人気ブログランキング |

カテゴリ:冤罪( 4 )

三鷹事件の再審 早く 「語り継ぐ会」 東京高裁に署名提出

三鷹事件の再審 早く

「語り継ぐ会」 東京高裁に署名提出

写真

(写真)三鷹事件の再審開始を求め宣伝する支援者ら=8日、東京高裁前

 「三鷹事件の真相を究明し、語り継ぐ会」は8日、戦後鉄道三大事件の一つである三鷹事件で、未提出証拠を開示し、再審開始を決定するよう求める1955人分の署名を東京高等裁判所に提出しました。提出した署名総数は約1万5000人に上りました。

 1949年に東京・三鷹駅(旧国鉄)で「無人電車」が暴走し、6人が死亡し、20人が負傷した三鷹事件。アメリカの占領下で「共産党の犯行」というデマが流され、国鉄労働組合員10人が起訴されました。東京地裁は竹内景助さんの単独犯行と認定。竹内さんは55年に死刑が確定するも、67年に病死するまで再審を請求していました。2011年に遺族が第2次となる再審を申請。現在、東京高裁で係属中です。

 署名提出前、同会は東京高裁前で宣伝。吉村勝雄・事務局長らは、有罪判決の柱となった竹内さんの「自白」は、今日の刑事司法の事実認定基準からは程遠く、「竹内さんの無罪は明らかだ」と訴えました。結論に向けた動きが進んでおり「事件は重大局面を迎えています。一日も早い再審開始を」として支援を求めました。

 同会は24日、再審開始の実現を求める総会を東京・武蔵野市で開く予定です。



by daisukepro | 2018-11-09 17:03 | 冤罪

戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員) 栃木女児殺害事件と一木弁護士 18/08/04 明日へのうたより転載

戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)

栃木女児殺害事件と一木弁護士 18/08/04

明日へのうたより転載

 「栃木女児殺害2審も無期」「『録画で認定1審違法』東京高裁」(4日付『毎日』1面)「無期判決弁護団『不当』」「手紙の評価疑問視」(同第2社会面)。05年12月に発生した事件。捜査が難航し、懸賞金つきで情報提供を呼びかける。9年後の14年6月に「犯人」逮捕。取り調べでは犯行を自白したが、裁判では無罪を主張。宇都宮地裁の一審で無期懲役。今回東京高裁でも判決は踏襲された。

 足利事件で再審無罪になった菅谷利和さん、布川事件の桜井昌司さんも「この事件は冤罪なんですよ。なんでこんなことが繰り返されるのか」と怒っている。おれも冤罪だと思う。状況証拠だけで無期懲役なんて酷すぎる。それはそれとしておれがこのブログで書きたいのは、関連はするが別の話だ。

 この判決を報じた『毎日』記事に「判決後、記者会見する」弁護団の写真が載っている。なんか見覚えのある顔だ。主任弁護人の一木明弁護士。そうだあの一木先生ではないか。1983年だからもう35年前になる。栃木県の地方紙『下野新聞』争議で最初から最後までお世話になった。

 下野新聞は毎日新聞の系列、経営者が毎日から派遣される。中には点数稼ぎにあくどいことをする奴がいて、賃金をけちるために組合を弾圧した。協約破棄に端を発し、団交拒否、組合幹部配転と攻撃を強めてとうとう労働争議になった。当時おれは新聞労連法対部長で争議指導の責任者だった。

 組合は一連の攻撃を不当労働行為だとして栃木県労働委員会に申し立てた。その組合側代理人を引き受けてくれたのが一木明弁護士。当時まだ独身で真面目一辺倒、ち密な法廷戦術を立てて組合側にいい加減な対応を許さない。一方酒は嫌いな方ではなく、対策会議が終わると宇都宮の繁華街によく飲みに出かけた。打ち合わせのため上京すると新聞労連書記局のある水道橋界隈でも一緒に飲んだ。

 下野新聞争議は2年間たたかって、配転撤回、協約復活、会社陳謝などを盛り込んだ労働委員会の和解が成立し完全勝利した。毎日本体から送り込まれた労務屋は更迭され、組合幹部は全員元の職場に戻った。市内のホテルで開かれた闘争勝利パーティで一木先生は最高の笑顔を見せていた。

 あれから35年、新聞で見る一木弁護士は髪に白いものが目立ち、顔だちも年相応に変わっている。しかし眼鏡の奥の鋭いまなざし、正義を主張する厳しい表情は昔と変わらない。最高裁での逆転を陰ながら応援したい。



