停止を米側に交渉しないため、沖縄県から米側に運用停止の実行を正式通知すべきだと提案。デニー知事は「しっかりと検討したい」と述べました。



by daisukepro | 2018-12-13 13:40 | 米軍基地


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