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首相「先送りできず」 辺野古新基地 玉城氏は工事中止要

 安倍晋三首相は二十五日、沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡る県民投票で、埋め立て反対が七割超となった結果に関し、米軍普天間飛行場の固定化を避ける必要があるとして「(移設を)これ以上、先送りできない」と、基地建設を進める考えを示した。玉城(たまき)デニー知事は同日未明、「埋め立てを決して認めないという県民の断固たる民意を真正面から受け止め、工事を中止するよう強く求める」と記者団に語った。政府への対抗策の検討を進めていく。 (関口克己、島袋良太)

 首相は県民投票の結果について「真摯(しんし)に受け止め、これからも基地負担軽減に向けて全力で取り組む」と首相官邸で記者団に説明。沖縄県側に対しては「長年にわたって対話を重ねてきたが、これからもご理解をいただけるように対話を続けたい」と語った。

 岩屋毅防衛相は国会内で記者団に「工事は進めたい」と明言した。

 玉城氏は県庁で記者団に、「辺野古埋め立てに絞った県民の民意が明確に示されたのは初めてであり、極めて重要な意義がある。新基地建設阻止に改めて全身全霊をささげることを誓う」と工事中止に全力を尽くす考えを表明。同日午前の県議会では、政府に対し「普天間飛行場の一日も早い閉鎖・返還への根本的な問題解決に向け、県が再三求めた対話に改めて応じていただきたい」と語った。

 玉城氏は週内にも上京して、首相に計画見直しを求める方向で調整に入った。菅義偉官房長官は、玉城氏から要請があれば首相との会談を調整する考えを示した。

 沖縄県は今後、辺野古埋め立て承認撤回の効力停止の取り消しを求めて訴訟を起こす方針。埋め立て海域の一部にある軟弱地盤について、政府は地盤改良工事を行うため、県に設計変更の許可を求める必要があるが、県は認めない構えだ。

(東京新聞)

県民投票で埋め立て拒否の結果が出た翌日も、抗議する人たちのそばを通り米軍キャンプ・シュワブに向かう工事車両=25日午前9時51分、沖縄県名護市で(嶋邦夫撮影)

県民投票で埋め立て拒否の結果が出た翌日も、抗議する人たちのそばを通り米軍キャンプ・シュワブに向かう工事車両=25日午前9時51分、沖縄県名護市で(嶋邦夫撮影)




by daisukepro | 2019-02-25 18:47 | 沖縄


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