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忠清南道の唐津郵便局所属の40代のKさん  19日朝、自宅で死亡した状態で見つかる   

忠清南道の唐津郵便局所属の40代のKさん 19日朝、自宅で死亡した状態で見つかる  
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今年だけで9人目の集配員の死亡 労組「配達量は増えたのに人員が補充されない」集配員増員を要求する郵政労組 //ハンギョレ新聞社 忠清南道唐津市(タンジンシ)の唐津郵便局の集配労働者のKさん(49)が19日午前、自宅の浴室で死亡した状態で発見された。集配員の死亡は、今年に入って9人目だ。警察がKさんの死亡原因を調べているなか、韓国労働組合総連盟(韓国労総)全国郵政労働組合(郵政労組)は、過労死の可能性を提起している。郵政事業本部と郵政労組は死亡事故調査委員会を共同で立ち上げ、事故の経緯を調査することにした。 Kさんはこの日朝、何の連絡もなしに出勤しなかったため自宅を訪ねた同僚によって発見された。Kさんの家族は大田(テジョン)に住み、Kさんだけが職場のある唐津に部屋を借りて暮らしていた。まだ正確な死因は究明されておらず、20日午前、国立科学捜査研究院で解剖を実施する予定だ。 これについて郵政労組側は、「今回の死亡事故は予見された人災であり他殺だ。郵政事業本部と政府は、これまで郵政労組が主張した『重労働過労で死にかけている集配員を復活させるためには人員を増員しなければならない」という正当な要求を無視してきた」とし、過労死の可能性を提起した。キム・インテ郵政労組広報局長は「Kさんは今年3月に健康検診を受けたが、何の異常もなく、持病もなかったという。唐津地域が最近かなり開発され、人口も増え配達量も増えたが、人員を補充することもできず、大変な地域に挙げられていた」と語った。 郵政事業本部側は「集配員の安全管理推進と労働時間短縮の努力にもかかわらず、残念な死亡事故が発生して申し訳ない」とし、「郵政労組と共同で構成することにした死亡事故調査委で一点の疑惑もないように事故の経緯を綿密に調べる。正確な事実確認が必要な場合、特別監査を実施し、今後このような事故が再び発生しないよう特段の対策を講じる」と明らかにした。 集配労働者は土曜日の配達などによって労働時間が非常に長い。郵政事業本部の労使と民間専門家で構成された「集配員の労働条件改善企画推進団」は昨年10月、集配員の年間労働時間が一般労働者よりも87日も多いと明らかにしている。これによって推進団は2020年までに集配員二千人を増員するよう勧告した。それに先立った昨年5月には、郵政事業本部の労使が土曜の配達の廃止に合意もした。しかし、勧告と合意はきちんと履行されなかった。 4月から進めてきた団体交渉も順調ではなく、郵政労組は11日、中央労働委員会に争議調整を申請した状態だ。「完全な週5日制」と人材増員を要求している郵政労組は24日、争議行為賛否投票をして、可決されれば来月9日に全面ストライキに突入する計画だ。チョ・ヘジョン、パク・テウ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
by daisukepro | 2019-06-23 06:32 | 労働運動


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