今年、始めて映画をみた。アメリカ映画「スタンドアップ」、イギリス映画「プライドと偏見」の2本、イギリス映画はジェーン・オースティン原作の映画化、
深い緑に包まれたイギリスの田園風景を舞台に18世紀末の恋愛劇が展開する。
前半眠気を我慢するとオースティンの作劇術にかかって、俳優の演技が輝いてくる。やはり、一筋。監督ジョー・ライト 主演キーラ・ナイトレイ
「スタンドアップ」。原題は「NORTH COUNTRY」。監督ニキ・カーロン
アメリカの北部ミネソタ、炭坑の町が舞台、そこでセクハラと闘った女性たちの物語。実話である。シャーリーズ・セロンが熱演、最後まで緊張して見ることが出来る。フランシス・マクドーマンドをはじめ脇役がすばらしい。
客が入る映画ではないが、アメリカ社会を理解するためには必見の映画だろう。久しぶりに丸の内ルーブルでみたが、サロンパスルーブルと館名変更になっていた。有楽座も東宝本社の立て直しでマリオンの向かい側に移転していた。
(蛇足)、東急レクリエーションが丸の内ルーブルの命名権を久光製薬に売却したのでサロンパスの冠がついた。既存館生き残り策のアイディアーだというお寒いお話。