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続・幻視「あかがね御殿」

裏路地の怪人
続・幻視「あかがね御殿」

地下鉄丸の内線茗荷谷駅から徒歩3分、教育の森公園入り口沿いの湯立坂を少し下ったところに「銅御殿」はひっそりと建っている。
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大正4年(1915年)に建造されたそうですが、90年経ったいまもしっかりと建っている。この二階建ての異様な建築物は屋根と壁が銅で造られている。近隣では銅御殿と呼ばれ、重要文化財に指定された。
壁が銅で葺いてあるのは今で云うサイデリンですかね。これを建造した人は磯野さんと云う人ですがどんな人物だろうか。写真があれば顔が見たいね。
ところが、野村不動産がこの銅御殿のすぐ横に地上14階建てのマンションを建設しようとしている。 マンション敷地の境界線と銅御殿は、最も近い場所で数mしかない。 建物や景観への影響を懸念する声があがり、地元住民らも見直しを求めて建設反対の署名運動を始めた。一度失われた歴史的建造物や景観は戻らない。野村不動産は住民の反対を無視して、着工を始めている。銅御殿の運命は「風前の灯」なのだ。

現在の管理は大谷美術館、4月7日、8日、21日、22日の金、土の2日間、14時と16時の2回内部を公開している。見たければ往復はがきで申し込みが必要。住所は〒114−0024北区西ヶ原1−27−39旧古河庭園内銅御殿係   電話3910−8440
by daisukepro | 2006-03-29 14:58 | 裏路地の怪人


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