検事「女の子に声を掛けて、何がしたかった」

 被告「ふー、ふー。これは後で」

 《場面が切り替わる》

 検事「アパートに行くまで何をしゃべった。(被告は無言)どこに行くか聞かれたか」

 被告「した。ふー、ふー。病院」

 検事「何で病院と言った。母親が大変で病院ということにしたのか」

 被告「うん」

 検事「女の子は君の事を信じていたか」

 被告「分からない」

 《場面が切り替わる》

 検事「車をどこに止めた」

 被告「アパート」

 検事「(女の子が)『病院じゃないじゃん』とか言わなかったか」

 被告「分かんない」

 検事「部屋に入った?(被告がうなずく)どうやって部屋に連れていった」

 被告「はー、ふー。(顔を手で覆う)途中の詳細は後でお願いします」

 検事「お姉さんに言ったら詳細をしゃべるんだな」

 被告「うん。早く、言って、本当に早く言いたい」

 検事「やってないということはないんだな。一言でいい」

 被告「はー、ふー。それも後にして」

 検事「そこも駄目なの。火曜は殺したって言っていたじゃん」

 被告「本当に覚えていない」

 検事「刺した包丁はどこ」

 被告「やま」

 検事「山? どこの山」

 被告「はーはー。あー、これも後でお願いします」

 検事「何で言えない」

 被告「重い、重い」

 検事「帰る時に車の中から捨てた? 山に」

 被告「うん、うん」

 検事「帰るってどこから」

 被告「あー、あー、茨城」

 検事「茨城の山に女の子の遺体を捨ててからか」

 被告「帰り道に…」

 検事「帰り道。女の子を捨てた場所とナイフを捨てた場所は近いか」

 被告「分かんない。帰り道に迷子になったから」

 《2月25日の取り調べ》

 検事「新しい気持ちで話してな。吉田有希ちゃんを殺したよね?」(被告は深呼吸を繰り返す)

 被告「昨日、姉と話せていろいろと心のつかえが取れて…。(深呼吸)それでその後すぐ弁護士が会いに来た。やっと弁護士にちゃんと話せた感じだった」

 検事「君さ、被害者のこと考えてる?(被告がうなずく)自分のことと被害者とどっちが大事だ」(被告は無言。このようなやり取りが続く)

 検事「遺族も君に一番話してほしいんだよ」

 被告「はい」

 検事「不利益におとしめようとか、そんなことないの。今、話してほしいわけよ。ずっと話さないつもりか。まぁ、いつまでも悪夢を見続けろって話だけど」

 被告「あぁー…」

 検事「いつまでも遺族とかいろんな人間に恨まれ続けて生きていけばいいよ」

 被告「もう無理、もう無理、もう無理ーっ」(何回も叫ぶ。泣き叫んで腰縄で結ばれた椅子ごと立ち上がり、検事の後ろの窓に突進。取り押さえられる。画面から消えても3分ほど泣き声が続いた)

 《2月27日の取り調べ》

 検事「今日も吉田有希ちゃんの事件について聴きますから。黙秘権はあります。任意の取り調べで録音・録画してます。こないだ火曜夜は…(25日に突然、窓に突進したことについて)」

 被告「すいません」

 検事「どうしたんだ。(被告の答え、聞き取れず)別にいいよ。つらかったんだろ」

 被告「うん」

 検事「どんな気分になっちゃったの」

 被告「飛び降りたら楽だなあって」

 検事「自殺しようとしたの。(被告は首かしげる)この間、姉と会ったら話すって言っていたのに、火曜は言わないって…。信じてたのに。葛藤もあってパニクったんじゃないの。(被告は首かしげ、うなずく)何で後ろじゃなくて窓に…」

 被告「何か(後ろに)壁があったから」

 《場面が切り替わる》

 検事「逃げたい自分がいるのか。(被告は何度も首かしげ)あれか、黙っていれば処罰されないんじゃないかみたいな一筋の希望を見出したのか」

 被告「弁護士…。弁護士と話せば話しているほど言えなくなってきて…」

 検事「自分どうなるか怖くなっちゃったの。それはみんな怖いんだよ。でも段階を踏むわけ。凶悪犯罪した人も被害者や遺族を思って話してるわけよ。話さない人もいるけどさ」

 被告「話さない…、ずっと話さないつもりはない。自分でも耐えられないと思っている。ずっと話さないのは無理」

 検事「じゃあ、今話せばって言ったら、こないだ、お姉ちゃんと会った後って言ってたけど」

 被告「姉と話した後、弁護士が来た。それで弁護士にはちゃんと話せるようになったんだよね。話し始めたらもうどんどん姉と会った直後に全部飛んじゃって…」

 検事「先週はさ、しゃべっていたじゃない。しゃべっていたところ録音・録画してたし、君は真っ白で覚えてないって言うけど、調書もあるんだよ。それ以外にも君が犯人と思う証拠あるんだけど。今さらしゃべんなくなっちゃうのはみっともないと思うの」

