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BLT問題「ホリエモン+ウノエモン=沖縄」


来年4月、携帯電話向けの地上デジタル放送「ワンセグ」が始まる。ソフトバンクがボーダーフォン日本法人を1兆7500億円で買収して、この市場に参入してくる。携帯を使ったインターネットサービスをめぐる市場争奪戦は激しさを増すだろう。USENが始めたパソコンテレビは無料配信するソフトの獲得に四苦八苦していたが、これからは携帯でどこでも地上デジタル放送を無料で見ることが出来るようになる。GYAOはどうなるだろうか。

途中降雨で中断があったが韓国戦がやっと終わったので、書きかけの続きを始めよう。

BLT問題は例のガセメールの一件がマッチポンプとなり、闇の構造が深い霧に包まれようとしている。野口さんの死因について衆議院予算委員会の議事録の隅をつつこうと思っていたが、「スーパーモーニング」がUSENのライブドアー買収をとりあげていたので話題を変更する。宇野登場と野口事件は無関係でもなさそうなので、、、、、。
さて、スーパーモーニングにはIT問題の専門家と云う紹介で宇野シンパの吉田元電通社員、佐々木と云う得体の知れないジャーナリストが出席していた。そして、新進気鋭の起業家のごとく宇野社長を持ち上げる。まだ、ホリエモン問題の本質が見えてこないのに、性懲りもなく、次なるホリエモン作りに加担してどうするのか。「同好会」の視点からみるとホリエモンもウノエモンも同じ穴のムジナに見える。
この買収劇の思惑は何かということが共通の関心事だ。なにしろ死に体の企業を個人で借金までして、95億円をポンと投げ出し企業を買収しようと云うのだから、なんで?というのが同好会員をはじめ一般人の素朴な疑問だ。知っての通り、USENは高金利の莫大な借金を抱えている。8月の連結決算でも税引後の利益は227億円の赤字の会社である。買収先のライブドアーは粉飾決算、株式分割、マネーロンダリング、その他、悪事のし放題。フジテレビを始め、数十万人の個人株主と従業員を騙し、犠牲にした挙句の果て、経営者たちは塀の中に転げ落ちた。しかも、上場廃止が決まり、損害を受けた株主たちは賠償を請求するだろう。こんな状態の会社の買収資金に95億円も出す金融機関は一体どんなところだろう。
「この二人は共通する点があるが、ホリエモンは途中からマネーゲームに走り、宇野さんは企業ゲームを続けている」などと解説するアナリストもでてくる。
一世風靡した東映時代劇ではあるまいし、脂ぎって醜いからホリエモンが悪玉で、イケメン、腰が低いからウノエモンが善玉とは限らない。ホリエモンは「起業家になって儲けたら何をやってもいいんですよ」という価値観の持ち主、その前に「儲けるためには何をやってもいい」「目的のためには手段を選ばず」と云うのが二人の共通点だ。二人は親密なのだ。

共通点といえばこんなキーワードだってある。「沖縄」!
皆さん、自民党はこのどさくさにまぎれて今国会で観光基本法の改正を成立させようとしていることをご存知ですか。この法改正を前提に自民党観光特別委員会は「カジノ設置に関するプロジェクトチーム」を立ち上げ活動を始めている。「沖縄」はカジノ候補地の目玉だ。ホリエモンは例の自家用ジェット機を使ってしばしば「沖縄」を訪問している。観光のためではない。ウノエモンもなぜか住民票を沖縄に移して2億円以上の税金を沖縄でおさめている。ホリエ、ウノエの両エモンは非常に密接な関係にあると云われている。単にIT企業の兄弟分と云うだけではなさそうだ。単なるうわさ話だといいのだが。「沖縄」で野口さんが亡くなられたという重い事実は沖縄県警、公安長官、刑事局長も隠せない。野口さんが沖縄で接触した人物を割り出すことが事件解明の鍵を握っていると思うのだが、なぜか、権力機関の口は堅い。
虚業が虚業を買収しても、ゼロに整数をいくらかけてもゼロにしかならない。
「企業の先行きは不透明」と云うのが大方の見方だろう。
by daisukepro | 2006-03-19 19:03


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