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石原特攻映画で暴言超特急 のど元を過ぎれば熱さを忘れる

石原特攻映画で暴言超特急 のど元を過ぎれば熱さを忘れる

 選挙前は借りてきた猫のようなしおらしい顔を見せていた石原慎太郎、当選した途端、もとの暴言おじさんにリバウンドした。
共産党議員控え室に就任挨拶にきた石原、「借りは返すからな」。
いつ暴力団と杯をかわしたのだろうか。

 先週のサンプロに石原慎太郎が登場、山本晋也のインタビューを受けていた。話題は例の特攻映画だ。「あれは反戦映画ですね」と晋也、それには答えず慎太郎「トメさんに国民栄誉賞をやるべきだと言ったが、にべもなく宮澤喜一に断られた」、「特攻で死んでいった青年は愛する人のために死んだんだ。天皇のためじゃない」、トメさんは石原映画のモデルになった女性である。
これが文学者を自称するひとの言葉ですかね。
 出演していたコメンテーターの一人が思わず「それを言うなら、四人に一人、10万人が地上戦で亡くなられた沖縄の人にあげろ」と叫んだ。
 
石原特攻映画は5月12日に封切られる。井筒監督の「パッチギ2」は19日に封切りだ。若い人はどちらに軍配を上げるだろうか。

 このところ特攻映画試写会がやたらと行われている。
挨拶に立った石原は宮澤喜一元総理を「のたれ死にしている」と罵ったのだ。
「おれは明日の命がない青年に尽くしたトメさんは国民栄誉賞に値すると当時の総理大臣宮澤喜一に言ったが、けんもほろろに拒否した。おれはこんな政治家は野たれ死すると思ったが、見なさい宮澤喜一はいま、野たれ死してる。特攻隊の罰があったのだ」
「死にたくない、死にたくない、なんで俺が選ばれたのかわからない」と死んでいった特攻兵の罰が当たるのは石原慎太郎と思うのだが
 余命幾ばくもない宮澤喜一さんの言葉を忘れない。
「戦争は勝っても負けてもやらない方がいいですよ」。まるでスターウオーズのヨーダのようだ。
by daisukepro | 2007-04-28 20:58 | 映画


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