 被告「いくら刑事に言われて、いくら思い出そうしても全然…」

 検事「覚えてないの。パニクった?」

 被告「いや、もう、どうしたのか全然覚えてない。思い出すように何回も言われたけど…」


 
 


by daisukepro | 2018-08-10 20:57 | 冤罪

東京高裁(大島隆明裁判長)は十一日、再審開始を認めた静岡地裁の決定を取り消し、請求を棄却する決定を出した。弁護団は決定を不服として最高裁に特別抗告する。

一九六六年に清水市(現静岡市清水区)で一家四人が殺害された強盗殺人事件で死刑が確定し、静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(82)=浜松市中区=の第二次再審請求即時抗告審で、東京高裁(大島隆明裁判長)は十一日、再審開始を認めた静岡地裁の決定を取り消し、請求を棄却する決定を出した。弁護団は決定を不服として最高裁に特別抗告する。

 袴田さんの釈放の根拠となった地裁決定が破棄されたが、年齢や健康状態を踏まえ、当面は再収監しない。

 死刑囚の再審開始決定が取り消されたのは、免田事件(後に再審無罪確定)、名張毒ぶどう酒事件(第十次再審請求が審理中)に続き三例目。

 二〇〇八年四月に始まった第二次再審請求審では、確定判決で犯行着衣とされた「五点の衣類」が袴田さんのものかどうかが争われた。

 静岡地裁は一四年、衣類のうち白半袖シャツ右肩の血痕のDNA型を「袴田さんのものではない」とした本田克也・筑波大教授のDNA型鑑定の有効性を認め、再審開始と釈放を決めたが、検察側は反発。即時抗告審では、主に本田教授の鑑定の検証に約四年が費やされた。

<旧清水市一家四人強殺事件> 1966年6月30日未明、清水市のみそ製造会社専務宅から出火し、焼け跡から一家4人の他殺体が見つかった。県警は同年8月、強盗殺人容疑などで元プロボクサーで住み込み従業員の袴田さんを逮捕した。袴田さんは公判で関与を否定したが、80年に最高裁で死刑が確定。翌年から始まった第1次再審請求審では、最高裁が2008年に特別抗告を棄却した。だが、同年4月に姉秀子さん(85)が申し立てた第2次再審請求審で、静岡地裁が14年3月に再審開始と釈放を決定した。

(東京新聞)


by daisukepro | 2018-06-11 18:42 | 冤罪

冤罪防止・被害回復へ 再審法改正を要求

冤罪防止・被害回復へ

再審法改正を要求

弁護士ら 国会内集会開く

写真

(写真)刑事再審法改正を訴える冤罪(えんざい)被害者=27日、東京都千代田区

 冤罪(えんざい)の再発防止や被害回復のために刑事再審法の改正を目指す集会が27日、国会内で開かれました。冤罪被害者や弁護士らが報告し、再審における全面的な証拠開示や請求権者の拡大などの必要性を訴えました。主催は全国刑事再審弁護団・支援団体連絡会(世話人・八尋光秀弁護士)です。

 足利事件で冤罪被害を受けた菅家利和さんは、取り調べで警察官から殴るなどの暴行や暴言を受けたことを紹介し、「(取り調べの)全面可視化を絶対やってもらいたい」と強調。「冤罪は元から断たないといけない」と訴えました。

 飯塚事件弁護団代表の徳田靖之弁護士は、不利な証拠を隠した検察官に対して制裁を科す規定や再審請求における証人尋問などで請求当事者が傍聴する権利を明記した規定などがないことを挙げ「再審法制は欠陥法といってよい」と指摘。「再審法の改正を実現しないことには、再審制度の明日の扉をこじあけることはできない」と述べました。

 日本共産党の仁比聡平参院議員が出席しました。安倍政権が強行した秘密保護法や共謀罪法を挙げ、冤罪被害をなくす法整備が「改革の名の下で逆流している」と指摘し「再審法の改正を掲げての国会内外の運動を大きくする必要がある」と述べました。立憲民主党、社民党の議員らが参加しました。



by daisukepro | 2018-02-28 15:43 | 冤罪